仮面ライダーW 第11話感想




 亜樹子ちゃんが風邪をひいてしまったようです。
フィリップも翔太郎も亜樹子ちゃんを心配しますが
くしゃみが飛んできた為、翔太郎はうつると言って嫌がります。

「うつる訳無いでしょ、馬鹿は風邪ひかないんだから!」と反論する亜樹子ちゃん。
翔太郎は人を馬鹿と言う奴は馬鹿だと言い返し
フィリップはどうして馬鹿が風邪をひかないのか検索を開始。

検索する前に亜樹子ちゃんや翔太郎に聞いてみたらどうでしょう。


その時電話がかかり、亜樹子ちゃんが走って取りに行きます。
亜樹子ちゃん早く寝てください。

翔太郎が慌てて受話器を取り上げて応対すると
依頼の電話らしく、命を狙われているので助けて欲しいとの事です。

警察で相手にしない事件を専門に扱っているとして
この事務所に依頼したそうです。

そう言えば前のペット探しも
警察が相手にしなさそうな事件です。
大抵の探偵は警察が相手にしない事件を扱っているような気がして来ました。



 夜間に翔太郎はバイクで依頼人に会いに行きます。
依頼人は遅いと文句を言いますが
すぐに不審車に追突されます。

車は依頼者をすり抜けますが
依頼人は赤や緑に発光。
クリスマス電飾の一種では無かったようで
依頼人はダウン。

前回の依頼人を守るとかの話の後で
いきなり死んでるっぽいです。

それにしても、命を狙われている依頼人が
何故歩いて移動していたのでしょうか。

相手が車で轢いてくるなら
尚更自分も車で動くべきでした。



 翔太郎は警察の取調室で若い刑事の尋問を受けています。
翔太郎は交通事故を目撃したと話していますが
刑事に拠れば被害者は車に轢かれた跡が無いそうです。

そこに若くない刑事が来て
翔太郎にカツ丼を勧めたため
若い刑事が「朝からやってるかなあ」と言いながら
それを買いに走ります。

朝からカツ丼食べるのもどうかと思います。

若い刑事が席を外すと、
若くない刑事は翔太郎に検視報告を見せ
被害者がウイルスに感染して死んだと教えます。


取調べを受けた翔太郎は
むしろ情報を得た形で返されました。

翔太郎もウイルスに感染したかとか
調べたりしないのでしょうか。


そして警察のロビーでは亜樹子ちゃんが鼻をかみながら
翔太郎を待っていました。
翔太郎の身元引き受けに来たようです。

ところで若い刑事、カツ丼買いに行ったままですか。
ご愁傷様です。


依頼人が死んだ事で
事件から手を引くしかないと話す亜樹子ちゃんですが
翔太郎は黙って引き下がれない、車が泣いていたとして
調査を続けるようです。

亜樹子ちゃんは翔太郎に風邪をうつしたのかと言って
翔太郎の発言を茶化しています。


亜樹子ちゃんが風邪を押して外出している間
フィリップは事務所で馬鹿が風邪をひかない理由を調べていました。

亜樹子ちゃんの為に風邪を治す方法を検索してあげて欲しいです。



 霧彦さんは他のセールスマンを呼び出し
そのセールスマンが売ったバイラスのメモリが
1つ無駄になった情報が入ったとして
責任を取ってもらうと言って変身しそうな感じになります。

セールスマンはバイラスのメモリに特殊な事が起きていると言って
弁解をしています。

ところでメモリ無駄にしたら多分処刑って
弁償じゃ駄目なのでしょうか。
それともセールスマンの給料が凄い安くて
弁償無理なのでしょうか。



 翔太郎は風邪をひいている亜樹子ちゃんを連れたまま
情報屋に話を聞きに行っています。

翔太郎が万札を出した所で
亜樹子ちゃんが札を取り上げ
依頼人も居ないのに経費を使うなと注意。

いろんな意味で亜樹子ちゃんは先に事務所に帰して休ませた方が良いです。

情報屋はまだ謝礼を貰っていないですが
被害者が有名なストリートギャングの1人だと話します。
そのギャングのリーダーの父親は
財界の大物と裏で繋がっていて
「そっち系の組織」に武器を横流ししている噂があるそうです。

横流しされたのでなく、する方ですか。
かなり影響力のありそうなギャングです。
被害者は「そっち系の組織」に助けを求めても良かったかも知れません。



 翔太郎は風邪をひいている亜樹子ちゃんを連れたまま
ギャングが集まっている店に行き
ギャングのリーダーに
被害者をやった車について質問。
ギャングの仲間が何か知っていそうでしたが
リーダーがその仲間を蹴ったりして口止めをしています。

そしてリーダーは翔太郎に拳銃を向けて脅し
退去を命じます。

亜樹子ちゃんはキャーキャー騒ぎながらも
むしろ銃に近付く感じで翔太郎を引っ張りに行き
店から出ます。

亜樹子ちゃん風邪なのに大声出して
悪化しないか心配です。


そしてギャングの子分らが店から出て
車の確認に行ったため
翔太郎は彼らを尾行するとして
亜樹子ちゃんに店に留まり
リーダーが出てくるか見張るよう指示。

今回の翔太郎は
おやっさんの娘を守る気があまりないみたいです。



 外に出た子分は早速1人車に突っ込まれてダウン。
翔太郎はフィリップに呼びかけ変身しようとしますが
フィリップは検索の結果を語るのに夢中で
なかなか状況に気付いてくれません。

翔太郎の方にも車が来ましたが
ボンネットから屋根に上ってしがみついて回避。

検索の過程で「馬鹿は何故高い所が好き」との疑問を持ったフィリップは
翔太郎が「落ちるー!」と叫ぶと
「もしかして今高い所に?」と喜び出します。

翔太郎は運転席を確認し
車からノーダメージで振り落とされた後、
バットショットを飛ばして運転手を撮影させます。

そしてフィリップもやっと変身に応じて
Wとして車の前に登場。

手下に逃げるように声を掛けた所で
霧彦さんが登場し攻撃をしてきます。
「あのドーパントは私にとって貴重なサンプルだ。邪魔しないで貰おう。」
とか言っています。

どうやらメモリを売ったセールスマンの弁解が
割と通用しているっぽいです。
それでセールスマンが生き延びたかどうかは不明ですが。


そして子分は建物を出て広い道路を逃走。
すると車が建物から飛び出して子分を追いかけます。

子分が車道を走って逃げたため
車は楽々子分をすり抜けていきました。

ところで子分は車道でダウンしているのですが
他の車が轢いちゃいませんか。



 一方、ダブルの方は分裂キックを出しますが
霧彦さんがマフラーみたいなので
分かれているWをむしろ1つにまとめて
叩き落していました。

真っ二つにしたいとか言っていた気がしましたが
自主的に二つになると、逆に1つに戻したくなるみたいです。


外を走り去る車を見て失敗を悟るW。
「ガイアメモリの想定外の特性。これは間違いなく私にとってのチャンスだ。」と
多分独り言を言って霧彦さんも去りました。

霧彦さん、そのうちうっかり機密を漏らしそうですので
無駄口は止めた方が良いかも知れません。



 事務所ではフィリップがホワイトボードに事件の情報を書き出し、
車に乗っていた人物を特定しています。
その人物の姉は一週間前にひき逃げ事故に遭っており
犯人はギャング達らしいです。


車の人物は犯人らの顔を覚えていたそうですが
警察が証拠不十分で逮捕できなかったそうです。

しかし拳銃とか持っていた人達ですので
少し調べれば別件逮捕もできたと思いますが
財界の大物の兼ね合いで駄目だったのでしょう。

ちなみに車の人物の姉は今も意識不明だそうです。


何故かガードレールに座っている車の人物に
翔太郎が近付き、
君のお姉さんはそんな事望んじゃいないとして
復讐をやめるよう説得をします。

ところでガードレールって薄いですが
座り心地はどうなのでしょう。


車の人物はギャングが笑いながら逃げて行ったのを思い出し
翔太郎の話を聞き入れず逃走しますが
その前に犯行を否定しないのでしょうか。

丁度来たバスに走って乗ろうとする車の人物。
降りてきた人とぶつかりますが、どうも相手が知り合いらしく
「湯島さん助けて!」と言ってバスに飛び乗ります。

知り合いは轢き逃げ犯の仲間だと思って
翔太郎を取り押さえます。

結局誤解は解けたようで、
知り合いの人物と世間話している翔太郎。

知り合いの人物は画家だそうで
売れない貧乏画家だと謙遜していますが
たまに女子高で美術を教えたりしているそうで
完全勝ち組です。

この画家は轢かれた人の婚約者だそうです。
画家が言うには、車の人物と姉は小さい頃に両親を亡くしているので
たった一人の肉親を轢いた犯人を憎むのは当然だそうです。

翔太郎が画家と分かれた所で
亜樹子ちゃんから連絡が入ります。

亜樹子ちゃんは言いつけ通り
ギャングのリーダーを見張っていたというか
尾行していたようです。

リーダーは倉庫みたいな場所で機関銃を構えて
車を待ち構えていました。

亜樹子ちゃんは物陰に潜んでいますが
くしゃみでもしたら相手に気付かれそうです。


そこに車が登場。
リーダーは銃を乱射し
車も被弾していますが特に問題なく動きました。

中の運転手も生きているようです。
防弾ガラスでしょうか。


亜樹子ちゃんの連絡を受けて現場に向かう翔太郎。
翔太郎はフィリップに呼びかけますが
フィリップはリーダーが救う価値があるのかと疑問を口にします。
フィリップは車の人物に復讐させてあげても構わないと考えています。

翔太郎もフィリップの考えに理解を示しますが
人間の屑でもこの町の人間なので殺させる訳には行かないと説明。
それに復讐では悲しみは消えないとの事です。

しかし悪い上に警察に捕まらない人を助けると
また悪さしかねませんので
少し融通を利かせたいです。



 倉庫ではリーダーが
自分の周りをぐるぐる回る車に対して
自分は悪くない、轢かれた方が悪いと主張していました。

余計轢きたくなる命乞いも珍しいです。

リーダーは尻餅をつき、そろそろ轢かれそうでしたが
そこにWがバイクでジャンプしながら現われ
車のフロントガラスに一回着地してから
リーダーの横を通って停止。

機関銃で撃たれても大丈夫だったフロントガラスが
バイクの着地で割れています。
バイクの攻撃力が思ったより高いようです。


どうして邪魔をするんだと叫ぶ車の人物。
Wは車の人物の気持ちは分かるが、だからこそやらせる訳には行かないと言います。

すると車のターゲットがWに変更。

Wはサイクロンメタルになり、
向かってくる車の側面にバイクで体当たりして横転させます。

その隙にリーダーが逃走しますが
車の人物は目を光らせて「逃がすものかー」と叫び
体から緑色の人型の光を出して
それに車を持ち上げさせ
再度車を走らせます。

しかし今度はリボルギャリーが車に体当たり。

何度もぶつかっている車ですが
エアバッグは付いていないらしく
まだ視界がありWの方に向かってきます。


リボルギャリーでバイクの後ろを付け替え
ハードタービュラーにしているWですが
車の上に緑色の人型の光が現われているのを見て
あの状態になった時、すり抜けた相手をウイルスに感染させると
翔太郎側が警戒しています。

するとフィリップ側は馬鹿は風邪をひかないと発言し
バイクを車に向けて発進させます。

フィリップはヒートのメモリを使い
Wをヒートメタルにし
棒を発火させて敵に突撃。

フィリップは怪人を形成するのがウイルスなら熱に弱いと考えたそうです。


倉庫からリーダーが出て来て大喜びし
亜樹子ちゃんが便所スリッパで制裁してからWの元へ行き
「結局何とか守っちゃったね。」と声を掛けます。

そしてWは倒れている車の人物の傍に行きますが
フィリップ側がガイアメモリが無い事に気付きます。

怪人は別にいたという事で
車の人物が車の中とは言え
生身でライダーから結構攻撃食らってたようです。

こちらもしばらく意識不明になりかねない気がします。

倉庫の外壁に現われた怪人を見て驚くWと亜樹子ちゃん。
亜樹子ちゃんが風邪を治す機会を失っている気がしつつ
次回に続きます。