仮面ライダーW 第1話感想




 もうすぐテレビが映らなくなるそうですので
ライダーのレビューはこのシリーズが最後になる気がします。


どこかの建物の吹き抜けみたいな場所で
帽子を被った人物が
何故かライトアップされている人物に手を差しだしています。

帽子の人物は同伴の人物から「おやっさん」と呼ばれているようです。

2人がライトアップされている人物を連れて移動していると
ヘリコプターが建物に向かってライトを当て
警報が鳴り響きます。


そしておやっさんは謎の集団から撃たれ、
つばの破れた帽子を同伴の人物に渡してダウン。

さらに建物の床が盛り上がって破れ、
赤い女怪人が飛び出し、
光の玉を投げつけてきます。

逃げようとする同伴の人物ですが
ビルの外からはヘリが機銃掃射してきます。


弾に当たらないように隠れている同伴の人物とライトアップされていた人物。
ライトアップされていた人物はケースを開けて見せて
「悪魔と相乗りする勇気あるかな?」と同伴の人物に言います。

2人はケースの中身の部品を出して腹に差し
仮面ライダーWに変身。
Wは周辺に風を起こしたようで
ヘリは墜落、撃ってきた人達も大変な感じになり
女怪人が退避したぐらいの時にビルに爆発発生。

中間部のフロアが爆発したビルを取り壊す場合
上の方とかどうやって解体するのか
少し気になります。



 一年後にメモを片手に風都という地域に訪れる少女。

風都は街中の至る所に風車が設置されています。
ガードとか無いので、子供が指を突っ込んで怪我したり
鳩とかが激突してミンチになったりしていそうです。

建物の前で立ち止まる少女。
そこにバイクが止まり、多分冒頭に出ていた乗っていた人がヘルメットを外して帽子を被り、
「うちに用か」と声をかけます。

この人物は主人公の1人の翔太郎という人で、
ハードボイルドにこだわる探偵という設定みたいです。

そして訪れた少女は「権利書」を見せ、
翔太郎に建物から立ち退くよう言います。

半年ぐらい猶予は無いのでしょうか法律的に。

ところで話を聞いて飲み物を噴き出すのも
ハードボイルドの一環でしょうか。
何歳ですか。


少女はこの建物の大家だそうで
若く見えますが二十歳だそうです。
そして鳴海亜樹子という名を聞いて
翔太郎は冒頭の「おやっさん」の娘だと気付きます。

「おやっさんなら当分戻らねえ。」と
壁に掛けられたツバの破れた帽子の前に移動してコメントする翔太郎。

おやっさんは一年前の事件で撃たれて普通に死んだか
行方不明ぐらいにはなっているようです。


そんな取り込み中に来客があります。
仕事の依頼に来た事務職っぽい女性は
翔太郎の小学校時代の同級生らしいです。

そう言う訳で依頼客を見て驚く翔太郎ですが
探偵屋さんは予約とかしないで行く店なのでしょうか。
使った事が無いので仕組みが分かりません。

事務職っぽい女性は
一週間前から行方不明の彼氏を探して欲しいと依頼。

ところで事務職っぽい女性は
会社の制服っぽい衣装なのですが
昼休みか何かを利用して来ていますか。

ご飯食べる時間が確保できるか心配です。



 外で自分に良いながら聞き込みをしている翔太郎に
尾行してきた亜樹子ちゃんは
大きな鞄から便所スリッパを出して頭を引っぱたいて
突っ込んだりしてきます。

亜樹子ちゃんは翔太郎の審査をしたいみたいですが
行方不明の捜査にも興味を持っている様子です。

進捗を聞かれた翔太郎は
ターゲットについて分かった事を報告。
何でも会社をリストラされたらしく、それが原因だろうという事です。

写真を見る限り若そうな人ですがリストラ対象ですか。
まあ35以上だと再就職が難しくなるようですから
その辺を配慮したのでしょう。

報告を終えてから亜樹子ちゃんが上から目線なのに気付き疑問を口にする翔太郎。
すると亜樹子ちゃんは権利書を出して優位である事を見せ付けます。
亜樹子ちゃん荷物持ちすぎです。


そんな中、救急車やパトカーが近くに集まってきます。
トンネル内で火災が発生している模様で、
路上に停止した一般車両から降りてきた人達が
騒ぎながらウロウロしています。

翔太郎と亜樹子ちゃんは
警察官に見つからないようにトンネル内に潜入。
するとトンネルの先の大きな建物が煙を出しながら
20度ぐらい傾いていました。

建物が行方不明の人の昔の勤め先だと気付く翔太郎。
そこに若い刑事が怒りながら登場。
どうやら翔太郎は事件現場によく来るらしく
若い刑事はそれを嫌がっているみたいです。

そこに若くない刑事が来て
翔太郎を建物の壊れた原因のポイントに案内。
土台の鉄骨が溶けないとこんな事にはならないそうで
翔太郎は「ドーパントか」とコメント。

刑事によると似た事件が頻発しているそうで
何か分かったら連絡するよう言って資料を預けてきます。

若くない刑事は毎度事件を嗅ぎ付けてくる翔太郎を誉めますが
刑事も配布用の資料を用意しているあたり
勘が良いです。


資料の封筒を開けた翔太郎は
中の写真を確認。
今迄の事件が全て行方不明の人の勤め先の支店だそうで
「やれやれ、人探しのはずがドーパントに突き当たっちまうとはな。
 こいつはまた俺達の出番っていう」
と格好つけながら言っている翔太郎を
すかさず亜樹子ちゃんが便所スリッパでひっぱたき
「ドーパント」に関する説明を要求。


丁度良いタイミングで翔太郎の携帯に連絡が入り
「俺だよフィリップ」と言って電話に出る翔太郎。
どうやらライトアップされていた人物はフィリップと呼ばれているようで
送られた画像の調査を担当しているようです。

翔太郎は「ガイアメモリ」の正体を検索するようフィリップに依頼。
しかしすぐに依頼を撤去、目の前に怪人が出て
正体が分かったみたいです。

ガイアメモリの正体はマグマだそうで、
翔太郎が亜樹子ちゃんに走るよう言った直後に
怪人は炎を噴き出して来ます。

翔太郎は亜樹子ちゃんを抱えて
ブレスレットから出るワイヤーで
建造物からぶら下がって上方向に逃げたみたいです。

亜樹子ちゃんは荷物持ちなので
思った以上の重量があった事でしょう。

そして亜樹子ちゃんは野郎にしがみついている姿勢が嫌だったみたいで
走ってどっか行きます。
翔太郎は呼び止めようとしますが、ワイヤーがうまく外れずヨーヨー状態になり解散って感じです。
怪人は特に追いかけて来ないようですが
どうも場所が車道っぽいので普通に車が来たら撥ねられる気がします。



 「園咲」の表札のついた屋敷の部屋に
頭にお団子2つ作った女性が入ってくると
先に部屋に居た女性が「遅刻者は首よ若菜。私の会社なら。」と注意。

ミスに対してペナルティが大きすぎです。
理由も聞かずに一発で解雇したら
労基署からマークされませんか。

若菜と呼ばれたお団子頭の女性は
また舌打ちをして渋滞だったと文句を言い始めます。


部屋に居た男性はビルが溶けて人が死ぬのは
この町ではよくある事だと笑い、
「我々の仕事のせいだがね」と言いながら
猫にフォークで餌を与えています。

皆さんお食事会みたいですが、猫を膝の上に置いておくとか
ちょっとペットとの接触が濃厚すぎです。
感染症など注意してください。

「あれはマグマメモリでしょう、一体誰が売ったのかしら。」と怒っている若菜。
男性は販売の業績の良い若者が居るとコメント。
すると大人っぽい女性が「お父様」と発言。
「何だね冴子」
「実は私」と言って冴子と呼ばれた大人っぽい女性は
ガイアメモリを出して腹に刺し
「結婚したい人が見つかったの。」
と赤い怪人に変身しながら発言。

変身する意味が分かりません。
もしかしたら怪人態の頭の部分に
スルメの足みたいなのが沢山刺さっているので
お食事会で振舞うのかも知れません。



 亜樹子ちゃんは翔太郎に対してかなり嫌に思ったようで
絶対立ち退かせるといって室内の物をダンボールに移しています。
1人でダンボールを運び出す亜樹子ちゃん、引越し業者雇いません。
普段大きな荷物を持っているので力持ちなのでしょう。

その時、室内のドアの向こうから物音が聞こえたため、ドアを開けて様子を見る亜樹子ちゃん。
結構広くて薄暗い部屋の中では
フィリップが本を片手に壁だかホワイトボードだかに色々書き込んでいます。
フィリップは亜樹子ちゃんに気付き「早く大阪とか言う街に帰るんだね。」と邪魔扱い開始。

フィリップの口ぶりから「大阪」を知らないと判断した亜樹子ちゃんは
たこ焼きが有名などと教えてきます。

戻って来た翔太郎は
全力でたこ焼きに付いて調べているフィリップを見て
事件が追えないとして亜樹子ちゃんに注意。

荷物が動いている事とかは
特にスルーしているようです。



 フィリップの調査が停滞したため
翔太郎は亜樹子ちゃんにドーパントの説明をしています。
この街に人を超人に変える「ガイアメモリ」がばら撒かれており、
その超人がドーパントなのだそうです。

次の日ぐらいにたこ焼きに付いて全て調べ終えたフィリップ。
恐らく徹夜です。
意外と体力あるようです。

そしてやっと翔太郎の依頼する内容を調べるフィリップ。
フィリップは幽体離脱みたいな感じで
書架の並んだ空間に行き、翔太郎の指示した内容を記された書籍を絞り込んでいきます。

検索の結果、次に襲われるポイントが判明。
出動する翔太郎を見て、亜樹子ちゃんはフィリップに「行かないの」と質問。
フィリップは動く様子を見せませんが、2人で1人の探偵だとして行くと言っています。


検索の結果の場所に到着する翔太郎。
犯行時間は特に検索していませんが
ちょうど行方不明の人が居るのを見かけ声をかけます。

行方不明の人は「お前も此処の社員か、ならば燃えろ」と言って
左腕にメモリをブッ刺し怪人になります。

夏場は良いのですが、冬場に厚着していたら
袖をまくるのに苦労しそうです。
毎回別の場所にブッ刺すパターンがいいです。

帽子に付いた火を払いながら
翔太郎は赤いバックルのついたベルトを腹に巻き
部屋で控えているフィリップと同時にメモリを刺します。

2人合わせてWに変身する訳ですが
離れてても問題ないようで
揃わないと変身出来ないとかの事態にはならなさそうです。

ちなみにフィリップはメモリを刺すとその場に倒れてしまい
亜樹子ちゃんが驚いています。

そしてサイクロンとジョーカーのメモリの刺さったWの周辺には
強風が起きているようです。

火達磨の怪人も風に当たっている感じで
延焼が怖いです。

「さあお前の罪を数えろ。」と言いながら
猛烈に蹴ってくるW。

ヘタに数えると舌噛みそうですので
Wの指示に従ったら駄目です。

火の玉を飛ばして反撃してくる怪人を見て
フィリップ側がメモリをルナに変更。
Wの右半身が黄色くなり
手や足がニュルッと伸びるようになり
火の玉を弾いたり、少し離れた間合いからキックを相手に当てたり出来るようになります。

CGなので予算がないと使えないフォームな感じです。

そして最初のサイクロンジョーカーの形態に戻り
風を巻き起こしながら
飛び上がって怪人にキック。

キックを出したWの体は縦に切れて
左右に分かれて敵に向かって落ちて行きます。

体の重さも半分になりそうで
一発あたりのキックの威力が下がりそうなのですが
恐らく見た目のインパクトで
怪人をショック死させるのが狙いなのでしょう。


怪人は爆発し、人間の姿に戻りガイアメモリは割れてしまいます。
後は警察だなとコメントするW。
Wが依頼者に何と言えばよいか困っていると
地面から怪物が出てきて、行方不明の人を銜えて
尻尾か何かでWを叩いて転がして逃走。

Wが携帯のボタンを押すと
フィリップと亜樹子ちゃんの居る部屋が
どうもよく分からない車両の中に格納され
しかもその車両が発進してしまいます。


とりあえずフィリップは
座席に付いてシートベルトつけてから
変身した方が良いような気がしながら次回に続きます。