侍戦隊シンケンジャー 第30話感想




 私立校に教育実習生および生徒として通いだすブルーとイエロー。
ブルーは半分近くの生徒が覇気が無いとして異常である事を確認。
担任の教師に大人しい子ばかりだと話を振るブルー。
担任に拠れば前はうるさいクラスだったのが最近急に静かになったのだそうです。

しかし担任は仕事がやり易くなったとして
問題視していません。

伝染病とか疑わないのでしょうか。


シンケンジャー達は前に出動した時に
一般市民が逃げる中、
此処の私立校の生徒達だけがボケッと突っ立ったままなのを不審に思い
ブルーをイエローを学校に送り込んで調査をする事にしたようです。

屋敷で2人を心配しているグリーンに
金はダイゴヨウも付けたと言って心配しないように言っています。

前回家出したばかりのロボを頼りにするのもどうかと思います。

実際ダイゴヨウはジッとしていられず、
イエローの鞄から顔を出したため
ダイゴヨウを注意したイエローが今度は先生から私語を注意されたりしていました。

あと、ブルーも授業中に掃除用具入れとか調査して怒られたりしています。

イエローの隣の席の生徒が
ダイゴヨウを見て何か聞いてきます。

とっさに弁当箱だと回答するイエロー。
寿司の臭いも付いてますし妥当な誤魔化し方でしょう。

隣の席の生徒はイエローに
他の生徒のリアクションが少なくて驚いたでしょうと声を掛けてきます。
生徒も周囲の様子が異常に思えているようです。

ところで、先生は私語の注意を諦めていますか。



 屋敷に戻り、手がかりが掴めなかった事を報告しているブルーとイエロー。
グリーンやピンクは怪人が人間に化けたり服に取り付いたりしているのではないかと
前に戦った敵を思い出して言ってます。

次の日に学校に行くと、更に多くの生徒が無気力状態に。
そして歴史の先生が放送で音楽を流しているのを知り
ブルーは音で生徒を操っているのではないかと疑います。

放送室に乗り込み、人が居ないのを見て「勘付かれたか」「外道衆の好きにさせるか」とか言いながら音楽を止めるブルー。

ブルーの台詞が放送されちゃったら
かなり気まずいですが
大丈夫だったでしょうか。

その直後に無気力状態になっている歴史の先生を見かけて
犯人ではないと気付きます。

あと、廊下をダッシュしたブルーですが
怒りそうな先生が大人しくなってて良かったです。


次に担任の先生の授業が眠いという話をトイレで聞いて
何故かトイレットペーパーを持ちながら
催眠術を使っていると考え教室に乗り込むブルーですが
担任の先生も無気力状態になっていました。

ところでブルー、急いで個室から出ましたが
ちゃんと拭けてますか。



 怪人が服に取り付いている事を考えて
他の生徒の背中を擦って回るイエロー。

結構無差別に擦ったため、意識のある生徒に当たって驚かれたりしています。
ところでこれ確かにブルーがやったら
ポリスに連れて行かれるのでイエローにしか出来ない仕事です。

そして隣の席の子も擦ってしまい驚かれたりしています。
慌てて「可愛いなこの服、何処で買ったん?」と誤魔化すイエローですが
制服だと突っ込まれました。

しかし隣の席の子はイエローの行動を「変なの」で済まして
ノートを貸してあげると言って来ます。
転校して来たばかりだからとイエローを気遣っているようです。

そう言えばイエローはシンケンジャー入る前は
竹細工職人とかでしたが
授業には付いて行けているのでしょうか。

イエローと隣の席の子が教室に入ると
既に着席している生徒達は全員無気力状態になっていました。

しかし出席率が高いのは凄いです。


イエローの隣の席の子はクラスで唯一無事なため
怪人だと考えるブルー。
イエローはブルーの考えを否定している様子です。

ブルーは他の先生を次から次へと疑って全部外していますから
疑われた事で逆に安全圏な気もします。


一方、屋敷に残っていたメンバーもブルーらを心配して
学校の門の外に集まってきています。

グリーンは学生服を引っ張り出してきて
自分も潜入しようとしています。

金も同じような事を考えていたようですが
学生帽に学ランに下駄履きで葉っぱ咥えてます。

金は借金生活で高校とか通えなかったのでしょう。
学ランは親御さんの持ち物かも知れません。



 イエローの隣の席の子も結局無気力状態になっており
ブルーはイエローに謝罪をしています。
しかしイエローは隣の席の子を追いかけていれば敵から守れたかもしれないとして
後悔しているようです。

そしてイエローは隣の席の子の腕に
糸のような物が巻きついているのに気付きます。

他の生徒にも同じように糸が付いており
不審に思う一同。
ダイゴヨウが教室内を照射すると
何か糸の束のような物が見えます。
ブルーがシンケンマルで糸を斬ろうとしますが斬れないようで驚いています。


ダイゴヨウを光らせながら糸の先を辿るブルーとイエロー。
移動しながらブルーはレッドに連絡を入れます。
他のメンバーは金を止めるので手一杯なようで
最初にレッドに連絡したのは良い勘です。

敵は美術室の胸像に隠れていたか化けていたかしていたようで
ブルーがシンケンマルを胸像に投げつけると、胸像が爆発して後ろから怪人が現われました。

石膏みたいな物の破片が散らばりましたが
どなたが掃除をされるのでしょうか。


姿を現した怪人は何故か作戦の内容を紹介しだします。
此処の人間を操って戦わせ、「人が人の命を奪い合う地獄」作りをしたかったみたいです。
学校より自衛隊とか米軍とかの基地でやれば凄い事が出来たと思います。

ブルーとイエローが変身すると
怪人は校舎の外に飛び出していきます。
しかし2人は怪人を追い、
連絡を受けて来たレッド達も合流。

追い詰められたかに見えた怪人ですが、
生徒達を召還し盾にします。
レッドと金が彼らを飛び越えて怪人に近づこうとしますが
生徒達も超ジャンプして邪魔をします。

そこでイエローは地面に「穴」と書き、
地下を通った抜け道を作成。
ブルーがそこを通って怪人の背後に移動し
何故かインロウマルでパワーアップして怪人に攻撃。

怪人が爆発した為、生徒らに付いた糸も消滅し
皆正気に戻ります。


そして怪人が巨大化し、シンケンジャー達も折神を出してきます。
まずはイカダイカイオーが完成し、
次にシンケンオーが出そうでしたが、
イエローがダイゴヨウも巨大化させてやると
獅子折神にぶつかってしまい、
更に他の折神がダイゴヨウの手足になってしまいます。

レッドが余って不満そうです。

敵はダイゴヨウが十手を投げつけて成敗。

獅子折神は結局最後までエンブレム状態のまま
その辺をクルクル飛んでおり
レッドのモチベーションの下がり具合が伺えます。


余るのと提灯の手足にされるのとでは
どちらがマシなのか良く分からないまま
次回に続きます。