侍戦隊シンケンジャー 第12話感想




 レッドは周りが自分の盾になりがちな事を気にして家を出たようです。
考え事をしていたレッドですが
横断歩道を渡る途中で信号が変わってしまい、
前後を車がビュンビュン走っている状態になります。

ここでうっかり撥ねられたら終了です。
あと、歩行者側が進行無視をしていても
いざ撥ねたら車の責任がやたら重いので注意した方が良いです。


爺はレッドがプレッシャーを感じているのを察しつつ
探しに行かないと決めています。

ショドウフォンに通信を入れるか
矢文の一本でも飛ばせば
連絡は取れますし問題ないのでしょう。



 敵の船の中では前回の怪人が幹部達とのトークの中で
「半分人間のはぐれ者」が邪魔をしたと負けの理由を説明。

ハーフと言う事でしょうか。
女性だけ人間タイプとか、人間態があるとかの逃げ道が無さそうな怪人と結婚した人間は
何のマニアですか。

もしまた妨害されたら仕事を下りると言う怪人。
横で寝ながら話を聞いていたリーダー格の幹部は
怪人の持っていた盃を横取りしながら
はぐれ者の幹部に対して「させるかよ」とか言って怒っていました。

起き抜けに人の飲んでいる酒にまで手を出すあたり
かなり中毒が進んでいると思われます。



 屋敷では爺がレッドの外出を気分転換と説明したため
グリーンが「少しは落ち込んでいるのかと思ったら」と
レッドを批難するような事をボヤきます。

ピンクは「気分転換」と「落ち込んでいる」が同じ意味かもよと
グリーンに声を掛けます。

ピンクは殿の立場をシミュレーションしてみたようで
家臣を捨ててでも自分が生き残らなくてはいけない上に
レッドが殿を辞められない立場にある事をグリーンに説明し
逃げたくなる事に対し理解を示します。


そのレッドですが、外で落ち込んでいたら
近くに幼稚園児が座って泣いているのに気付き
園児をなぐさめようとします。

ちなみに近くでは幼稚園児や保母さんの一団が遊んでいます。
保母さん、預かっている園児から目を離していますか。
知らない人が話しかけたりしていますので注意してください。

レッドはショドウフォンで紙を作り出し、
飛行機を折って飛ばして見せます。
市販玩具とか出しません。
スポンサーの商品には適当な物が無かったのでしょうか。

喜んで紙飛行機を追いかけようとする園児をレッドは呼び止め
「ここ、どこかな」と質問。

そこに保母さんが来て園児にどうしたのかと質問。
保母さんこそ園児一人見落としてて
職務的にどうしたって感じです。



 はぐれ者の幹部は戦闘員やリーダー格の幹部からの襲撃を受けていましたが
川に落ちて離脱に成功。
職歴が物を言ったようです。

今度から襲撃する前に予め
川に地引網でも仕掛けておくと良いと思います。



 レッドは園児に紙飛行機の飛ばし方を教えていました。
他の園児達も紙飛行機で遊びだしています。

かなりの密度で紙飛行機が飛んでいますので
誰かの目に当たって訴訟とかに発展しないよう注意が必要です。
あと後片付けを忘れないようお願いします。


保母さんは園児が楽しげにしている様子を見て
レッドに感謝しています。
園児は怪人に父親を殺害されて元気を無くしていたそうです。

知らない人に園児の個人情報とかバンバン与えないでください。


場所を教えてもらって帰ろうとしているレッドですが
その辺のビルとかが爆破されているのが目に入ります。

そう言えばレッドは敵にマークされていましたが
敵はレッドの位置は把握していないようで
派手に破壊活動をしておびき出す作戦だったようです。

レッドは家出中で
センサーの鈴とか使っても
本来なら気が付かない状態でしたので
敵の怪人は運が良いです。

怪人はレッドが怯えて出て来ない事を懸念していると
園児が怪人の足を掴んで退くように言ってきます。
怪人に踏まれている紙飛行機を回収したいみたいです。

レッドを怯えさせるどころか
未就学児にすら恐れられていません。
これは怪人的にショッキングな出来事です。

幼児に向かって武器を振り下ろそうとする怪人。
普通に蹴っただけで殺せそうな物ですが
あまりの事に動揺しているのかも知れません。


しかしレッドが園児を拾って保母さんに渡して
一般市民達を非難させました。

レッドの接近に気付かなかったあたり
怪人は相当来ているようですが
レッドに「餓鬼どもの心配をしている余裕はあるまい」と声を掛けています。

「そうであって欲しい」と言う願望が透けて見えます。

更に悪い事にレッドは変身せず戦闘員と戦ったりしだします。

そして駆けつけた仲間のシンケンジャー達も
包帯して怪我をアピールしつつ
変身しないで戦って見せます。

しかも家臣達は戦いながらレッドに声を掛け
忠義みたいなのをアピールする余裕まで見せます。

皆の呼びかけを聞いて
子供のころに父親が紙飛行機を飛ばして見せながら
当主の責任を負い続けるように言っていた事を思い出すレッド。

なんかやる気が出てきたみたいで
一同はやっと変身。

ちなみに敵は行儀よく変身を見守っています。

変身したシンケンジャーは
全員でシンケンマルを振って五重の太刀とか言う技で
戦闘員達を瞬殺。

怪人に対しても普通に斬って行き、
敵が必殺技を出しそうになると
レッドが皆に敵の技のパターンを説明しておいて
上手く攻撃をしのがせ
その間にレッドが大筒を構えて
怪人をぶっ飛ばしました。

ちなみに怪人は建物の柱をかなり道連れにして飛んでいきましたが
天井が落ちてきたりとかはしませんでした。



 そして敵は巨大化し、戦闘員も空を飛ぶ巨大なのが複数やってきます。
シンケンオーでは対処できず、撤退案やダイテンクウで先に戦闘員を倒す案が出ますが
ブルーはダイテンクウをシンケンオーに合体する事を提案します。

そしてブルーは皆にプレゼン資料を配布。
寝込みながら作成したのでしょうか。

ブルーのアイデア通りテンクウシンケンオーが出来上がりました。
ちなみに追加の折神が単独でシンケンオーに合体する場合は
頭にばかり乗っかりましたが
流石に3体とも頭の上に乗せる訳には行かないようで
胸部や背中も部品が増えていく感じになっています。


レッドは「初めてお前に感心したぞ」とブルーを誉めます。
ブルーは通常状態より具合悪い時の方が良い仕事するみたいです。

背中パーツの増えているテンクウシンケンオーは
空を飛び回りながら戦闘員を斬り落として行きます。

ビームが出そうなパーツが多いのですが
一切使いません。


怪人に対しても天空唐竹割りという技で
斬り殺して終了。

ちなみに先程レッドが助けた園児は
戦闘が終わってからレッドの所に来て
お礼を言って今後の抱負を語るとか
そう言うの全然無しで
保母さんはかなり念入りに子供達を避難させたようです。



 家に帰ったレッドを大喜びで迎える爺。

屋敷には鯉幟が飾ってあり、
爺は端午の節句の馳走や菖蒲湯を用意してあると言って
皆を労います。


端午の節句で祝うターゲットが
何歳までなのか気になりながら
次回に続きます。