第33話


 魔法部屋でアルバムを引っ張り出して見ているレッド。
横から門の鍵の女性が覗き込み、パパを優しそうだと感心しています。
そう言えば門の鍵の女性はパパについて当初「厳しい人」という認識でしたので
意外に思えるのでしょう。

それにしても末っ子のレッドがこれだけ沢山写真とって貰っててアルバムに整理されているのですから
グリーンの写真とか押入れ一杯分ぐらいありそうです。

パパの事を覚えていない事を気にしているレッドに、門の鍵の女性は覚えて無くても勇気と言う絆があると言って慰めます。
レッドが門の鍵の女性や金にパパの事を聞くと、
パパが子供達の為に敵組織と戦う事を決めたと話します。
皆に出撃を反対されたパパが何と言ったかとクイズを出す門の鍵の女性。
レッド以外のマジレンジャーや草や猫の答えが外れているので、
「可能性は…」と正解を出そうとすると
「自分で作るものだ」と続けて言うレッド。

門の鍵の女性と金は正解が出るとは予想していなかったようで、
金がレッドにどうして分かったか聞いています。
ちなみに「何となく」だそうです。

パパの考えに共感した金と門の鍵の女性が敵組織との戦闘に参加、
その際、裏切り者の天空聖者も賛同者を装って参戦し、敵側に寝返ったようです。
ちなみにその頃の裏切り者は今のような釜っぽさは出しておらず、
もしかしたら敵組織の方が釜として生きやすい環境だとかで引っ越したかったのかも知れません。


 その釜なミイラっぽいのですが、基地で突然笑い出して女の子2人組をビビらせています。
何でも一番偉そうなのを復活させる案を思いついたとかで、マジレンジャー達に邪魔をされる方が好都合らしいです。
そして敵っぽい人にも仕事を振るミイラっぽいの。
魔導の力を勝手に回収した件については、なあなあで済んでいる様子です。
そして敵っぽい人はマジレンジャーの主にレッドにテレパシーを送り、
ミイラっぽいのは金と門の鍵の女性にテレパシーを送ってそれぞれ呼び出しをかけています。
ブルーは胸騒ぎがするそうですが、罠でも行くしかないと言う事で出動。

金に油断しない様に言われた為か、予め変身して現場に到着するマジレンジャー。
待ち構えていた敵っぽい人は、作戦と目的をマジレンジャー達に説明。
マジレンジャー達を基地に連れて行き、伝説の力で一番偉そうなのを復活させるのだそうです。

それを聞いて反発し、レジェンドモードになるマジレンジャー達。
前回のように全く歯が立たないとか、気がついたら圧倒的に強くなってるとかでなく
丁度良い按排に接戦しています。

一方金と門の鍵の女性は所々でワカメみたいなのが干されている砂丘っぽい世界に到着。
そこにミイラっぽいのが登場、マジレンジャーのパパが倒した怪物やら怪人を移動させてきた世界だと説明します。
そしてミイラっぽいのは昔の姿に戻って金と門の鍵の女性に謝罪をしています。
相手の油断を誘って不意打ちをするつもりだったようです。
残念ながらお釜口調がそのままだった為か相手の警戒が解けずに
攻撃を避けられてしまいます。

門の鍵の女性が変身して闘おうとしますが、今度は普通に真正面から攻撃を食らってダウン。
何故不意打ちが避けられるのに普通の攻撃をモロに食らいますか。
もしかして変身した方が動き辛いですか。

そして裏切り者の姿からミイラっぽい姿に変わった相手に対し、金も変身して対抗。
それにしても彼らは数パターンの変身をしますが、どの姿の方が強いのかイマイチ分かりません。

ミイラっぽいのは昔金とほぼ相打ちの実力でしたが、今は敵の一番偉そうなのから力を貰ってパワーアップしているようです。
方々を爆発させられて転がってしまう金。
ちなみに門の鍵の女性は最初の一撃でもう戦線離脱状態。

ミイラっぽいのはマジレンジャーのパパの「他人の為に使う魔法」について否定的な意見を述べ、
魔法は欲望を叶える為にあると言って巨大化。地上を踏みにじると宣言しています。
ところでミイラっぽいのの欲望ってやっぱり女性になることでしょうか。


 マジレンジャー達の相手をしながら、レジェンドパワーを差し出せば一番偉そうなのが闇の力を授けると交渉を持ちかける敵っぽい人。
と言う事は闇の力とやらでは一番偉そうなのを復活させられないという事でしょうか。

一方ミイラっぽいのが巨大化したのでトラベリオンを呼び出す金。
リモートライナーとか出していますが、ミイラっぽいのに杖で叩き落とされています。
反撃を食らったトラベリオンはデストラクションファイヤー逆噴射を出しますが、
そのエネルギーをミイラっぽいのに吸い取られてしまいます。

トラベリオンが消えてしまい、変身解除状態で放り出される金。
門の鍵の女性が金を心配して駆け寄ってきます。
最初からトラベリオンの力を吸収するのが目的だったミイラっぽいの。
門の鍵の女性まで呼び出した理由は不明瞭ですが、今回居ても居なくても影響無しでしたのでまあいいです。

そして命を操る魔法でかつて倒された怪人達を蘇らせ合体させます。
巨大化サイズかなと思ったら割とコンパクトに収まって人間サイズです。
ちなみに合体怪人は普通の頭の他に両肩にある顔も喋りますので
いっこく堂ゴッコとか気軽に出来そうです。

合体怪人に金と門の鍵の女性の始末を命じるミイラっぽいの。
変身していない2人は合体怪人に殴られたりで転がってしまいますが
特に致命傷では無さそうで、合体怪人の実力が良く分かりません。
あと、気付いたら2人のトドメはミイラっぽいのが引き受けていました。

合体怪人、初任務失敗ですか。


 そして合体怪人はマジレンジャー達の居る場所にワープ。
マジレンジャー達を敵と認識します。
マジレンジャーの攻撃を跳ね返し、あっという間に戦闘不能にさせる合体怪人。
敵っぽい人とは初顔合わせですが、「おい魔導騎士、連れて行くぞ。」と声を掛けています。
ミイラっぽいのから色々教わっているのなら良いのですが
瞬時に敵味方を判断しているなら相当有能です。

そしてマジレンジャー達の足元に魔導陣を浮かび上がらせ、地下に引きずり込む敵っぽい人。
魔法部屋目掛けてこの魔導陣を描いたらラクラク一網打尽な気がしますが、
草とか余計な物も基地に来てしまいそうなのでわざわざ別の場所に彼らを呼び出したのでしょう。


 敵基地に放り出されるマジレンジャー達。
変身解除状態になっており、恐らく本調子ではないようです。
そしてムカデがマジレンジャー達の手に絡みつき、鎖に変化して彼らを宙吊りにします。

ちなみに基地には戦闘員とか一杯いてマジレンジャー達の様子を声を上げながら監視していますが
敵相手なのに石とか空き缶とか投げ付けたりしないので、結構マナーがいいです。
多分サッカーの観戦とかした後、ちゃんとゴミ袋を持って掃除してから帰る人達です。

そこに帰ってくるミイラっぽいのご一行。
金や門の鍵の女性の助けを期待しているマジレンジャーに2人を葬った事を告げ、
マジレンジャーの力が一番偉そうなのを蘇らせるエネルギーになると教えてます。
一番偉そうなの、地面の穴から目を覗かせていますが、
宙吊りのピンクやブルーを下から覗いている訳で、どんな風に物が見えているか気になります。

ミイラっぽいのが呪文を唱えると、マジレンジャー達から出た各色の光が
一番偉そうなのに流れて行きます。
マジレンジャー達が苦しそうな表情を見せるのですが
今まで戦闘中にこの呪文を使わなかった理由が分かりません。
応用がきかないのでしょうかミイラっぽいの。


 光が出なくなると同時にガクっとするマジレンジャー達。
エネルギー切れの様ですが、それでもレッドは「そんな事させるもんか。」と言い出します。
既に相当エネルギーを持っていかれているような感じで、
ミイラっぽいのも「可能性はゼロ。」とか言っています。
するとレッドは「可能性が無きゃ自分で作るまでだ。」と、ノルマ的に伏線を消化しながら気合で変身。
そして今まで多分使っていない呪文を唱えて火炎放射。
敵に攻撃したついでに炎が兄弟達の鎖を解いてしまいます。
熱伝導率については鎖の素材が不明なので無視します。

ちなみにミイラっぽいのに拠ればレッドが出した技はパパの技らしいです。

レッドはそのまま一番偉そうなのに剣をブッ刺そうとしますが、
逆にビームとか食らって再度変身解除です。
レッドのビームを食らっている時間がやたら長いので心配になるマジレンジャー達。
すると敵っぽい人がレッドの名前を呼んでビームを盾で防ぎ始めます。
そして敵っぽい人が偉そうなのを剣で斬りつけるとビームが止まり、
敵っぽい人の姿がパパの天空聖者姿に変わります。

ミイラっぽいのが言ってくれなかったら、
敵っぽい人の別の姿がパパの物だとは誰も考えなかった感じです。

パパは人間態になってマジレンジャー達の方を振り向き、自分が父親であると言い出します。

ところで、ここ敵基地なのですが、人間態とかになって大丈夫なのでしょうか。

敵っぽい人にわりと好意的だった蝙蝠のような女性が
相手が子持ちナイスミドルだと知って
どう反応するか気になりながら次回に続きます。