第16話


 適当に歩いていると敵の女の子2人組に遭遇する門の鍵の女性。
門の鍵の女性は彼女達から逃れようとして何故か桟橋方面に進んでしまい、
逃げ道の確保に失敗してしまいます。
そこまで進まなくても退路が無いと気付きそうなものですが、
泳いで逃げたれとか一瞬思ってしまったのでしょうか。
まだちょっと寒いと思います。


 そこに突如レッド登場、変身していませんが蝙蝠のような女性に飛び蹴りを食らわせ、門の鍵の女性を逃がします。
それを走って追いかけようとする蝙蝠のような女性ですが、残りのマジレンジャー達が向こうからやって来たので追跡が出来なくなってしまいます。
彼らの頭上を飛んで行ったりとかはしません。

マジレンジャー達は変身し戦闘に入ります。
戦いながらですが敵に何故あの女性を襲うのかと聞くレッド。
蝙蝠のような女性は、今回追っていた女性が門の鍵であると御丁寧に答えてくれます。
相変わらず下手な草より良質の情報源です。

マジレンジャー達の相手をしている場合ではないと
ようやく飛び去って行った蝙蝠のような女性、
そのわりにちょっと付き合ってくれたのには好感が持てます。


 追われていた女性が門の鍵と知り、敵より先に探し出そうとするマジレンジャー。
そうでなくても追われてる人がいたら助けてやってください。
ブルーの占いも前回上手く行かなかった所為か使おうとせず、
皆で足で門の鍵の女性を探します。

女性を探しているところで誰かの歌に気付いて足を止めるレッド。
そこには先程の女性が気持ちよさそうに歌っている姿が。
ちょっと前まで敵に追われていたのに既にリラックス状態です、気持ちの切り替えの早い女性です。
そして屋外で空を見上げながら歌っている女性、
一般的には半径5メートルには近付けない状況ですが、
文鳥だか何だかのとにかく野性を失っていそうな小鳥達が女性の周りに群がってきています。
レッドは女性の歌を聞きながら、ママが歌っていたマジトピアの歌と同じである事に気付きます。
歌少ないですマジトピア。
オリコンとか商売にならなさそうです。


 敵基地で幹部っぽい人に怒られている蝙蝠のような女性。
門の鍵の女性を見失って帰って行ったのが敗因のようです。
幹部っぽい人は2人に分かれた蝙蝠のような女性に、今度失敗したら片方を怪物の餌にするとか言っています。
こっそり100人ぐらいに分かれて98人を何処かに隠しておけばダメージ少なくて済みそうです。

魔法部屋で箒をいじっている門の鍵の女性。
どうやらレッドは彼女を連れて来る事に成功したようです。
かなり警戒心が薄いです。
蝙蝠のような女性も「殺す」な感じで出て行かないで
普通に近付いていったら良かったかも知れません。

門の鍵の女性がマジトピアの歌を歌っていたと言うレッドの証言を聞いて
彼女がマジトピアに縁がある人だと考える草、しかし知らない人なのだそうです。
あと、暇なのか部屋の物を眺めている門の鍵の女性、埃のチェックでもしているのでしょうか。
ていうか誰か相手してやってください、家に呼び込んでおいて茶の一つも出さないのはどうかと思います。

自分達の持っている情報が少ないと感じたマジレンジャー、
グリーンが門の鍵について話を聞こうとしますが
女性はレッドの後ろに隠れてしまいます。

いきなりグリーンの濃度ではハードルが高かったようです。
そしてピンクは女性の様子を見てレッドを冷やかしています。
レッドは女性に「大丈夫だから。」と声を掛けていますが、色んな意味で安心できない状況が出来上がっています。

そして彼女は記憶喪失らしく名前すら覚えていないそうです。
所持品なども無さげで、どうやって生活していたかがかなり謎です。
しかしあれだけ小鳥が群がっていたので餌には困らなかったと思います。
レッドは女性の腕輪の鈴の音から彼女を「リン(仮)」と名づけます。

この状況で何も突っ込みを入れてこないイエローが何だか不気味です。


 敵っぽい人の所に顔を出す蝙蝠のような女性。
幹部っぽい人が変な脅しをかけてきた為、助けを求めに来たようです。
敵っぽい人は蝙蝠のような女性に「潜在能力を引き出す魔法」をかけてやります。
今迄この魔法を使わなかった理由を聞きたいですが、変な副作用とかあるのでしょうか。

マジレンジャー達は門の鍵の女性にイエローの薬を飲ませて
記憶を取り戻させようとしています。
しかし女性は薬を作っているイエローをどつき倒し、薬を作る釜を中身ごとイエローにぶちまけて逃走。
薬を加熱していなかったのは幸いでした。
釜の重さによるダメージについてはイエローは4俵の米を持ち帰ったりと
意外と力持ちみたいなので大丈夫だったのでしょう。
しかし門の鍵の女性も結構力持ちっぽいです。


 家を飛び出してしまった門の鍵の女性、ちょっと中空を睨みながらゆっくり住宅街を歩いています。
トラックとかが彼女を轢きそうになって何処を見ているんだと罵声を浴びせていますが
横断歩道前で一時停止しないトラックも凶悪です。荷物の破損率も高そうです。

門の鍵の女性を探しているレッド、どうも適当に探していたようですが標的発見。
何故か女性は建物の外階段の手すりのような所に立っており、
手を空に掲げながら歩を進めて落下します。

この分ですと蝙蝠のような女性は特に何もしなくても良かった感じがしなくも無いですが
レッドが居合わせたため落下地点にあった乗用車をマットに変えて女性を保護。
マットを乗用車に戻したかどうかは不明です。
マジレンジャーの家の近くでの路駐は危険です。


 レッドは女性を連れ戻そうと説得を試みますが、泣かれてしまい逆に自分が思い直す羽目に。
そして女性が妙に空の方を見るので、レッドは久し振りにスカイホーキーを使用し
彼女を空中散歩に連れて行きます。
スカイホーキー久し振りです、戦闘の役にはまるで立っていませんが久し振りです。

女性が見つからないので困っているレッド以外のマジレンジャー達ですが、空を飛んでいるレッドと女性を見かけて驚いています。
ところで変身しているレッドはともかく、門の鍵の女性、飛んでいる最中に大口開けているとゴミとか入ってきそうです。
そして地上に戻ってきたレッド達の元に走って寄ってくるマジレンジャー達。
スカイホーキーの飛行速度が気になります。

イエローは記憶が戻る薬を取り出し、レッドに渡します。
味は苦くないようにしといた、と言うイエロー。
味見しているのでしょうか。
ところでレッドを介して女性に薬を渡すイエロー、
口に出さずともピンクと同じ考えを持っていそうです。


 その時女性目掛けて矢が飛んできます。
それに気付いたレッドは女性を伏せさせて矢が当たらないようにします。
そして目の前10メートルほどで矢が外れた事を残念がっている敵の女の子2人組。
近いです。誰も気付かなかったのは少々問題があります。

女の子2人組は女性を引き渡すよう要求しますがマジレンジャー達に拒否されたため、
彼らに向けてバルカン砲をぶっ放します。

最初の不意打ちでこちらの武器を使っていた方が良かったと思います。

マジレンジャー達は変身し敵の攻撃に備えます。
特にレッドは地面から壁を呼び出して女性を守らせます。
兄弟は特に守りません。

そして兄弟が軒並み倒れたあたりで壁を引っ込めたレッド、
女性に逃げるよう指示して自分はジャンプして敵の女の子2人組に攻撃を仕掛けます。
しかし飛び込んでいったレッドはあっさりボウガンで迎撃されます。
その様子を物陰から見ていた門の鍵の女性ですが、少々様子がおかしくなり、先程の薬の空き瓶とかも落としてしまいます。
ていうか今迄瓶を握り締めたままなのが律儀です。


 倒れたレッドに駆け寄るマジレンジャー。
イエローがいつぞやの暁の結晶を持ち出し、敵の女の子2人組が合体した蝙蝠のような女性に打ち込みますが、
相手は既に弱点を克服しており無効。
ところでこの暁の結晶ですが、
今迄何度も試すチャンスがあったような気がしなくもないですが、
材料集めが面倒なので保留していたのでしょうか。

蝙蝠のような女性、右手にボウガンを掲げて左肩からバルカン砲をぶら下げているのですが、器用に両方を使ってマジレンジャー達を攻撃。

態勢を崩すマジレンジャー達ですが、レッドは立ち上がって矢をマジスティックソードで払いのけながら相手に接近、普通のパンチを食らわせたりします。
マジパンチとかではなかったので、蝙蝠のような女性はバルカン砲でレッドを再度攻撃。
晴れてマジレンジャーが全員立てなくなったところで、門の鍵の女性の近くまで行く蝙蝠のような女性。

門の鍵の女性は薬の効果からか動機・息切れ・しゃっくりが止まらないようで、
その場から逃げようとしません。
そしてバルカン砲の攻撃を向けられる門の鍵の女性、ただし弾の殆どは足元に当たっているようです。
ていうか無傷で済んでいます。

そして門の鍵の女性は攻撃が止んだあたりでローブのような変わった衣装に変身、
「冴える月影のエレメント、天空聖者ルナジェル!」と名乗りを上げます。

草はこの女性と面識が無いと言っていましたが、
マイナーな天空聖者だったのでしょうか。

あと、その様子は敵組織の一番偉そうなのとか敵っぽい人とかにも察知されたようです。
幹部っぽい人は何も感じていないのか、一番偉そうなのの反応を見て驚いています。
もし戦闘員レベルとかまで門の鍵の女性の覚醒に勘付いていたら
幹部っぽい人の立場がちょっと危ないです。


 蝙蝠のような女性は門の鍵の女性を再度攻撃しようとしますが、
門の鍵の女性は杖を出現させ、そこから放出する光で相手を攻撃。
復帰したマジレンジャー達がその尻馬に乗ってファイブファンタスティックキックを食らわせたため、蝙蝠のような女性は口元を押さえて気分悪そうに帰って行きました。

門の鍵の女性に駆け寄り、これからは一緒に戦おうと声をかけるレッドですが、
「あなたは魔法使いの戦士としては甘すぎる。」といきなり駄目出しをされてしまいます。

食い扶持が1人分増える可能性を考えると、安易に仲間を増やすのは確かに考えが甘いかも知れません。
それはそうと、久し振りのスカイホーキーを忘れずに持って帰るかどうかも気になりながら次回に続きます。