第2話


 敵っぽい人が巨大化+合体した為、退避しているマジレンジャー。
しかしレッドは戦闘員とか倒す感じのカジュアルさで敵っぽい人と戦おうとします。
そんなレッドをイエローは止めようとして兄弟喧嘩モード突入。
敵っぽい人はそんな2人が小煩いのが踏み潰しにかかります。

あわや敵っぽい人の足の裏が気持ちの悪い事になるという所でママ登場。
ママの放った矢のようなビームが敵っぽい人にヒットし、攻撃の手が止みます。
この敵っぽい人、前回の空き缶もそうですが明らかに効いていない攻撃でも
食らうと律儀に行動をストップして攻撃者に注意を向けてくれます。
神経質です。
もしこの人が大雑把なタイプだったらグリーンとレッドとイエローは今頃駄目でした。


 ママの魔法で一足先に退避した皆の所にワープするレッドとイエロー。
「後はお母さんに任せて、あなた達は下がってなさい。」
と言ってママは巨大化、敵っぽい人と同じぐらいの大きさになります。
どうせ魔法で大きくなれるなら、敵っぽい人の10倍ぐらいに大きくなって踏み潰したりすれば楽そうですが
スーツが白いので汚れると嫌なのでしょう。

ママは魔法で敵っぽい人を攻撃しますが、敵っぽい人の持つ盾が魔法を弾き飛ばしてしまいます。
ママの戦いを見ながらブルーは嫌な予感に取り付かれています。
ブルーは予知系の能力があるらしいので、その手の事は早めに本人に言った方が良さげです。
ママは敵っぽい人の前足で蹴られたり盾から出るビームに当たったり槍でアタックされたりして
体から火花を散らしてもんどりうっています。
敵だったら次のプロセスで大爆発している感じですが、流石に消えるだけに留まりました。

敵っぽい人は脇腹に付着した雪の結晶の一部みたいなものに気付きますが
それを鼻で笑うかのような態度をとり、帰っていってしまいました。

ところで敵っぽい人は何をしに来ていたのでしょうか。
もしかしたら他にやる事があったのかも知れませんが、
腹が冷えてトイレに行きたくなったのかも知れません。


 ママの落としていったマジスティックの周りに集まり、悲しんでいる一同。
しかしグリーンのマージフォンに敵の反応が出ます。
どうも渋谷のザ・プライムの屋上あたりに敵の女の子達が出現したようです。
確かにあの辺でしたら彼女らの扮装でも全く目立ちません。
偵察の為に来ていたらしいですが、人間が邪魔だと考えている女の子達は
「どうせだから」とやっちゃうそうです。

敵の出現に戦いに行こうとするグリーンとレッドとブルーですが、ピンクとイエローは戦える精神状態ではないようで残留。
ブルーは振る舞いがおっとりしている割に戦闘に積極的に参加するのが気になります。
戦う事に抵抗感が少ないのかも知れません。敵に回したくありません。


 さて、渋谷の雑踏を眺めていた敵の女の子達ですが、どこかのシケたオフィスやらレストランやらにいる善良そうな人達を襲撃しています。
大量殺人でしたら駅前の信号待ちの連中とかに攻撃した方が効率が良いですが
返り討ちに遭いそうなので止めたのでしょう。

現場に到着したマジレンジャーは、襲ってきたのが先程の敵っぽい人ではない事に気付きます。
女の子達が普通っぽいのでとりあえず人間かどうか確認を取り、本人達から正体について回答を得たので戦闘開始。
女の子達は蝙蝠のような女性が二つに分かれた姿だったようです。
年齢も半分ぐらいに配分されたようで、今後年を重ねるにつれ、2人の女の子も年をとっていくのか
分裂する人数がどんどん増えるのか気になります。
個人的に後者の方がいいと思います。


 家に戻っているイエローとピンク。
イエローは踏まれそうになった事を思い出してマージフォンを投げ出してしまいます。
そのマージフォンは写真立てに当たり、その写真のママが映った辺りから光が出て
階段の踊り場の壁に当たり、紋章を浮かび上がらせます。
イエローとピンクがその壁を押してみると、手が壁の中に入り、
更に壁の中で草っぽい手が彼らの手を引いて壁の向こうの部屋に引きずり込みます。

壁の中の部屋の蝋燭やシャンデリアが自動で点火し、デスク上に詰まれていた本が本棚に戻って行きます。
ここが魔法の部屋だと分かりちょっと喜んでいるピンクとイエロー。
しかし先程のお葬式ムードを取り戻すべくママの映像が出現。
「あなた達がこれを見ているという事はインフェルシアが復活したという事ね。そして恐らく、私はもうこの世にはいない。」
とママ。
ママが子供達に宛てて残したメッセージはパパが天空聖者で命懸けでインフェルシアを封印した事と、
インフェルシアと戦えるのはパパの子供らしかいないという事です。
しかし子供達に今迄知らされていたパパの死因が「南極で遭難」というのも強烈です。
普通に交通事故とか病気とかでは駄目なのでしょうか。


 蝙蝠のような女性はグリーンとブルーとレッドを持って飛んでいました。
かなり力持ちです。
そして出現した怪獣の口の中に彼らを放り込み食べさせてしまいます。
毒でもあったらどうするのでしょうか。
与えられた餌を何の疑問も持たず食べてしまう怪獣も警戒心が薄いです。

魔法部屋ではママが勝てなかった相手に勝てる訳がないとしょげているイエローとピンク。
ママは彼らを叱咤激励してモチベーションを高めてやります。
ところで状況に応じたやり取りをかますママの映像ですが、本当に予め残しておいたメッセージなのでしょうか。
どこかで隠れてアテレコしていてくれていると嬉しいです。
そして部屋の中に立てかけてある明らかに屋外用の5本の箒の
黄色いリボンがついたものとピンクのリボンがついたものが動き出し、
スカイホーキーに変化、2人は変身しそれに乗って壁をすり抜けて飛んでいきます。

家の壁が実体化していないのかスカイホーキーに通過能力があるのかは良く分かりませんが
前者だと家のセキュリティに問題が発生しますし、
応用の利きそうな後者の方がいいです。


 怪獣が見えるところまで飛んできたイエローとピンクですが、他の連中の姿が見えません。
スカイホーキーを停止させてマージフォンで連絡をとってみます。
ジェット推進に見えるスカイホーキーですが、
空中で停止できるところを見ると何か他の力で浮かんでいるようでもあります。
ところでイエロー、最近世の中があれですので電話では「俺だ」とか言わず一応名乗りましょう。

電話に出たレッドが怪獣に飲み込まれていると回答すると、
ピンクは自分に任せるようイエローに言います。
電話に出ていなかったピンクですが、ピンクの耳が良いのかレッドの声が大きすぎたのかは謎です。

ピンクは胡椒の詰まった瓶に変身し、胡椒を振りかけて怪獣にくしゃみをさせることで
レッド達を怪獣の体外に排出させます。
怪獣、呼吸器と消化器の区別がついていません。

一方イエローは飛行するスカイホーキーの上に立ち、マジスティックボーガンで怪獣を攻撃。
そしてマジレンジャーたちと合流するイエロー達。
しかし怪獣はイエローの攻撃では倒されておりませんでした。
とりあえず全員揃って名乗りを上げるマジレンジャー。
そして名乗りが終わるとマージフォンのボタン部分が光り、新しい魔法が使えるようになっています。
何の魔法か分かっているのかどうか微妙ですが、光の通りにマージフォンのボタンを押すマジレンジャー。
するとマジレンジャーは巨大化してロボットみたいな姿になります。
巨大化前のマジレンジャー達の立っている間隔がちょっと狭めでしたが、
ぶつかることなく巨大化できて一安心です。
ちなみにグリーンがタウロス、ピンクがフェアリー、ブルーがマーメイド、イエローがガルーダ、レッドがフェニックスと言っていますが、誰に教わったのでしょうか。
鳥系2名は言われなきゃ分からないレベルです。

ガルーダとフェニックスがまず飛び出して怪獣を攻撃、結構効いたようで喜ぶフェニックスに
ガルーダが「はしゃぐな。」と羽で突っ込んだりしています。

そしてボールに変身したフェアリーを次々打ったり蹴ったりして攻撃力を増幅させる一同。
ただガルーダのみ羽でボールをキャッチして再度放り投げており、どうも流れを見ていないようです。
ガルーダの打順か動きを変えるだけでこの技がパワーアップしそうです。
あと、飛んでいる時に手を使って落ちませんか。

ボールが当たった怪獣は大爆発。
敵の幹部達は基地で悔しがっているようです。
あと、基地の水溜りみたいな所の下にもっと偉い人がいるみたいで、そちらの方もお怒りみたいです。
ただ怒りの矛先がマジレンジャーなのか弱い部下に対してなのかは謎です。
あと、その水溜りみたいな所から偉い人の目とか見えたのですが最初からかなり大きいようで、
今後こいつが出て来て更に巨大化とかしたらタチが悪そうです。


 魔法部屋でママの映像の話を皆に伝えるイエローとピンク。
戦う決意を新たにするマジレンジャーですが、レッドのみイエローから成績が下がったらマジレンジャーから外すと言われてしまいます。
ただ、前のテストも赤点だったそうですので、更に成績を下げるのも難しいのであまり心配ではありません。
それよりもグリーンが作ると言っている「頭が良くなるアニキサラダ」における
「魚の目玉が入っている可能性」の方が心配です。