仮面ライダーキバ 第27話感想




 ジムでベンチプレスをしている名護さん。
恵ちゃんも付き合っているようで、名護さんが120キロを持ち上げたのを誉めたりしています。

そこに嶋ちゃんさんもやって来て、
名護さんを誉めながらライジングイクサのナックルを寄越します。

新アイテムですが
説明書とか無いですか。

名護さんは調子に乗って
恵ちゃんにプレートを10キロプラスするよう指示を出します。

しかしバーベルの上に恵ちゃんが肘を付いて力をかけて来るため
全然上がらなくなりました。

ていうか恵ちゃんが邪魔をしているのに
特に文句を言わず、普通に上げようと頑張る名護さんが
恵ちゃんの意地悪を楽しんでいるとしか思えません。


一方渡も家で腕立てをしていました。
深央ちゃんに強くなると約束したのでトレーニングをしているようですが
11回ぐらいでへばっていました。

普通の身体能力ぐらいになってからキバに変身したら
下手なフォームチェンジより強くなりそうな感じです。



 普通に食堂で昼食を摂ろうとしている恵ちゃんの元に
警察官達が突然現れ、強盗容疑で連行。

家とかでなく出先を狙ってきました。
家の前で逮捕されるよりは
近所の手前的に良いかも知れないですが
店としては営業妨害な感じです。

食事の代金の支払いはどうなってしまうのでしょうか。


続いて嶋ちゃんさんもジムで殺人容疑で逮捕されました。

面会に来た名護さんに
青空の会に恨みを持った者の仕組んだ罠だとして
気をつけるよう言います。

名護さんは今回の件を調べるため、
襟立にも事情を話して働いてもらう事とします。

名護さんに弟子として扱われた襟立は大喜び。
そんな中、すぐ近くで一般市民が蟹怪人に襲われていました。

予算の都合か牙の映像が出ずに
手作業で人間の首を絞めている怪人。

そこに名護さんが飛び掛り、イクサに変身し
すぐにバーストモードになって敵に斬りかかります。

怪人の反撃の泡を食らった名護さんイクサは
早速ライジングイクサになるようです。

口についているパーツが取り外し可能な
折りたたみ携帯みたいな物で、
それのボタンを押してライジングイクサに。

更に携帯みたいなのは銃に変形。

しかし経験上
銃メインで戦うのは
止めておいた方が良いです。

銃の威力はかなりあり、被弾した蟹は川に落ちてしまいましたが
ライジングイクサも反動で後ろにひっくり返り変身解除。

まだ調整が足りてない感じです。
もうしばらくショベルで戦った方が良いのではないでしょうか。

落としたイクサナックルは警察の人らしきスーツの人が上からの命令で没収、
名護さんも強盗容疑がかかったようでした。

しかし流石に名護さんは逮捕され慣れているので
手錠をかけられても警察官達を振り払い、
その辺の車に乗り込んで運転席に居る人に車を出すよう指示。

車内では普通に手錠を自力で外してしまいます。

名護さんは運転席の人に何処に行くつもりか質問すると
「過去と未来の因縁の場所へあなたを連れて行ってあげましょう、名護啓介君。」
と、名護さんの事を知っている様子です。

アトリエTANAHASHIと書かれた看板のある家に到着する一同。
運転席の人は名護さんを家に入れ、中においてあるクイーンの絵を見せながら
青空に対する恨みの深さを説明。

22年前に青空の会に夢と人生を奪われたそうです。
良いモデルであるクイーンと出会い
最高の作品を描けそうになったのですが
怪人と間違われてイクサに襲われてダウンして
一年間昏睡状態となり、復帰したらクイーンが居なくなってて
絵が描けなくなったそうです。

怪人に間違えられたシーンの回想が
他の怪人に羽交い絞めにされてたのと
直接殴るシーンが無いのが気になりますが
それはさておき、
キャスト的に悪者と思われても仕方ない気がします。

そしてその恨みから警察の上層部に影響を及ぼす権力を手に入れたそうです。
今まで名護さんは逮捕されても釈放されて来ましたが
つい最近まではそこまで影響力が無かったのでしょうか。

ちなみに名護さんに色々説明したのは
青空の会に未来が無い事を
思い知ってもらう為だそうです。

しかし目撃者とか居なさそうな所で
名護さんと2人だけでそんな話したら
逆に消されるんじゃないかって気がします。
危機管理がイマイチな人です。

シリアス調で少々暗い感じな割りに
家の看板のデザインがやや手作りホノボノ系なので
おかしいと思っていましたが
本来は少し抜けた性格なのでしょう。



 家で腹筋をしている渡の所に
静香ちゃんがワンセグ携帯でニュースを見せながら飛び込んできます。
名護さんが指名手配されたのを見て驚いたようです。

テレビを見ている側からすると
別に驚かない事ですが
静香ちゃん的には名護さんは恩人でもありますし
有り得ない事なのでしょう。

そこに名護さんと襟立が入ってきます。
相変わらず施錠されていません。

襟立は名護さんをかくまうよう頼んできます。

渡に事情を聞かれた名護さんは
詳しい事は言っても仕方がないとしながら
過去のイクサのミスを恨みに思った人物がいるからと
ほぼ過不足無く説明。

襟立も昔のイクサがアホだったから名護さんに迷惑が掛かっていると補足。
今のイクサは●●●●ですが、放送禁止なので言いません。

しかしパトカーのサイレンの音が聞こえたため、
名護さんは渡の家から出て逃走。

かくまって貰う意味がないですが
渡に迷惑が掛からないように気をつけているのかも知れません。

逃走する名護さんの前に今度は次狼が登場。
外を普通に歩けるのでしょうか。

次狼は名護さんに過去を変えるチャンスをやると言い
キャッスルドランを地中から呼び出します。

尚、名護さんは前にもキャッスルドランを見ており、
キバと関係が有る事ぐらい気づきそうな物ですが
今回は知らないオジサンに付いて行くキャンペーン実施中らしく
普通に次狼に付いて行き、
時の扉とかいうのを使って22年前へ飛ばされます。

ちなみに時の扉は滅多に使ってはいけないそうですが
次狼はある人間との約束で青空の会を守らなくてはいけないそうです。

ところで次狼、名護さんが飛ばされる前に
行き先の時代を言ってやった方が良かったと思います。
次は気をつけてください。


名護さんは川に面した道路の手すりの上に出現してしまいました。
近くの橋を偶然通りかかった音也とゆりちゃんがそれを見て自殺と勘違い。
音也が名護さんを止めにしがみ付きにいきますが、余計にバランスを崩す結果になり
名護さんはともかく音也まで川に落ちました。

しばらくして名護さんは音也の家で目を覚まします。
何と金鎚の音也の方が先に復帰して命の恩人風を吹かせています。

名護さんは近くにあったカレンダーを見て
今が1986年なのかと質問。

その前に家が渡の家と同じな事は
気にならないのでしょうか。

「そ、1986年8月10日。物凄く目出度い日だ。あんたも祝ってくれ。」
と、音也と一緒に暮らすことになった記念日だと話すゆりちゃん。
言動が音也に似てきました。

その話を聞き、
結婚前の男女の同居を不純だとして嫌悪する名護さん。
渡の家に静香ちゃんが常駐している件については
特に何も指摘してません。


現代に戻り、渡は家で
静香ちゃん相手に
名護さんを心配している旨を発言。

静香ちゃんは渡が襟立を心配しているのではないかと指摘。
襟立が渡の最初で最後の友達かも知れないと静香ちゃんが言うと
渡は子供の頃に友達が居たとしてそれを否定。

何でもいじめられている所をその子に助けられたそうです。
ちなみにその子は左手だけに手袋してたりとか
名前が付いてたりとか
後でまた出てきそうな気配です。



 過去では音也が屋外でバイオリンを弾いています。
近くにあった枯れかけた花が復帰していたりで
農家とかと契約した方が良さそうです。

そこに運転席の人が拍手をしながら近づき、
絵のモデルを退屈させないための演奏を依頼してきます。

音也は一旦話を断りますが
クイーンも姿を現し、演奏を依頼してきたので受けることに。


ちなみに名護さんも運転席の人を監視する為
アトリエ周辺に居ました。
怪人の出現を待っているようです。

そして早速蝉怪人が登場。
名護さんは怪人に襲い掛かりますが
特に武器とか持っていないので踏んづけられたりしています。

そこに音也が登場し
イクサナックルから風みたいなのを出して怪人を吹き飛ばし
イクサに変身。

ところでその間に
運転席の人は絵を描き進めているのでしょうか。



 現代では襟立が名護さんを探して外に出ています。
すると蟹怪人に遭遇。
襟立は怪人に掴まれながら
向こう脛を蹴飛ばしていますが
特に効きません。

前回の恵ちゃんみたいに金的を狙うべきかも知れません。

しかし渡が出動しており、キバとなって怪人と戦い出しますので
襟立は結構無事です。
キバの戦いぶりを見てエキサイトしてギターを弾きだす余裕ぶりです。

名護さんが過去に行ってしまったので
弟子として補うつもりでしょうか。

キバの方は蟹怪人を踏んづけて有利になったと思ったら
泡攻撃を食らってアワアワ。
そこにタツロットがやかましく登場して
怪人を攻撃して怯ませ、キバをエンペラーフォームにします。

キバエンペラーフォームは怪人を蹴って吹っ飛ばしていました。
ただし爆発までさせたかどうかは不明です。


過去では音也イクサは蝉怪人に逃げられてしまっていました。
しかし追い払えば良いと思っているのか
イクサへの変身でダメージがある設定が生きているのか
特に追いかける感じではありません。

そして音也の前に出て
イクサを渡すようにいいながら
パンチを出してくる名護さん。

名護さんが過去でも指名手配されかれない気がしながら
次回に続きます。