仮面ライダーキバ 第20話感想



 音也の乗り移った渡の周囲を狙撃し、
その隙に襟立と名護さんを持ったまま姿を消すテントウムシ怪人。

ちょっと警戒心が強すぎる感じがします。
そして音也の乗り移った渡は
倒れている恵ちゃんがイクサナックルを持っている事に気づきました。


デザインが昔から変わっていない事に疑問とか持ったかも知れません。


音也が乗り移ったままの渡は家に戻りバイオリンを作り始めます。
キバットは自力で窓を開けて家に入り、渡にどうしたのかと聞きます。
「お前、もしかしてキバットバットII世の子供か?」と聞かれ
驚くキバット。
更に渡が自分の事を音也だと言うのを聞いて
父ちゃんから聞いた事があるとしています。

親に対する呼び方から、キバットの家は割りと庶民派みたいです。



 テントウムシ怪人はどこかの倉庫で
襟立と名護さんをロープで縛って人質にしていました。
イクサが来るまでは生かしておくそうです。

イクサに集合場所を知らせてあるのか気になります。

恵ちゃんは怪人と戦闘した後に入院してしまったようで
足が動かないみたいです。
医者の見立てではどこも悪くないとの事で
もう少し様子をみるよう言われます。

医者が病室を出るのと入れ替わりに、音也が乗り移った渡が登場。
病室とか把握しているあたり、ダウンしている恵ちゃんを移動させたのも
音也が乗り移った渡かも知れません。

音也が乗り移った渡は手に持ったイクサナックルを見せびらかします。
イクサナックルを見るとパクらずにはいられないようです。
必死になってイクサナックルを取り戻そうとする恵ちゃん。
これでやっと母の志が継げると訴えるのを聞いて
「もしかして麻生ゆりか。」と言い出す渡に驚く恵ちゃん。

音也が乗り移った渡はイクサナックルを恵ちゃんに渡しながら
足が動かないのは仮病だと言います。
イクサとして戦う自身が無いと指摘され気分を害した恵ちゃんは
音也が乗り移った渡に部屋から出るよう言います。

ところで、普段の過去の音也は
常にバイオリンを持ち歩いている印象でしたが
渡に乗り移っている音也は身軽にしています。

バイオリンを作る側に回っていたり、
キバットバットII世の事を知っているあたりからも
今の過去編の話よりも後の状態の音也と思われます。

音也側には成長とかそういう要素はあんまり無いのが分かります。


その音也ですが、過去のどこかの屋上で
ゆりちゃんに一人でライオン怪人と戦いに行ったことに軽く注意しながら
結果を聞いていました。

ゆりちゃんは敵を前に動けなくなってしまったのを思い出しながら、
口では逃げられたと言っています。

目撃者が居ないのでこういう時は便利です。


一方恵ちゃんは病院の庭で松葉杖無しで歩く練習をしますが
すぐに転んでしまいます。
そこに音也が乗り移った渡が登場。
インターネットってヤツで服を揃えたそうで、妙に大きいジャケットを着ています。

音也がネットというかパソコンをあっさり使いこなすのも驚きですが
渡の家にネット環境があったのか
ネットカフェに行ったのかも気になります。

そして音也の乗り移った渡は
倒れている恵ちゃんに何をしているのか聞き
特訓だと言う答えが返ってくると
普通の人に戻るよう言います。

恵ちゃんは言動のおかしい渡に誰なのか聞くと
愛の救世主だと答えられてしまいます。

恵ちゃんは怒っているようですが、
頭のおかしい人には慣れているので
「放っておいて、消えて。」で済ませてました。

しかしプールで練習を開始しようとする恵ちゃんの所にも
音也が乗り移った渡が来ていたようで、
恵ちゃんの目の前の水面目掛けて
なにやら黄色っぽい小さい物を投げて注意を引きます。

もしかしてドリンクについているミカン的な物でしょうか。
あとでちゃんと拾ってください。

ていうか音也が乗り移った渡はドリンクとかオーダーしてあり
恵ちゃんよりよほど先に来ていた感じです。

音也が乗り移った渡は恵ちゃんに対し
戦う事を諦めれば足も治ると声を掛けます。
しかしその発言に反発し、泳ごうとする恵ちゃん。

音也が乗り移った渡は、止めろ止めろと言いながら
恵ちゃんの周囲に浮き輪をたくさん投げ入れました。
ちなみにもし恵ちゃんが溺れそうになっても
音也は泳げませんので助けられない予定です。

それにしても、音也の乗り移った渡は
麦藁帽子にサングラスを乗せてたりとかしていますが
これもネットの通販で買ったのでしょうか。
用意が良いです。



 一方、人質になっている襟立と名護さんは
自力脱出を試みているらしく、襟立が名護さんのロープを
歯で解こうとしていました。

名護さんも襟立を根性があると誉め始めています。
誉められた襟立も名護さんの戦いぶりとかを思い出して
結構ロックしていたと見直しています。


そして襟立は名護さんに何で戦っているのか、化け物相手に怖くないのかと質問。
理想郷を作りたいと、とんちきな事を言う名護さんに
「格好いいなオッチャン。ま、キバ程やないけどな。」と
怒られそうな発言をする襟立。

「見る目が無いな君も。」と名護さんも呆れています。

詐欺師にさっくり引っかかった事もありますし
今も名護さんに懐き始めてますし
名護さんの意見に賛成と言わざるを得ません。


しかしオッチャン発言を繰り返しても
今回は同じ事を二度言わせるなと殴られたりしません。
名護さんが物理的に殴れない状況なのもありますが、
少し誉められたので名護さんの態度もかなり軟化しています。



 過去ではどこかの教会で結婚式が挙げられています。
新婦狙いの事件が続いているのに式を強行です。
ニュースがあまり広がっていないのかも知れません。
その近くを音也がうろつき、ゆりちゃんを探しています。

髪の長い女性の後姿を見て、「オオゆり」と肩を叩く音也。

「どなたかに間違えられたのは初めてですけど、
 あまり良い気持ちじゃありませんわね。」

音也はどうやら人違いをしてしまったようで
上品に喋る女性に優しく注意をされてしまいます。

音也は女性の姿を見て息を呑み、「失礼」とだけ言ってその場から離れます。

「俺様とした事が、あがっちまったぜ。」と動揺している音也。
しかし緊張しなければそのまま軟派して嫌がられるコースですので
あがって良かった気もします。


そしてこの挙式にライオン怪人も登場、
新婦に向けて大きな牙の映像を刺しに行きます。
新婦はすんでのところで攻撃を回避、
そして音也が特に武器とか無しでライオン怪人を取り押さえに行き
すぐに投げ飛ばされてダウン。

更にゆりちゃんも近くまで来ており、音也のピンチに気づきますが
イクサナックルを手にしても、どうしても怖さが勝ってしまったようで
その場から走り去ってしまいます。

全く動けなかった前回よりは
逃走する余裕がある分
良くなっている感じです。

そうこうしている間に、ライオン怪人は花嫁を再度襲撃しようとしています。
すると光る鞭のような攻撃がライオン怪人にヒット。
黒いフードをかぶった女性が現れ、自分の仕事だかとして譲るよう言います。

「チェックメイトフォーのクイーンの頼みなら仕方ない。好きにしろ。」
と言って帰っていくライオン怪人。

この後、別の標的を探すのか、ビリビリタイムか
我慢して標的を譲ったご褒美としてオヤツタイムか気になります。


「ファンガイアでありながら人間を愛するとは、馬鹿ね。」と花嫁に話しかける女性。
花嫁は悲鳴を上げて逃げますが転び、
あごをカラフルにさせたりしてます。
どうやら本当に怪人のようです。
ライオン怪人にあのまま攻撃された場合
人間と同様に倒れるのか、少しは平気なのかとか
いろいろ気になります。


「あなたは掟を破った、あなたに夜が来る。」
と言ってフードを外す女性。
先程音也にゆりちゃんと間違えられた人みたいです。

女性の体から黒い霧が噴き出て夜が発生し、
女性の手の平に浮かび上がったチェスの駒みたいな模様から
ガスみたいなのが噴射され、
それを浴びた花嫁は砕け散ってしまいました。

ちなみに音也は自動で復帰したらしく、
川っぺりの公園みたいなところで凹んでいるゆりちゃんを見つけて
自分の弱さが分かればそれで良いと言って慰め
超ポイントを稼いでいました。

ゆりちゃんは音也が自分にその事を気づかせるために
わざとイクサを渡したのだと気付き、
音也に寄り掛かって泣いたりしています。

ちなみに次狼も物陰から昼ドラ的にその様子をみており
ゆりちゃんセンサー搭載している人が多すぎです。

ところでイクサナックル回収はいつ頃やりますか。



 どこかの広場では夜になっても恵ちゃんが特訓を続けています。
そこに音也が乗り移った渡が自転車で登場し
いつまで続けるつもりかと質問。

治るまでよと答える恵ちゃんですに
「世話の焼ける女だ。」と言いながら
またいつの間にかパクッたイクサナックルを見せ、
予め用意していた火をくべた鍋の中に放り込みます。
ところでその鍋は普段ウンコを煮てたりするやつですか。

あと恵ちゃん、音也が乗り移った渡に行動を読まれまくってます。

恵ちゃんは慌てて走って鍋を蹴り倒し
イクサナックルをサルベージ。

しかしイクサの技とか考えると、かなり耐熱温度高くないと
やっていけないアイテムですので、
心配のし過ぎではないでしょうか。


そして音也の乗り移った渡は、しっかり走れた恵ちゃんに対し
イクサを操る自信が無いとし無意識のうちに仮病を使っていたと指摘。

「自分の弱さを受け入れろ。
 普通の人として生きるか、あくまで戦士として生きるか。」
「それにしても似てるなあ、ゆりに。」

「あなた一体誰なの?」

「言っただろう、俺様は愛の救世主。
 そんな事より早く決めろ、やつらがお待ちかねだぞ。」


これで普通の人ルートを選択したら
やつらどうなるのでしょう。



 結局次の日になって、やつらは痺れを切らしたテントウムシ怪人に
襲われそうになっています。

朝ごはんになりそうな雰囲気ですが
そこに恵ちゃんが登場。
場所とかよく分かりました。

向かってくる怪人を合気道とかみたいに投げ返す恵ちゃん。
ちなみに音也が乗り移った渡も見学に来ており
「やっぱり親子だなあ。戦士としてしか生きられないか。」と言っています。

恵ちゃんはモデルとしても生きていますが
それはともかく
いつもの武器を駆使して割りとちゃんと戦っている恵ちゃん。
敵の変なモワーッとしたビームみたいな攻撃を食らってダウンしても
すぐにガッツで立ち直り反撃。

そして名護さんや襟立のロープを撃って破壊し2人を解放。
ちょっと狙いを外すと大惨事ですが残念ながら狙いを外しません。

名護さんにイクサナックルを投げ渡し
「それはあなたの物よ、今はまだ。」
と恵ちゃん。

名護さんイクサと一緒に戦いに行く恵ちゃんの様子を見て
「頑張れよ、恵。」と言って倉庫から出る音也の乗り移った渡。

そして建物から出たところで音也が抜け出ていったようで
普段の渡に戻ります。

ちなみに恵ちゃん達は割りと好調なようで
名護さんイクサが敵を羽交い絞めにし、恵ちゃんにイクサカリバーを貸し出して
怪人を攻撃させたりしています。

ところで今、何の加減か分かりませんが
うちのPCがイクサカリバーを「行く盛り場ー」って変換したんですが
Atokとか入れた方が良いですか。

名護さんイクサも怪人を蹴り飛ばし、恵ちゃんにイクサカリバーを返してもらって必殺技を放ちます。

テントウムシ怪人は砕けて中から光の球が飛び出しますが
それが巨大なシャンデリアのような形状になってしまいます。

その辺に居た渡もそれを見てキバットを呼びキバに変身し
キャッスルドランを召還。
しかし今回はなかなかやって来ず、先にパワードイクサーが現場入り。
名護さんイクサはパワードイクサーで敵に向かって飛び上がって体当たりとかしています。
敵の攻撃でパワードイクサーが横転したあたりで
何故か地中からキャッスルドランが出現。

キャッスルドランはパワードイクサーを口で咥えて背中に乗せ、
「何をする!」とか言ってる名護さんイクサに息を吐きかけています。

名護さんイクサ、怪獣みたいなのと会話を試みる辺りが最高です。

そしてキャッスルドランの息で操られたのか、
パワードイクサーに乗るとキバより怪人退治を優先するようになるのか
名護さんイクサはキャッスルドランの背の上でパワードイクサーを操縦し
爆弾を敵に投げつけたりします。

そしてパワードイクサーのショベルに乗って自分を放り出させ敵にキックを放つ名護さんイクサ。
ちなみにキバも同時にキックを放っており、ダブルライダーキック状態です。


そしてその場で解散となるキバとイクサ。
名護さんイクサは戦闘後も特にキバを倒しに行ったりしませんでした。
今回は拘束時間も長かった事から、優先順位的に
キバを倒すのは怪人退治の次の次ぐらいなのでしょう。
ちなみに「怪人退治の次にする事」はトイレに駆け込む事です。



 渡の家では静香ちゃんが渡がいつもの渡に戻ったと喜んでいました。
そこに何故か恵ちゃんが登場し、渡じゃない渡に会いたいと言い出します。
ところで恵ちゃん、渡の家へは出入り自由ですか。
それに反対する静香ちゃんともみ合いになる恵ちゃん。

2人を仲裁しようとした渡は突き飛ばされてしまい
テーブルに突っ伏します。

そのテーブルには音也が残した
作りかけのバイオリンのパーツがあり、
それを見た渡はずっと悩んでいた線が出ていると驚いています。

どちらかと言うとニスを残してくれた方が
今後糞とか煮られずに済んだ気がしながら
次回に続きます。