仮面ライダーキバ 第3話感想




 昼間から風呂に入っていたらしいキバット。
出て来たところで、玄関のチャイムが鳴っているのに気付き
渡に出なくて良いのかと声を掛けます。

バイオリン作りに没頭していた渡は
来客を放置するつもりだったようですが
チャイムを16連打されてしまい、渋々玄関を開けます。

客ではなく新聞の勧誘だったようで、渡は契約してしまいそうな感じでしたが
丁度静香ちゃんが来て、粗品だけ有無を言わさずゲットし
契約だけ断ってくれました。

渡は既に5誌も新聞を取っているそうです。

その割には世の中の動きとか把握していなさげです。


「ねえ渡、自分を変えたいんでしょ、本気でそう思ってる?」と聞く静香ちゃん。
渡がボソボソと肯定すると、テーブルのお礼をしに喫茶店に行かせます。

ところで、静香ちゃんは渡の家に行く時に
事前に連絡とかしないのでしょうか。



 嶋ちゃんさんの所に行き、またキバに会った事を報告している恵ちゃん。
そして嶋ちゃんさんのキバに対する認識を確認しています。
キバが人類の敵になったら名護啓介をぶつけるのだそうです。

その話を聞いた恵ちゃんは名護さんには荷が重いとして
自分がやると申し出ます。

別に1体1でやる必要は無いと思いますので
皆でかかって行った方が確実だと思います。


渡は静香ちゃんに付き添われてマル・ダムールに。
静香ちゃんが用意したと思われるお礼の品を差し出して
「酷い物です」と言っています。
静香ちゃんに指摘されて「つまらない物です」と言い直す渡。

本当に新聞を5誌も購読しているのでしょうか。


カウンターでコーヒーを飲んでいた恵ちゃんは
「相変わらず情けないわね。御礼もろくに言えない上に保護者付きだなんて。」
とからかってきます。

それにしても、この挙動不審の人に対して
よく話を振る気になれます。
渡はどちらかと言うと目をそらしたくなるような類な気がします。

そんな中、急に犬が来たのに驚いてコーヒーをこぼしてしまう恵ちゃん。
その犬は次に渡の足元に行き尻尾を振ります。

マスターによるとその犬がすぐに懐くのは2人目だそうです。

人に懐かない犬を店に置く必要があるのか少し気になります。
もしかして犬嫌いの人に対する嫌がらせでしょうか。

そして渡に何を飲むか聞いてくるマスター。
商売上手です。

そしてマスターは渡に対し興味を持ったようで名前とか聞いてきます。

恵ちゃんが話を遮り、渡がどんな風に変わりたいのか質問すると
渡は父のように変わりたいと答えます。

マスターは何故か渡の父親の名前を聞いてきます。

そう言えば此処まで音也と渡が親子だと明言されては居ませんでした。


その音也ですが、過去で凄いナンパしていました。

殴りかかってくるチンピラ風の人を転がしたりして
チンピラの彼女らしき女性をゲットしています。

結構腕っ節が強いのかなと思ったら
女性もチンピラを転がして音也の方に行っちゃったりで
チンピラの戦闘力が女性以下と判明し判断保留です。

それにしても、女性をゲットしてもすぐに別の女性に声を掛けたりで
キャッチアンドリリースは良いのですが
このペースで女性を引っ掛けて移動していたら
いつ目的地に着くのか気になります。

そこにゆりちゃんが登場し、武器の返還を要求。
音也はゆりちゃんにヒネられながらも
逆に抱きついて笑っていましたが
怪人の出現にいち早く気付き敵の攻撃を回避。

ところで、ガ怪人は何で現れたのでしょうか。

パクッていた武器で応戦する音也。
しかし怪人に捕まり、武器を持った手も怪人に捕まれて
ゆりちゃんの方に向けられます。

ゆりちゃんは攻撃が来た時に上手く音也の手から武器を奪い怪人に反撃。
そして武器を鞭状にして攻撃すると、
ガ怪人は口から黄色い粉を吐き出し、その隙に逃走。

ガ怪人は本当に何で現れたのか気になります。

凄い無駄に見えた戦闘でしたが、その様子を嶋ちゃんさんが観察しており、
マル・ダムールに戻ったゆりちゃんに音也の身辺調査を指示します。
音也をスカウトしようかと思っているようです。

「あの男、恐らく私生活に問題が。」と
かなりオブラートに包んで懸念を述べるゆりちゃん。

しかし嶋ちゃんさんは多少の事には目をつぶろうと言っております。
「多少」のレベルが良く分かりませんが、問題があれば試用期間中に切れば良いのでしょう。



 渡は家に戻ってバイオリン作りに戻っています。
するとまた玄関のチャイムが鳴らされます。

静香ちゃんに言われて、新聞の勧誘だったら断るようにと教え込まれて出て行く渡。
頑張ってお断りのセリフを吐きましたが、今度は新聞屋ではなく弁護士だそうです。

弁護士を家に入れ話を聞く渡。
弁護士は22年前に音也から被害を受けた人の依頼で
音也を探しているそうですが、行方不明のために
ようやく渡の所に辿り着いたのだそうです。

そう言って大量のファイルをデスクに出す弁護士。
A4の紙が500枚ぐらい挟まっていそうなファイルを
最低でも6冊持って来ている弁護士、
女性ですが力持ちです。


22年前なら時効だと指摘する静香ちゃん。

しかし弁護士は、何故か指を拭きながら
法律ではなく道義の問題だと答えます。
それ弁護士でなくてヤ○ザの仕事です。

「もし息子さんであるあなたが父親の罪を償いたいと思うなら、その気持ちに時効はありません。」
と言って、父親が何をしたのか自分で調べるように言う自称弁護士。

かなり怪しい人なのですが、渡は話を真に受けたようで
ファイルの情報を頼りに聞き取り調査に出ます。


被害者を名乗る人物の一人は、現在屋台を経営しているようですが
バブル期に株で一山当て、音也にそそのかされてクラブを買い占め失敗したそうです。

経営は自己責任な気がしますが
屋台の親父は音也の所為だと言い、
渡もその話にショックを受けて、屋台に向かって土下座してます。

どうでもいいですが、これ時効もクソも犯罪として立件できない気がします。


次に向かった先は緑のオジサン風の人物の所。
何故か風速30メートルぐらいの暴風域です。

学校とか休みにならないのでしょうか。
児童の安全を考えているのかいないのか
よく分かりません。


こちらの人物はベガスのカジノを買収していたそうですが
客として来た音也が負けた分の支払を
バイオリンの演奏で済ませ、
その後この人物の運も吸い取り店が潰れて奥さんにも逃げられたそうです。

支払を踏み倒すのはちょっとあれですが
後払いな時点でシステムがおかしいです。
ルーレットのディーラーもずっと黒に入れたりしてて非常に不自然であり
店が潰れた原因は警察の手入れか何かな気もします。

しかし渡は相手に対し土下座。
そこに自称弁護士が現れ、
「これで分かったでしょう、あなたの父親がどんな人間だったか。」
と声を掛けてきます。

自称弁護士、ストーカーですか。


渡達は何故か海岸へ移動。
「これから僕は一体どうすれば。」と凹んでいる渡。

「紅音也氏が1つでも良い事をしていたと分かったら
これまでの罪は許すと被害者の方々は言っています。」と自称弁護士。
何がしたいんですか被害者達。

冒頭のガ怪人ぐらい行動が読めません。

ていうか、被害者とやらはこの案件で一円も得しないのですが
この自称弁護士にどのぐらいの報酬を払う気なのでしょうか。


そんな事にコストを掛けるから
事業に失敗するのです。



 外国人風の体格の良い人物が仕切る怪しい金融事務所に
コーヒーを運びに来る男性。

男性は体格の良い人物のボタンを1つ毟り取り、
「これは記念です、私があなたを捕まえる記念。
 あなたの首に50万ドルの賞金がかかっている。」と言い出します。

事務所の人達が男性に襲い掛かりますが、全員倒してしまいます。
体格の良い人物は食べ物を退避させ、自分も逃走。

悪い人っぽいのに、食べ物を大事にするあたり色々配慮しているようです。


街中では渡がまだ凹んでいます。
静香ちゃんはお父さんについてもっと調べようと言っていますが
渡はもう耐えられないとギブアップ。

そこに先程の体格の良い人物が走って来て、
助けてくれとか言いながら静香ちゃんを捕まえて盾にしながら
竹刀をふりまわします。

先程の男性がすぐに現れ、体格の良い人物を殴り
静香ちゃんを逃がして「大丈夫かい、怪我は無かった?」と声を掛けてきます。

そして相手から取り上げた竹刀で体格の良い人物をペチペチ叩いて倒す男性。
「生まれ変わりなさい、きちんと罪を償えばあなたにもまだチャンスは有ります。
 どんな人間にも無限の可能性があるのです。」
とか言っていますが、
体格の良い男性はダウンしており
ちゃんと聞いているか怪しいです。


そこにポリス達が駆けつけてきます。
ポリスの1人は男性が有名なバウンティハンターだと気付きます。
男性は賞金を恵まれない人に寄付するよう指示し、その場を立ち去ります。

賞金はドルですが、日本の警察が支払うのでしょうか。

手続きが良く分かりません。

ていうか警察官じゃないのに自分から攻め込んで
良いのかというのがまず気になります。


渡は先程の男性を追いかけ、「とうさん。」と話し掛けます。
男性が今迄思い描いていた父親像に合致していたのでしょう。

男性は「はあ?何を言っているのです。」と言いながらも落ち着いて渡に対応。

大して年の違わない人から親父扱いとか
ちょっと嫌な感じですし、
それ以前に渡がかなり挙動不審ですが
うろたえないのが凄いです。

男性は相談にのってあげたいが今は忙しいとし、
いつもマル・ダムールに居ると言って
気が向いたら何時でも来る様にと渡に言います。

それにしても、渡も自分から他人に話せるようになった点は
結構進歩しているのではないでしょうか。

ただ迷惑度がアップもしていますが。



 どこかの競技場で、1人で走っている男性。
コーチの姿とか見えませんが、1人で使わせてもらえる施設なのでしょうか。

そこにガ怪人が登場し、走っていた男性を捕まえて飛び上がります。
するとさらに恵ちゃんが登場し、怪人を撃ち落とします。
人間に当たったらどうしようとか考えている様子はありませんので
相当腕は良いのでしょう。


家のバイオリンが怪人の出現に反応しキバット出動。
渡は外出中ですが頭が痛いような素振りを見せて
静香ちゃんを置いて出動。
ところでキバット、戸締りとかして出るのでしょうか。


恵ちゃんはガ怪人にしばかれ、
銃を持った手を捕まれ自分の頭に向けさせられたりしています。

ガ怪人、他人の武器を使うのが好きみたいです。

そこに渡とキバットが到着しキバに変身。
キバが飛び掛りパンチを出すと
怪人は後方に吹っ飛んでいき、恵ちゃんは敵の手から逃れます。

怪人をトラックに落とし、殴ったりジャイアントスイングしたりするキバ。
しかし倒れた怪人にパンチを入れようとしたところで、
「音也」という声が聞こえ、被害者の証言が思い出されて気が散ってしまい
その隙に黄色い粉を吹き付けられ、怪人に逃げられます。


その間放置気味だった恵ちゃんですが、自力で移動し柱を背に座り込んでいます。
そこに先程のバウンティハンターの男性が現れ、恵ちゃんに大丈夫かと声を掛けてきます。
「名護か。」と答える恵ちゃん。
どうやらキバ倒す担当の名護さんはこの人だったようです。

「立ちなさい。戦士は倒れちゃいけない。」
と気を使っているのかいないのか
よく分からない名護さん。

そして怪人がいない事に気付き、キバが出現したと考える名護さん。


名護さんは集めたボタンを見ながら
「キバ、お前のボタンは要らない、命を貰う。」だそうで
ボタンが無いと殺される感じです。

普通の賞金首もジャージとか着てたら殺されるのでしょうか。


静香ちゃんが持ってたファイルが
体格の良い人物出現の有耶無耶でどっかいって
個人情報とか流出しまくっている気がしつつ
次回に続きます。