第46話




 坊ちゃまの変身した怪人に襲われそうになった先輩ですが
尾行していた加賀美君が先輩を間一髪で助けます。

人間態に戻り、自分に何が起こったのか聞いている坊ちゃまに
こちらも尾行していたコートの男性が
「まさかお前がワームだったとはな。」と声をかけてきます。

坊ちゃまが先輩の前で変身しなかったら
デートに2人ぐらい尾行する人が付いていたのでしょうか。
怪人態になって正解です。

坊ちゃまは自分が怪人だと信じられない様子でしたが
コートの男性の変なビームを浴びて再度怪人態に。
相手の擬態を解除させるビームですが、怪人同士では通常使い道が無さそうで
習得する意味が分かりません。
嫌がらせ目的でしょうか。



 坊ちゃまは自分の正体を知りショックで走って行ってしまいます。
どこかのベンチに座り込み、自分がお姉さんと自分自身を殺した怪人だと気付き
泣きながらプレゼントのマフラーを解き始めてしまいます。

主に爺やが作った物ですが、自作だと信じているのか遠慮ないです。


先輩は加賀美君に向かって坊ちゃまが怪人だと隠していた事を批難。
コートの男性はこの場には残らなかったようです。
しかし先ほどまで怪人が居た場所でよく話し込む気になれます。


坊ちゃまへのプレゼントを落としたまま、
先輩は加賀美君にビンタを食らわせ帰っていきます。
傍から見ると何だか加賀美君が振られているようです。

一方、坊ちゃまも帰宅したらしく、
爺やに何故自分が怪人である事を黙っていたのかと聞いています。
爺やは知らないフリをしますが、坊ちゃまは爺やがとぼけていると感じています。
「俺は全てのワームを倒さなければならない、俺自身もな。」と
テーブルに置かれたケーキを叩き落して部屋を出てしまいます。

ところで爺や、坊ちゃまが先輩とのデートに行ったのに
ケーキを用意してあるのはどういった意図でしょうか。

A デートが夕方解散予定だった
B お持ち帰りと予想した
C 振られると思ってた



 バイト先で天道君に坊ちゃまが怪人だったと明かす加賀美君。
先輩も黙ったままその場に同席しています。
天道君も加賀美君に黙っていた事を注意し、
怪人だったら倒すしかないと話します。

坊ちゃまは悪い奴ではないと庇う加賀美君ですが、
天道君は坊ちゃまに擬態している怪人はお姉さんを殺害しており
他の人間も襲っているはずだと指摘します。

先輩は2人のやり取りを聞きながら、坊ちゃまに助けられた事を思い出したりで
複雑そうです。

この場にはおりませんが、訓練生も料理の
モルモットとして頂点に立っている坊ちゃまに肩入れしそうです。


天道君は家で妹さんにクリスマスケーキを振舞っています。
天道君はケーキを美味しそうに食べる妹さんを見ながら、妹さんが笑顔でいる事を願い
また世界がひよりちゃんが笑えるような世界に変える事を誓っています。

ところで、二人暮しで日持ちしなさそうなケーキ一台ですか。
坊ちゃまの家もそうですが、少々多すぎではないでしょうか。
食べ切れない事も無いですが、生活習慣病には気をつけてください。



 それぞれ出動しているカブトとガタック。
ちなみにカブトはどこかの地下駐車場かトンネルっぽい場所、
ガタックは海岸っぽい場所です。

ガタックが出動した場所にはコートの男性も出現し、ガタックは受けた攻撃で転がってしまいます。
すると海の中から海坊主坊ちゃま出現。
そう言えばさっき入水してたようですが、どの位潜っていたのかは不明です。
坊ちゃまは怪人態になりガタックを攻撃。
ガタックの呼びかけにも耳を貸さず、結局ガタックを吹っ飛ばして行ってしまいます。

ところで、坊ちゃまは此処で戦闘が起きなかったら
ずっと潜っていましたか。


何処かの倉庫みたいな場所でコートの男性に話し掛けられている坊ちゃま。
コートの男性は坊ちゃまに仲間になるように誘い掛けますが
坊ちゃまはサソードヤイバーでコートの男性を脅し、口の利き方に気をつけるようにと凄みます。

もう1人のコートの男性も出てきて坊ちゃまに文句を言い変身して襲い掛かりますが
坊ちゃまも怪人に変身し、2人のコートの男性に毒針を刺して変身解除させ
全てのワームの頂点に立つとか言い出しています。

ところでコートの男性、フリーズとか最近使わないですがどうしたのでしょうか。
敵の方が急激にヘタレると言うのも味わい深いです。



 広い部屋で1人で椅子に座り「坊ちゃま」とか言っている爺や。
そこに天道君が入って来ます。
この屋敷は相変わらず施錠していないようです。

「坊ちゃまの事、よろしくお願いします。
どうぞ、坊ちゃまの願いを叶えてやってください。」
と天道君に頼む爺や。

一方ガタックは市街地で戦闘。
海岸では吹っ飛ばされただけで済んだようです。

そこに坊ちゃまが登場。
坊ちゃま、もしかしてデートを尾行された仕返しに
加賀美君をストーキングですか。

加賀美君は変身を解き、坊ちゃまに人間として生きるようにとフレンドリーに話し掛け
先輩の用意したプレゼントを差し出します。

加賀美君、先輩から坊ちゃまへのプレゼントをずっと持っていましたか。

坊ちゃまはプレゼントの品と叩き落として踏みつけ、
加賀美君を殴り飛ばして「全ての人間は俺が倒す。」と宣言。
そして物陰に隠れていたコートの男性達も坊ちゃまの側に控え
ガタックゼクターを奪い取ってある事を示してたりします。

「全てのワームに伝えておけ、もうすぐ最後の戦いが始まるとな。」
という坊ちゃま。
当初カブトのカウンターキックにことごとく引っかかった怪人達です。
連絡が回りきるまで少し時間が掛かる事でしょう。

ところで、コートの男性達、坊ちゃまを盾にして調子に乗っている様子で
すっかり手下っぽい振る舞いを見につけています。
何とも切り替えが早いです。
あと、影山あたりと話が合いそうです。



 その辺を多分散歩か何かしている天道君の前に出現する坊ちゃま。
加賀美君を預かっていると天道君に伝えます。
折角手下を持ったのに自分で伝令しています。

一方、指令車では先輩が上司に怪人や人間は何なのかと質問。
上司も分からないとしながら、その答えを見つける為に戦っているのかも知れないと答えます。
ところで、この指令車では今何を監視していますか。
加賀美君が連れて行かれたのとか把握していますでしょうか。


坊ちゃまは加賀美君の命と引き換えに全てのゼクターを持ってくるようにと天道君に言います。
ライダーシステムさえ破壊すれば怪人に敵は無い、と理由まで説明。

「子供の頃からずっとお前の事を見て来た人が言っていた。
お前の事をよろしく頼む。望みを叶えてやってくれ、と。」
と話し掛ける天道君に
「俺の望みはただ1つ。」とだけ答えて去っていく坊ちゃま。

坊ちゃますみません、ゼクターどこに持ってけば良いか教えてから行ってください。
また電波頼りに行く羽目になりますか。



 指令車のモニタを見て
怪人達が同じ場所に向かっている事に気付き
上司に報告する先輩。

一方天道君は受け渡し場所が分かったらしく、
何かの施設の地下みたいな場所に向かいます。
そこには坊ちゃまとコートの男性達、
それから拘束された加賀美君が待ち構えていました。

加賀美君は天道君に来ないように言いますが、
天道君は黙ってケースに入れたゼクターを坊ちゃまに投げ渡します。

坊ちゃまはケースを開け、そばにあったプレス機にゼクターを置いて機械を作動させます。
ところで、太いパイプみたいなのが多くある場所に
何でプレス機だけポツンとありますか。
もしこの施設が何かの工場だとしたら効率の悪い作業動線な気がします。
流行りのトヨタあたりからコンサル呼んだらどうでしょう。

坊ちゃまはコートの男性に加賀美君を解放するように指示し、
「終わりだ、今日から我々ワームの時代がはじまる。」と発言。
その直後に壁を破って大量の怪人が出現します。

どうも怪人は隠れて待つ事が多いです。
冬場なので大変そうです。

身構える加賀美君や天道君ですが、そこに先輩が豆鉄砲を持って登場。
建物がゼクトによって包囲されているとして怪人達を脅しています。

ところで、上司は先輩に1人で施設に突入する事を許可したのでしょうか。
ちょっと先輩の身が危険な気がします。

坊ちゃまはコートの男性達に戦うように指示。
そしてプレス機に挟まっていたゼクターもノーダメージだったようで
天道君達の手元に飛んで行きます。

天道君と加賀美君はカブト、ガタックに変身。
坊ちゃまもサソードに変身します。
あと、先輩も豆鉄砲でその辺を撃っていますが
早く退避して欲しいです。


ガタックは一般の怪人をジャイアントスイングとかしていますが
近くにコートの男性もいるようですので、
雑魚相手に余計な大技出すのはどうかと思います。

そしてカブトはサソードと対戦。
こちらはクナイガンとヤイバーで斬りあってて、
お互い小手調べという感じでしょうか。


あと、外を歩いている矢車と影山もコートの男性+一般の怪人達を見かけ、
矢車が「もう一度求めてみるか、光を。」と突然言い出して
鎖を力で外してゼクターを呼び出し変身。

ロープで巻かれて捕まったままだった加賀美君は
素手で鎖を切ったこの2人を見習うべきかも知れません。


ちなみにそのガタックですが、
いつも苦戦するコートの男性相手に
ライダーキックを決めて爆発させていました。

遠い昔、時間をほぼ止めたり、受けた技をコピーしてお返しする怪人が居た気がしますが
あの人は何処へ行ったのでしょうか。


一方ホッパー達と戦っているコートの男性も
一度は2人まとめて転がした物の
転がった状態の2人に足を向けられライダージャンプを発動され
怪人の方がその力で上空に飛び上がってしまい
落ちた所でライダーパンチとライダーキックを同時に貰って爆発。
こちらも2対1とは言え良い所無しでした。



 建物の屋上のような場所でキャストオフして戦っているカブトとサソード。
サソードはライダーキックに突っ込んでしまい、技を食らって変身解除。
地上で怪人を豆鉄砲で追い払っていた先輩は、建物の上に居る坊ちゃまが
プレゼントのブレスレットをしているのに気付きます。
ブレスレットを踏みつけた後にこっそり回収していたようです。
あと、視力2.0じゃ済まなさそうです先輩。

坊ちゃまは今度は怪人に変身してカブトに攻撃しだします。
そして先輩は坊ちゃまに付いて気付いた事があるようで、
カブトと止めるべく屋上に向かいます。

坊ちゃまはカブトを殴りながら、先輩とのデートプランを思い出しています。
お茶を飲んで遊園地に行って最高のクリスマスを迎えるつもりだったようです。
坊ちゃまにしては予算抑え目のしっかりしたプランかも知れません。

そんなの事を考えながらカブトに転がされている坊ちゃま。
カブトはハイパーキャストオフをし、虫のたかったパーフェクトゼクターを構えます。

坊ちゃまはカブトに向かって何故かゆっくり歩いて行ってます。

そこに先輩が到着し、カブトに止めるようにと訴えます。
階段駆け上がって大声を出せるあたり体力あります。

坊ちゃまはカブトに近付き、顔の横を殴る感じで組み付いて
自分との約束を思い出すように話し掛けています。
それに答えるように、技を発動するカブト。
坊ちゃまの周囲に爆発がおこり、ブレスレットが転がります。

カブトも結構爆心地近い気がしますがまあハイパークロックアップでどうにかなるでしょう。


泣きながら天道君に抗議している先輩。
坊ちゃまは坊ちゃまのままだったと訴えています。
天道君もそれは分かっていたようですが
ああする事が天道君と坊ちゃまの約束だったそうです。

天道君的には爺やのお願いな部分も大きいかも知れません。

坊ちゃまは全ての怪人を倒す夢を自分の力で叶えたのだと話す天道君。
そう言えば先輩は怪人達が一箇所に集まっていると言っていたので
先ほどの現場にかなりの数の怪人が呼ばれてて、そして倒されたと思われますが
前述のように連絡網に不備がありそうですので
情報の遅い連中がしっかり残っている気がします。



 屋敷で坊ちゃまが居るのに気付き慌ててその部屋に入る爺や。
坊ちゃま、あの場をどう離脱したのでしょうか。
怪人態にしろライダーの姿にしろ、そして人間態にしろ
かなり目立ったと思います。

椅子に座っている坊ちゃまは、眠っても良いかと爺やに尋ねます。

「何も心配する事はございません。爺がずっと傍に居ますから。」
と言われ、爺やに礼を言って静かになる坊ちゃま。

ちなみに怪人態にならないのですが
何が基準で人間態になったり怪人態になったりするのか
いまいち良く分かりません。

そして坊ちゃま退場な訳ですが
最終学歴が中学校になってしまうのか
気になりながら次回に続きます。