第41話




 一般人が通行している広場の上空で
何か薬剤を詰めた弾を爆発させているゼクトルーパーさん。
一般人達は咳き込み出し、その一部は怪人の姿になります。
そこにシャドウさん達が突入し怪人達を攻撃。

人前で作戦するようですゼクト。

この様子はビデオに撮った物のようで
若いのが会議でビデオを集まった人達に見せ、
怪人の擬態能力を奪う「アンチミミック弾」のが完成したと報告。
しかし偶発的に出来た物らしく、今のところ3発のみで
有効時間も短いそうです。

2発目はエリアC-3に蔓延る怪人を一掃するのに使用するそうです。
お偉いさんは若いのに「友人達はどうなる。」と質問。
若いのは避難させると回答。

サーモグラフィーについては忘れた方が良いのでしょうか。

あと、偶発的に出来た薬という事で
人間に対して無害か調べてあるのか気になります。


あと何か天道君が山登りしたり
ご来光を指さしてたりしてますが
キノコ狩りにでも来ているのでしょうか。

この後凄い勢いで下山して朝食作って妹さんに出すかも知れません。



 荷物を運び出しトラックに積み込んでいる加賀美君チーム。
荷物の中には人が入っているようで、荷台の中で蓋を開けて顔を出したりしています。

作戦に備えて一般市民を避難させるのなら分かるが、
この人達だけを運び出す理由が分からない加賀美君。
上司も本部の命令だとして理由は知らないそうです。

そんなやり取りをしている間に、トラックに怪人達が張り付いていたようです。
この寒いのに風に当たって怪人も大変そうです。

豆鉄砲で応戦する上司や先輩。
加賀美君の運転するトラックは野晒しの段ボール山に突っ込み停車。

曇っているのですから
せめてビニールシートぐらいかけて欲しいです。
車から降りて応戦する一同。
どうも怪人達が潜んでいる所に誘導させられたようで、
先程へばりついて来た以上の数の怪人がうろついています。

加賀美君はガタックに変身し、先輩や上司を助けながら戦います。
しかし怪人の一体がトラックの荷台に侵入。
トラックからは角付きの怪人達がワラワラ降りて来て
上司や先輩の後ろに隠れ助けを求める怪人達。

ある者は
「あいつはトップの息子だろ、何故助けてくれない。」
と文句まで言う始末。

トップの息子と言われて気になってしまったガタック、怪人に殴られたりして形勢不利に。
本格的に駄目そうだと感じたのか、角付き怪人達は逃走を試みますが、
何処からともなくエネルギー弾が飛んで来て次々爆発してしまい、
しかもその爆風で先輩まで転がってしまいます。


ガタック達の周辺を黒い影が行き来し、次いで少し向こうから
杖をつき、フード付きの黒いコートを着用した男性が喪服を来た女性達を引き連れて近寄ってきます。

気のせいか、無駄に移動しまくりましたかコートの男性。

「ゼクトの諸君、今度はアンチミミック弾等と言うつまらない兵器を開発したそうだね。」
と声をかけてくるコートの男性。

もしかしたら以前のサーモグラフィーも彼らによって取られただけかも知れません
て言うかそう思いたいです。


ガタックはキャストオフし男性に向かって行きます。
彼らが怪人だと言う証拠がまだない気がしますが
幸い男性もすぐ怪人態になってくれます。

キャストオフしたガタックですが、男性の目にも止まらぬ攻撃を食らい
あっという間に吹っ飛ばされてしまいます。
男性の方はガタックを転がしてすぐ人間態に戻り引き上げていってしまいます。

加賀美君は先輩を助け起こし、同じく心配して近寄ってきた上司に
自分がゼクトのトップの息子とはどう言う事か、角付き怪人が何者なのか聞いています。
上司が答えず、先輩の具合も悪そうなので
先輩を支えて移動する加賀美君。

ちなみにサイレンの音が聞こえたりしてて
上司1人で警察への対応をする羽目になりそうです。


加賀美君のバイト先では、訓練生が坊ちゃまに金ピカごぼうという料理を振舞っています。
何かしゃちほこみたいな飾りが置かれていますが、これこの店の備品でしょうか。
初めての味だとかで銀ピカごぼうも食してみたいとコメントする坊ちゃま。

美味しいとか不味いとかのコメントが無いのは一種の配慮でしょう。

あと、終盤に向けて死人がボンボン出るモードになった際、
坊ちゃまは比較的死にそうな位置にいるのですが
死因については食あたりとかかも知れません。

そこに先輩を連れて駆け込んでくる加賀美君。
加賀美君は訓練生に先輩の手当てを頼みますが
まず病院行ってください。
あと歩いて来たように見えましたが
変なバイクくとか召喚して先輩に断られたとかでしょうか。

訓練生に拠れば先輩のは大した傷ではないそうですが
坊ちゃまはかなり動揺しています。
訓練生に後を任せて店を出て行こうとする加賀美君を止め、
世界で一番大切な恋人を置いて何処に行くと叱ります。

芝居だったと白状し離脱する加賀美君。
坊ちゃまは何か喜んでいるだけで騙された事に関しては気にしていない様子です。
訓練生、その変な注射は先輩でなく、
そこで1人で騒いで倒れた坊ちゃまに刺してやってください。



 警視庁に向かった加賀美君。
先程までの引越し屋スタイルでなく背広に着替えている当たり
TPOはわきまえている様です。

しかしアポイントを取らず警視庁に入った為、
やたら動きの良い警察官らに取り押さえられてしまいます。
折角中学でラグビー部の顧問をしていたのですから
もう少し頑張って突破して欲しかったですが、相手が悪かったようです。

そこにお偉いさん登場、ここでは自分は父親でなく警視総監だとして
加賀美君に分をわきまえるように注意していきます。

お偉いさんの背中に向けて
「その警視総監がゼクトのトップだったとはな!」と言葉を投げつける加賀美君。
そこに若いのがやって来て、取り押さえられて這いつくばっている加賀美君の頭を
蹴って黙らせました。

加賀美君の頭が良くなったらどうするのでしょうか。



 何故か先輩と一緒に寝ている坊ちゃま。
先輩は目を覚まして状況に驚いています。
都会で鶏の声がするのも異常ですが
加賀美君のバイト先の普段は客用のテーブルがあるあたりに
天蓋付きベッドが置いてあり、自分が寝かされている状況では
確かに驚くでしょう。

ていうかダウンするほどの怪我とも思えなかったですが
あの後で訓練生の料理の試食とかさせられたのかもしれません。

坊ちゃまは先輩に愛においても頂点に立とうと話し掛けますが
「はっきり言わないと駄目なようね。あたしは」と先輩が言いかけた所で
天道君が朝食を出してきます。

「でも、こんな物どうやって入れたんでしょう。」とベッドを見ながら呟く訓練生。
やはり爺やがせっせと組み立てたのでしょうか。

あと、店主が今の状況を把握しているのか気になります。


先輩の為に毒見をすると言い出す坊ちゃまですが
納豆や豆腐が未知の物だったらしく、
豆腐をヨーグルトと誤認し砂糖をかけて食べて不味がっています。

関係無いですが、北海道は赤飯は甘納豆が入っており
釧路ではアメリカンドッグにケチャップでなく砂糖をまぶすと聞いたことがあります。
探せばそう言う食べ方をする人も居そうな気がします。

先輩は坊ちゃまが腐っていると認識した納豆を横から取り、
平然と食べて見せて、坊ちゃまに住む世界が違うとアピールし
付きまとわないようにと言います。

ところで、開店前にベッド片付くのでしょうか。



 総監室か何かで目を覚ます加賀美君。
お偉いさんが面倒見ていたようで、アポイントとか無くても問題なさそうでした。
加賀美君はお偉いさんにゼクトのトップである事を黙っていたのは何故か、
ゼクトと角付き怪人はどんな関係か質問。

「終幕は近い、ゼクトとはネイティブの物。
 この私でさえネイティブのしもべに過ぎん。
 お前がガタックになれたのもネイティブのお陰。
 35年前初めてネイティブと接触し計画者にその名を聞いた時から
 お前の運命は決まっていたのだ。」
と具体的なんだか抽象的なんだか分からない回答がお偉いさんから帰ってきます。

自分は何のために生まれてきたんだと質問する加賀美君。

「我が魂がネイティブと共にある。そしてその意志を継ぐ物はお前だ。」

その話を聞いて止めろと叫んで泣きながら退室する加賀美君。
ところで加賀美君の弟さんは何のライダーになる予定だったのでしょうか。


バイト先で天道君に聞いた話を報告している加賀美君。
ベッドは片付いたようですが、依然営業できる状態ではなさげです。
7年前の渋谷隕石より前に同じ組成の隕石が落ちているとして
35年前の隕石から角付き怪人が生まれ、彼らと接触した人類が取引し
角付き怪人がマスクドライダーシステムを作り、
人類が怪人から角付き怪人を守る組織ゼクトを作ったのだそうです。

という事は角付き怪人は地球に来る前から
敵対する怪人に追われていたという事でしょうか。

後からもっとタチの悪いのが来るからと言えば
確かに技術を貰って彼らを守るよう協力しようとする地球人も現れるでしょう。
それにしても、その話を力のある人が信じたのですから
隕石が来そうな場所に避難命令も出せたのではないでしょうか。


ライダーも角付き怪人の物だったと聞いてショックを受けている加賀美君。
天道君は自分にベルトを託したのも角付き怪人だと語ります。
映画とは違い、
どうも瓦礫に埋もれた父親から貰ったようです。
角付きも怪人だとして協力関係が有った事に拒否反応を示す加賀美君。

天道君はゼクトは元々胡散臭いし怪人を倒す目的に代わりは無いと
加賀美君を落ち着かせようとしますが、納得してくれません。

そこに上司が登場。
アンチミミックを使ってエリアC-3の怪人を一掃する事になったそうで
加賀美君にも参加するように言う上司。

加賀美君は上司もゼクトが角付き怪人とつるんでいた事を隠していた為に
不信感を抱いたようで、出動したくない様子。
上司は1人でも怪人と戦うと主張して店を出て行ってしまいました。

ところで加賀美君のバイト先ですが、
下手なゼクトより基地の役割果たしています。



 何か車のボンネットに上がって座り込んでいる坊ちゃま。
失恋のショックで自暴自棄気味になって
ゴミの山が自分にピッタリだと思っているようです。

そんな坊ちゃまの電波に呼ばれたのか
羨ましがりながら矢車と影山。
影山はお坊ちゃま君と呼ばれてみたいそうです。
呼んだら呼んだで気を悪くするのではないでしょうか。

そうかと思えば矢車あたりは失恋は最高の暗闇だとか言って
ティッシュで涙を拭いてゼクターを磨いたり、
坊ちゃまも八つ当たりにおいても頂点に立つ男だといって
ティッシュで鼻をかんでからゼクター磨いたりで
紙くずを何処に捨てるのか気になります。


そういう訳でホッパー達と戦っているサソード
結局頭部にライダーキックとライダーパンチを同時に食らい、
その後蹴飛ばされて放物線を描いて先程の車の窓に刺さってしまいます。

最悪がっている坊ちゃまをスカウトする矢車と影山。
坊ちゃまは矢車の弟2号になったようで、兄さんとか言って甘えたりしています。
シスコンからは脱却したようで、今夜は赤飯です。甘納豆かどうかはともかく。



 お偉いさんの所に行っている天道君。
ライダーに「赤い靴」を仕込んだのは誰か聞いています。
天道君の父親が仕掛けたらしく、お偉いさんが意志を継いだようです。
しかしその暴走スイッチが角付きとそうでないのを見分けずに攻撃するあたり
仕込んだ意図が良く分かりません。

天道君の父親を天の道を往く人だったと話すお偉いさんを
天道君も信じる事にします。

自分は恨まれても仕方がないが息子はと言うお偉いさんに
加賀美君を恨みはしないと答える天道君。
お偉いさんに付いては言及していませんが、
よく考えたら給料貰っている身ですから黙っていた方が良いでしょう。



 結局上司を信じて仕事を引き受けた加賀美君。
建物の上から人通りの多い場所を見下ろして
ゼクトルーパーさん達と一緒に作戦に備えています。
一般市民が誰も彼らに注目しないのですが
本当に目立たないのか、
最近よく出動しているので
気にされなくなっているかです。

上司が加賀美君と通信を終えると、通信に雑音が入りだし
またモニターに黒いコートの男性らが映っているのを先輩が見つけ
包囲されている事に気付きます。

上司は異変を加賀美君に伝えようとしますが、
妨害電波か何かで通信が繋がりません。

加賀美君はガタックに変身し、ビルから飛び降りて通りの側に移動、
上司達は指令車でガタックらのいる方に直接出向き
作戦の中止を伝えますが、
一足遅くアンチミミック弾が打ち上げられてしまい
通行人の殆どが怪人に変身、
しかも上司も角付き怪人になってしまいます。

上司、怪人のくせに
ガタックゼクターにのされて入院しましたか。


ガタックは激しく動揺し、ゼクトルーパーさん達と同レベルで
怪人達にボコられています。
敵の攻撃でどんどん転がってどっか行ってしまうガタックに
上司は駆け寄り助け起こそうとしますが
ガタックは怪人である上司を拒絶。

ところで上司、ガタックは割と頑丈ですので、一般のゼクトルーパーさんを先に助けるか
先輩の保護をお願いします。

そこに黒いコートの男性が女性陣を引き連れて登場。
ゼクトの作戦は最初からお見通しだと豪語しています。

そしてガタックを杖で小突きまくったり
パンチのラッシュをしたり
しこたま蹴りをくらわせたりを
変身せずにこなすコートの男性。
ただのハーレム男ではなさそうです。

ダウンして変身解除する加賀美君を見て引き返そうとするコートの男性、
トドメを刺さないあたり、何をしに来たのか不明です。

そこに天道君登場。
そう言えば作戦について天道君も知っていたので
最初から出動してても良かったです。

「お婆ちゃんが言っていた、人が歩むのは人の道。
その道を開くのは天の道。」

と本格的に良く分からない事を言いながら
コートの男性に攻撃。
ちょっと変身しないで攻撃するあたり
対抗意識があるのかも知れません。

上司は薬の効力がなくなったようで、人間態に戻り加賀美君に駆け寄り回収しようとします。
しかし加賀美君は上司を信用できなくなっており、
第一次反抗期的に座り込んだまま上司の手を振り解きます。

上司は先輩に加賀美君を連れて行かせます。
先輩は上司と一緒にアンチミミック弾の薬を吸っており、
怪人でない事が確実なのですが
上司が怪人である事については受け入れている様子です。

カブトと戦っていたコートの男性は怪人態に変身。
カブトは怪人と互角に戦っているようで
ハイパークロックアップしパーフェクトゼクターで攻撃をしようとしますが
怪人は時間を止めて、さらばだと言いながらカブトを攻撃。
カブトは吹っ飛ばされてライダーフォームに戻ってしまいます。

どうやら今回からの敵は更に早く動けるようで、
今後ライダー陣のスピードアップに向かうのか、
予め巨大ゴ○ブリホイホイを沢山仕掛ける作戦に向かうのか
注目したいです。