第40話




 ダークカブトに戦いを仕掛けられるカブト。
パンチは互角のようですが、ライダーキックの打ち合いでは
カブトが吹っ飛ばされてしまい、そのまま元の空間に戻されてしまいました。

更なる知らない空間に出ちゃったら悲惨ですが、今の所皆既日食な空間との往復しかないようです。

駐車場みたいな場所に落ちて変身解除する天道君。
加賀美君が駆け寄って来て様子を聞いてきますので
ひよりちゃんに会ったと答え、天道君はちょっと悲しみに浸ってしまった感じです。

ところで車とか通る場所っぽいので端の方に移動して
浸っててくださいませんか。
轢きそうです。



 神社の境内みたいな場所で喪服の女性。
自分が怪人であると言われて怯えているようです。

「あなたはワームなんかじゃない。あなたは、あなたです。」
と慰める大介。

そんな中、
「仮面ライダードレイク。風間大介か。いいよなあお前は。」
「メイクアップアーティスト、なんてオシャレだよねえ。」
と、その辺の狛犬にアテレコしながら
矢車と影山が登場。

妙な事を羨ましがっていらっしゃいますが、
ドレイクを羨ましがるのは一工夫しないと無理なのでしょう。

彼らは喪服の女性が人間の心に支配されているので
倒すチャンスだと考えてやって来たようです。

ところで彼らは何を手掛かりに出没していますか。
今回の大介は比較的マトモで電波微弱です。

大介はドレイクに変身し、2人を追い払おうとします。

銃が武器な癖にパンチホッパーと殴りあい出来るあたり
ドレイクこれでも普段より相当強まっています。

しかし2対1の状態ですのでパンチの方にかかりっきりになってしまい、
フリーになっているキックホッパーが喪服の女性の方に向かいます。

「お前今笑ったか、笑いたきゃ思いきり笑えよ。」みたいな事を言って
喪服の女性に蹴りを入れようとするキックホッパーですが、
当たる寸前に足を止め、
(この女、瞳の奥に闇が見える。俺と同じ地獄を見たか。)
とか考えています。
その姿勢で考え事とか無駄に疲れそうです。

異常に気付きドレイクをドツキながら
キックホッパーに声を掛けるパンチホッパー。

その時少女が消火器の薬剤を2人に向けて噴霧、
少女、いつの間に状況を把握して消火器ゲットしてきましたか。

地獄とかに慣れ親しんでても
消火器は駄目っぽいようで
ホッパー達が少女の攻撃にビックリしている隙に
ドレイクは喪服の女性を連れて戦闘離脱に成功。

安全圏まで逃げ延びる大介ですが、
喪服の女性が怪人モードになってしまい
殴られてダウンしてしまいます。
さっさと変身解除していたのが災いしたようです。


一方、矢車に何故トドメを刺さなかったのかと聞いている影山。
まさか惚れたんじゃないよねと批難がましく言っていますが
中学生にグラグラ来るより全然普通ではないでしょうか。

「まさかね、俺達は闇の住民だもんね。」と念を押す影山に
「ああ、分かっている。」
と言いながらも
矢車はうつ伏せに寝転んでその辺に生えている花とか見て
踵の拍車を打ち鳴らしたりしてて
東京は木枯らし一号ですが脳は小春日和です。



 加賀美君のバイト先で食事をしている天道君。
緑の石を見ながら、
何故擬態天道君がひよりちゃんと一緒に居たのか
分からない事が多すぎると悩んでいるようです。

ところで天道君が悩んでいるタイムは周囲の動きが止まっていましたが
クロックアップして悩んでいますか天道君。

加賀美君は天道君の様子を見て
ひよりちゃんについて良い手が有ると良いがと
気にしている事をアピール。

天道君は逆に加賀美君に悩みがありそうだと指摘。
加賀美君は前回坊ちゃまに先輩を諦めてもらう為に
彼氏の振りをしたのを気にしているようです。

大した悩みではないと口を濁す加賀美君ですが
当の坊ちゃまが紙ふぶきを撒きながら天使のような衣装で店に入ってきます。
今回の衣装は愛のキューピッドだそうで、背中の羽根も可動のコダワリようです。
これ爺や作でしょうか。
バイトしてください。

あと、天道君はさり気なく店の隅っこに避難し気配を消します。

坊ちゃまは加賀美君と先輩に先日動揺した事を謝罪し
2人とも大事な人だからと関係を祝福し応援するそうです。

いいからバイトしてください。

訓練生がその話を聞いてお似合いですと拍手。
先輩は加賀美君と恋人扱いされて思わず素で嫌がったりしますが
坊ちゃまが2人が喧嘩したのかと気にしだしたので
加賀美君が慌てて仲の良い恋人の振りをして見せて
変に取り繕います。


ところで、他にも食事していたお客さんとかいますが、
ゼクトのメンバーである事を祈りたいです。



 大介が目を覚ますのを待っている喪服の女性。
ところで大介達が来る前からドラム缶焚き火があるのですが
これ使っていた人、火を消してから移動してください。
火事になっても近くの消火器はもう使っちゃってます。

目を覚まし、喪服の女性を見て一瞬警戒する大介ですが
人間モードに戻っていたようで大丈夫そうです。

喪服の女性は怪人モードの記憶が無いとしながらも
自分が大介を攻撃したと勘付いたようです。

女性の掌に血がついていますが、
生の大介を張り倒したぐらいで負傷はありえませんので
返り血か何かでしょう。

自分がしたと思われる暴力を気にしている喪服の女性に
歌が聞きたいと言う大介。
女性が無理だと答えると、歌手を目指した動機を聞いてきます。
話題を怪人関連から変えたいようです。

子供の頃対人恐怖症を克服したいと考え
歌を習っている中で良好な人間関係を得て
「人間」が良い物だと思えるようになり、「自分の思いを歌いたい」という夢が出来たそうです。

「今度私が私で無くなったら、もう1人の私に伝えてください。
心の声に耳を澄ますようにって。
そうすればきっと、私の歌が聞こえるから。」

と結局怪人の話に戻ってしまいました。

そう言えば大介がライダーになったきっかけとか
まだ謎に包まれていますが
ついでに喋ってしまいませんか。



 ひよりちゃんの部屋に来ている天道君。
鳥が「ガンバレヒヨリ」と言っているのに気付きます。
ひよりちゃんが一生懸命レシピを考えている姿を想像する天道君。
天道君はずっとひよりちゃんの傍に居た訳ではなかったと
申し訳ない気持ちになっているようです。

ところで、喋る系の鳥は飼い主の声もソックリに真似しますが
この鳥の声はオッサンが無理に高い声出しているような感じです。
ひよりちゃん、1人の時はどんな喋りしていますか。
普段はあれでよそ行きの声ですか。



 サークルでレッスンを受けている喪服の女性。
調子が良いようで、講師に明日の公演で歌うように言われます。
ついたての向こうで面白くない様子でそのやり取りを聞いている代役の女性。

この女性が練習している姿がテレビに映っていない訳ですが
他人を気にしていて練習が疎かになっている可能性が無きにしも非ずです。


一方大介は天道君に喪服の女性に手を出さないように言いに行ってます。

「惚れたのか?馬鹿な奴だ。相手はワームだぞ。」
「大切な人がワームだった、ただそれだけの事だ。お前に俺の気持ちが分かるか!」
「分かるさ、俺にだって。」

で結局天道君が大介の依頼に了解したのかは不明です。

ところで此処、もしかして加賀美君のバイト先ですか。
店主が店に寄り付かなくなったのも分かる気がします。



 大介に電話を入れ、公演に出られることになったと報告する喪服の女性。
喪服の女性は大介に公演を見に来るよう約束を取り付けます。
連絡が終わった所で、助っ人の女性が姿を見せます。
助っ人の女性は変身して喪服の女性に危害を加えそうですが
そこに矢車が登場。

矢車、まさかストーカーしてましたか。

「逃げてください、貴女は私が守って見せます。変身。」と矢車、
言葉遣いも完璧です。
助っ人の女性を追い払い、満足げに変身解除する矢車。
近くの建物の中からブラインド越しに矢車の様子を見ていた影山は
矢車の近くに寄って、矢車の肩らへんを叩いてどっか行きました。

彼女作るの禁止とか言いたいのでしょう。
喪服の女性はどうも矢車あたりが見えていないフシがあるので
心配しすぎだと思います。

あと、影山も彼女作れば良い
と言いたい所ですが
好みの年齢層が犯罪チックな可能性があるので
難しい所です。



 公演の当日、控え室に向かう喪服の女性。
部屋には既に代役の女性が着ており、衣装にはさみを入れようとしていました。
若くない層のイメージする少女漫画みたいな展開です。

自分も一生懸命練習してきたのに許せないと言って
部屋に置かれた花や贈り物をジャラジャラ落として暴れ出す女性。
服の方は地面に叩き付けられただけで、切られていないようです。
ここで切ってたら死亡フラグな気がします。

ところで、喪服の女性も他人を怖がる過去を持っていたようですが、
何か精神に問題ある人のサークルですかこれ。

あと、代役の女性の一生懸命な練習が全然見れなかったので
申し訳ないですが主張に説得力が無く思えてしまいます。

代役の女性が暴れているのを見たせいか、
怪人の意識が強くなってくる喪服の女性。
鉢植えで殴りかかろうとする女性に、逃げるように訴えます。

喪服の女性も周辺に害を及ぼす事を恐れてか
会場から出て神社のような場所に来ています。

そこに大介が登場に女性に駆け寄ります。
大介、よくこの場所にいますが
まさかここで寝泊りしていますか。

喪服の女性は苦しみながら、来ないようにと大介を振り払い
一瞬怪人の姿に変身し、人間の姿に戻りますが意識は怪人の物となります。

「何故だ。何故人間如きの心が蘇る。」
と大介に問い掛ける喪服の女性。
大介は人間モードの喪服の女性に言われた通り
心の声に耳を澄ませば、人間を素晴らしいと思える歌が聞こえると連絡。

喪服の女性は人間は取るに足らない存在だと主張し
大介の言葉を否定。

そこにまた何故か矢車が登場し、喪服の女性は自分が守るとか大介に向かって言い出しますが
喪服の女性はご丁寧に怪人態になって矢車を払い飛ばします。

大介は飛んでった矢車の方向を見ながら無言&無表情です。
生身のまま怪人に明らかに数10メートルは飛ばされていていますが
ああ飛んでるなあ、ぐらいの扱いです。

矢車も擦り傷程度で大した事はないようで、普通に歩いていました。
そこに影山がお迎えに来て矢車を回収。
矢車は先程眺めていた花とか踏んで帰って行きます。

矢車、諦めはついたようですが
気を取り直して喪服の女性を倒しに行ったりはしないようです。
ちょっと精神的ダメージ引きずっているかも知れません。



 人間モードになっている喪服の女性のメイクを仕上げる大介。
舞台用の化粧とか、ありえない所に睫毛の絵とか書かれている印象があったのですが
普通より濃いぐらいな感じでセーフです。

大介にお礼を言う喪服の女性ですが、間に合わないと言って泣きそうになってしまいます。
もうすぐ自分が自分でなくなって戻って来れなくなると分かるのだそうで、
「約束してください風間さん、その時はあなたの手で私を。」と言う女性。
大介は約束に応じない様子を見せます。
女性は大介を置いて走ってステージに向かいます。

ところで本格的に泣いてしまった場合、化粧が流れて大惨事でしょうか。

客のいないステージに立ち、歌い始める女性。
幸い幕は上がっており、ライトもついています。

ステージに駆けつけた大介は女性の歌を聞いています。

女性は歌の途中で突然姿勢を崩し、怪人の姿が浮き上がったりしだします。
大介は女性の様子に気付き警戒しますが、
女性はすぐに何事もなかったかのように歌い続けます。
大介はこれを意外に思った様子です。

ところで、暴れた女性は避難したとして
サークルの他のメンバーとかが何処で何をしているのか気になります。
代役の女性の誘導に従って逃げたのでしょうか。
皆が彼女の事を信用してくれたのか気になります。



 会場の外に出て、喪服の女性に人間モードの喪服の女性を帰すよう訴える大介。
あの女の心は完全に封じ込めたという喪服の女性の言葉を
大介は怪人になっても歌い続けた事を根拠にして否定。

喪服の女性は大介との会話を中断するように
怪人態になって大介に攻撃しだします。
手加減しているのかクロックアップもせず
変身していない大介に避けれる攻撃を繰り出す喪服の女性。

そこに助っ人の女性が現れますが、天道君が現れて
「野暮な事は止めておけ。お前の出る幕は無い。」とカブトゼクターを呼び出し変身。

現在この中では助っ人の女性が一番電波強いでしょうか。
天道君来ちゃったのは自業自得かも知れません。

カブトはサソードゼクターだけつけたパーフェクトゼクターで
脱皮前の怪人らと共に助っ人の女性を斬って爆発させていました。

そう言えば、助っ人の女性は人間の心に支配された怪人を倒しに来た訳ですから
喪服の女性がほぼ怪人モードだったので来る必要も無く
無駄死にだったかも知れません。


一方大介は変身しないまま怪人に締め上げられている訳ですが
人間モードの女性に帰ってくるように訴えかけています。
首がちょん切れるどころか絞まってもいないようです。

大介を転がした喪服の女性は
近寄ってきた少女の方に何故か標的を移します。
大介は少女の身を案じドレイクに変身。

ドレイクは怪人を取り押さえ少女を逃がし本格的に戦い出します、
ライダーシューティングを放ちますが、加速して避ける相手を見て
思い出したようにクロックアップ。

喪服の女性とドレイクの攻防は女性が優位に見えましたが、
ドレイクのライダーシューティングが女性に当たり
シールドを出現させ前方の攻撃をこらえた物の後ろに吹っ飛ばされて
後ろに滞留していたエネルギーの固まりにもぶつかってしまい
喪服の女性が敗れました。

その辺にグリップを放置して女性を看取る体制の大介。
喪服の女性は手を伸ばして大介の頬を触りながら
「不思議だ、何故、私は。」という女性に大介は微笑んで見せます。
女性も少し笑って絶命。

大介は泣きながら女性を抱きしめ、大好きだったと言っていますが
怪人は死ぬと大抵怪人態になる傾向があるので
もうちょっとするとトゲトゲが刺さるような気がします。
十分注意をしてください。

そしてどうやら怪人モードの女性にも人間の心がうつっていたようで
ドレイクが勝てた理由が何となく分かりながら次回に続きます。