第1話


 7年前に飛来した隕石によって渋谷が壊滅、そして以降何か問題が発生したようです。
とりあえず氷河期にはなっていないようで、あんまり塵芥とか飛ばなかったのでしょうか。
渋谷の地質が気になります。
あと、某国営放送局とかどうなったのか気になります。


 倉庫のような所を見回りしている警備員。
何か気配のようなものを感じて来た所を戻ると、
つい先程まで綺麗に梱包されていたダンボールの山が
中身が空けられて荒らされています。
しかも自分ソックリながら静脈が出過ぎている人間に遭遇。
ソックリさんは見る見るうちに怪人に変身していきます。

こりゃヤバイと思った警備員さんは非常ベルに手をかけますが、
ボタンを押す前に怪人に頭をつかまれてしまってます。
役に立ってません警備員。
警備員を巡回させるんでなくて
防犯カメラ沢山つけた方が良かったみたいです。

ところでこの怪人、段ボールを開けたのもやはりこいつでしょうか。
ビニールのプチプチに気を取られなかったあたり、
何かで気をそらす作戦とか通用しなさそうです。


 怪人の出現の報を受けてゼクトルーパーとかいう部隊が出動しています。
車から降りて現場に突入する特殊武装した人達。
ところで運転している人も、もしかしてそのヘルメットかぶっていますか。
視界の確保が心配です。

指令を頼りに進んでいくゼクトルーパーさん達。
途中で冒頭の警備員さんが倒れていたりしますが、
誰が怪人の事を通報したのか気になります。
何かレーダーとかあるのでしょうか。

広間になっているフロアで周囲を警戒しているゼクトルーパーさん達。
天井を破って上のフロアから怪人が落ちてきて大変みたいです。
そのまま逃げれそうな状況でわざわざ床を壊して下のフロアまで行って戦うあたり、
怪人の目的が多分人間を殺す事なのでしょう。

そして遅れて現場前までバイクでやってくる青年。
現場前のワゴンに乗り込んで、先に中で仕事をしている人達に謝っています。
「遅いわよ加賀美君。」とか注意されています。

建物の中では明らかにゼクトルーパーの方々が次から次へ死んでるっぽいですが
加賀美君がこの程度の注意で済むのは
居ても居なくても大して変わらないポジションだからでしょう。

機材を漁って、現場に突入していく加賀美君。
小型の機材で戦闘の様子を撮影しています。
ゼクトルーパーさん達のヘルメットにでもカメラつけてれば用が済みそうです。

一体の怪人相手に人海戦術でも微妙な感じですが、怪人は他にも居たらしく戦況悪化。
しかも脱皮すると余計強くなるらしく、指令車からは「クロックアップする前に倒せ。」
という指示が出ます。
しかしマシンガンみたいなので撃ってもヘッチャラな怪人、凄い勢いでその辺を走り出してゼクトルーパーさん達を攻撃しだします。
ワイヤーとか張っておけば自爆しそうですが、仕掛ける余裕とかなさそうでした。

ゼクトルーパーさん達は撤退の指示を受け、弾幕を張って戦闘から離脱。
ちなみにカメラを回していた加賀美君もゼクトルーパーの方が持ってってくれました。
まだ撮影したそうな加賀美君、
自分には弾が飛んでこないと思っている
典型的日本人のようです。

指令車のおじさんに報告しているゼクトルーパーの人。
怪人は見失い負傷者6名死亡者21名と、来なきゃよかったね状態らしいです。


 しょぼくれながらバイクを押して移動している加賀美君。
もしかしてさっきの帰りでしょうか。
まさか直行直帰でしょうか。

そして加賀美君は隙だらけだったようで、引ったくりに財布を取られてしまいます。
普通引ったくりとか老人や女性を狙うものですが、余程弱そうに見られたのでしょうか。
財布をとられた加賀美君は犯人を追いますが、犯人は犯人で勝手に転んで自爆。
財布を投げ返し、座り込みながらも小さな折りたたみナイフで加賀美君を脅かしたりしています。

向こうから作務衣姿の通行人Aがやってきますが、通行人Aは犯人の振り回すナイフが喉元を掠めても無視して歩いています。
かなり周囲に興味が無いみたいです。

加賀美君が犯人を取り押さえながら、逃げないマイペースな通行人Aに注意しています。
通行人は「俺は誰からの指図も受けない。俺の通る道は俺が決める。そしてもう一つ、下手にかわせば折角の豆腐が崩れる。」
と歩くスピードとか方向とかは変えずに反論。

とりあえず通る道についてですが、
電線に付いた雨粒がたまに落ちてきてるんで
豆腐の為にも通らない方がいいと思います。

加賀美君が通行人Aに注意していると、取り押さえていた犯人が再び逃走。
通行人Aは忘れ物だ、と足元に落ちていた財布をキックし、犯人の後頭部にヒットさせて倒します。
ちなみに財布は跳ね返って通行人Aの手元に戻り、通行人Aはその財布を後ろに居る加賀美君に投げ渡します。

通行人A、その気になればリモコン下駄ゴッコとか出来そうです。

何なんだお前、と不審がる加賀美君に、通行人Aは
「お婆ちゃんはこう言ってた。天の道を往き、総てを司る男。オレの名は天道総司。」
と東京タワーを指差す通行人Aというか天道君。
東京タワーから電波を受信していると言うことで宜しいでしょうか。

あと、犯人より天道君の方が気になるのは分かりますが
早く通報した方がいいと思います加賀美君。


 どこかのお屋敷。
入り口の扉が何故か自動で開き、中の様子が映し出されます。
女の子が階段を下りてきて、その辺でくつろいでいる天道君に
「お兄ちゃんおはよう。」と挨拶しています。
食卓には天道君手製の和風朝食セットが並んでおります。
出汁が変わったとか言いながら美味しそうに食べている妹さん。

朝ご飯とか一緒に食べないのでしょうか。

妹さんは食事を作ってくれるのはありがたいがと
逃げ道を作っておいて
学校や仕事に行ったらと指摘。

しかし天道君は「準備で忙しい。」と言うことで、何かを待っているそうです。
必ずその時が来る、とまた東京タワーから何か受信。
しかし妹さんの方は天道君を信頼しているようです。
ところで保護者とかいないですかこの家。


 地下鉄のホームでキャリーバッグを傍らに電車待ちでもしているような加賀美君。
最近混雑している場所でも平気で
この手のキャリーバッグを転がして
周囲の人の歩行を妨害する輩が増えて閉口しています。

携帯が鳴ったので取った加賀美君。
電話の相手からは「もう済んだ、帰っていい。」と言われてしまいます。
ちなみに電話の相手は加賀美君の真後ろを同じタイプのキャリーバッグを持って歩いていた人みたいで、おそらく鞄を入れ替えられてる感じです。

指令車に到着した加賀美君、付けられていないか聞かれていますが大丈夫だと思っているようです。
ちなみにバッグの中身は今まで知らされていないようですが、
秘密兵器である事を教わり、バッグの中身も見せてもらいます。
秘密兵器のライダーベルトを使いたいと言う加賀美君ですが、
使う人がじきに本部から送られてくるとかで却下。

ちなみに天道君もベルトを持っているようで、
トレーニングが終えロッカーに入れたベルトに
「よう、お前いつまで俺を待たせるつもりだよ。」とか話し掛けています。
周囲に人が居なくて何よりです。

天道君はバッグにベルトを詰めてバイク乗ってジムから出ます。
ちょっとマフラー長いので事故らないか心配です。


 手作りアクセサリーの露天の前で立ち止まっている少女。
店員がおしゃべりに夢中になっているので、通行人A天道君は店員を注意したりしています。
これでは気まずくて買い物できない気がしますが、まあ無駄遣いしなくて済んで良かったかなって感じです。

しばらくして天道君に追いつく格好になる少女。
天道君のバイクを見て、バイクが痛がっているのに気付き
前輪に刺さっている釘を抜いてやります。
また少女はタンクバッグの所為で前が重くなっていると指摘。

「此処には全人類の希望って奴が入っている、それに比べれば軽いものだ。」と天道君。
いきなり知らない人に訳のわからない事を言う癖を直した方が良さそうです。

そんな中、
「ひより、店行くんだろ、乗ってけよ。」
と通りかかった加賀美君が少女に声をかけたりしています。
自転車があるからと断るひよりちゃん。

ところで女の子の一人称で「僕」ですか。
ジャス●オンの事例から
途中で口調が変わる可能性を指摘しておきます。


 車の中から先日殺害された警備員と思われる人物を監視している刑事さん達。
上の組織に連絡をしようとした所、携帯電波の画面とか乱れて変なノイズが出ます。
また何か電波でしょうか。
すると今しがたマンションに入っていったはずの警備員ソックリさんが
車の後部座席に座っています。
どこのデモンナイトですか。

刑事さんの1人はその場で殺されてしまい、もう1人も車外に出ましたが
いつのまにか背後に回り込まれてしまいます。
警備員ソックリさんは怪人の姿になってもう1人の刑事さんも殺害。
今度は刑事さんソックリの姿になって悠然と車に戻ります。

その様子を見ていたひよりちゃんは
怪人に気付かれてしまったようです。

ところで怪人、刑事さん達の死体とか放置ですか。
端に寄せるとかぐらいしないと、後続車がうっかり轢いちゃったりして大変です。


 怪人出現の報はゼクトに入ったらしく、現場に向かう指令車。
加賀美君も居ます。
時系列が良く分かりません。

車に置いてあるライダーベルトが漏電しているっぽく、
アラームを鳴らしながら変な光が出ています。
ちなみにその辺を走っていた天道君のベルトも変に光ってたりします。
触ったら危ないんじゃないかって感じがしますがどうなのでしょう。

自転車で逃げていくひよりちゃん。
いつのまにか目の前に来た刑事ソックリの怪人に
自転車を倒されてしまいます。
その気になればいきなり殺害とかできるはずなのですが、
どうした事か妙に緩い攻撃です。 
怪人は刑事さんの姿から怪人の姿になり、階段を上って逃げるひよりちゃんを
歩いて追いかけ始めます。

その気になればすぐ前に回れるはずですが、
階段を後ろからつけていくあたり
別の目的がありそうです。
というかズバリ変質者チックです。

到着したゼクトルーパーさん一同がひよりちゃんが怪人の近くに居るのにかまわず
マシンガンをぶっ放すので加賀美君はビックリ。
この場には居ませんがビルのオーナーも多分ブチ切れ。
しかし前回の作戦でも20人とか殺されている部隊ですから、
結構テンション上がっちゃったようで加賀美君の制止とか聞き入れられません。

そんなこんなしている内に怪人は脱皮してゼクトルーパーさん達は階段からボロボロ落とされていっています。
「田所さん!マスクドライダーシステムを俺に使わせてください、お願いします。」
とインカムを通じて指令車のおじさんに頼みだす加賀美君。
正式な装着員はまだ連絡が取れていないそうですのでチャンスです。
一度は断られますが、車に戻ってベルトを持ち出そうとする加賀美君におじさんも折れて
ベルトの使用を許します。

ところで加賀美君、今回の出動ではカメラも回さず他の人の邪魔してましたが
「親の七光り」がなかったら首な気がします。

ベルトを巻いて階段を駆け上り、怪人の前まで来る加賀美君。
「俺は貴様らを許さない。貴様らワームは俺が全て倒す。倒して見せる。」
と宣言して右腕を天に向ける加賀美君。
すると多分異次元からちっちゃめのカブトムシっぽいメカが出現します。
そして加賀美君の方に飛んでいくと見せかけて急カーブし、
階段の更に上にいつのまにか来ていた天道君の手に収まってしまいます。

天道君、別ルート確保ですか。
それともマイペースに怪人無視して上がっちゃいましたか。

「選ばれし者は俺だ。今俺はこの手で未来を掴んだ。俺はこの時を待っていた。いやこの一瞬の為に生きてきた。」
とカブトムシメカ片手に語っている天道君。
そしてカブトムシメカをベルトに差し込んでカブトマスクドフォームに変身します。

ちなみに加賀美君と天道君の間にいた怪人ですが、天道君の言動で混乱したのか特に行動を起こしません。
というか完全に無視されています。
ちなみにカブトの変身の余波で加賀美君は倒れてしまいました。
結構はた迷惑な変身です。


 気を取り直してカブトマスクドフォームに飛び掛っていく怪人。
カブトのパンチやクナイガンでビル内に追い込まれていく怪人ですが
怪人もクロックアップして猛スピードで体当たりをし、カブトをふっ飛ばします。

カブトは倒れこみながらも
「やっぱりお婆ちゃんの言う通りだ、俺が望みさえすれば運命は絶えず俺に味方をする。」
と訳のわからない事を考えつつ、ビル内の鏡を撃って破片を飛び散らさせ、
クナイガンのポインターの光を鏡に反射させてその辺に張り巡らし、
姿を消していた怪人を浮かび上がらせて刺し殺します。

刺された怪人は爆発し、戦いを見に来ていた加賀美君はその衝撃で再度ダウン。
というかさっき倒れてまた来る神経が分かりません。

フロアの奥の方からひよりちゃんが顔を出してきます。
加賀美君より状況を把握していそうです。
そしてゼクトルーパーさん達もカブトのいるフロアに押し寄せ、カブトに効かなそうな銃を向けたりしています。
そして指令車にいた2名もやって来て、何か言いたそうな雰囲気です。

冒頭では3体居た怪人。
今1体倒したところで非戦闘員っぽい人達が集まってきちゃっていますが
指令チームがこれで大丈夫なのか気になりながら次回に続きます。