第39話


 踏み切りの向こうに居るあきらちゃんに気付くイブキ。
遮断機が上がってからあきらちゃんを探しに行きますが、
あきらちゃんが隠れてしまい、「あきらー!何で逃げるんだー!」と少々取り乱してシャウトしています。
踏み切りがあるような場所ですので、騒音とかで今更文句を言う人も居ないと思いますが
やはり夜間はもう少し静かにしたいものです。

あと、変身すれば電車の上をジャンプして遮断機が上がる前に向こう側に行けそうです。


 学校で怪人達をやり過ごし、難を逃れた編入生。
恐る恐る玄関まで出ると、校庭でヒビキが倒れているのが見えます。
慌ててヒビキに駆け寄る編入生。
あとバーベキューの火の始末も宜しくです。


 たちばなで汁粉を掻き込んでいるトドロキ。
どうやらヤケ食いのようですが、30杯目のお代わりを拒否されると
怒っているなら殴ってくださいと言い出します。
そしてザンキさんが殴ってくれないと言いながら柱に絡みだすトドロキ。
何か泣き出したりしだすトドロキに香須実さんと日菜佳さんは引いています。

トドロキは実際はシラフな訳ですが、汁粉で酔っ払っていると考える事で
何とか救急車は呼ばれずに済んでいます。
そんな中、日菜佳さんの携帯に編入生から事件についての連絡が入ります。
編入生、日菜佳さんの携帯の番号をゲットしています。
油断なりません。


 みどりさんと明日夢少年は洞窟で糸を巻きつけられ
逆さミノムシ状にぶら下げられていました。
床にある遺留物から、早く脱出しないとやばいそうです。
みどりさんは明日夢少年に歯が丈夫か聞いています。
2人とも少なくとも脳の血管は丈夫です。

たちばなではオヤッサンがヨブコの資料を漁り、香須実さんがオヤッサンに状況を聞いています。
ちなみに明日夢少年とみどりさんは弾鬼さん達が探しに行っているそうですが、まだ見つからないようです。
最近探索にディスクアニマル(グッドデザイン賞受賞)を使い忘れるケースが目立ちますが
今回はどうなのか気になります。

ちなみにヒビキはまだ眠ったままだそうですが、
たちばなで寝かされているあたり入院しなくて済んだようです。
あとヒビキ、変にうなされていますが、
もしかして蝋燭の臭いとかきついのではありませんか。

明るくなってから、たちばなに忍び込む編入生。
テーブルで寝ていたトドロキの寝言に驚いて転び、隠し部屋に落ちてしまいます。
ところでトドロキ、汁粉ヤケ食いからずっとたちばなに居ますか。
ヒビキ搬入とかちゃんと手伝ったのでしょうか。


 一方明日夢少年はみどりさんに巻きついている糸を噛み切る事に成功。
みどりさんも鍛えているのだそうで、逆さ釣り状態から多分腹筋で脱出。
ヨブコが戻る前に明日夢少年を連れて逃げ出せたようです。

川沿いを走りながら逃げている2人。
気絶状態で洞窟に連れられていった訳ですが、帰る方向が分かるあたり凄いです。

そして小休止しながら、みどりさんは編入生の台詞を思い出し、
明日夢少年にヒビキの弟子にならなくていいのか聞いてきます。
日菜佳さんも明日夢少年をスカウトしようとしていましたが
余程人手不足なのでしょうか。

みどりさんはヒビキの昔の様子とか明日夢少年に話しています。
中学の頃、苛められていた級友を助けられなかったヒビキ、
級友が転校した後、ヒビキ自身も転校したのだそうです。
その3年後にみどりさんが街で絡まれていたのを助けたのがヒビキだったのだそうです。

俺は鍛えているから手出しはしない、殴りたいなら好きなだけ殴れと言っていたヒビキを
カッコよかったと言いながら思い出しているみどりさん。
みどりさん、ヒビキに感心する前に警察に電話したのでしょうか。
当時は公衆電話全盛でしたが。

殴られても立ち上がるヒビキに相手グループがビビッて逃げたとか。
みどりさんがお礼を言おうとしたらヒビキはいつものポーズと共に去ってしまったそうです。
一歩踏み出す勇気があれば人は変われると思ったみどりさん、
鬼の人達を支える為に猛士入りしたそうです。

明日夢少年はみどりさんの話を聞いて、「少しの勇気」という物の重要性を認識した様子です。
ところで警察は結局呼ばなかったのですか。


 隠し部屋に入ってしまった編入生は暗いのが怖いらしくママさんに助けを求めていますが、
流石にフランスに居るので助けに来てはくれません。
移動しているうちに研究室まで来てしまう編入生。
そこに並んでいる音叉を手にとり、変身を試みます。
しかし謎の静電気みたいなのに弾かれて編入生はダウン。

そう言えば変身できなかった場合のリスクとか全く触れられていませんでした。
凶暴になったり灰になったり片腕持って行かれたりなど、今まで色々なパターンがありましたが
ダウンで済んで良かったです。

客席に居座っているトドロキに声を掛けるオヤッサン。
早く退けないと営業に支障が出るので大変です。

ザンキさんから冷たくされた事について、
獅子は我が子を谷に突き落とし、這い上がってきた者だけを育てると言ってみた所、
トドロキは自分が獅子だと思い込んでしまいます。
オヤッサンはザンキさんがトドロキに独り立ちして欲しかったのではないかと言おうとしていていますが、もうトドロキは聞いちゃいません。

もっとも、元気は取り戻せたようですし席も立ってくれたので目的の殆んどは遂行出来たのではないでしょうか。

香須実さんがイシワリ君からの連絡の内容をオヤッサンに言いに来ると、
横で聞いていたトドロキは誰も行けって言っていないのに出動。
もっとも、裁鬼さんが戦っていると聞いたら行ってあげないと
十中八九ピンチなので危険です。

案の定建物の渡り廊下みたいな所から落とされている裁鬼さん。
裁鬼さんの持っている武器がやけに小さく見えるのですが、
折れてしまったのか、新武器を試しているのか不明です。
新武器だとしたら大きさ的に鳴子か何かでしょうか。
弦じゃないですが。


 渡り廊下から飛び降りてきたヨブコに轟鬼が突進、裁鬼さんはセーフのようです。
轟鬼が烈雷でヨブコを斬り付けますが、音撃と見なされているのかこちらも弾き返されてしまいます。
ちなみに殴っても弾き返されるようで、轟鬼はヨブコの反撃を食らい建物の壁に叩きつけられてダウン寸前。
そこにイブキも合流し変身。
威吹鬼はヨブコに蹴りを一発入れますが、
一足遅く轟鬼はヨブコによって建物の下の方まで投げ落とされていました。

どうも伸びているっぽい轟鬼を心配しながらもヨブコと戦う威吹鬼ですが、
こちらも烈風の攻撃が無効化されてしまい、同じく下に落とされてしまいます。
スクラップ工場のような所へ落ちた威吹鬼、こちらはダウンはしていませんが
追って来たヨブコに烈風を落とされ、足を噛まれたりした上にその辺に投げられたりしてます。
ところで威吹鬼、噛まれる確率高くないですか。
キャンプとかで一人でメチャメチャ蚊に刺されている人種ですか。


 雨が降り始めてから、ガラクタの中から這い出すイブキ。
そこに傘を差したあきらちゃんが現れます。
あきらちゃん、どこで戦闘が発生しているのか把握しています。
もしかしたらディスクアニマルでイブキの動向を探っているかも知れません。

トドロキも倒れながら意識は取り戻したようで、一人でやったので負けたけど負けていないとザンキさんに言っています。
ちなみにザンキさんは傘差さない派です。
トドロキは近寄ろうとするザンキさんを止め、立ち上がって礼を言ってその場を去ります。

あと、近くのマンホールから謎の煙が出ているのですが大丈夫でしょうか。


 研究室でダウンしている編入生ですが、香須実さんやオヤッサンが見つけてくれたようです。
近くに音叉が落ちていたようで、ダウンの経緯はばれてしまっています。
そこに入ってくるヒビキ。
濡れタオルまで持ってきているあたり完治しているのかは微妙です。

部屋で寝かされる編入生、気がついたらヒビキが編入生を看病している状態です。
目を覚ました編入生に、音叉を使おうとした意図を聞くヒビキ。
鬼になって父親を超えたいと言い、ヒビキに弟子入りを申し入れる編入生ですが
ヒビキに「そんなんで務まるのか、鬼が。」と問われて編入生は言葉に詰まった様子。
それ以前に体力テストで落ちそうな気がしますが、その件についてはまだ広く知られていないと思われます。

そんな中、みどりさんから連絡があったと知らせに来るオヤッサン。
勝てる手立てが見つからない中、出動しようとするヒビキを
編入生は負けるのが分かっている戦いは意味が無いと言って止めようとします。

「それが意味があるんだよ。待っている奴が居るからさ。」として出て行くヒビキ。
見送りに出る編入生ですが、色々不安そうです。
所で切り火忘れてます。


 イブキはあきらちゃんに、自分の人間の小ささに気付いたと言って
弟子を取るに足る人間なのか悩んでいると発言。

その結論は自分で出そうと思っているので、
あきらちゃんにも鬼になるかどうか自分で結論を出して欲しいそうです。

あきらちゃんは何も言いませんが、表情に暗さは無く
汚れた手を肩に乗せるなとか微塵も思っていない事が分かります。


 みどりさんは明日夢少年を連れて不知火までたどり着きます。
エンジンをふかし始め、もう安心と言う所で怪人達に見つかってしまいます。
もちろん轢き逃げとかしませんのでピンチになる2人。
そこにヒビキ登場、みどりさんと明日夢少年は怪人達が両脇に居る不知火から降りて
少し離れたヒビキの元に駆け寄ります。

怪人達も特にみどりさん達に拘っている訳ではないようで、
捕まえるチャンスとか有りそうですがリアクション無しです。
怪人達はヒビキに襲い掛かり、その間にみどりさん達は再度不知火に接近。
車から出る必要は結果的に無かった感じです。

怪人達は地中からヨブコを召喚、ヒビキも音叉をかざしてみどりさん達から少し離れて変身。
みどりさんに波動の周期を掴むよう頼んでヨブコと戦い始めます。
長く持ちそうにないとか言う響鬼、ついでに言うと怪人達もみどりさん達を無視して
響鬼との戦闘に参加しているので、みどりさんも責任重大です。
テーブルとノートパソコンを出し、解析を試みますが、
ヨブコの音波バリヤーの波動を感知出来ないそうです。

PCの起動とかで既に相当時間を食っていると思われますので
明日夢少年は居ても立っても居られずに響鬼の戦闘を直接見に行きます。
川でヨブコと戦っている響鬼ですが、烈火弾も直接叩くのもやはり効いていない様子。

ちなみに怪人達はヨブコの応援に徹しているので、特に警戒する必要は無さそうです。
しかし戦闘を見ていても突破口を見つけられずに困っている明日夢少年。
ふと、以前ヒビキの言っていた「自然には全てのものに響きがある。」という発言を思い出し深呼吸してみます。
すると、川に居るヨブコの足元に水の波紋が出来ている事に気付きます。
明日夢少年、視力いくつですか。

そして解析を諦めたのかアームドセイバーを持ったみどりさんが明日夢少年に合流。
明日夢少年はみどりさんに波紋の事を話したところ、
みどりさんの見解でも、それはヨブコの波動に共鳴したものだそうです。

そして波紋が消えたのを見つけた明日夢少年は、響鬼にチャンス到来を知らせます。
ちなみに何で波動が出たり消えたりしているのかは不明です。
響鬼はヨブコの左肩にあったスピーカーのような器官を破壊、
ヨブコの波動はストップしたようです。
みどりさんがアームドセイバーを響鬼に投げ渡し、響鬼はフォームチェンジ。

ところでアームドセイバーを軽々と投げたみどりさん、響鬼が空中でキャッチしなかったら
30メートルぐらい先まで飛んでいそうでした。
無駄に飛距離あり過ぎです。

バリヤーを失ったヨブコは鬼神覚声でスッパリ真っ二つ。
ちなみに怪人達はヨブコが負けたのを見て帰ってしまいましたが
戦闘後にヒビキが結構疲れている様子だったので
もう少し粘ると良かったかも知れません。

ヒビキに駆け寄る明日夢少年とみどりさん。
「ありがとな、明日夢。」と声を掛けるヒビキ。
初めてヒビキから名前で呼ばれて嬉しそうな明日夢少年。

この後みどりさんによって補欠合宿が再開されたかについては不明です。
あと、威吹鬼と轟鬼の両名がKOされたヨブコ戦から
さり気なく裁鬼さんを回収したと思われるイシワリ君が侮れません。