第28話


 テングと戦っている威吹鬼と応援に駆けつける響鬼。
響鬼は紅に変身し音撃棒でテングを殴りつけますが、
何度か殴っているうちにテングは音撃棒をキャッチして響鬼の攻撃を防いでしまいます。

テングは握力が強いらしく、掴まれた音撃棒から木片が飛び散り始めます。
威吹鬼がテングを後ろから撃ち、響鬼は鬼爪でテングの腕を刺して音撃棒を取り返し
威吹鬼と響鬼のダブル音撃でテングを撃破。
しかし響鬼の音撃棒はこの戦いで軸が折れてしまいます。

1体の相手に2人がかりで丁度良い感じだったのですが、大きさ的に人間サイズだった今回の敵、
数が増えていたらどうなっていたやらです。
ところで音撃棒を掴まれた時、鬼爪を使ったわけですが、
下手をすると武器を奪われかねないのではないでしょうか。
鬼火とか使っちゃまずいんでしょうか。
至近距離だとはねっ返りそうですが、そこは我慢です。


 自室でコンパスを手に沈んでいる明日夢少年。
万引き少年にボコられて退行したようです。
ママさんに呼ばれて食卓につく明日夢少年。
どうやらこれからヒビキと山登りに行くらしく、ママさんが張り切って
明日夢少年に食事を出しています。

トーストにバターを塗る所までやってあげてるママさん。
縦に出てくるトースターでなくて、オーブントースターとか使って
先にパンにバター乗せてから焼けば塗り広げる手間が省けるのでオススメです。

朝食を取りながらも、これから行く山登りの事でなく
万引き少年にボコられた事ばかり思い出している風な明日夢少年。
ママさんも明日夢少年が立ち直っていないのを気にしているようです。

そして食事を殆ど残し、出発してしまう明日夢少年。
ママさんは明るく送り出すものの少々心配そうです。
あと明日夢少年、本当に食卓から離れてそのまま家を出ましたが、
食べたら3分以内に歯を磨いた方がいいと思います。


 謎の人物やら怪人ソックリの男女が出入りしている洋館。
謎の人物達が廊下をウロウロ歩いています。
結構な人数がいそうですので朝のトイレラッシュとか心配です。

実験室に入る怪人ソックリの女性。
怪人ソックリの男性が寝ていない事を気にしているようです。
そして怪人ソックリの女性は小さいイガ栗の様な物が出来ているのに気付きます。
以前鎧を付けた怪人を作った時に使用した物っぽいですが、
今回は謎の人物用だそうで、それ経由で怪物が強くなるそうです。

怪人に使うと2個必要なイガ栗ですが、謎の人物に使えば1個で済みます、お得です。

そして怪人ソックリの女性の提案で、女性型の謎の人物にイガ栗を使う事に。
女性型の謎の人物は杖置き場から杖を一本持ち出動。
ていうか杖は1体に1本用意されているようです。
誰がどれを使うのか決まっているかは不明ですが
間違って持っていかれたり名前を書かれたりする杖とかちょっと嫌です。


 山へ向かうバスでヒビキに寄りかかって居眠りしている明日夢少年。
朝早かったのが効いたのでしょうが、通勤バスでもないので景色とか見ていた方が楽しそうなものです。
ところでこれでヒビキも寝てしまったら乗り越し確定です。

たちばなでは開店準備をしている香須実さんと日菜佳さんに
みどりさんが天気が良くて良かったと話し掛けています。
しかし香須実さんによると山の天気は変わり易いから油断できないとの事です。
天候が悪化する伏線でしょうか。
そして明日夢少年を心配している日菜佳さんに、ヒビキ君なら上手くやってくれると思うよと言って安心させようとするみどりさん。

今回のヒビキの遠出は撥の修理が主な目的なのですが、
バイトのお礼を理由に明日夢少年を励ます意味もあるようです。
ところで撥は今回は屋久杉でなくても良いのでしょうか。

あとボコられた事を知り合い全員に知られているようです明日夢少年。
屋久島で化け物に遭遇したり盲腸になったりも有名ですので
不幸キャラでイメージがつきそうです。

そして話題がイブキの方に変わった時に見計らったように
イブキからたちばなに電話が入ります。
オオクビ退治に出たものの、現地に2日滞在していて出る気配が無かったようで
撤収するようです。
ところであきらちゃんも一緒の様ですが、宿題を片付ける時間とかあるのでしょうか。


 山を歩きながら怪物が出ないかヒビキに聞いている明日夢少年。
ヒビキが冗談で否定しなかった所、明日夢少年は普通にビビッてしまったようです。

そして場所は不明ですが、山に来ている女性型謎の人物。
爪で自分の腕を刺して体液を出し、カートリッジに入れています。
いつもですと予め液体は詰めて持ってきている感じなのですが、
今回現地で準備しているのは暑いので腐りやすいからとかでしょうか。

そしてその辺の罪の無い蜘蛛もカートリッジに入れ、杖を通して地中に流して
怪人と怪物の完成です。

いつもの液体も材料に生き物とか入っているのでしょうか。
蟹の破片というのは有りましたが毎回これだと材料集めも大変そうです。
蟻とかともかく、ヤマアラシとか厳しいと思います。


 あきらちゃんの携帯に明日夢少年のガールフレンドからメールが入ったようです。
まだ山の中っぽいのですが、最近の携帯は電波の入り方が良いです。

明日夢少年がバイトを休んでいるので一緒に働かないかというお誘いのようです。
どうもガールフレンドは明日夢少年よりもあきらちゃんと親交が深まっていそうです。
あきらちゃんに仲間が出来てイブキも嬉しそうです。
しかしバイトなど入れてオーバーワークにならないか注意を払ってやっても良いかと思います。


 何かを追いかけている風な知らない鬼。どうやら鋭鬼という鬼らしいです。
廃墟のような所に入ると、ツチグモの怪人達が待ち構えていました。
そして鎧をつけた状態になる怪人達。
鋭鬼は怪人達に足を攻撃され、形勢不利の為戦闘から離脱しようとしますが
絵に描いたような崖っ淵に進んでしまい、怪人に槍のような物を投げつけられてそのまま
崖下の川に落ちてしまいました。

何故か流し素麺が食いたくなりました。

鋭鬼が音信不通になった為、日菜佳さんからイブキに連絡が行きます。
鋭鬼が出る前に違和感を感じたらしいので変種の可能性があるとの事です。
現場に向かう事にするイブキ。
あきらちゃん、たちばなのバイトに行けるのでしょうか。


 たちばなに顔を出す明日夢少年のガールフレンド。
香須実さんは明日夢少年の不在を伝えますが、ガールフレンドは知っているようで
「今日は男と男の世界だって。」と話すガールフレンドに
「あ、じゃあさ、私達は女と女の世界って言うのはどう?」と香須実さん。
店の売上的にも良いのではないでしょうか。

そして男と男の世界なヒビキと明日夢少年はテントの設営をしていました。
明日夢少年はキャンプの経験がないらしく、ヒビキに手順を教わりながら作業をしています。
どうでもいいですが自分はシュラフを上手く畳めた試しがありません。
絶対に収納袋からはみ出します。
あの袋はどうしてああもキツキツなのでしょうか。

女と女の世界ではみどりさんも参加してガールフレンドの話し相手をしています。
どうやらボコられた明日夢少年の第一発見者がガールフレンドだったようで、
彼女もかなりショックだったようです。
みどりさんが言うには、明日夢少年は暴行を受けた翌日もたちばなに来たそうで、
ヒビキとガールフレンドが見込んだ男の子なのだから大丈夫との事です。

ところで顔面に青タンつけたまま接客したのでしょうか。
だとしたらお客さん引いたと思います。


 焚き火の準備をしているらしく、薪を持って戻ってくるヒビキ。
明日夢少年は石を丸く組もうとしているようですが、手間取ってしまっています。
ヒビキが石を組んで見せてコツを教えようとしていますが、
明日夢少年はもうヒビキにやってもらう気マンマンで
今日山に誘われた本当の理由を聞こうとしだします。
勿論手は動いていません。

「久し振りに少年と山を感じたくなったんだよ。
よしと、じゃこれが終わったら日があるうちに
例の撥用の木を一緒に探しに行くか。」
と多分明日夢少年の期待する回答は避けている様子です。
ところで結局全部1人でやりましたかヒビキ。


 イブキチームのキャンプに合流するトドロキチーム。
ザンキさんがイブキに鋭鬼の事を聞きますが、まだ連絡がとれていないそうです。
そんな中、あきらちゃんがチェックしていたディスクに当たりがあったようです。

当たりの場所に向かうイブキとトドロキ。
鋭鬼が戦っていた場所で、トドロキが鋭鬼の撥を見つけます。
トドロキが「こっち行ってみましょう。」と言って建物ではなく外の方を探索する2人。
ディスクアニマルが何処まで情報を持っていたのか分かりませんが、
怪人の出現ポイントは廃墟の中だったので、その先の居場所に関しては戦闘開始後に移動したものです。
鋭鬼が逃げる所まで記録していたのでしょうか。
少々恥ずかしいです。

そしてイブキとトドロキの背後を取るように怪人登場。
後ろから組み付かれているのですが、イブキはまた男の怪人を引いちゃったようです。
イッタンモメンとかウブメとかも男の方に異常接近されてた気がします。
もっとも普段可愛い女の子を連れているのでプラマイゼロでしょうか。

何とか変身して拘束から逃れる2名。
怪人達に投げ込まれるような形で再度廃墟の中に移動します。
威吹鬼が鳴風から撃ち出す鬼石は怪人が武器で弾いてしまいダメージを与えられません。
轟鬼も武器の長さが向こうの方があるらしく、どうも押され気味っていうか踏まれています。

轟鬼の様子が見えた威吹鬼は自分もピンチなのですが援護射撃で轟鬼を救出。
何とかトドメを刺されずに済んだ轟鬼ですが、形勢逆転とまでは行きません。
ていうか鋭鬼は2対1の状態でよく即死でなかったと思います。


 ヒビキに付いて斜面を登る明日夢少年。
ヒビキに投げてもらったロープを掴んで行こうとしますが、
足を滑らせてしまいます。

ロープを掴んでいるのに景気良く滑っています明日夢少年。
久し振りに感じる山で久し振りに滑っています。
ご丁寧に下に川があるようですが、最近川に落ちる人が多いので
明日夢少年も記念に落ちても良さそうです。

山=滑るの図式が出来つつ次回に続きます。