第2話


 明日夢少年の方に向かっていく怪人。
響鬼は明日夢少年を庇い背中に攻撃を受けたりしますが、
出血はあるものの大したダメージにはならないらしく怪人を殴ったり蹴ったりして
少し遠くまで追いやり、口から火を吹いて怪人を攻撃。
怪人は内側から破裂するように爆発しました。
これは確かに間合いを取ってもらわないと明日夢少年まで火傷をしそうです。

また、地面に少々火が燃え移っていますので、この技を使用する時は
予め水の入ったバケツとか用意しておいた方が良さそうです。


 転がり落ちた斜面を登り直し、従兄弟のお姉さんのところまで戻る明日夢少年。
お姉さんを必死に起こそうとしているところで、何故か普通にその辺に座っているヒビキに
「レディにはもっと優しく接しないとな。」と声を掛けられます。
ヒビキもレディに対して相当ほったらかしな面がありますが、
大人なので見事に棚に上げています。


 そして明日夢少年達が車で来ていた上に、ドライバーのお姉さんが気絶したままなので
ヒビキによる死のドライブで帰途につく一同。
今回一番のピンチでした。
お巡りさんの出現率が低そうなので、いっそ明日夢少年に運転してもらった方が
安全だったと思います。

祖父母の家まで車が到着したところで、ヒビキに何か話し掛ける明日夢少年。
到着時はまだ明るかったのですが、話が終わって家に入った頃には日が暮れていました。
その間お姉さん気絶したまま。
あまり優しい接し方とは思えません。
しかし明日夢少年一族はヒビキを大歓迎しています。
結局ヒビキは夕食をご馳走になり、こちらの家に泊めてもらう事に。

ヒビキが当初どこに宿泊する予定だったのか気になります。
あと、ヒビキは偶然にも明日夢少年の家の近くに住んでいるそうで
明日夢少年のママさんあたりと地元トークで盛り上がったりしていました。


 甘味処たちばなに電話を入れているヒビキ。
魔化魍の種類の予想や対処予定などを連絡していました。

人の家で遠距離電話を掛けている為か、
明日夢少年の祖父がヒビキを呼びに来ていました。
話の内容が筒抜けなのですが、祖父の方が何とも思っていない風で
流石に戦前生まれは度胸が違うといった所でしょうか。

そして廊下を歩いている時に何気なく明日夢少年とママさんの会話を聞いてしまうヒビキ。
明日夢少年は鬼の話とか包み隠さずママさんに話したようですが、
ママさんはその話を信じず笑い飛ばしていました。
それでも明日夢少年は響鬼の活躍に内心フィーバーしているようです。

しかし思い出している図が口から火を吹く響鬼な為、トイレが近くなったようで
まだ薄暗い時間帯に何となく起きてしまう明日夢少年。
異変を感じたのか、ヒビキが泊まっている筈の部屋に入ってみたりします。
そこには布団がきちんと畳まれ、すでにヒビキが出ていった後のようでした。

「有難う御座いました。野暮用が出来ましたので御いとまします」

という縦書き多分毛筆の書き置きを発見する明日夢少年。
ところでヒビキ、筆ペン持ち歩いていますか。
少なくともボールペンや万年筆ではありません、あの書き置き。

あと、この家の戸締りはどうしたのでしょうか。
鍵を閉めて出て行けたのでしょうか。
昔ながらのノブの真中のボタンを押した状態でドアを閉めると施錠される出入り口なら良いのですが、
少なくとも玄関は引き戸です。


 ヒビキを探して外出する明日夢少年。
ヒビキの行き先のヒントは全く無いので島中を探す覚悟だと思います。
そして海岸の岩場に座り込み、なにやら作業をしているヒビキを発見します。

昨日の木を削って音撃棒を作っているヒビキ。
船でくしゃみとかしていた割に、早朝の海岸で風除けもなしに
座って作業をしているのですが、寒がりなのか暑がりなのか全く読めない男です。

作業中のヒビキに話し掛ける明日夢少年。
ヒビキへの車の中での相談事の答えを求めているようです。

「自分を信じる事。それが自分が自分らしくある為の第一歩なのじゃないかな。」
と答えるヒビキ。
良く分かりませんが現状開示されている明日夢少年の心配事といったら
進路の事ぐらいしか出ておりません。

担任とか親とか差し置いて昨日会ったばかりの人の意見を求めるのもどうかと思います。
それよりブラスバンドが盛んな高校にも入れないぐらい
成績が下げる危険を認識した方が良いです・


 明日夢少年にコンパスを渡し、地図とそれを持っていれば山で迷わないと助言するヒビキ。
コンパスの予備を持っているのでしょうか。
筆ペンといい荷物の多い男です。
そう言えば明日夢少年のママさんも大荷物で来ていましたが
柴又の方は荷物が多い傾向にあるのでしょうか。


 明日夢少年と別れ、島の南側をディスクアニマルを駆使して探索するヒビキ。
前回出番の無かったも居ます。
どこか見覚えのある顔で親しみが持てます。

そして蜘蛛の糸をつけて帰ってきたディスク狼の記録を音角で読み取るヒビキ。
粘着力の無い糸のようで助かりました。これがネバネバ系だったら音角とかえらい事になっていました。


 ママさんを連れてヒビキが居ると思われる島の南側の散策に出る明日夢少年。
お姉さんも倒れて暇なのは分かりますが、ちょっとストーカー気味です。
ちなみにヒビキを追いかけるという目的は伏せているようですので、
ママさんも普通に一緒に行動してくれます。
あとママさんロジャーとか言っていませんでしたか。

山に入る明日夢少年とママさん。
下山してくるママさんの旧友から、ママさんの別れた旦那さんに良く似た男が山に入ったと聞かされます。
それを聞いてヒビキだと思うママさん。
どうやらヒビキは明日夢少年のパパさんに似ているらしいです。

ヒビキちょっと気をつけた方がいいです。

はしゃいで山に入る明日夢少年。
地図とコンパスを頼りにしていますが、目的が移動しているのでウロウロせざるを得ません。
そんな中、また足元に蜘蛛の巣が張ってあるエリアに突入してしまいます。

明日夢少年は小屋を発見、誰のものかっていうか
小屋を建ててよい場所なのか分かりませんが兎に角近寄っていきます。
しかしドアは閉じられており、中の様子は分かりません。

普通にドアが開いて中にオジサンとかいたら非常に気まずいと思いますが
そこまで気が回らないようです。


 諦めて帰ろうとしたところで怪しい女性に会ってしまい、後ずさりする明日夢少年。
先程まで開かなかった小屋のドアが明日夢少年を招き入れるかのように開き、
中から赤く光る目が見えたりします。
怪しい女性にかぎ爪のようなものを突きつけられ、恐怖で動けなくなる明日夢少年。

小屋の中のモノから糸が射出され、明日夢少年を取り込もうとしますが
そこにディスクアニマルが登場、糸を断ち切り怪しい女性に攻撃をして怯ませたりします。

第二陣の糸はヒビキの投げたリュックがブロック、ヒビキは明日夢少年を引きずってその場から離脱させます。

明日夢少年はまたフィーバーしてヒビキに抱きつきますが、
場所が悪かったのかバランスを崩し、2人して斜面を転がり落ちてしまいます。

受験生ですが。

そして谷川に落ちる一歩手前で木にしがみつきファイト一発状態。
明日夢少年を上に這い登らせ、全力で走って逃げるよう指示を出すヒビキ。
「シビキさんは?」と聞く明日夢少年に「俺はヒビキだから。」と名前の訂正。
江戸っ子なので「ヒ」と「シ」が適当みたいです。


 怪しい女性の前に戻るヒビキ。
怪しい女性は怪人態になりますが、ヒビキの方も音角を額に当て、
炎に包まれて響鬼に変身。
指示を無視して見学している明日夢少年を見咎め「走れ」と再度指示を出す響鬼。
ところで響鬼、変身している状態だとやや口調がニセ外人風です。

響鬼は襲ってくる怪しい女性を小屋の方に蹴飛ばします。
すると小屋の中から糸が出て怪しい女性を捕らえ、小屋の中に引きずり込んでしまいます。
どうやら怪しい女性は小屋の中のモノの遅めの朝食になってしまったようです。


 そして小屋の中で大きな土蜘蛛が育っていたらしく、
小屋の側面から足が出てきて走って響鬼を追いかけてきます。
食後の運動です。

その辺の木をなぎ倒しながら響鬼を追いかける小屋付き土蜘蛛。
土蜘蛛は前方が見えていない事にやっと気付いたらしく、
小屋のドア部分を内側から頭突きで破壊して視界を確保しています。

しかし小屋そのものはなかなか外そうとしません。
まだ寒いからでしょうか。


 入り江のような所に出てくる明日夢少年。
近くの崖からは小屋付き土蜘蛛と響鬼が海岸に向かって落ちてきました。
明日夢少年、逃げる場所を選ぶセンスが最悪です。

地面の方に叩きつけられた土蜘蛛は行動を停止しますが、
海に落ちた響鬼の姿が見えません。
心配して響鬼の名を呼ぶ明日夢少年。
そうこうしている間にむしろ土蜘蛛が復活し、明日夢少年に襲い掛かります。

そこに海の中から響鬼がジャンプして現れ、土蜘蛛にキックを食らわせ
更にうまい事土蜘蛛の背中の上に飛び乗ります。
響鬼はベルトのバックルを外し土蜘蛛の背中に設置。
バックルは光を発し、その場に太鼓の模様のようなものを浮き上がらせます。

響鬼は今朝方こしらえていた音撃棒を取り出すと、模様の上を乱打。
音撃棒は形状的に普通に叩くより突き刺した方がダメージを与えられそうに見えます。

しかし土蜘蛛は何だか苦しそうに暴れだします。
殴られすぎた土蜘蛛は破裂してしまいました。
この技はいちいちバックルで太鼓の模様を出さないと駄目なのでしょうか。

例えば相手がウニの怪人だったら何処にバックルを設置してよいやらで困りそうです。


 土蜘蛛を倒し、顔の部分だけ変身を解き、
「鍛えてるんです。」と笑いながら話すヒビキ。
変身時のエフェクトから言って、首から下は変身解除するとまずいかも知れません。
くしゃみも出てきた事ですし、早くリュックを回収した方が良さそうです。
ところでママさんは結局知り合いと駄弁り続けてますか。