天装戦隊ゴセイジャー 第35話感想




 レッド以外のゴセイジャー達は晩ご飯のメニューについて揉めているようです。
レッドはそろそろ買い物に行きたいと訴えていますが
聞き入れてもらえません。

チビッコは誰かまとめる人はいないのかと
レッドに聞いています。

家の主に決定権がない事については
特に触れません。



 そんな中、敵が出現したのでゴセイジャーも出動。
一般市民を追い回している戦闘員達を止めようとしますが、
戦闘員達は隙を見て
一般市民に首輪をはめて行きます。

更に上空からは今週の怪人が飛来。

怪人に拠れば、今回は人類をぶち込んでおく収容施設を作るので
その為の労働力確保をするのだそうです。

人間を働かせる事について
怪人は組織の最下層が人類なので
当然だと威張っていますが
今いる人類を全部収容する気でしょうか。

既にある建物を流用するとかでないと
何時まで経っても収容し切れない気がします。


ゴセイジャーは敵に対して怒って攻撃を開始しますが
怪人は素早く空を飛ぶので
上手く戦えないようです。

捕らえられている一般市民の前に敵が来たため
攻撃を中断するゴセイジャー。
その隙に怪人はゴセイジャーを転がし、
その間に一般市民は戦闘員によって連れ去られてしまいます。


怪人はもう用事はない筈ですが
その場に残り、
転がっているゴセイジャー達に対し
その場の思いつきで動くから弱いと指摘し
リーダーの必要性を説明。

怪人にリーダーがいるのかと聞かれ
皆はゴセイナイトの方を見ますが
ゴセイナイトは自身を
リーダーではなくヘッダーだと言っています。


基地で戦闘の様子を見ていた女性ロボ幹部は
ゴセイジャー達の戦い方が不合理だと感じ、
自分だったら恥ずかしくて爆発すると
白い幹部に話しています。

前回チビッコは敵が機械なので感情が無いから怖いと言っていましたが
「恥ずかしい」と言う感情を持っている事が判明しました。


そして怪人のゴセイジャーへの説教が一段落したところで
白い幹部が怪人に計画を次の段階へ移行するよう指示。
怪人はどこかへワープしてしまいます。

作戦に全く関係ない雑談が済むまで
待ってやっている白い幹部が
優しいです。



 研究所に戻り、リーダーについて相談しているゴセイジャー達。
マスターヘッドがもういないので
メンバー内でリーダーを選任することにします。

まずはブルーに白羽の矢が立ち、
ブルーもひとまず引き受けると言います。

そのタイミングでゴセイナイトより
敵発見の知らせが入ります。

データスも敵の位置とか探れないですか。


山林のような場所に来たゴセイジャー達。
近くでは戦闘員がウロウロしています。
ゴセイナイトによれば洞窟の中に人々がいるそうです。

イエローは怪人が居ないので
今のうちにと突入しようとしますが
ブルーがそれを止め、
怪人が上空から監視していると教えます。


人々の安全のために
目立つ戦いは避けたいとするブルー。
そこでゴセイナイトが囮になり、
怪人を洞窟から引き離し、
残りのメンバーが内部に潜入する事にします。

透明になったり、他の人の姿に化ける天装術があったような気がしますが
今回は使いません。



 洞窟では大勢の戦闘員が大勢の人間を武器で脅して
資材を運ばせたりしているようです。

一般市民はパワー不足な上に
台車等のツールもなく
運搬にかなり手間取っている様子です。


人を脅している戦闘員が資材を運んだ方が
手っ取り早そうです。

もう少し合理的な仕事をしてください。

ブルー等は変身せず突入して戦闘員を倒し
一般市民に対し、見張りがいないので外に逃げるよう指示。

イエローはブルーの手腕を褒め、
ブルーのリーダー振りはかなり順調な感じです。

そしてブルーは他にも捕まっている人がいる筈だとして
洞窟の奥へ向かう事に。

道中見かけた一般市民はどんどん逃がしていったようですが
ロックされた扉に進路を塞がれてしまいます。

ブルーによれば7桁の暗証番号を入力しないと
先へ進めないようです。

早速0000000と入力するブルーですが
エラーが出てアラームが鳴ってしまいます。
そこに戦闘員達が駆けつけ、
ブルーが扉を開けるまで
皆が戦闘をしてフォローする事になります。

ブルーは暗証番号を総当りで入力しているようです。
ピンクが番号が何通りあるのか聞くと
1千万通りだとの答えが帰ってきます。

あんまり違う番号入力しすぎると
受け付けなくなるとか
そういうシステムではないようです。

あと、暗証番号が7桁なら
使わないボタンが少なくとも3つある筈ですので
ボタンのヘタリ具合とかで候補の番号が多少絞れると思います。


痺れを切らしたブラックは
天装術で岩を飛ばして扉を破壊。
その様子を見たブラックは
自分がリーダーでは勢いに欠けるとし、
ブラックをリーダーに推薦。

ブラックはそれを受け、
正面突破を提案し、
皆はそれに続きます。

誰かそろそろ変身しようとか言い出しませんか。



 一方、離れた場所では
ゴセイナイトが怪人と普通に戦っていましたが、
そこに女性ロボ幹部が登場。
怪人が収容所の警護を命じられているのに
長時間持ち場を離れていると指摘しています。

女性ロボ幹部、持ち場を離れている時間を
秒単位で指摘していますが
時間を気にしているのなら、通信か何かで
すぐに怪人に知らせてあげてください。

怪人は慌てて洞窟に戻り、
女性ロボ幹部が代わりにゴセイナイトと戦闘し
怪人を追わせないようにします。

女性ロボ幹部は怪人を本来の持ち場に戻させていますが、
怪人とゴセイナイトには接触せず
女性ロボ幹部が直接洞窟の警護をしに行っても
良かったかも知れません。


 ゴセイジャー達は洞窟の奥でも戦闘員を倒し、
一般市民を逃がしています。

そんな中、博士が出てきてブラックを見つけ、
「まさか君達が助けに来てくれたんですか。
 いやしかし、こんな恐ろしい所に一体どうやって?」
と聞いてきます。

ゴセイジャー達は回答に詰まってオロオロしています。
やっぱり変身して突入するべきでした。
しかしピンクが「だって私達護星天使ですから。」
と普通に答えてしまいます。

皆は慌ててピンクの口を塞ぎます。
記憶を消すカードがあった気がしますが
何故かとても困っています。

幸い、博士はピンクの発言を真に受けず
「可哀想に、混乱してるんですね、
 奴らに捕まってよっぽど恐ろしい目に遭ったんでしょう。
 でももう大丈夫。
 ここからはこの天知に付いて来なさい。」
と言って外に向かいます。

ゴセイジャー達は皆を率いているつもりの博士を見て
ポカーンとしています。
博士も後ろが付いて来ているか確認した方が良いです。

ブルーやブラックはピンクの大胆さに感心。
ブラックはピンクを次のリーダーに指名します。

そこに怪人が帰宅。
「貴様ら、よくも大事な労働力を逃がしてくれたな。」
と怒っている怪人。

あんな労働力で良かったのですか。
人間苦しめるとかの目的で攫っていたなら理解できますが
労働力としては完全に戦力外に見えました。



 「リーダーを決めた私達はもう負けないんだから!」とイエロー。
周りに頼られたピンクは
テンパリながらも
今まで誰も出さなかった
変身の指示を出します。

そしてピンクは「私無理」と
イエローにリーダー交代。

イエローも困って一斉突撃と指示を出します。

そして敵のスピード攻撃に普通に玉砕している一同。

ちゃんとリーダーを決めて動いているのに
何故上手くいかないのかと
ピンクやブラックが苛立っていると
レッドはいつも通りにやろうと言って
普通に攻撃を開始。

皆もそれに続くと、割と良い感じで戦うことが出来ます。
そして自分達のチームワークに自信を持ち始め、
心の絆が自分たちの強さだと宣言し
ゴセイジャーはスーパーゴセイジャーに変身。
連携攻撃で敵を弱らせ、合体攻撃で爆発させます。

ゴセイナイトと戦っていた女性ロボ幹部も
怪人の爆発を察知したようで
虫を使って怪人を巨大化させます。

戦闘中に他の怪人のフォローもするのですから
女性ロボ幹部も楽ではありません。



 ゴセイジャーはスカイックゴセイグレートを出しますが
敵の方が早いようで、攻撃をくらって落ちたりしています。
スカイックブラザー部分が分離して敵に向かっていきますが
こちらも弾き飛ばされてしまいます。

「とんだ脆さだな、それが貴様らの結束力か」
と言ってくる怪人。

「気持ちが繋がっていれば絶対に負けない。」とピンクが言うと
レッドは「それだ!」と言って
ゴセイアルティメットを呼び出し、
変形させずにおにぎり型のまま
ゴセイグレートの背中に合体させ
アルティメットゴセイグレートにします。

女性ロボ幹部は「なんて不合理な合体なの」と言って
白い幹部に報告するため撤退。

そこでゴセイナイト放置すると
さらにゴセイジャー側の戦力がアップするのですが
もう今週の怪人については諦めているのでしょう。


アルティメットゴセイグレートは
怪人より速く飛べるようで
怪人は攻撃を食らってしまいます。
アルティメットゴセイグレートの合体を解除させようと反撃する怪人ですが
一旦おにぎりが外れるものの、ゴセイグレートが今度はおにぎりの上に乗り
怪人を弓矢で攻撃。
アルティメットグレートストライクという技で
矢を大量に分裂させ
敵にぶつけて爆発させます。

手が空いたはずのゴセイナイトは
「お前達らしい勝利だな。」と言いながら
見学に徹していました。



 研究所に戻り、また晩ご飯のメニューで揉めているゴセイジャー。
データスとチビッコは
ゴセイジャー達がさっきまでチームワークばっちりで
新しい合体までできたのにと
呆れています。

レッドはそれを聞き
全部乗せたエリ丼にすれば良いと言って
買出しに行きます。


丼の片隅にいちごパフェが乗っていたりするのでしょうか。

「結局アラタがまとめちゃったね。」
とコメントするチビッコ。

博士やチビッコの意見がメニューに取り入れられる日が来るのか
気になりながら次回に続きます。