炎神戦隊ゴーオンジャー 第46話感想




 市街地に出現するダンベル怪人。
ダンベルでどう環境を汚染するのかと思ったら
運動して二酸化炭素を吐くのだそうです。

怪人の吐き出した空気は数十メートル離れた場所に居る一般市民にも届いたようで
皆さん咳き込んでしまいます。

ちなみに二酸化炭素は無色ですが
怪人の吐いた空気は黒っぽいです。
二酸化炭素ではなく黒い何かの方が何となく体に悪そうな感じもします。


そこにまずゴールドが登場し、怪人の背後からバーニングダガーで攻撃。
ちゃんと炎が出ていますので、怪人の後ろ側の二酸化炭素の濃度は普通っぽいです。

そしてシルバーも登場し、一般市民を避難させます。

ダンベル怪人は反撃をしようとしますが
ダンベルになっている手の部分が重過ぎて思うように動けないらしく
戦闘員に助けを求めます。

しかし何故か戦闘員が来ないため
胸部から弾みたいなのを出して相手を攻撃し
その隙にスタコラと帰って行きます。

ゴーオンウイングスは怪人が何をしに来たのかと不思議がり、
またゴーオンジャーが来なかった事を気にします。


ゴーオンジャーが来れなかった理由は
キャンピングカーの燃料切れとかではなく
ボンパーが敵の出現を探知出来なかったからだそうです。

反応を見逃したみたいだと言うボンパーに
レッドやブラックは怒った素振りを見せ
グリーンやイエローやブルーはは次から気をつけるようにとソフトに注意。

「本当は僕なんか居ない方が良いと思っているんでしょう。」と
急に拗ね出すボンパー。

そう言えば当初は炎神達とかボンパーを見殺しにしても良いような風潮でした。

ボンパーはそのまま車外に出てどっか行きました。
ボンパーの後ろに煙みたいなのが巻き起こっているのですが
単なる土煙か排気ガスか気になります。



 敵基地に戻ったダンベル怪人は
戦闘員達の書置きを見つけた事を煙突の付いた幹部に報告。

戦闘員達の置手紙に書かれている文字は
カタカナの「ウ」と「ガ」と「ツ」と「ッ」の組み合わせのみですが
幹部が読み上げるとちゃんとした文章になっています。

文字の量に比べて情報も多く、
もしかしたらカタカナ部分ではなく
台紙部分に磁気情報とかで
手紙の内容が記録されているのかも知れません。


あと、煙突の付いた幹部は読み終わった手紙を丸めて
こないだのゴミ箱に放り込みました。

散らかしません。
敵組織的にそれはOKなのでしょうか。



 キャンピングカーの前ではゴーオンジャー達が
ボンパーの家出に呆れたり、フォローしたりしていますが
敵の出現の探知についてはゴールド達を頼れば良いみたいです。

イエローはボンパーを探したいようですが
レッド達は割りと見捨てている様子。
ボンパーを探している間に敵が出たら困ると言う考えなようです。

ゴールド達に頼んで敵が出たら携帯に連絡入れてもらうようにすれば良いような気がします。


ちなみにボンパーは
レッド達が何かについてポンコツだとか役立たずだとか言っているのを聞いて
それを自分の事だと考えたようです。

しかしそれで家出をされると
一種の不法投棄になりませんか。


イエローとブルーはボンパーを探してくれているようですが
GPSも切られているそうで見つかりません。
ベアールからボンパーが自分を修理しているのを見たと言う話を聞いて
本当に不調なのではないかと心配しています。

さらにバスオンがボンパーの部品は特殊なので
この世界には無いとして不安を煽ります。

この世界に無い部品を使っている割には
多分ドライバー一本で分解可能です。


そんなボンパーですが、何となく海岸の方を走行しています。
錆止めとかしてあるのか気になります。
そしてボンパーは真正面に居る戦闘員達に気付かず衝突。

敵の反応を見逃した事が今回の家出の原因ですが
改善される様子はありません。

ボンパーはその辺の棒を持って戦闘員を攻撃しようとしますが
戦闘員達は身振り手振りで戦う意思がない事を主張
敵組織を辞めた事を伝えます。

どうやらこの戦闘員はリモコンを使ってダンベル怪人の両腕を操作する役割を持っていたようで
敵組織では彼等の代わりの戦闘員を探していたようですが
皆さんあまり上手ではなく、女幹部が自分達で操縦するしかないと言っています。
煙突の付いた幹部は女幹部の発言に驚いていますので
幹部達の操縦もどうも危ないみたいです。

あと、ここの幹部は面倒見が良すぎです。



 レッド達はゴールド達の所に言っていますが
ゴールドは皆が内心ボンパーを心配している事を指摘。
レッドとブラックは慌てたように否定しますが
グリーンは少し肯定しています。

そんな中、ゴールドが敵の出現を察知。
ダンベル怪人が幹部達の操縦でダンベルを振り回して建物とか破壊しています。

ちなみに幹部達は操作を難しがっておりますが、
かえって動きがトリッキーになって
ゴールド達に上手くヒットしたりしています。

しかしダンベル怪人は電波の届かないエリアに入り、
腕が動かなくなった為撤退。

電波の入る位置に動けば済む問題ですが
基地まで帰ったようです。
よく考えたら彼等の作戦の目的は環境破壊なので
無駄に動いて「二酸化炭素」を出すのは
良い事なのかも知れません。


そして戦闘が終わったレッドは
ボンパーが気になって力を出せなかった事を自覚。
一方、ボンパーも家出した戦闘員相手に
皆に言いたい事を伝えなかったと後悔の旨を口にしています。

戦闘員達はボンパーの言葉を聞いて基地に戻り、
上司に言いたい事を伝えたみたいです。


そして戦闘員達と別れたボンパーを
イエローとブルーが発見。
ブルーはボンパーが拗ねているのでレッド達がショックを受けたと話し、
ボンパーを大事に思っていると説明。

ボンパーも皆と一緒に居れた事を有り難がっているとし
直らないかも知れないから皆にちゃんと言いたいと話します。
ブルーはボンパーを直すと確約し、ボンパーは皆の所に戻る事に。

そしてボンパーは敵の出現を察知。
皆はもう戦っていると言います。
やはり気付くのは遅いままみたいです。


家出をしていた戦闘員達は
交渉がまとまったのか、ダンベル怪人の操作を担当しています。

女幹部は彼等が南の島のリゾートまで要求しているとボヤき、
煙突の付いた幹部は自分の小遣いで全部の要求を呑むと言っています。

戦闘員に屈するとは情けないみたいな言葉がどこかからか聞こえてきますが
幹部達は詮索せず、怪人の作戦の方を気にしています。

警戒心が足りないです。
あと、幹部の小遣いはどの位あるのでしょうか。


家出していた戦闘員達が操縦に戻ったため
ダンベル怪人はかなり戦える感じになりました。
ゴーオンジャー達が撃ってきても、ダンベルになっている腕で攻撃を撥ね返し優勢です。

イエローとブルーが合流し、ダンベル怪人に攻撃しても
やはり怪人の方が優勢なまま。

ダンベル怪人はミサイルでゴーオンジャーを転がし、
トドメを刺しそうな状態になりますが
そこにボンパーが出てきてレッドのマンタンガンを借り、
近くのビルの上に居た
操縦担当の戦闘員達を狙撃。

ブルー達はボンパーが敵のからくりを感知したことを誉めています。

ところで、ダンベル怪人はミサイルは撃てるはずですが
腕が動かずに困っているだけで、特に攻撃をしかけません。
そうこうしている間にゴーオンジャー達は名乗りとポーズと爆発を決めていきます。

あまり怖がらせないでサクッと殺してあげた方が優しいのではないでしょうか。


そしてバズーカ攻撃を食らったダンベル怪人は巨大化。
ちなみにダンベルは動かないままなのだそうです。

しかしゴーオンジャー達もボンパーがキャンピングカーから離れているため
ウイングス側の炎神と、時々忘れられるゴローダーで対抗。

ただでさえ腕の上がらないダンベル怪人ですが
ゴローダーGTが取り押さえた上で
セイクウオーが射殺。

敵は巨大化した後、
ミサイルどころか二酸化炭素も使いませんでしたが
爆発規模が大きくなった分、環境にダメージを与えられたという事で
勘弁してあげたいです。


そしてレッド達の会話でボンパーの事だと思われていたポンコツなどの発言ですが
キャンピングカーに対する評価だった事が判明。

しかしキャンピングカーはローンが終わっていないでしょうに
更に修理するとなると
ゴーオンジャーはますますピンチに思えます。

結局敵の反応を見逃したのは本当に不注意からだったようで
レッドー達に追いかけ回されるボンパー。
逃げ回るボンパーは上空3メートルぐらいに飛び上がり
グリーンの顎辺りに落下したりしています。

ちなみにボンパーの重量は66キロですので
グリーンの顎はかなり強靭です。


尚、敵基地のゴミ箱から
また何か敵みたいなのが
偉そうな感じで出てきましたが
こういうのに限って2週間位で死んでしまうので
どう反応して良いか分らないまま
次回に続きます。