炎神戦隊ゴーオンジャー 第31話感想



 空中から突然謎の生物が現れ、一般市民が驚いて車のハンドルを切って自爆したりしています。
ゴーオンジャー達がすぐさま駆けつけますが、
ボンパーによるといつもの敵の反応ではないそうです。

それでよく出動できた物ですが
ウイングスが一緒に来ているので、彼等が察知したのでしょうか。

相手が何者かは不明ですし、一般市民も驚いて逃げているだけで
特に怪物から攻撃された訳ではありませんが
とにかく戦い始めるゴーオンジャー達。


しかし相手は胴体に付いた
某仮装大賞のセットみたいなランプが
下から上へと、どんどん点灯して
喜んでいる様子です。

そして一番上のランプが光ると
怪物は巨大化してしまいます。

巨大化した物の寝てしまった怪物を見て
G9で倒そうと考えるゴーオンジャー達ですが
そこにエレキギターの音が聞こえ
敵の幹部達が登場。

幹部達はゴーオンジャーに対し
そんな攻撃をしては駄目だと忠告し
歌いまくると宣言。

普通に攻撃を続けると、怪物はその雑音で巨大化し
地球を押し潰してしまうそうです。

イメージ画像ですと地球の位置は固定で
地球の三倍ぐらいになった怪物が地球にめり込んで行くのですが、
力関係的にむしろ地球が怪物の重力に吸い寄せられて行く気もします。

あと、怪物は途中までは足を伝わって騒音が聞こえるかもしれませんが
後はもう空気とか無くて静かに暮らせそうです。

地球を改造したい敵達にとっても
地球自体が潰れたら都合が悪いらしく、
怪物に「素敵な歌」を聞かせて小さくする作戦に出ます。

しかし敵の歌はそんな悪くは無いのですが
誰の声とも違うのと
年寄り的には雑音系なので事態は悪化。

敵幹部達は面目無いとしてゴーオンジャーに頭を下げています。
別にゴーオンジャーに謝る必要は無い気がします。

次にイエローがアイドルユニットの結成を提案。
シルバーは引いていますが
女幹部が乗り気になって参加を表明します。

その間にゴールドが何処からとも無くギターと椅子を持ち出し
胸に赤いバラとか挿して歌い出します。

歌が上手いらしいですが、ボルトの付いた幹部曰く
「自分に酔っぱらいすぎっす。」だそうです。
ブルーの言葉遣いの感染力が強いみたいですが
戻るのでしょうか。

ゴールドの歌で怪物の胸部のランプが
下のほうに向かって点灯していきますが、
あと一つを残してしまい、更に反動でか上のランプが点いて行ってしまい
怪物が巨大化。

ゴールドは自信があったようで
結果を見て落ち込んでしまったようです。
敵は失敗した時に謝罪しましたが
ゴールドは周囲に対しては特に何もせず
むしろ炎神達に同情されていました。

敵の方が態度が大人です。



 一方、女性陣はどこかで会議室を借りて作戦を立てています。
ユニット名を決めたい女幹部に
衣装にこだわるシルバー。
ちなみに女幹部はシルバーの出してきた衣装の図案を見て
全然可愛くないとクレーム。

美しいと言われると嫌がる女幹部ですが
可愛さは求めているようです。

そしてイエローはアイドルになるための特訓が必要と主張。

それにしても、アイドルとか自分でやらないで
外注に出したらどうでしょうか。
シルバーの財力だったら可能な気がします。


一方男性陣はゴールドの歌が通用せず困っています。
そんな中、多分新宿らへんのビルの時計から音楽が流れ
怪物のランプが下方向に点灯して
体のサイズも一回り小さくなります。

そして目を覚ました怪物はビルの時計を破壊。
一昔前だったら道挟んだ向かいのビルが破壊されていたのでしょう。

歌でなくカリヨンの音で怪物が小さくなったため、ボンパーに調査を指示し
ゴーオンジャー達はガンバルオーを出して怪物に対応。


女性陣は特訓に入っています。
イエローはどんな時でもスマイルだと言って
皆にセーラー服を着せ、ジェットコースターに乗せて笑う練習をさせます。
特に女幹部がジェットコースターを怖がっていますが
衣装については問題ないのでしょうか。


一方、ボンパーは時計の音の調査を終え
女性の歌声の波形と近い事を報告。

すると敵幹部達はどこからともなく
ヅラやスカートを調達して装備し
衣装的には全盛期のt.▲.T.u.みたいな感じで
恋のフーガを歌い出します。

モ●ラでも召還する気でしょうか。

そして怪物は歌を聞いて超巨大化。
事態は悪くなる一方です。


女性陣は今度は女幹部主導で
お色気ポーズの練習をしています。
プロ中のプロだけに放送できるのか心配でしたが
ボケる方向に逃げていたので大丈夫でした。

あと、そろそろ誰か歌の練習を提案しませんか。



 ゴーオンジャー達はガンバルオー以外にも
ゴローダーGTを出して応戦。
しかし怪物は大きくなるばかりです。

ちなみにゴールドと敵幹部2名は
しばらく使い物にならなさそうです。

ガンバルオーのエネルギーも切れ掛かり、
補充をする物の次の分までは用意していないようで
女性陣の戻りに期待しているようです。

その女性陣ですが、シルバーが華麗な身のこなしが必要だとして
飛んでくるバレーボールを避ける練習を始めました。
アイドルも大変です。
あと、どうせならビーチバレーをとか思わないでもないです。



 一方ガンバルオーは相手の攻撃で分離し
グリーンとブラックが投げ出されて変身解除。

その様子を見て、落ち込んでいたゴールド達も2人を心配して駆け寄ります。
ドサクサにまぎれて敵幹部達もブラックらに大丈夫かと声を掛けています。
しかし怪物の攻撃で全員転がってしまい踏まれそうな状態に。

そこに「待った」と声が掛かります。
怪物は言葉が理解できるのか、足を引っ込めてくれました。

イエロー達はピンク色のフリフリの衣装を着て現場に到着し
歌を歌い始めます。

男性陣はその様子を見て大喜び。
ゴールドに至っては謎のブレイクダンスを披露しています。


歌を聴いた怪物は人間サイズまで縮小。
すると女性陣は変身して女幹部までメットオンして名乗りを上げます。
そしてバレーボールみたいな球を出して
3人のパワーを乗せて怪物に打ち込み勝利。
微妙にシルバーの特訓が役立っているのでしょう。

それにしても、今回の怪物は特に悪気があった訳でもないのに
地球に来て正当防衛しただけで駆除されてしまい少々気の毒でした。



 協力して怪物を倒した事で
1たす2たすな感じで女幹部の仲間入りを期待しているイエローとシルバー。
しかし女幹部は今度会う時は再び敵同士だと宣言し
にこやかに帰って行きました。

ところでゴールドと敵幹部達も歌で失敗して連帯感を高めていましたが
こちらもきちんとお別れ出来たのでしょうか。


今後ゴールドが歌の特訓とか始めないか気になりながら次回に続きます。