炎神戦隊ゴーオンジャー 第9話感想




 キャンピングカー内にイエローとグリーンが居ない事に気付くレッド。
2人でショッピングに行ったと聞かされて
誘ってくれれば行ったのにとボヤいています。

すると「どうせ趣味が合わない」「若い者は若い者同士が一番」とブルーやボンパーに言われてしまいます。

レッドは年寄り扱いされたくないようで
ナウいヤングだと主張しています。

レッドの発言はともかく
ブラックがレッドを年寄り扱いする会に参加しない点が
非常に気になります。
自分に矛先が向かないように祈っているのでしょうか。



 イエローとグリーンの買い物ですが
尻取りで負けた方が荷物を持つようにしているらしく、
どうやらイエローばかりが物を買っていて
グリーンは単なる運搬屋になっています。

グリーンは元々ピザの宅配やバイク便をやっていたのですが
不満が顔に出てしまい、イエローに「スマイルスマイル」とか言われたりしています。

カフェの前を通りかかったイエローは
皆へのお土産にとケーキを購入。

その時、近くに敵の怪人が登場。
イエローがケーキを選ぶ中、グリーンがその辺に荷物を置いて一足早く出動します。

今回の怪人はレンズ怪人だそうですが
カメラ付きみたいで、一般市民を追い詰めて「はいバター」と言ってシャッターを切ります。
撮影された一般市民が消えるのを見て驚くグリーン。

最近バターが少なくなって店頭から消えているそうですが
この怪人と何か関係が有るのでしょうか。

グリーンは変身して戦闘態勢に。
しかし遅れて到着したイエローはケーキの置き場に困ってもたついたため
グリーンともども敵に撮影されて消されてしまいました。


ケーキ以前にグリーンの持っていた荷物が全部放置なのですが
その点は気にならないのでしょうか。



 壊れた電車や重機が投棄してあるような場所に飛ばされていたイエローとグリーン。
ベアールVやバルカの立体映像を呼び出して
今居る場所に付いて見解を求めた所
人間の世界でも炎神の世界でも無いとの事です。

そして先程の怪人はまだ一般市民を襲撃し続けていました。
そこにレッドら3名が到着。
連絡をして来たグリーンらが居ない事を気にします。

それを聞いていた怪人が
先に向こうに送ったと親切に説明。

あと、怪人の言葉の語尾が「パパラッチ」なのですが
シニアチーム相手なので通じそうで何よりです。

レンズ怪人はレッド達も撮影しようとしますが
3人はフレーム外に逃げてマンタンガンで攻撃。

怪人はゴーオンジャー達に構っている暇は無いとして
その場から姿を消してしまいました。

暇より反撃する能力が無いように見えましたが
気のせいでしょうか。



 キャンピングカーに戻ったレッド達は
イエロー達の行方を心配しています。
ボンパーに拠ると、11次元ある世界のどこかに飛ばされたのではないかという事です。
しかし助けに行くにもどの世界に送り込まれたか分からないそうです。

イエロー達の方もゴーフォンで仲間との連絡を試みますが
繋がらないようです。
更に変身も出来ない事が判明。

ちなみにグリーンは変身した状態でこの世界に飛ばされましたが
ドサクサにまぎれて変身解除しておりました。

一生此処から出られないかもと悲観し、
早く変身して戦っていればと後悔するイエロー。
その様子を見て、「ほーら、スマイルスマイル」とグリーンがイエローを励まします。

グリーンは陽気そうに振舞い、空腹を訴えて
イエローの持ってきたケーキを食べ始めました。

飲み物も買えば良かった感じです。


今居る世界の出口を探して歩き回るイエローとグリーンですが
見当たらない為に再びイエローが落ち込み出します。

グリーンは最後のケーキをイエローに与え、
イエローがケーキ好きな事に気付きます。


ところで、グリーンは空になっているケーキの箱をずっと持っていますが
何に使うつもりですか。
荷物運びが癖になっていませんか。


イエローはケーキの専門学校に通っていたそうです。
しかし先生に味音痴と言われ挫折したようです。

桁外れに不味ければネタ提供店として商売できる気もします。
他にも同様の経験があるらしく、
イエローは希望した事が大体上手くいかないと考えているようです。

グリーンは諦めなければ何とかなるとの考えをイエローに伝授。
グリーンが今迄何を諦めなかったのか気になります。


そんな話をしていていたところで、戦闘員の声が聞こえてきます。
声のする方に向かうイエローとグリーン。

戦闘員達は飛ばされて来た一般市民を捕まえ、
工場のような所に連れて行き、
変な煙を浴びせます。

すると一般市民が戦闘員の姿になってしまいます。
一般市民で戦闘員を補充する計画みたいです。

もうそんなに人手不足ですか。
この先が思いやられます。

あと、異次元にいる戦闘員は多分人間界に仕事しに戻されると思いますので
イエロー達はそれに紛れて帰る事も出来そうです。

一般市民の救出が必要だと考えながらも
変身できないと困っているイエロー。
グリーンはイエローに
今迄ヒロインとして立派にやっていると評価して励まします。


次の便の人達にガスを吹きつけようと
スイッチに手を伸ばす戦闘員。
そこにイエローの持っていたストラップが飛んできて
戦闘員の手を弾きます。

軽そうなストラップですが、
戦闘員の邪魔をちゃんとしています。
誰が投げたかは分かりませんが
凄い力で投げている事が分かります。


イエローとグリーンはその辺からぶら下がっている鎖に掴まって飛び降り
戦闘員達を蹴飛ばします。

そして変身せず戦闘員達に攻撃をしながら
一般市民を誘導し避難させていきます。

ちなみに戦闘員みたいな顔になっている一般市民も居ますが
洗脳とかは特にされていないので、普通に避難させる事が出来ます。

こんなの補充して役に立つのでしょうか。

どちらかと言うと、頭の中身だけ戦闘員にして
見た目が一般市民のままな方が
戦力になったような気がします。



 一方、レンズ怪人はビルの上から
繁華街の方を見て
大量の人間を撮影しようとしています。

そこにゴーオンジャー達が登場し、自分たちを撮影するようけしかけ
怪人を誘い出します。

ゴーオンジャー達が曲がった角の先には、
映してくださいと言わんばかりにポーズを取った3名が並んでいます。
撮影されて消えたと思われたゴーオンジャーですが
怪人が油断をしている所で不意打ちを食らわせます。

イエロー達の居る世界に転送されたゴーオンジャーはパネルでした。

そのパネルが手作りなのか、業者に作ってもらったのかは不明です。
どちらにしても、ちょっと手間が掛かっていそうです。


ブルーとブラックがレンズ怪人を取り押さえ、
レッドが怪人についているダイヤルを巻き戻すと
イエロー達が無事に帰還してきます。

イエローはグリーンが頼りになったと皆に報告。
そして一般市民を避難させると
戻ってきた2人も変身して、一同は名乗を上げます。

その間は敵による撮影がありません。

そしてゴーオンジャー達はスーパーハイウェイバスターと言って
全員の武器を合体させたバズーカで攻撃。

怪人は吹っ飛ばされてダウンし巨大化。
ゴーオンジャー達も炎神を合体させて乗っています。

ナレーションによるとゴーオンジャー達がいつも通りに揃ったので
エンジンオーもいつも通りに合体しているそうですが
腹部分担当のイエローが戻らなかったら
ちょっとキモイ合体になったのでしょうか。


ゴーオンジャー達は2体のロボを出してきましたが
敵も能力が写真撮影だけではないと言って
伸ばしたフィルムでロボ2体を拘束。

感光しませんか。

そして怪人がストロボのような部品を光らせると
ロボ達は謎の小爆発に見舞われます。

倒れるロボ達ですが、フィルムは先程の爆発で消えたようで
拘束状態ではなくなっています。
拘束用のフィルムを残しておいた方が良いような気がします。

怪人がゴーオンジャー達のロボを撮影しようとした所で
イエローはカメラの弱点を思い出し、グリーンに声を掛け
ロボをジャンプさせて太陽をバックにし
逆光状態を作り出します。

フィルムの有無は撮影とは関係無さそうです。

怪人はシャッターを切りながら
ゴーオンジャー達の技を全部食らって爆発。
それと同時に戦闘員にされた一般市民も元に戻りました。

戦闘員顔のままでも
毎朝の髭剃りからは解放されますし
営業とかやってて顔を覚えてもらい易いとか
悪い事ばかりではないかもです。



 キャンピングカーで皆に手製のケーキを振舞うイエロー。
買ってくる予算は無かったのでしょうか。

皆はイエローが味音痴だからとして試食を嫌がっています。
しかしグリーンにケーキを食べるようにと追いかけられたレッドが
足を滑らせてケーキに顔面からダイブ。

口にケーキが入ったレッドが、それを美味しいと評価した為、
他の面子も続いてケーキを食べ始めました。

レッドの顔拓は気にしないようです。


今迄「味音痴」と見なされていたイエローに
料理を誉められたりしていたブルーは
一体どう言う気持ちだったのか
気になりながら次回に続きます。