炎神戦隊ゴーオンジャー 第4話感想




 グリーンとブラックの炎神がこちらに向かっている事をボンパーから知らされるゴーオンジャー達。
レッドはマッハで回収だと言っています。
自力で合流してくれないようです。

キャンピングカーのいる場所が探知されない仕組みになっているのかとも思いましたが
ブラックあたりが適当に侵入できた事を考えるとそうでも無いことが分かります。


そして新しい炎神の接近は敵も察知していました。
女幹部は余裕の表情で炎神対策の為のスプレー怪人を出してきますが、
つまづいて転んだりする怪人を見て
他の幹部達は「大丈夫ですか」と心配されています。

怪人が出てくる機械の段差を無くすと良いかも知れません。
ちなみに新しい炎神は住宅街近くの山に凄い勢いで落下していました。
近隣の車とか洗濯物とかが埃を被ったと思います。



 ボンパーの指示で炎神達が落ちたと思われる山に来ているブラック。
何故か一緒に付いてきているレッドは
探し物には自分のラッキーが必要と主張。

しかし雪がチラついており、ラッキーさが十分に感じられません。

歩き回るレッドを突き飛ばすブラック。
ブラックはレッドが踏もうとした場所に炎神ソウルが落ちているのに気付いたようです。
拾った炎神ソウルはブラック用の奴で、ブラックは早速シフトチェンジャーに差し込んで
炎神の立体映像を出します。

炎神はブラックをまだ相棒と認めた訳ではないとしながらも
炎神キャストを探す為にブラックにしばらく付き合うと言います。

ブラックは近くの地面に焦げ痕を発見。
その場所に炎神キャストが落ちたと思われますが、目的の物は無く
代わりに子供の足跡らしき物が付いていました。

ブラックの炎神は踏まれがちなのでしょうか。



 一方、グリーンはイエローやブルーと一緒に炎神を探しています。
こちらの炎神は大きい状態で待ち構えておりました。

グリーン用の炎神はラテン系らしく、イエローが相棒と勝手に思い込み喜んでいましたが
イエローの炎神に即行で否定されていました。

炎神は時間制限が来て、何か衝撃を発しながら縮小。
元の大きさでいられるのが10分限りなのは弱点ではありますが
小さくなる時に攻撃判定が出るのがピンチ回避に使えそうな気がします。


炎神ソウルを拾い、続いて炎神キャストを探すグリーン達ですが
炎神キャストの方は少し離れた場所に潜んでいたスプレー怪人が
キャッチしていました。

どちらかと言うと用途の多い炎神ソウルの方をキャッチした方が
ゴーオンジャーの戦力を削げるのですが、
キャストの方を取ってしまいました。

スプレー怪人は口から液体を吐き出してゴーオンジャーを攻撃。
ゴーオンジャー達は攻撃を避けますが、液体の当たった岩は見る見るうちに溶け出します。

怪人は続いて手持ちの炎神キャストを溶かそうとしますが
誤って自分の手に噴霧してしまい、パニック状態に。
口の周りは液が付いて大丈夫でも、手は駄目みたいです。
トロロみたいな物でしょうか。



 ブラックとレッドは近くの公園で騒いでいる小学生達を発見。
その1人が、炎神キャストを友達に見せびらかし、宝物にしようと思っているとか言っています。

最近の子供は親から色々買って貰えて物欲イマイチと思っていましたが
拾った物を宝物にする子供も絶滅していないようです。


足跡から子供が持ち去ったと推理したブラックを誉めるレッドですが、
ブラックが取り返しに行かないのを疑問視します。

子供との接し方が分からないらしいブラックに
レッドは自分に任せるように言います。

しかし早速子供を脅かしているレッドに
「何している!」と裏返った声で突っ込むブラック。

脅かしすぎたと笑っているレッドですが
ブラックの挙動不審な点については特に指摘しないのが優しいです。



 グリーン達は変身してスプレー怪人と戦闘中。
怪人は用事を済ませており、撤退しても良いような気がしますが
普通にやられており、撃たれて炎神キャストを手放したりしています。

戦闘員達にゴーオンジャーの足止めをさせて一旦逃げて
炎神キャストを基地に置いてから戻ると良いと思いましたが
その戦闘員が全然来ていないようです。

連れて来るのを忘れたのでしょう。

その代わり、女幹部が来てくれたようで
ゴーオンジャー達の周囲に爆発を発生させ
炎神キャストの奪還を阻止しています。

女幹部を見て「すっげー綺麗な人だー。」とコメントするグリーン。
どうやら炎神と同様、女性に目が無い感じです。

イエローにおばさん呼ばわりされ、怒って否定する女幹部。
怒りのパワーが溢れてその辺が爆発したりするのを見て
グリーンも怖がっています。

怒らせると強くなりそうな感じなので
戦う時はなるべく誉め殺しの方向で対応した方が良さそうです。

あと、女幹部が蒸気を発しているのを見て
「漏れておいでです」と言って頭のバルブを締めてやったりするスプレー怪人。

そんな思いやりを見せるスプレー怪人に対し、
女幹部は自分の事は良いとして、ゴーオンジャー達を溶かすよう言って
蹴って戦場に復帰させます。

スプレー怪人はかなり不憫なキャラみたいです。
しかし文句の1つも言わずに戦闘を再開するスプレー怪人。

ブルーとイエローが怪人と戦闘、グリーンは女幹部の方に向かって
炎神キャストを取り返しに行きます。
しかし敵が増えた為にゴーオンジャーは苦戦気味になります。


一方ブラックも子供から炎神キャストを取り返すのに苦戦。

黒尽くめの服装に着替えて子供に声を掛け、
アタッシュケースの中の森永詰め合わせを見せて
炎神キャストとの交換を持ちかけますが
子供は怪しがって周囲の大人に助けを求め出してしまいました。

それにしてもブラック、服を取りに帰ったり
お菓子を仕入れたりするのが素早すぎです。


ポリスにまで追いかけられるブラックを見て笑っているレッドですが
ブルーからの連絡で敵幹部に炎神キャストを奪われたと知ると
一転してシリアスな表情に。

ブラックが捕まりそうな件についても
もう少し深刻に捉えて欲しいです。



 女幹部に力の差を見せ付けられているグリーン。
女幹部はグリーンの頬を指で突付きながら
自分を倒すのは無理だと指摘しています。

「こうなったら」とグリーンは土下座して炎神キャストを返すように頼みます。
女幹部を油断させてから攻撃する作戦だったようですが、
見破られてしまい反撃を食らって転がるグリーン。

イエローとブルーもスプレー怪人の振り回すデッキブラシに当たって転がったりしていますが
そこにレッドが応援に駆けつけます。

ブラックは見殺しみたいです。

レッドとイエローとブルーで固有武器でそれぞれ攻撃した後
バズーカ発射と敵巨大化と
馴れ馴れしいナレーションと共にエンジンオー出動のパターンに入ります。

巨大化戦に入ると、敵の戦闘員の乗った戦闘機の一団も投入されました。
最初に全然出動していなかった戦闘員達ですが、飛行機に乗る準備に追われていたのでしょうか。

もしかして、一旦負けて巨大化するのが前提なのかも知れません。

戦闘機の攻撃に加え、スプレー怪人の某プロレスラーの真似をしながらの溶解液攻撃に
苦しむエンジンオー。

そして煙突付きの敵幹部がもう1つの炎神キャストを見つけ、
戦闘機に炎神キャストを小学生を追わせます。

ちなみに小学生はブラックにも再度遭遇して逃げているところで、
かなりピンチな状態です。

戦闘機の攻撃で落ちてくる看板。
しかしブラックが変身して子供を落下物や戦闘機の攻撃から守ります。

ブラックは戦闘機のパイロットの眉間を撃ち抜いて墜落させます。
ちなみに他にも戦闘機がいましたが、撃たれた奴に巻き込まれて一緒に墜落しました。


戦闘機がどんな場所に落ちたかは不明ですが、
もう大丈夫と言って小学生を安心させるブラック。

小学生が落とした炎神キャストを一旦小学生に渡してから
改めて返して欲しいと頼むブラック。

小学生も炎神キャストを宝物にしようと思ったと言いながら
ブラックに恩を感じているようで返却に応じます。

「有難う、お前の宝物、大切に使わせてもらう。」とブラック。
大切に使うと言っても、巨大化戦に投入して小爆発にさらされる予感がします。



 女幹部に順調にしばかれていたグリーンですが
炎神ソウルに言われてマンタンガンに炎神ソウルをセットし
女幹部をおばさん呼ばわりしながら狙撃。

怒らせたら怖いとか学習しなかったのでしょうか。

グリーンは超スピードで女幹部の横を通り過ぎ、
炎神キャストをかっぱらう事に成功。
崖の上まで移動して女幹部をからかいます。

しかし変な余裕を見せた割に、
女幹部の吐く毒霧に当たり崖から落下し再ピンチ。

そこにブラックが現れ、女幹部を背後から襲撃しグリーンを助け起します。

ちなみに女幹部の腕は攻撃で穴が開き、
中にメカが入っているのが見えます。
女幹部はすぐに皮膚を塞いでいたので
大したダメージではなさそうですが
投げキスでゴーオンジャーの周囲に爆発を起して撤退しました。

炎神キャストを取り返されてますが
ほったらかしです。
もしかして定時になったら引き上げる主義でしょうか。



 炎神キャストを手に入れたブラックとグリーンは
ピンチになっているエンジンオーの助太刀をする事に。

炎神キャストに炎神ソウルを差して巨大化させ、それに乗り込む2名。
グリーンの乗っているバルカはちょっと前に時間切れになっていましたが
もう復旧したみたいです。

ブラックやグリーンは自分等に対応する炎神達と仲が良くなっているようで、
炎神で戦闘員の乗るメカを一掃します。
そして2人は炎神でスプレー怪人へも攻撃。
続いてエンジンオーもゴーオングランプリを決めて敵を爆破。

溶解液とかは漏れ出なかったようですが、爆発による一般市民への被害は普通にあったと思われます。



 やっと合流したバルカとガンパードに
遅れて来た理由を尋ねる炎神達。

彼等は道に迷っていたそうです。

回収に行こうと言っていたレッドは
本当に勘が良いのかも知れません。


一回の出動で二度もおばさん呼ばわりされた
女幹部の心のケアの必要性を感じながら
次回に続きます。