獣拳戦隊ゲキレンジャー 第36話




 食事そっちのけでパソコンを叩いている重役。
何でもサイダイオーの能力を分析しているそうです。

猫師匠がサイダイオーには未知の能力があるかも知れないと言い出した為、
皆はサイダイオーを羨ましがり、ジョリヒゲに譲って欲しいと言い出します。

操獣刀の所有権を主張するジョリヒゲですが、
他のメンバーからはそれを売り飛ばした事がある事を指摘され、
猫師匠や重役からも、他の人ならもっと大きな力を発揮できるかもしれないと
からかわれ出します。

そんな殺生なと焦っているジョリヒゲ。
ジョリヒゲはその場にブルーがいない事に気付いて
ブルーを探し出します。

ブルーなら味方をしてくれると思ったのでしょうか。
基本的には一番ジョリヒゲとソリが合わない人種な気がします。

あと、重役とイエローが使っている方のテーブルについている紫、
さり気なく席のチョイスが鋭いです。



 ブルーは象さんの家で引越しの荷物運びをさせられていました。
鮫さんが通勤が辛いので象さんの家に住むそうです。
象さんの家もそんなに便利な場所じゃない気がします。

あと、鮫さん常勤なんですか。

そんな中、ブルーが象さんの荷物を落とし、ばら撒かれた小物の中から宝石が出てきます。
もしや獣拳の秘宝?と関心を寄せる鮫さん。

まだイキギモとか隠し持ってたらちょっと嫌ですが
象さんが昔付き合っていた香港のセレブお姉ちゃんからのバースデープレゼントだそうで
時価20億のダイヤだそうです。

贈与税とか払ったのか気になります。


象さんがダイヤの自慢をしていると、3人組の女泥棒がダイヤを盗んで行きます。
尚、厳密に言うと強盗です。
拳聖すら泥棒に全然気付かなかったので
臨獣拳の人達ではないようです。

逃げようとする泥棒達を呼び止めるブルー達。
すると泥棒達は本当に立ち止まり、ポーズと名乗りを披露。
逃げる気があるのでしょうか。

しかも泥棒達はブルーや拳聖達に拳法で戦いを仕掛けます。
一旦はブルーがダイヤを取り返しますが、
泥棒が爆弾を使い、その衝撃によろけてダイヤを放り投げてしまいます。

体勢を立て直せず、置いてあった槍に刺さりそうになるブルーですが
両脇に居た拳聖達よりも泥棒の1人がそれに気付き、助けてもらいました。
そして花弁を撒き散らして姿を消す泥棒達。
最初からその技で消えれば話は早かった気がします。

ところで、彼女らは象や鮫が直立歩行で喋るのを見て
何とも思わなかったのでしょうか。



 一方、臨獣殿では当主の間に戦闘員が入って来て女幹部にぶつかります。
女幹部はこの戦闘員が「試しの房」で100回以上跳ねられている落ちこぼれだと気付きます。
100回以上チャンスを与える臨獣殿もどうかと思います。
あと、この戦闘員はゲキレンジャー達との戦闘に参加した事があるのでしょうか。


戦闘員は喋れないようですが、怪人に昇格したいと女幹部にジェスチャーで訴えます。
女幹部は戦闘員を諦めさせる為か
江戸時代に貧乏生活をしてしまった為か
賄賂を要求し退散させました。


戦闘員は強盗を考えますが、逮捕される事を恐れているようです。
警察に捕まってしまう程度の戦闘能力しかありませんか。

戦闘員は、近くに逃げ込んで変装を解いた泥棒達が
ダイヤを持っているのに気付き
それを奪いに行きます。

悪の組織の戦闘員ですが、泥棒の女性達3人相手に良い勝負。
そんな中、泥棒達を追っていたブルーが騒動に気付き、
戦闘員を攻撃し遠くに蹴り飛ばします。

助けた女性が泥棒とも知らずに気遣うブルー。
遅れて来た象さんや鮫さんも、ダイヤと女性3名が同じ場所にある事を
単なるラッキーと捉え、
象さんに至っては泥棒達をナンパしだします。

引越しは良いのでしょうか。


象さん達は泥棒達と合コンを始めました。
どこかの店を使っているようです。
ペット禁止でない店を探すのに苦労したと思います。

泥棒達は拳聖達をおだてたりしながら、ダイヤと奪おうとしますが
象さんが何故かしっかりダイヤを持っていたりして
なかなか上手く行きません。

結局拳聖達を酔い潰させてダイヤを持ち去ろうとする泥棒達。
ブルーは意識が混濁してそうですが、相手方が泥棒だったと認識したようです。

泥棒達はダイヤを奪えた事を喜んでいますが、
こんなやり方は美しくないと泥棒の1人が反発し、ダイヤを持ってブルーの後ろに回り
仲間に向かって煙玉を投げつけます。


合コン会場にとっては良い迷惑です。



 会社にいるゲキレンジャー達ですが、今度は中華まんを食べています。
重役は操獣刀を預けるとしたら誰が良いかなどと呟いてみせ、
ジョリヒゲを慌てさせます。
それに乗ってまた操獣刀を欲しがって見せるゲキレンジャー達に
彼等がゲキビーストを持っていることを指摘し、
ゲキビースト最高とか言い出すジョリヒゲ。

兎に角、ジョリヒゲにとってサイダイオーは巨大化戦に参加する唯一の手段なので
死守を試みているのは分かります。


今度は杏仁豆腐を食べながら
レッドが自分達のゲキビーストを貸そうかとジョリヒゲに申し出ています。

猫師匠はゲキビーストが物の様に貸し借り出来ないと指摘。
ゲキシャークは敵に操られたりしましたので
ぶんどる事は出来る気がします。

という事で、ジョリヒゲの操獣刀を再度取ろうとするゲキレンジャー達。
ジョリヒゲはブルーに助けを求めていますが
他に当ては無いのでしょうか。



 泥棒の1人はブルーを連れて公園まで逃げてきました。
酔っ払いを連れてよく移動できたものです。

泥棒はブルーにダイヤを返します。
持ち主は象さんな気がしますが、ブルーに返します。

世界中の美しい物を盗んで来たが、盗めない物に出会った、
ブルーの戦う姿が美しかったと言って
泥棒を止めると宣言。

しかしそこに残りの泥棒が登場し、ブルーを逃がした泥棒を叱って攻撃します。
ブルーは改心した泥棒を逃がし自ら応戦。
酔っ払っている為に苦戦をしていますが、
後から来た鮫さんの持っていた酒瓶を奪い、酔拳を始めました。

ちなみにダイヤは放り投げていますが
あまり誰も気にしていないようです。

酔拳や眠り拳などちょっとアレな拳法で戦っているブルーを
改心した泥棒は修行を沢山していると好意的に見ています。

後ろで逆立ちで寝ている鮫さんとかの方が
凄い修行を積んでいそうですが、
それはスルーしています。

ところで泥棒達が棒だか棍だかの鈍器を突然振り回しますが
どこから持ってきたのでしょうか。


その場にさり気なく戦闘員が登場。
臨獣殿でカブトムシ怪人の装甲を着込んで、
そのまま来ています。

ブルーが落としたダイヤを拾い、別の場所に居た女幹部と合流し
それを渡す戦闘員。

女幹部は戦闘員のツボを刺し、強くしようとしますが
場所を間違えたとかで巨大化。

全部の戦闘員にそのツボを押して出動させたら
勝率上がるのではないでしょうか。



 会社ではレッドがゾワゾワを感知。
それを聞いてジョリヒゲが凄い勢いで出動して行きます。
ジョリヒゲは酔っているブルー達の間を通り抜け、変身してサイダイオーで戦闘。
ちなみにブルー達は巨大化戦とか参加する様子はありません。

「渡さねえ、こいつは誰にも渡さねえぞー!」と叫びながら
巨大化したもののサイダインの2/3程度の大きさの戦闘員を
フルパワーで倒すジョリヒゲ。

周囲に認めて貰う為に頑張ったのか、
今の今迄皆から虐げられてきた鬱憤を晴らしているのかは不明です。


ゲキレンジャー達もジョリヒゲの戦いを見て
からかいすぎたとコメント。
そしてその辺で倒れているブルーや拳聖に気付きます。

ブルーはともかく象さん達は結構目立つと思うのですが
慣れとは恐ろしいです。

そして泥棒達にブルーとどういう関係か聞くイエローですが
泥棒達は仲間が来たし美しい物も見せてもらったからと
ダイヤを諦めて退散するようです。

ちなみに改心した泥棒にも一緒に戻るよう促していました。
姉妹だけあって多少意見が違っても
仲が悪くなる程ではないようです。

帰り際に泥棒の1人はブルーにチューをしていきます。
ジョリヒゲの次はブルーがいじられそうです。


戦闘員がサイダインの猛攻に倒れたものの
ダイヤが手に入った事を喜んでいる女幹部。

しかし落としたダイヤがあっさり割れて、ガラスだった事をしり怒っていました。

今回さんざん放り投げられたダイヤもといガラスでしたが、
よく今迄割れませんでした。
ケースの衝撃吸収力が高そうです。
そっちの時価が20億かも知れません。



 基地に戻った女幹部ですが、今迄不在だったパツキンが戻って来たので
どこへ行っていたのかと質問。
パツキンは同胞を呼んでいたと答え、
続いて見知らぬ怪人が大きな棺桶を引きずって登場。

パツキンに拠れば棺桶の中にも同胞が眠っているそうです。


棺桶の底にキャスターを付ければ楽に引きずれると思います。
どちらにしても階段とか難所になると思いますので、これを期に
臨獣殿をバリアフリーにすると良いです。