獣拳戦隊ゲキレンジャー 第28話




 町工場で働いているオヤジさんと、それを労う娘さん。
オヤジさんはどうやら息子が帰ってくる予定なのでテンションが上がっているようです。

作業場の横にある黒電話が鳴り、兄からの連絡を期待して電話を取る娘さん。
どうやら別の相手だったようですが、兄の立ち寄り予定先だったらしく
兄がまだ顔を出していないと聞き驚いています。

ところで、横で機械が動いている場所で電話して
相手の声とか聞き取れるのでしょうか。


そして工場長を呼び電話を代わってもらう娘さん。
スクラッチ関係の工場だったらしく、象さんが出て来ます。

象さんがこの工場でどう役に立っているのかは不明です。

電話の相手は重役だったらしく、「彼」から連絡があったら
スクラッチに顔を出すよう言う事を指示されます。


会社で重役の周囲にいたゲキレンジャー達は
重役が何の話をしているのか気にします。

ゲキレンジャー5人目の仲間となる人が帰ってくると教える猫師匠。
紫あたりは4人で十分だとコメントします。
3人の段階で目立てない人も居るので、確かに増員は危険です。



 敵基地では女幹部がワニ怪人を出動させようとしていました。
クマ怪人ではなく敵幹部が蘇らせた怪人らしく、怒臨気の供給はされないようですが
女幹部もワニ怪人自身もかなり自信があるようで、
クマ怪人もワニ怪人の出動を認めるようです。

ていうか、別に敵幹部の手下が負けても
クマ怪人的には痛くも痒くも無いのですから
別に出動を止めてやる義理も無いです。


女幹部は敵幹部が獣源郷に行き不在の間に
拳魔の勢力が広がるのを懸念して
敵幹部の配下のワニ怪人を出動させたいようです。

自分は出動しませんか。

廊下に出て行った女幹部の前にパツキンが登場し、
敵幹部の不在について質問。

女幹部から敵幹部が新しい力を求めて行ったという話を聞き、
獣源郷に行ったと考えてまだ早いと1人で焦り姿を消すパツキン。

シーズンとかあるのでしょうか獣源郷。



 会社に居なかったレッドですが、メンチカツの買い食いに出ていたようです。
まだ外は明るいのですが、最後の一枚となったメンチカツをオーダーするレッド。

それにしても肉屋さん、メンチカツの作る量が少なくないですか。

紙に包まれたメンチカツを横に、硬貨を数えて支払いをしようとするレッド。
数をちゃんと数えられるのは良いのですが、
札を出して釣りを貰った方が早そうです。
小銭の溜まるのが嫌なのでしょうか。
意外と几帳面です。

レッドがお金を出している間に
「メンチカツ一枚、釣りはいらねえぜ!」と
硬貨を置いて、レッドの頼んだカツを持ち去るジョリヒゲ。

何故レッドの前に出されていたのがメンチカツだと分かったのでしょうか。
あと、店員が無反応なのですが、良くある事なのでしょうか。


レッドはジョリヒゲに怒り、メンチカツを取り戻そうとします。
結局レッドがカツを持ったまま、敵の出現を察知し出動。

肉屋にメンチカツ2枚分ぐらいのお金が置かれた状態ですが
誰も気にしないようです。



 地面を叩いて砕き、破片を一般市民に当てているワニ怪人。
破片は小さいので大怪我にはならなさそうで、
地下のガス管とかの方が心配です。

そこに紫やらイエローやらブルーが到着し応戦しだします。

ちなみにワニ怪人はどうも下駄履きのようです。
水虫予防でしょうか。

ワニ怪人はかなり強く、前回まで美味しいポジションだった紫すら
捕まえて振り回してから投げ飛ばします。
ブルーやイエローもスーパービーストオンしていませんが
敵にすぐに転がされたりします。

そこにメンチカツを持ったままレッドが登場し、ビーストオンをしようとします。
このまま変身したらカツがどこに行くのか心配でしたが
その前にジョリヒゲの乗ったデコトラが登場し
レッドを追い回してメンチカツを奪います。

デコトラが自前かレンタカーか気になります。

ワニ怪人は呆れて帰還。
一般市民への攻撃もしません。


車から降りてメンチカツを食べているジョリヒゲに
ブルー達は轢かれる所だったと抗議。

ゲキレンジャーよりトラックの方が強いのかどうかは不明です。
道交法違反な気もしますが、ジョリヒゲは轢かれなかったのだから良いじゃないかと
気にしていません。

レッドもメンチカツの事で怒っており、轢かれかけたのは気にしてなさげです。

そこに猫師匠が登場、ジョリヒゲが5人目のゲキレンジャーだと分かります。

スクラッチではなく、実家の工場に戻っているジョリヒゲ。
重役達も家に来ているようで、ジョリヒゲが戻るよう言われても
半月ほど帰らなかった事について質問しています。

ジョリヒゲはどうやら遊んでいたようで、
しかも持って行ったゲキチェンジャーも壊したという事で、
同席していたオヤジさんはちゃぶ台をひっくり返して切れ、
ジョリヒゲも逆切れして、取っ組み合いの喧嘩に。

ちなみにちゃぶ台に乗っていた茶などは重役が瞬時に避難させており無事です。

ジョリヒゲの態度にゲキレンジャー達はドン引きし、仲間に迎える事を拒否。
ジョリヒゲが自分の能力をアピールしようとしますが、一同は見る気も起しません。


少々劣勢ですが、ジョリヒゲとそれなりに戦えている
オヤジさんをスカウトしたらどうでしょうか。

猫師匠はジョリヒゲにゲキレンジャーを辞めるかと軽く聞いてみます。
ジョリヒゲが土下座して残留を懇願すると
誰か1人でも仲間と認めて貰うようにと言う猫師匠。

ジョリヒゲは顎を掻きながら笑顔で「楽勝っすよ」と答えていますが
相手を探すだけでも面倒な気がします。
メンバーの顔とかもう覚えてあるのでしょうか。



 林のような場所に来ている敵幹部。
「雨か、嫌な事を思い出す。」と呟いています。
タカ怪人が出てきた頃にその辺克服してたような気がしますが
気のせいかも知れません。

そこにレッドが登場し敵幹部に接近し顔を覗き込み、
ジャンプしてその背後に回ります。
敵幹部はそれがレッドではないと気付き、何者かと質問。
偽レッドは自分を敵幹部の影だとし、敵幹部の背中に付いた目だと言います。
敵幹部のそばにいて、敵幹部の目に見えない物を見ているそうです。

そして偽レッドは今度は紫の姿になり、
この先は拳聖が作った特別な結界の為に
臨気を纏うものはその関を越えられないそうです。

しかし拳魔の周りの結界とか、結局大した事が無かったので
行ったら死ぬとか言われても説得力ありません。



 腹をすかせながら歩いているレッド。
メンチカツを食べたいと考えているようです。
そこに大量のメンチカツを持ったジョリヒゲが登場し、レッドにカツを与えます。

また早い時間にメンチカツが売り切れそうです。

レッドはメンチカツを受け取り食べるものの、
ジョリヒゲはグダグダヘレヘレなので嫌いな事に変わりは無いようです。

それを聞いて自分の激気を見せようとするジョリヒゲ。
レッドの言葉が割と分かるようです。


ジョリヒゲは自分の主張を無視するレッドに怒って
渡したメンチカツを回収しようとします。
袋にカツが30個ぐらいは入っていそうですが
それ家に持ち帰ったとしても食べきれるのでしょうか。


レッドはメンチカツの取り合いをしますが、敵の出現を察知してカツを手放し出動しようとします。
先程は1つのカツを持ったまま出動しましたが、今回はあっさり諦めています。


そこにジョリヒゲの妹さんが登場。
レッドの居場所の知られ具合が凄いです。
妹さんはレッドに頭を下げて、ジョリヒゲの激獣拳を見るだけ見て欲しいと懇願。
しかしジョリヒゲは妹さんを止めさせ、破門で良いと言い出します。

妹さんは怒ってジョリヒゲを引っ叩き、走って帰っていきます。
すぐに手の出る家系です。

そんな妹さんの頭上に、偶然鋭いタイミングで重そうな看板が落ちてきます。
ジョリヒゲは右手から刃物っぽい激気を発し、看板を切って穴を開けて妹さんを守ります。
ちなみにメンチカツは消失したようです。

レッドはジョリヒゲの技に驚き何かと尋ねます。
そこに猫師匠が登場し、激気研鑚だと教えます。

レッドの居場所の知られ具合が凄いです。

ジョリヒゲの激気研鑚は激気を固く練り込め鋭く研ぎ澄ます技で、
天才のみ習得できるそうで、ジョリヒゲしか使えない技なのだそうです。

拳聖だけが使える技と言うのはあるのでしょうか。

レッドはジョリヒゲが凄い技を持っているので激獣拳が好きなのだと考えて
仲間として認めます。
猫師匠はレッドがジョリヒゲを認めるのを見越していたのか、
オヤジさんの直したゲキチェンジャーを持参していました。

ジョリヒゲは猫師匠からゲキチェンジャーを受け取り、レッドと一緒に出動します。

ところで看板は散らかしっぱなしですか。
持ち主や工事屋さんとか早く気付いて欲しいです。



 ワニ怪人に順調にやられている紫とブルーとイエロー。
ブルーらはスーパービーストオンしてますが、
攻撃を食らって高いところから落ちたりとかしています。

そこにレッドが駆けつけ、背中から過激気を出しながらパンチをして
敵を吹き飛ばします。
続いて変身していないジョリヒゲが駆けつけ、
ブルーらはレッドが彼を仲間にした事に対して驚きます。

レッドに促されて変身するジョリヒゲ。
ジョリヒゲが腕を上に挙げると、サイブレードというアイテムが出現し、
それを持ったままビーストオン。

ジョリヒゲは白だかオレンジだかのゲキレンジャーに変身。


ワニ怪人の戦いを見に来ていた女幹部は新戦士の出現に不満を漏らしつつ戦闘員を出現させます。


しかしジョリヒゲは殴ったり蹴ったり、サイブレードから小さいミサイルを乱射したりで
戦闘員を一掃。
普通の戦闘員とか、他のゲキレンジャーが戦っても良いような気もします。


ジョリヒゲがライノセラス拳の底力見せてやるとか言っているのを聞いて
紫がその拳が激獣拳でもっとも古い拳法の1つだと皆に説明。

紫、ヘ●レ化しても解説役で暮らしていけそうです。

あと、怪しい参考文献とか紹介してくれたらもっと良かったです。


ワニ怪人は固いらしく、通常の攻撃は効かないようです。
しかしサイブレードから飛ばした刃だか激気だかは更に硬いようで
敵の体を貫通。


そしてトドメにサイブレードカッターを構えますが
先程の攻撃で出来れば死んでて欲しいワニ怪人が普通に復帰し
その辺の岩を投げつけます。

ジョリヒゲは岩を切り裂いて無効化し、その間にワニ怪人はジョリヒゲの横を飛んで
近くの海に飛び込みます。

ワニ怪人を追って水に入ります。

ゲキレンジャー達は水の中で不利では無いかと心配しますが、
ジョリヒゲは気にしていないようで
サイブレードカッターで海の水を切り、
敵の姿を現させてぶった切っていました。

近くに一般のダイバーとか居たら一緒に死んだと思います。



 敵幹部に絡んでいる偽紫は、今度は偽猫師匠になり
関を超えるには繰獣刀という獣拳創始者の力の宿る刀を手に入れるしかないと教えます。

敵幹部は信じてみるのも一興だとして、その話に従って
林のような場所から立ち去ります。
その後姿を見ながら、偽猫師匠はパツキンの姿に。

どうやら敵幹部には姿を見られたくなさそうです。
しかし敵幹部がチラッと後ろを向いたらアウトでないですか。
姿を消せるのですから、パツキンの姿に戻らずに消えた方がいいです。

あと、敵幹部の傍にいたと言う割りには
女幹部に敵幹部の事を聞きに行ったりで
終始張り付いているという訳では無さそうです。

もしかしたら女幹部のストーキングに夢中になって
敵幹部の監視を忘れたりとかしているかも知れません。



 会社では重役がゲキレンジャーのメンバーが5人になったことを喜んでいます。
メンチカツを食べながらジョリヒゲの凄さをアピールするレッド。
テーブルにメンチカツが山盛りで置いてありますが、
あれ回収したのでしょうか。

他のメンバーもジョリヒゲの力を認めているようですが
紫あたりはいい加減すぎると、まだ不満が残っているようです。
それを聞きつけたジョリヒゲは硬いなあと言って
自分のように余裕が無いから敵に勝てないのだと言い出します。

言っている方は妙ににこやかで、事によると他意は無いのかも知れませんが
他の面子はむっとした感じです。

雰囲気が悪くなりそうになると別の話題を振ってくる猫師匠は
ジョリヒゲに預けた繰獣刀がどこにあるかと聞いてきます。
その話題になって、急に変な愛想笑いを浮かべ出すジョリヒゲ。
不都合な問題でも抱えていそうです。

後ろを向いたりして、もしかしたら何か助けを求めているつもりかも知れませんが
その方向に居るレッドはともかく
重役の方は怒らせたら危ない気がします。