獣拳戦隊ゲキレンジャー 第21話




 敵幹部が動いた為、過激気を未習得なまま出動するゲキレンジャー達。
ゴリラさんに何の為に戦うのか聞かれたのを気にしているレッドは
移動が遅れてイエローあたりに急ぐように言われてしまいます。

本当に急いでいるのなら、重役あたりにセスナ飛ばしてもらうか
せめて変身して走って欲しいです。


一方、崖の上でゲキレンジャー達を待ち構えている敵幹部。
ちゃんと猫師匠も連れて来ていました。

ところで、約束の時間よりフライングして来ている訳ですが
ゲキレンジャー達が敵幹部の出動に気付いてくれなかったら
どうするつもりだったのでしょうか。

近くにコンビニとか本屋とかスタバとか無さそうなので
厳しいと思います。


猫師匠は約束の時間にはまだ早いとして、
敵幹部の気がはやっているのかと指摘しています。
敵幹部はゲキレンジャー達は限界突破出来ないので
いつ倒しても同じだからと理由を述べます。

3日待つとかの話は元々猫師匠の口車に乗せられて
そんな流れになっただけなので
だんだんおかしいと思うようになってきたのかも知れません。

猫師匠は敵幹部に何故戦うのか微妙に唐突に質問。
その質問は昨今の流行なのでしょうか。



 クラゲ怪人とタカ怪人は敵幹部とは別行動ですが、
敵幹部の勝利の前祝みたいな感じで
念力みたいなパワーで街を破壊させていました。

紫色の雲だか霧だかみたいなのが発生して、
ビルとかが自動で爆発している訳ですが
戦闘員とか使わないで、直接触りもしないで
広範囲の破壊ができるようです。

ゲキレンジャー相手にこの能力とか使わないのでしょうか。


スクラッチの建物も、直接の被害は受けていないようですが
電気の供給が不安定になったようで、
部屋の照明が一瞬暗くなったりしています。

パソコンを見ながら、街を乗っ取るなんて卑怯だと言っている重役。
ノートパソコンですからバッテリーがあるので良いような物の、
デスクトップで電気が途切れたら暴れる気がします。

ペンギンさんはこの戦いに街の平和もかかっているとコメントしますが
ゲキレンジャーが勝っても、タカ怪人やクラゲ怪人は敵幹部とは別の場所に居ますので
破壊活動は続行可能です。


重役はパソコンを操作し、上空から映したと思われるゲキレンジャー達の映像を見ています。

スクラッチはスパイ衛星持ってますか。
衛星からビーム撃ったりとか出来ませんか。

実際の所、その手の攻撃は敵の方が得意らしく、
ゲキレンジャー達の前に雷が落ちで爆発発生、
一同が怯んだ隙に敵幹部が爆発の中から飛び出し接近してきます。

ゲキレンジャー達より敵幹部の方が爆発の被害を受けそうなのですが
演出の為なので危険を省みません。


ゲキレンジャー達も変身して敵幹部と戦い出します。
しかし敵幹部は拳魔から普通に技も教わっているようで、
ジェリー拳で攻撃を受け流したり、飛翔拳で飛び道具使ったりでかなり優勢。

レッドのゲキセイバーも一方は弾き飛ばし、
一方は受け止めてレッドを蹴り転がします。

過激気を出してみろと、ゲキセイバーをレッドの目の前に投げ返しながら挑発する敵幹部。
レッドは敵幹部に突進し、上手く攻撃をかわして上空にジャンプして
赤い虎の像を呼び出して敵を攻撃。
ここまでは良かったのですが、この攻撃も敵幹部に弾き返され
今度は敵幹部が飛び上がってライオンの像でレッドを攻撃。

レッドの方はこれを普通に食らってしまいます。

変身解除して転がっているレッドを素通りし、
崖の上で捕まっている猫師匠に
何故戦うかの回答をしています。

それが選んだ道なのだそうです。

猫師匠はそれを聞いて
「あの雨の日からお前はずっと恐れおののいている。」
敵幹部の心に恐れがある事を指摘。

敵幹部はタカ怪人に絶望がどうのこうのと
昔の事を思い出させられたりしていましたが
イマイチ克服していなかったのでしょうか。


敵幹部は猫師匠に反発し、自分を最強だと主張して
倒れているゲキレンジャー達へ攻撃を再開。
そのためイエローや、それを庇ったブルーが本格的にダウン。

レッドはイエローやブルーが死んでしまうと
敵幹部に攻撃を止めるよう言いますが、
敵幹部は弱い者が死ぬのは当然といった態度を取ります。

ただ、その間イエローやブルーへの攻撃は止んでいるあたり
周囲の意見に左右されやすいです。

ちなみにタカ怪人とクラゲ怪人は
敵幹部の言動を喜んでいるようで、
立派な臨終拳使いになったとしみじみコメントしています。

師弟は憎しみ殺しあうだの、
身を焦がす嫉妬だの言っていた人達ですが
非常に温かく敵幹部を見守っています。


頭を踏んづけられているブルーを見たりして
自分の激獣拳が何の為にあるのかと自問しているレッド。
立ち上がりながら、皆を守りたいから戦うのだと結論付けています。

背後に何やらバーナーの炎のような物を放出し、
「俺、今、ビキビキだー!」と言いながら
特にポーズを取らず変身するレッド。

どうやら過激気が出たみたいで、
スーパーゲキクローを取り出し、スーパービーストオンするレッド。
すると体に白い模様が追加され、黄色い光みたいなのが発生。
その光に、遠くに居るっぽいタカ怪人やクラゲ怪人が眩しがったりしています。

市街地が壊滅状態だから良いような物の、
普通の状態だったら一般の車の運転手とかも眩しがって
事故とか発生しそうです。

レッドは背中から出る炎だか過激気だかで
推進力を得られるようで、敵幹部に加速を付けて突進し
パンチを食らわせてぶっ飛ばします。

そしてブルーとイエローを抱き起こすレッド。
スーパーゲキクローのついた手でブルーを持っているのですが
うっかり刺さらないか心配です。


レッドは敵幹部に強い者は弱い者を守るべきだと説き、
敵幹部の思想を否定します。

ブルーやイエローもレッドの考えに共感し、
皆を守りたいとか言いながら過激気に目覚めて変身。
手本があると習得しやすいのでしょう。

そして名乗&ポーズをするゲキレンジャー達。
ちなみにいつもの名乗に過激気だのスーパーだのの文言が追加されているだけです。
もともとの名乗が猫師匠作なので、
後で色々考えてもらってください。


ブルーとイエローは過激気だか炎だかで飛んで
石像だった怪人達を持ち去り、それぞれ戦い出します。

ゲキファンで飛ぶのとか習得したブルーですが、
今後はこちらで飛びそうな感じです。

ブルーもイエローもパワーアップしたてなので
難なく敵を爆発させ、残るはレッドと敵幹部の戦いのみ。
女幹部とか本当に観戦しているだけです。

レッドは敵幹部を空中に放り投げ、自在に飛び回りながら敵を攻撃。
強めの攻撃で地面に叩きつけられた敵幹部は立ち上がりはしますが
周囲に大爆発が次々しつこく盛大に発生。

レッドの攻撃の所為か謎の爆発の所為かは不明ですが
敵幹部は変身解除しダウン。

女幹部は敵幹部に半狂乱で駆け寄り、
レッドは喜びながら猫師匠の方に移動。

途中ですれ違うような気がしますが、女幹部とレッドのお互いの無視っぷりが凄いです。

ていうかレッドは特に状況を見ていないようで、
縛られたままの猫師匠に抱きついたりして喜んでおり、
後から来たブルーとイエローがさり気なく猫師匠の拘束を解いたりしています。

しかし猫師匠は過激を習得したゲキレンジャー達を労い、
イエローとブルーはレッドが人々や自分達を守ったと誉め、
誰もレッドの気の利かなさを指摘しません。



 目を覚ました敵幹部はゲキレンジャー達とまた戦おうとしますが
女幹部はそれを制止し、遠くに居ると思われるタカ怪人とクラゲ怪人に助けを求めます。

タカ怪人とクラゲ怪人も敵幹部の敗北に動揺を見せ、
過激気の力を見極めるとして、石像だった怪人達を巨大化させて再度呼び出します。

ゲキレンジャー達もレッドがゲキゴリラ、イエローがゲキペンギン、ブルーがゲキガゼルを召喚。
三山戦での対戦相手の物が割り振られているようです。


ゲキペンギンは空飛ぶスケボーみたいなのに乗って移動するようで、
スケボーから出た飛行機雲みたいなのにゲキゴリラがぶら下がり
敵に近付いて殴ったりしています。

ぶら下がる意味があったのかは不明です。
あと、ゲキガゼルは青い所為か、普通に地道に敵に頭突きやキックをしていました。

ゲキゴリラとゲキガゼルは一旦敵の攻撃を食らって後ろに飛ばされますが、
ゲキペンギンが石像だった怪人達の周囲を上手く飛び回りながら攻撃。

そしてゲキペンギンは立ち直ったガゼルにボードを蹴ってもらい、
ゴリラのドラミングの衝撃波に後押しされて
敵に突進し攻撃。

ペンギンがノーダメージなのが凄いです。

しかしまだ敵が立ち上がってくるので、今迄使ったゲキビースト達も召喚。
ゲキビースト達は無駄に走りながら口からビームを出して敵を攻撃します。
しかし敵の数は一体減ったものの、やられた方の臨気を
残った方が吸収してパワーアップ。
ビームみたいなのを出されてゲキビースト達が反撃を食らってしまいます。

しかし重役や拳聖達はゲキレンジャーに獣拳合体をするよう指示。
ゲキゴリラとゲキペンギンとゲキガゼルで合体してゲキファイヤーになります。

相変わらず黄色いのと青いのが膝から下担当の格差社会です。


敵幹部は少し回復してきたようで、立ち上がって巨大化戦を見ながら
前に歩き出します。
女幹部はそれを止めながら、おののきが伝わってきたそうで
それが怒りなのか悔しさなのか別の物かと気にしているようです。

敵幹部はどうも感情を他人に読まれ易いようです。

そしてゲキファイヤーは敵を殴り飛ばし、
腕を垂直方向に回転させてタコ殴り。
水平に回転するゲキトージャと差別化しているのか
していないのだかです。

ダメージで石に戻って崩れかけている怪人に
トドメのチョップを食らわせ、周囲にクレーターを作って勝利。

今後も人けの無い場所で戦って欲しいです。



 喜びながら帰っているゲキレンジャー達を崖の上から見かけて、
敵幹部はレッドが「白虎の男」に連なる者であると考えたようです。
ゲキレンジャー達に「次は潰す」などと声を掛ける敵幹部。

大声を出せるあたり、そこそこ回復しているのかと思いきや、
また女幹部に肩を貸されて姿を消す敵幹部。

女幹部、ゲキレンジャーから見えない所まで移動してから
肩を貸してあげてください。
ちょっと恥かしいと思います。


タカ怪人とクラゲ怪人によって破壊された街の被害状況については
あまり気にしないで次回に続きます。