獣拳戦隊ゲキレンジャー 第16話




 臨獣殿にやってくるクラゲ怪人。
当日丁度雨が降っていた為、タカ怪人はクラゲ怪人が雨を連れて来たと見える言い、
「まさに水も滴る何とやらだな。」と誉めていますが
一般的には雨女な気がします。
物は言いようです。

あと、クラゲ怪人の歩いた痕が濡れているのですが
臨獣殿には足拭きマットとか無いですか。
ダス○ンさんとか営業に行くと良いです。


クラゲ怪人は敵幹部より女幹部の方が
強くなる可能性が高いと言い出します。

タカ怪人はクラゲ怪人の発言に取り合わず退出。
女幹部もその言葉を冗談だと思ったようですが
クラゲ怪人は女幹部に敵幹部を「ぶちのめしなさい。」と指示。

女幹部に反発されたクラゲ怪人は
突然敵幹部を攻撃。

杖による攻撃は敵幹部に受け止められましたが
どうやらそれはダミーだったようで
クラゲ怪人の頭部から生えている
髪の毛のような触手のような器官が敵幹部の背中に突き刺さります。

臨気に反応する毒を打ち込まれたそうで、
臨気が大きいほど拒絶反応が起き臨気を封じるとかで
敵幹部は苦しみ出します。

かなり苦しそうなので、特に拘束する必要も無い気がします。

そして器官の一本が敵幹部を拘束して
敵幹部の頭から分離。
ロープ代わりにも使えるようです。
古新聞古雑誌を回収に出す時とか
手を使わず縛れて便利です。


女幹部は怒り狂ってクラゲ怪人を攻撃しますが
すぐに止められてしまい、これはレッスンだと説明されてしまいます。
クラゲ怪人が連れて来た相手と全力で戦うようにと言われる女幹部。
敵幹部はその戦いを見て「身を焦がす思い」を味わうよう言われます。

しかしタカ怪人もそうですが、復活してすぐ修行とか忙しいです。
2、3日ぐらい休んでからスタートしても良いような気がします。



 花束やら何やらを抱えて部屋に入ってくるブルー。
自分がスクラッチに勤めている事がファンに知られてしまい
プレゼントが贈られてきたそうで、
困ったと言いながら顔はニヤけています。

わざわざ仕事する部屋にプレゼントを持ってきたブルーですが
食べ物の入っていそうな包みをレッドから取り返してたりで
おすそ分けする気は無さそうです。

喜んでいるブルーに、
猫師匠は笑いながら若い頃の自分には敵わないと主張。
一同は一瞬固まり、そして猫師匠の発言を意図的に瞬時に忘れたようで
プレゼントのチェックをしています。

猫師匠は若い頃は女性にもてて、プレゼントも山盛り貰ったそうです。
「魚とか猫じゃらしとかか?」と聞くレッド。
プレゼントの方をずっと見ていましたが、
一応猫師匠の話を聞いてあげていたようです。

たしかに普通にイケメンよりは
喋る猫の方が女性から支持を得られそうです。

しかし猫師匠は昔は猫では無かったとの事。

女心を理解するのは激獣拳を習得するより難しく、
恨みを買うと大変な事になると猫師匠は仰っています。
何か問題に見舞われた事があるようです。

色々話を聞きたい感じのところで
レッドと猫師匠が敵の動きを察知します。

海から上空に電流みたいなのが走り、
天気が突然悪くなって
巨大なクラゲ怪人が出現。

通りすがりの一般市民が逃げ惑う中
ゲキレンジャー達が登場。ゲキトージャになります。

ちなみに怪人の周辺のビルの窓から灯りが点いているのが見えますが
ちゃんと避難したのか心配です。

ゲキトージャが攻撃しても、クラゲ怪人は体がグニャグニャ変形するようで
ダメージを与えられません。
ゲキトージャは敵に背後から抱き付かれてしまい、
謎の火花を発生させ、合体解除。

ゲキレンジャー達は変身解除状態で地面に投げ出されます。

それにしても、殴って効かない相手に
とりあえず殴りまくるのは作戦としてどうなのでしょうゲキレンジャー。
普通火炎放射とか冷凍とか何かビーム系の攻撃を試みる気がします。
大型のバズーカとか作ったらどうでしょう。



 猫師匠は会社に居ながら敵が誰か分かったようで出かけようとします。
重役は不闘の誓いをわすれたのかと猫師匠を止めますが、
敵が用があるのは自分だと言って出て行きます。

猫師匠の話は本当のようで、ダウンしているゲキレンジャー達に
そのままトドメを刺さず、
通常サイズに戻ってから
「臨獣ジェリー拳と言うのよ、覚えておくと良いわ。」と言って
軽く風を起して建物から落とし
大人しくするよう言うクラゲ怪人。

そこに猫師匠登場。
するとクラゲ怪人は猫師匠をダーリン呼ばわりします。
しかし猫師匠は嫌がっているようで、会いたくないからクラゲ怪人を封印したそうです。

「あら残念だったわね。
あの素敵なハンサムガイの姿を捨てて
こんな猫になってまでやった事だったのに。」
とクラゲ怪人。

ハンサムとか言われても
今の猫の姿と波平ボイスではピンと来ません。


猫師匠がクラゲ怪人がまた間違いを犯し続ける事を思うと残念だと言うと
クラゲ怪人は猫師匠に心が傾いた事と、
猫師匠が愛を受け入れなかった事が間違いだとして
攻撃を仕掛けます。

猫師匠は攻撃を避け、クラゲ怪人を蹴飛ばして
自分はその反動でゲキレンジャー達の居る場所に飛び降りて合流。

「それでどうする、激臨の大乱をもう一度起そうと言うのか!」
とクラゲ怪人に言う猫師匠。
何の話か分からない感じのゲキレンジャーを見て
何故か来ていたタカ怪人が
自分達の眠っていた時間の長さが偲ばれると
しみじみしてます。

猫師匠に拠れば、タカ怪人とクラゲ怪人は
かつての友で裏切り者だそうです。

昔、獣拳を極めた人が10人いたそうですが
うち3人が邪な心を持つ人3人が
悪しき目的のために独立して臨獣殿を創設したそうで
残り7人は拳聖を名乗り、自分達の獣拳を激獣拳と名付けたそうです。

本家を名乗ったりしません。

そして臨獣拳の企みを激獣拳が阻止しようと戦いになり
激臨の大乱となったとの事。
かつてない大きな戦いだそうですが
まさか総勢10名で大きな戦いとか仰っていませんか。


レッドは激獣拳の方が人が多いと喜んでいますが
猫師匠は拳魔を侮ってはいけないと注意。

タカ怪人は臨獣拳を新しい世代に伝授する為に蘇ったと言い、
特に大乱とかは考えていない様子です。

そしてクラゲ怪人が敵幹部と女幹部を呼ぶと、
女幹部と、それに支えられた敵幹部が登場。
ちなみに敵幹部は縛られたままです。
この状態で人前に出るのはちょっとしたプレイです。

クラゲ怪人は髪の毛のような器官で猫師匠を掴み、
ゲキレンジャー達から少し離れた場所に移動させ、
女幹部に猫師匠と戦わなければ敵幹部の毒を回らせると脅します。

ちなみにゲキレンジャー達はクラゲ怪人に足元を何かゼリー状の物で固められ
動く事が出来ません。

戦闘で使いませんかこの技。


女幹部は怪人態に変身し猫師匠に攻撃。
猫師匠は女幹部を軽くあしらい、
自分で行かずに修行中の者を差し向けるクラゲ怪人を批難しますが
女幹部は自分で自分に細胞と血を燃やして力を得る技をかけてパワーアップ。

女幹部はジャンプして、上空に妙に静止して
舌を伸ばして突き刺す感じの攻撃。

そして猫師匠目掛けて落下しながら体当たりし
勢いで相手もろとも地中に潜ります。

クラゲ怪人はタカ怪人と敵幹部に
女幹部を見くびっていたのではないかと指摘。
しかし女幹部が怒って猫師匠に猛攻撃している様子を見て
燃え尽きる前に猫師匠を倒せるか心配しています。

猫師匠を転がした女幹部を見て、敵幹部に
敵幹部の為なら手段を選ばず命を投げ出すから強いと説明するクラゲ怪人。
しかしタカ怪人に拠れば次の大技で女幹部の命が尽きるそうです。

でもって最終臨技とか言っていかにも大技を出しそうな女幹部。
それを見た敵幹部は何やら力を込めてロープを引きちぎり、
女幹部を止めに入りました。

安心して気絶する女幹部。
敵幹部は封じられる以上の臨気を発し、技を破ったそうで
毒も消えております。

そして鎧を着たような姿に変身する敵幹部。
その際、無数の火の玉みたいなのが発生し周囲に飛び散り、
クラゲ怪人やゲキレンジャー達の方まで飛んでいきます。
近くの小爆発の勢いで足の拘束が解け、倒れるゲキレンジャー達。

敵幹部は猫師匠に次は倒すと言って今回はパスして
クラゲ怪人に攻撃を仕掛けます。
今迄街中で戦っていましたが、敵幹部はクラゲ怪人に突進し
自分ごと海まで突き飛ばします。

途中に障害物が色々あったような気がし、
下手な巨大化戦より周辺の被害が多そうです。

敵幹部の攻撃を、体をグニャグニャさせて避けるクラゲ怪人。
しかし動きを見切る一瞬に隙があるとかで、
敵幹部は何発か普通の攻撃を出した後、大技でクラゲ怪人をぶっ飛ばします。

何と無く海の方が有利そうなクラゲ怪人ですが、
場所と強さにはあんまり関係ないみたいです。


苦しんで膝をついているクラゲ怪人に、
役立たずは帰れと言う敵幹部。
帰りやすいように海に連れ来たのでしょうか。
態度は悪いですが意外と親切です。


しかしクラゲ怪人は気を悪くするどころか笑い始め、
敵幹部に、力が溢れていないかと聞きます。
クラゲ怪人は敵幹部に女幹部の強さへの妬みを呼び起こさせ、
パワーアップへ導いたそうです。

何度かクラゲ怪人が言っていた「身を焦がす思い」は嫉妬心の事を指していたようです。
そうは聞こえません。

強くなる為にとクラゲ怪人のレッスンを受ける事にする敵幹部と女幹部。


修行をクラゲ怪人にバトンタッチし、
用があるなら訪ねて来るようにと言い残し
山に帰っていくタカ怪人。

殺し合いが修行だの何だの言っていたのに
気が付いたらただの良い人になっています。



 敵を追い駆けて行かなかったゲキレンジャー達ですが
会社に戻って敵の強化に焦りながらトレーニングしていました。


憎しみや妬みと言う誤った心から強くなったとしたら
敵幹部はより邪悪な存在になったのではと気にしている重役。

猫師匠も手をこまねいている暇は無さそうじゃと言っています。
しかしルックスがアレなので、緊迫感が今ひとつです。

あと、何かするなら3人目の拳魔の封印に
見張りをつけるとかして欲しいです。


敵組織に強力な雨女が入ってきた訳ですが
これから梅雨なので分かりにくい気がしつつ次回に続きます。