獣拳戦隊ゲキレンジャー 第11話




 ゲキレンジャー達は象さんの家に宿泊したようで、
朝イチで小屋の前に整列し、象さんから修行の開始を言い渡されています。

ところで、荷物を届けるという目的でこの小屋まで来た訳ですが
お泊りセットとか持っていたのでしょうか。

それとも猫師匠あたりから連絡貰ってから
象さんがアメニティやら着替えやらを用意したのでしょうか。

イエローが不快な思いをしなかったか心配です。



 ハンマー術をマスターすべく修行に参加するイエローと残り2名。
一同は河原に移動しますが、象さんは河原にペグを打ってテントを設営。
次はゴハンだとかはしゃいでいます。

レッドは何の疑問も持たずに一緒にはしゃいでいますが
イエローとブルーは呆然と立ち尽くしています。

象さんがブルーをせっついて薪拾いに行かせているのを見て
ハンマーの修行がどうなっているのか聞くイエロー。
象さんの方針は「遊びの中に修行あり」なのだそうです。

どなたか普通に修行をさせる拳聖はいらっしゃいませんか。



 魚釣りをしている象さんにハンマーの使い方を教えるよう言うイエロー。
しかし象さんにハンマーを取り上げられ、代わりに釣り竿を渡され
一匹釣るようにと指示されます。

上手くキャストの出来なかったイエローですが、
象さんが巧みに釣り糸を投げる様子を見て
釣りがハンマーを投げる訓練だと気付き、真剣に取り組み出します。

しかし象さんを釣ってしまったりでなかなか上手くいかないようです。
ところで象って美味しいんでしょうか。



 一方、敵幹部は拳魔の骸の眠る場所に来ておりました。
幹部直々に動き回っておりますが
まあ昼寝ぐらいしかする事が無いので良いのでしょう。
塚のような物に近寄ろうとするとバリヤーが張ってあったらしくビリビリしてしまいます。

激獣拳の激気による封印だそうで、
猫師匠が関係しているのか、この異変に気付いたようです。
しかし誰も出動する気配がありません。
バリヤーの他にロボタフとかも配備した方が良かったです。


額にセンザンコウの付いた奴は
大地震を起すポイントを見つけたようです。
ちなみに近くに建物があり、その敷地内という感じです。
どう考えても不審人物侵入ですが、特に騒がれる様子がありません。
この建物も何かの悪の組織かも知れません。

あと、センザンコウは無駄な口上が多い為、
女幹部に頭を蹴られてしゃがみこんでたりしましたが
この人は硬くて攻略が大変という話ではなかったでしょうか。

戦闘員みたいな姿の時に奇襲をかければ
ハンマー無しでも倒せるかも知れません。



 力いっぱいキャストするものの
思うように針が飛んでいかなずに焦っているイエロー。
そして今度は水中からレッドが登場。

レッドは別に釣り上げられた訳ではなく、
険しい表情で練習をしているイエローを
からかったり楽しむよう助言したりしに出てきたようです。

勿論レッドの言い回しは非常に独特で
何だか良く分からないのですが
イエローは理解しているらしく、
そんなやり方では修行にならないと反論しています。

象さんと一緒に焚き火を囲んでいたブルーが2人の様子に気付き
他人が主役の回でも目立とうとするレッドを回収。

そこに謎の振動発生。
敵の怪人が地面を掘っている影響なのでしょう。
レッドは敵の動きを察知したようです。

ブルーは修行中のイエローを置いて2人で出動するとレッドに言います。

象さんとイエローが2人きりになってしまうのですが良いのでしょうか。



 変身して敵の居る場所に到着するレッドとブルー。
女幹部はセンザンコウの付いた奴の掘った穴を見ながら
地震が起きるのを待っていました。

そこ震源地になります。
近くにはビルもあります。
速やかに避難してください。

レッドをブルーを絞め上げ、
特別に相手をすると怪人態になる女幹部。
別に姿を変えなくても、そのままギュッてやれば
ゲキレンジャーを倒せそうな感じです。


一方、イエローは案の定象さんに下から覗かれたりしてセクハラされていました。
笑顔で修行するように言われて反発するイエローですが
象さんはイエローを笑わせると言ってハンマーを使った宴会芸を次々披露。
酒が入っていない段階で笑うのは非常に難しいようで
なかなか笑ってもらえませんが、
ハンマーとは関係無い下ネタで笑いを取る事に成功。

笑ってしまった時に投げた糸が
初めてちゃんと飛んだのに驚くイエロー。
大変な時ほど笑顔が重要だという象さんの話を聞いて
余裕が大切だと気付きます。

象さんはお礼はチューで良いと言いながら突進してきますが
イエローは釣り糸が引いているのに気付き後ろに下がり、
結果的に象さんをかわして難を逃れました。

良く考えたら拳聖の攻撃をかわしている感じで、
ハンマーの扱いより回避能力が上がった感じです。

しかし釣りの腕については、釣れた魚が異様にグッタリしている事から
象さんの毒ガスに当たったのがたまたま引っかかっただけと思われ
特に上がっていない可能性があります。



 レッドとブルーは本格的に転がってしまい、
レッドは女幹部に踏まれて剣でさされそうな状態になります。
普通にピンチですが、レッドでなく敵組織の怪人達だったら大喜びな状況です。

しかしイエローのハンマーが女幹部の手に絡みつき
レッドへの攻撃を阻止。
イエローが敵の位置を知っていたのは
きっと象さんが教えてくれたからなのでしょう。

「メレちゃん、おいたが過ぎますよ。」と笑って鎖を引き戻すイエロー。
イエローの様子を不審がる女幹部ですが
笑う門には福来ると言ってイエローは鎖を回し、女幹部を転がします。

これで敵がイエローの話を鵜呑みにして
皆で笑いながら戦ってたらかなり不気味です。
地震とか起さずとも市民に恐怖を与えられます。



「今日のランちゃんは一味違うわよ。」
とウインクし、ハンマーを上空に放り上げて変身するイエロー。
変身シーンもセー●ームーン寄りの
ちょっとファンシーな演出に変更されています。

変身を済ませ、落ちてきたハンマーをキャッチする訳ですが、
こういう時間制限のある変身で
いつもより動作が増えているのは危険だと思います。


イエローに向け舌を伸ばして攻撃をしかける女幹部ですが
今迄転がっていたブルーが飛び込んで横から舌に体当たりして阻止。
続いてレッドが女怪人と取っ組み合いを始めます。

ブルーはイエローにセンザンコウのついた奴が穴の中に居る事を教え、
自分はレッドの助太刀に向かいます。

女幹部、普通に戦っていますが透明化したらどうなのでしょう。


イエローはハンマーの鉄球を穴の中に投げ込みます。
鎖は激気でどこまでも伸びるのだそうです。
ハンマーに釣り上げられ、地上まで引きずり出される敵。
後一息だったものを、と悔しがっています。

何メートルぐらい掘ったのでしょうか。
その穴を埋めとかなくて大丈夫ですか。

イエローのゲキハンマーの攻撃を甲羅で防ごうとする怪人ですが
全然防げなかったらしくダメージを食らっています。
センザンコウの付いた奴は今度は巨大化。

ゲキレンジャーもゲキトージャになります。
バズーカがリストラの予感です。

普通にゲキトージャで戦うと、まだ敵が固すぎるようで
攻撃が効きません。

敵に突進され転がるゲキトージャですが、
いつの間にか観戦しに来ていた象さんが
イエローに修行の成果を見せるようにと声をかけます。

イエロー中心に3人で心を1つに激気を燃やすように言われ
実行するゲキレンジャー。
すると緑色の象が出現。
象の頭上には鉄球のような物も浮かび上がり、
まず象が鉄球を鼻で蹴って敵を攻撃。

これだけだったら別に象はいらない気がしましたが
何と象が分解しゲキトージャの上半身の装甲になります。
ゲキエレファントーじゃは鎖つき鉄球も装備しており
それを敵にぶつけて攻撃。

敵は丸まって転がり反撃してきますが
ゲキエレファントージャは上半身を回転させ
鉄球を相手に何度もぶつけ撲殺。

イエローの動きに合わせてゲキエレファントージャもウインクして
ややファンシーに勝利を楽しんでいますが
殺害方法は残虐でした。


会社から戦いの様子をチェックし
修行の成功を喜んでいる重役と猫師匠。
そこに先程まで現場にいた象さんが入ってきます。

重役が誉めていたのを聞いていた様で、喜んでいる象さん。
今度は重役にチューをしようとしますが、綺麗に蹴られていました。
引退した人からも逃げられているのですが大丈夫ですか。

猫師匠は結界が破られようとしている事に気付き、敵の動向を気にしだします。
そこで遊んでいる象さんとか向かわせたらどうでしょうか。
結局敵幹部は塚を破壊し、真毒を用いて拳魔の1人を復活させていました。

臨獣ホーク拳の使い手だそうで、復活すると同時に空に飛び上がり
敵幹部に話し掛けています。

飛ぶ必要があるのか気になります。


二足歩行の猫や象が普通に入って来る会社は
スポーツ用品販売よりイベント開催を生業にした方が良い気がしつつ
次回に続きます。