獣拳戦隊ゲキレンジャー 第1話




 何処かの森で、叫び声が聞こえたショックで木から落ちるジャイアントパンダ達。
絶滅しそうな動物ですが、この辺は結構個体数あるみたいです。

関係無いですが、以前上野動物園にいたカンカンとランランには
現在多摩動物公園で会えます。
骨と皮が分離していますが。

声の主は一匹のパンダを倒して、鼻ッ先に噛み付いていたりします。
噛まれたパンダは地面を叩きギブの意思を示しています。
どうも人間と同じようなコミュニケーションを取れるパンダなようです。

俺の勝ち、と言って喜んでいる人物、
この寒いのに上半身裸で只者ではありません。


パンダ達とまた遊ぶ約束をして別れた人物は
何か不穏な気配を感じた様子です。

様子を見に見晴らしの良い場所に移動する人物。
すると上空をトラブル発生中なセスナが横切り、少し先まで行って墜落するのが見えます。
半裸の人物は不安な一方で、何か期待を持ったようで、
セスナの落下ポイントに向かいます。
重度の野次馬です。



 落下ポイントではアタッシュケースを抱えた女性が
キョンシーっぽい戦闘員達に取り囲まれていました。
どうやら女性の持つケースが目的なようです。

激獣レオパルド拳とやらを使って戦闘員と戦う女性。
片手に荷物を持ったままで戦闘員達を倒した女性のもとに
先程の人物が現れ、今が凄いと言って喜びながら詳細を尋ねてきます。

面食らった女性は半裸の人物にどうしてこんな山奥に居るのか質問。
「ここ、俺の森、俺の家だ。」と答える人物。
本当に森1つ所有しているとしたら結構資産家です、
服買ってください。

半裸の人物は名前の名乗り、虎の子だと補足してから
先程の拳法をもう一度見せて欲しいとねだります。

この人物を育てた「虎」というのが生物の種類として「虎」なのか、
何かの比喩で「虎」なのか不明です。

女性は半裸の人物を突き飛ばします。
半裸がどう考えても臭いだろうし嫌だったのかと思いきや、直後に謎の攻撃が飛んできて
それの回避行動であった事が分かります。

そして戦闘員とは少し違う姿の敵が登場。
何かオデコに虫っぽい物が刺さっています。
最近お菓子に虫が入っているのは
こいつの仕業かも知れません。

また凄い関係無いですが、つい先日近所の商店を覗いたら
普通にカントリーマ●ムやネ●ターが陳列されてて笑いました。
自分は結局買わなかったですが、食べたい方は古い個人商店を狙うと良さそうです。

いたぶられてから荷物を渡すか、荷物を渡してからいたぶられるかとリクエストを取ります。
荷物が目的なら、後の方は時間の無駄な気がするのですが
余程暇なのでしょう。

どっちもお断り、と答える女性に、
強がっていた女が苦痛と恐怖に泣き出す所を見るのは大好きだ、と喜ぶ敵。

朝から何を言っているのでしょうか。

敵が構えを取ると、その横に蟷螂のような姿が浮かび上がります。
半裸の人物はその様子に驚いています。
そして女性に襲い掛かる敵。
女性は攻撃を受け止めたりしていますが、腕を痛がり出します。
不時着した時の傷らしく、敵はそこを狙うと宣言。

女性は敵の攻撃を食らってケースを手放してしまいます。
ケースは半裸の人物の近くに落ち、蓋が閉まっていなかったのか
中から腕輪が飛び出します。

不思議そうに腕輪を拾い上げる半裸の人物。
それはまさに拳魔の腕輪、と寄越すように言い半裸の人物を殴り飛ばす敵。
こちらは手順についてのリクエストを受け付けません。

飛ばされた人物ですが、大したダメージは無いようで
顔を起こして吠えると同時に横に虎の姿が浮かんだりしています。
しかし敵が起こしたカマイタチのような攻撃で
周囲の木々が切り倒され、うまいこと半裸の人物に向かって倒れ
生き埋め状態に。

腕輪をゲットした敵は地中に潜って姿を消してしまいました。
「いたぶる」発言は単なる脅しだったのか
「どっちもお断り」というリクエストに半ば応じたのかは不明です。



 何か昔の事を思い出しているっぽい敵幹部らしき男性。
雷雨の中、大人が数名倒れていおり
その横で子供が1人、俯いた後に空を睨んだりしています。
その方向には何か煙のような物が集合している感じです。
ちなみに白黒映像なので、敵幹部はもしかしたら古い人かもしれません。

敵幹部の背後に怪人が姿を現し、舌を伸ばして幹部目掛けて突き刺そうとします。
幹部は後ろを向いたまま攻撃を避け、舌を掴んでひねり
怪人本体をひっくり返します。
「メレ、その程度の攻撃では俺の渇きは癒されぬ。」
と声をかける幹部。

怪人は女性の姿になり、何かクネクネしながら
「ああん理央様、私の愛の一撃でいつか癒して差し上げたい、あなた様のその渇き。」
と答えます。
朝から何を言っているのでしょうか。

そしてこの部下らしき女性は急に声を低くして仕事モードに入り
腕輪を取ってきた怪人を呼びつけます。
かなり切り替えの出来る人のようです。

呼びつけられた怪人は、戦闘員達が修行をする間を通り抜けて腕輪を献上しに来ます。
戦闘員が訓練をするのも珍しいかも知れません。
何か訓練が少林寺っぽい様子ですが、朝早く起きてやってたりするのでしょうか。


幹部は献上された腕輪を装備し、腕輪に向かって言葉を授けよと言います。
すると腕輪が光り、幹部に何を求めるのか聞いてきます。
力を求めるという幹部に、弱き者の絶望が
彼等の拳法を強くすると教えます。

道は示されたとして、何やらライオンっぽい姿を浮かび上がらせている幹部。
しかし回りくどい上に怪しげなパワーアップ方法です。
地道に修行している戦闘員達の方が現実見ている気がしなくも無いです。



 目を覚ます半裸の人物。
知らない場所に居るのに気付き戸惑っています。
どうやらスポーツ用品メーカーのビル内の一室なようです。

事務所っぽいフロアで電話で腕輪を奪われた件について誰かに謝っている女性。
500年に一度の封印のチャンスだったのだそうです。
電話の相手は女性に気に病まないよう言い、
拾ってきた「虎の子供」の話題に切り替えます。

どうやら女性が半裸の人物を連れてきたようです。
セスナが墜落している状態で、人1人持って帰るのはさぞ大変だったでしょう。
パンダとかが住んでいる森ですが携帯が通じて救援を呼べたと思いたいです。

女性は半裸の人物が大木の下敷きになったのに骨折1つ無く
丈夫と言っても程が有るとして、何かの可能性があるように思っているようです。

セスナで落ちて腕に擦り傷だけな女性も相当頑丈です。

その半裸の人物は、ベッドから抜け出してその辺を見て回り、
体育館っぽい部屋の2階ガラス壁に到着。
部屋の中でトレーニングをしているイエローをブルーを見つけ、見学しだします。

イエローが構えると、横に何か猫系の動物の姿が浮かび、
それを見た半裸の人物はチーターだと言ってはしゃぎます。

そしてブルーの横に浮かんだ何か青い動物の姿を見て
ジャガーだと言って喜んでいますが
色的にジャガーと言い難い部分があります。

イエローとブルーが組み手をしている間、浮かんでいる動物の像同士も戦っています。
ジムでなく天井の高い体育館でトレーニングしていたのは
動物の像の出現場所を確保する必要があったからでしょうか。

2人の訓練に興奮しガラスを叩いていた半裸の人物は
ガラスを叩き割ってしまい体育館のフロアに落下。
「何よこの人。」
「不審者?」
と警戒する2人。
確かに半裸は怪しすぎます。

その半裸人から拳法についての質問責めに遭い固まるブルー。
すると横から「獣拳じゃよ。」声が聞こえます。
声の方を見ると、人間サイズで直立歩行をした猫のような生物がトライアングルを鳴らしながら登場していました。

忍風館の館長と会わせてみたいです。

猫のような生物は服を着ているあたり、半裸人よりは文明人らしいですが
半裸人は猫と連呼しながら大喜びで撫でに行きます。

猫のような生物は喉を撫でられて、
「お主、ナイステクニックじゃの。」と言い出しています。
朝から何を言っているのでしょうか。



 別室に移動し、ラーメンか何か出されている半裸人。
少し触って熱がっています。
それにしても、

イエローが半裸人を見てまるで子供みたいだとコメントすると、
女性が半裸人が樹海で虎に育てられたらしい事を知らせます。
子供の頃、事故か事件かに遭ったのだろうと考えているようです。
それは少なくとも箸の使い方を覚える前だろうね、とブルー。

多少変な言葉を使いますが、下手なニンジャブラックよりは喋れており
日本語は箸より先にかなり覚えたようです、

腹は減っていないのか、ラーメンを放置して獣拳について質問しだす半裸人。
心に獣を感じた時に湧き上がる情熱「激気」を燃やして
獣の力を手にする拳法だと説明する女性。

イエローとブルーは獣拳を継承する拳士で、猫のような生物はその師匠だと紹介。
猫のような姿をしているのは獣の力を手にし過ぎたからでしょうか。
危険な拳法かもしれません。


戦いをサポートするここの会社は「スクラッチ」で、
女性はその会社の重役なのだそうです。
重役だと聞いてフーンと流す半裸人。
会社とか役職に関する概念を持っているはずもありません。

しかし何と戦うのかについては興味を示します。
パンダか、カバか、アリクイかと楽しそうに聞く半裸人。
戦うといっても冒頭のような遊びの範疇の戦いを想像しているようです。

猫師匠は獣拳が2流派ある事を説明、
自分達が正義の激獣拳で、邪悪な臨獣拳を使う臨獣殿が敵なのだそうです。

その敵が部下を集めて方針説明して作戦開始なあたりで
猫師匠はそれを察知したのか耳を動かし、
半裸人もゾワゾワすると言っています。

激獣拳側が何か行動する際も
敵に察知されるという事でしょうか。

お互いやりにくそうです。


「遂に実戦の日が。」と漏らすブルー。
今迄敵と戦った事はないようです。
猫師匠は半裸人に2人と一緒に獣拳を学んでみないかと誘いながら
ゲキチェンジャーを渡します。

正義の心が何だか分からないとしながらも
張り切って出動しようとする半裸人。
思いっきりドアにぶつかって痛がっています。

閉まっている状態のドアを出入り口、通り道だと認識できるあたり
理解する力はそれなりにありそうです。

ちなみに痛がっているところで猫師匠から服を支給されました。
裸じゃ恥かしいぞ、との事です。
それどころか街中では通報されかねません。
ドアが閉まっていなかったら厄介な事になるところでした。



 市街地で市民を襲う戦闘員達。
森でもそうでしたが、ここでも両手を前に突き出して
両足で撥ねながら前進する移動法で
無駄に体力を消耗しそうです。

ある戦闘員はジャンプして乗用車に刺さって
爆発を起こしたりしています。
修行とか必要な戦闘員ですので、使い捨て感覚での利用はどうかと思います。
そして市民の恐怖が力になったようで、怪人は全体的に虫っぽい姿に変身。
高速道路を破壊したりしています。

そこにイエローと、少し遅れてブルーと半裸人あらためジャケット着たのでレッド到着。
上着着ながら走っていたレッドですが、ズボンも穿きながら走ったのでしょうか。
結構器用かもしれません。

イエローとブルーは早速変身して名乗をあげて戦闘開始。
トレーニングに名乗の練習も含まれていたのでしょう。
初めての実戦ですが噛まずに行けてます。

そして大技を出す時は手の指の骨を鳴らすようです。
指が太くなるという噂がありますので
イエローは止めておいたほうが良いと思います。


2人の活躍に興奮し、自分も変身しようとするレッドですが
ニャーニャー言いながら手を突き出すだけで変身には至らないようです。

そんな中、高層ビルが崩れたのに気付きそちらに向かうレッド。
逃げ惑う市民の中、小さな子供が泣いて立ち尽くしているのを発見し
安全な場所に移動するよう声をかけますが、
子供は親とはぐれたらしく、動こうとしません。

通路を塞ぐ車を乗り越えて子供の方へ向かおうとするレッド、
しかしそこに謎の攻撃が加わり、近くの車が跳ね上げられて
今迄レッドが居た場所にあった別の車に刺さり炎上。

レッドは前に飛び出して直撃は避けるものの、
背後の爆発にあおられて転がってしまいます。

レッドの前に現れる怪人ですが、レッドではなく子供の方に近寄りながら
「女の子見ーつけた。」と笑っています。
朝から何を言っているのでしょうか。


その子に何をするのかとレッドに聞かれ、弱き者の悲しみ苦しみが自分達を強くするので
恐怖を与えるのだと律儀に答える怪人。

怪人は鎌のような手を子供の顔に当てて脅していますが、
ややクニャってるあたり、ちょっとソフトかも知れません。

しかし怪人が子供目掛けて鎌を勢いよく叩き付けようとした所で
レッドが立ち上がって叫び出し、凄い肺活量なのか風が起こったようで
近くの怪人はおろか、少し離れたイエローやブルーもビックリしています。

そして変身して怪人を殴り飛ばすレッド。
流石に名乗はまだ考えてません。

あと、怪人の足元に座り込んでいた子供には
飛んでいく怪人が当たらなかったようで、
レッドは怒りに任せて戦っているように見えて
ちゃんと色々計算しているかも知れません。

怪人と戦うレッドを見て、
イエローやブルーは凄い激気だと驚いています。
ところで戦闘員を倒しきったのでしょうか。
あと、一応手助けしませんか、レッドまだ初心者です。

ちなみに、やはり敵にも動向が察知されているようで
幹部が激獣タイガー拳か、と親切に解説。
敵の方もそうなのですが、技名とか用語とか漢字での表現が多いのに
動物名だけ英語に統一されているのは何故なのでしょうか。

チーターやジャガーは表現しようが無いですが
蟷螂と虎は何とかなると思います。



 レッドの横に浮かび上がった虎が敵を咥えてブン投げたりしています。
流石に捕食はしません。
激獣拳が凄いと喜んでいるレッド。

まだ何も教わっていない状態ですので、
レッドが適当に出した技が激獣拳である保証は無いような気もします。

しかし圧倒されていた怪人は怒って巨大化し
ゲキレンジャー達を転がして鎌で刺そうとします。
そう言えば、先程まで敵に絡まれていた子供は逃げたのでしょうか。


そこに巨大化した猫師匠が出現し怪人の腕を抑え、
「ほっほっほ、つい手が出てしもうた、儂も若いのう。」
と3人に話し掛けます。

巨大な猫を見て凄いと喜びながらも
大丈夫なのか疑問に思うレッド。


市街地に巨大化した猫が出現した所で
猫アレルギー持ちの一般市民が危険に晒されつつ次回に続きます。