仮面ライダー電王 第42話




 前回蛸怪人に引きずり回されてダメージを負った桜井君は
何故かデンライナーの食堂車に吊るされたハンモックに寝かされていました。

保険証とか無さそうなので入院は厳しいのでしょうか
ゼロライナーは使えないのでしょうか、
いい晒し者です、

ちなみにハンモックは通路に対し直角に設置されているので
向こう側に行く場合はハンモックの下をかがんで行き来するようです。


契約者の望みが桜井君を連れてくる事だと聞いて、
桜井君を覚えている人が契約者だと考えるハナちゃん。

桜井君と待ち合わせをしている人がいるという
良太郎の発言を聞いて
喧嘩でもするのか、と話の輪に入ろうとするモモタロスですが
ハナちゃんの水平チョップで倒れました。


貸した物を返してもらうだけだが約束が12時だと
悪い事をしたと言っているデネブ。

周囲の怪人は桜井君を覚えている人を増やそうとするデネブの行動を認め、慰めていますが
目を覚ました桜井君が怒ってデネブに技をかけようとします。
怪人らに取り押さえられながらも、関係無い人を巻き込むなとデネブを叱る桜井君。

ナオミちゃんが桜井君のケツに注射をぶっ刺し気絶させた為に騒ぎは終了。
セクハラにならないようにズボンの上から刺したのは偉いです。



 良太郎とデネブは待ち合わせの場所の様子を見に来ています。
ちなみにデネブは帽子と眼鏡とマフラーをしていますが
防寒か変装かは不明です。

帰ったかに思われた少女は公園の遊具でハッスルしていました。
以前桜井君も噴水でアイス食べながら一人で遊んでいたので
デネブに憑依されていなくても波長が合うかもしれません。

困ったデネブはウラタロス良太郎に対応を依頼。

デネブに「カメタロス」とリクエストされて
ちゃんとウラタロスを呼んでくるあたり
良太郎も分かっています。


芝生の上に寝転がっている少女に声を掛けるウラタロス良太郎。
桜井君が急用で来られず、代わりに荷物を受け取りに来たと説明します。
しかしウラタロス良太郎は手ぶらで帰還。

少女は直接本人に荷物を返すと主張しているそうで
貰った携帯番号をデネブに渡すウラタロス良太郎。
少女はデネブ桜井君に惚れてしまっているようです。
そしてデネブに少女が居た場所に砂が落ちているのを見せ、
怪人と契約している事も知らせます。


デンライナーに戻り、今回の少女の望みが
「王子様」に会いたいという事だろうと推測を話すウラタロス。

ちなみにハンモックは危ないからか撤去され、
代わりに椅子が2台並べられてベッド代わりにされていました。

王子で思い出しましたが
それこそ以前ジークが使っていた部屋とか利用できませんか。

その王子がデネブと桜井君のどちらかと聞くモモタロス。
キンタロスは男は中身だからとデネブ説を押しています。

それは幻想だと指摘するナオミちゃん。
角を立てないように言うとか全然しません。

あと、ナオミちゃんが桜井君の看病につきっきりな所為か
モモタロス達は紙コップとヤカンを持ち出してコーヒーを飲んでいます。
セルフサービスっぽいです。
変なクリームは自分で盛ったのでしょうか。
それは無くちゃ駄目な物ですか。


カードを使うと忘れるので
惚れられたのがどちらでも関係無いと話す桜井君。
気のせいか、デネブに突っかかって行った時よりも
元気ない感じです。

注射が何の薬だったのか気になります。

怪人の対処の方を優先する考えを示す桜井君に
良太郎は契約者を見張った方が良いと発言。
そしてウラタロスはデネブが桜井君に憑いて少女とデートすれば
無理なく傍に居られると提案。

見張りを兼ねるとすると、何時間のデートになるのでしょうか。



 ウラタロスの提案に桜井君も賛同、
デネブは無理だと言っていますがデートに行く羽目になります。

約束の場所にやはり先に来ている少女。
少女はデネブ桜井君にコートを返し、何度もお礼をします。
デネブ桜井君も同じくお辞儀をしまくり、
そのまま帰ろうとします。

どうやらデートに気乗りしないようです。
しかし少女の方から動物園に一緒に行かないかと誘われ、
桜井君からの指示もありデートをする事に。

ちなみにデネブ桜井君がチケットを買おうとすると
少女は既に2枚買ってあると言って止めました。

用意が良いです。
あと、絶対に断らせないつもりだったのでしょう。


デネブ桜井君はデートをしながらも
桜井君に無理だと訴えています。
時々桜井君が出て来てデネブを叱咤していますが
それを少女に見られてたりで
見張りに来ていた良太郎に心配されています。

ていうか良太郎が少女を見張っているのなら
別にデネブ桜井君がデートをする必要も無い気がします。

桜井君本体がデートしたい気分なのではないでしょうか。
後に愛理さんと付き合う事から考えて
桜井君的には天然系はポイント高い筈です。

しかしデネブ桜井君は落ち着かず、飲んでるジュースをこぼしまくってしまい
少女のマフラーまで汚してしまいます。

店のテーブルに座りながら
マフラーの染み抜きをするデネブ桜井君。
かなり失態だったはずですが
少女は笑いながら「お母さんみたい」とコメント。

キンタロスが男は中身だからと
デネブが惚れられた説を押していましたが
「お母さんみたい」という見られ方をされています。
男の中身ではありません。

しかしデネブ桜井君はこれを機に少女と打ち解けたようで
積極的に一緒になって遊び始めました。


そんな中、蛸怪人も動物園に来たようで
猿に威嚇されて場所を動いたりしていました。


動物を見終わったのか、キャッチボールをしているデネブ桜井君と少女。
少女は蛹の飾りの付いたブレスレットを見せ、
病院に居た蛹が蝶になれなかった話をしています。

蛹は蝶になるとは限らないのが良いと話す少女。
他人事かと思いきや、少女は重い病気にかかっていたそうで
蛹に自分の姿を投影していたようです。

ところで、病院で見たと言う蛹は羽化しなかったそうですが
蝶の蛹だという保証はあるのでしょうか。



 デネブ桜井君達の様子を少し遠くから良太郎が見張っていましたが、
ウラタロスに怪人の出現を知らされて変身。

「デートの邪魔をする前に僕に釣られてみない?」と
蛸怪人に話し掛ける電王ロッドフォーム

もうデート自体はする意味がないかもですが
契約は完了してる感じなので、契約者に近づけたくない状況なのでしょう。


少女はボールを放りながら、まだ蛹とかについて語っています。
蛹も自分も明日が無いかも知れなくても一生懸命なのは
明日が無くても昨日が残るからだと思うと話す少女。

「今日私が頑張ったのは、桜井君に、桜井君に」と何か言おうとしている少女。
デネブ桜井君は少女の言葉が重い上に自分に向いた為、
ボールを見当違いの方に投げてしまい、
少女がそれを取りに行っている間にその場から逃げ出してしまいます。


デネブは物陰で桜井君から離れ、困っていました。
一日を大事にする少女の記憶を消費する事の重大性を認識したようです。

デネブに対し、「忘れる方だって辛い」と諭す桜井君。

そこに桜井君を探してた少女が顔を出し、
デネブを見て「誰?」と聞いて来ます。

「誰?」より「何?」と聞くのが先な気がします。



 蛸怪人とデンガッシャーの取り合いをしている電王ロッドフォーム。
蛸怪人が自分の足を飛ばし、電王ロッドフォームはそれを回避。
しかし足は近くのトラックに取り付き、電王ロッドフォームを弾きに行きます。

「気をつけて、あのイマジン物を操るんだ。」
「早く言ってよ。」
どうやらソードフォームの戦いを見ていなかったようです。

ソードフォームのデンバードに撥ねられたり、ダイブされたりなどの
醜態を見られずに済んで良かったとも言えます。


電王ロッドフォームは車の上を飛んだり、マンホールに入ったりして攻撃を回避。
マンホールに入った所為で蛸怪人は電王が轢かれたと勘違いし、トラック攻撃は止んだようです。

ところで、怪人が直接戦うよりトラックの方が攻撃力高いですか。
怪人は普段からトラックに乗って出動すれば良くないですか。



 桜井君に呼びかけている少女。
ちなみに近くにデネブが体育座りで様子を見ていますので
コクるのとかは厳しい状況です。

桜井君はあんまり答えなさそうな雰囲気でしたが、
少女がクシャミをしだしたのを見て、慌てて自分のマフラーを巻いてやります。
本人のマフラーはまだ濡れているのでしょう。

お礼を言う少女に
「ごめん、俺は忘れないから。」と桜井君。

そこに先程の蛸怪人が登場。
桜井君は変身しようとしますがドツかれて転がされ、
怪人は少女を通って過去へ飛んでしまいます。

そう言えばとっくに契約完了していました。
電王に邪魔をされたからと言って来るの遅すぎです。

桜井君は少女の無事を確認し、チケットに浮かんだ日付の事を聞いています。
2006年11月15日は少女が病院で蛹を見つけた日だそうです。
やや寒そうな時期です。
外に出て大丈夫だったのでしょうか。

桜井君はゼロノスゼロフォームに変身、デネブもデネビックバスターとなります。


過去の病院の庭で桜井さんを見つけ、襲いに行こうとする蛸怪人ですが
そこにゼロノスゼロフォームが飛びついて転がします。

ちなみに過去の少女は蛸怪人とかゼロノスゼロフォームとか
黙ってじっと見ています。

驚くどころか、むしろ戦いを見やすい所に移動して観戦してたりです。
蛹よりずっと面白いのと、明日死ぬかもとか思ったら
多少危なくても良いかと思ってしまうのでしょう。


ちなみに蛸怪人はゼロノスゼロフォームの近くで地面を転がってやたら動く為、
デネビックバスターとか当てられない感じです。
敵が少し離れた際にデネビックバスターを使い出しますが
蛸怪人が足を飛ばしゼロガッシャーを操ってゼロノスゼロフォームを攻撃。
その隙に足をゼロノスゼロフォームの首に巻きつけます。

しかしゼロガッシャーの操縦がもう終了していた為か
ゼロノスゼロフォームは地面に刺さっていたゼロガッシャーで蛸足を切断、
二度目は通用しないと言っています。

じゃあ三度目だ、と蛸怪人はゼロノスゼロフォームに足を飛ばしてきますが
そこに電王ライナーフォームが割り込み足を叩き落します。

ゼロノスゼロフォームが出動する意味があったか不明になりましたが、
電王ライナーフォームは蛸怪人を切りまくって転がし、
ゼロノスゼロフォームに必殺技を出すよう促します。

そしてバスターノヴァと電車斬りの同時攻撃で蛸怪人を撃破。
バスターノヴァとか電王ライナーフォームに当たってなくも無いですが
当たっている本人が気にしていないので良いのでしょう。


蛸怪人本体は爆発しましたが、足の一本が電車斬りで使ったレールに取り付き、
レールが暴走してどっか行ってしまいます。

デンライナーとゼロライナーでレールを追う両者。
マシンデンバードもちゃんとデンライナー内にありました。
引き上げたのか予備なのか気になります。


暴走したレールはデンライナーやゼロライナーに向けて突き刺さろうとします。

そしてレールが絡み合い、龍のような形になって口らしき部分から火の弾を吐き出します。

そこにキングライナーが現れ、デンライナーとゼロライナーはそれに連結。
色々くっ付いたキングライナーによる一斉砲撃で
操られたレールは爆発しました。

レールが普段からこの攻撃力を持っていたら
戦闘がぐっと楽になるのですが
都合よく利用できないでしょうか。



 少女は記憶が消えてしまったようで、
マフラーや自分の居場所に心当たりがないようです。
帰ろうとした所で、マフラーをその辺の不自然に突っ立っている木の棒に引っ掛けて落としてしまいます。
しかし「まあいいや」とそのまま桜井君や良太郎やデネブのいるあたりを通って帰る少女。

記憶が無くてもデネブを普通にスルーしています。

「俺が馬鹿だった。自分の勝手に記憶を持たせて、結局あの子にも侑斗にも」
「デネブ、俺は決めたんだ、だからお前も」
と一番肝腎な部分を省略して会話するデネブと桜井君。

ところで先程の少女ですが、桜井君達の後ろで1人で踊っていますが
何か病気が再発していませんか。


良太郎は桜井君に一緒に来るようにと声をかけます。
桜井君にミルクディッパーの入り口から中を覗かせ、
愛理さんが桜井君用のコーヒーの開発を続行している所を見せる良太郎。

ちなみにデネブも店の入り口から中を見ています。
よく怪人が入り口に現れる店です。

桜井君の事を覚えていないにも関わらず、
完成させなければいけない気がすると話す愛理さん。

良太郎は愛理さんが桜井君の事を思い出すという考えを話します。
桜井君はそれにコメントせず帰宅。
ところで紙袋持っていませんがコートはどうされましたか。



 良太郎がデンライナーの食堂に戻ると
いつぞやの駅長が来ていました。
分岐点についての調査結果を持ってきたそうで
アタッシュケースを開けます。
するとケースの中が光ってたりします。


ところで、何で食堂車でやっているんでしょうか。
応接室とかありませんか。

最近食堂車に一般乗客が来てない感じです。



前回はコートで今回はマフラーと
衣服のロスが多い桜井君。
これも一種の筍生活と言って良いのか気になりながら
次回に続きます。