仮面ライダー電王 第28話




 デンライナーの食堂車はお祭りモードで、
ナオミちゃんが綿飴を作ってハナちゃんに出したりしています。
良太郎は桜井君に何度も過去に連れられて行き、
電王各フォームを集められて戦った事を
ハナちゃんに話していました。

ちなみに良太郎はたこ焼き器を占領しています。
偏見かも知れませんが、
たこ焼きはキンタロスにあげた方が良いのではないでしょうか。


良太郎の話が聞こえたオーナーは
怪人との繋がりはデリケートなので
無茶な事は良くないと口を挟みます。

そして食べていたアイスだかカキ氷だかの旗が倒れた為、
良太郎へのコメントは中断。
「これは時間との勝負、新たなステージが。」と言って退出。
チャーハンのステージはクリアしたのでしょうか。


オーナーに水を差され、少し頭が冷えたのか
もう1人の泥棒にも怪人が憑いていた事を思い出す良太郎。

その後ろでウラタロスが何故か転んだり
リュウタロスの足から砂が落ちたりしています。

砂と水の合わせ技で床掃除が大変そうです。



 牧場の建物みたいな場所で、赤い服の泥棒に願い事の内容を確認するヒル怪人。
しかし泥棒に拠ればその願いを叶えるのは無理との事。
ミルクディッパーの場所に隠した宝石は
こっそりと二束三文で売り払ったのだそうです。

盗品が流通していてもこの世界の警察なら気付かれないでしょう。

しかし怪人は宝石を取り戻して願いを叶えるそうです。
ヒル怪人は宝石を買って帰っている通行人を襲ったり、
喫茶店でプレゼントのやり取りをしているアベックから
ペンダントを取り上げたりしてます。

ところでこれは盗まれた宝石なのでしょうか。
下世話な話で申し訳御座いませんが
泥棒が二束三文で売ったという事で、
プレゼント予算はおいくらだったのでしょうか。


他の客が悲鳴を上げて逃げ惑う中、
怪人に食らいつきプレゼントを奪い返そうとするアベック。
一般市民にしておくのが勿体無い程のガッツの持ち主です。

そこに良太郎が登場、電王アックスフォームになります。

怪人に海に投げ落とされたアベックの女性の方だけ
ピンポイントで救出する電王アックスフォーム。

女性に抱きつかれながら、怪人に向かって
「こそ泥と契約する奴は、やっぱりせっこいこそ泥やな!」と
怪人を批難。

ちなみにアベックの男性の方は絶賛溺れ中ですが
気にしない流れになっていました。

電王アックスフォームはヒル怪人と戦い出しますが、
突然キンタロスが電王から抜けて
デンライナーに引き戻されてしまいます。

電王がプラットフォームのままでは危険と判断し
今度はウラタロスが向かいますが、こちらもうまく取り付けません。
次に向かったモモタロスは何の問題も無く憑依でき、
電王はソードフォームで戦います。

デンライナーの中ではウラタロスやキンタロスが
モモタロスだけ良太郎に入れるのを不思議がっています。

「だからさあ、沈んでるんだよ。」とテーブルに突っ伏すリュウタロス。
ウラタロス達は自分達も砂が出始めているのに気付きます。

モモタロスの方は大丈夫なようで
ヒル怪人に必殺技パートファイブをかけていました。
しかし敵の飛ばした剣に当たり、泳げないのに海に落下。

幸い物揚場みたいなのからそう離れていないので自力で戻れましたが
敵には逃げられてしまいました。

ところでアベックの男性の方もそろそろ戻ってくると思いますので
さっさと退いてください。



 デンライナーに戻った良太郎はウラタロス達が消えるという話を聞かされます。
オーナーに拠ればジークと同じ現象が起きているそうです。
良太郎はウラタロス達の事を覚えていますが
ウラタロス達は過去に集められた良太郎に取り付いた形になったそうで
現在の良太郎がその時の記憶を失っているので駄目みたいです。

お葬式ムードになった中、
当のウラタロス達は消えるなら仕方がないと
準備万端なコメント。
しかし良太郎は半泣きで食堂車から出て行ってしまいます。

ハナちゃんが心配して良太郎を探しに出ると、
両手に水の入ったペットボトルを持って
土手の階段をうさぎ跳びしている目標を発見。

手首をグキってやるのがオチな気がしますが

一方桜井君はミルクディッパーで
愛理さんが桜井君用に淹れたコーヒーを試していました。
むしろハナちゃんとフラグ立てつつあるように見えましたが
こちらもきちんと対策取っています。

愛理さんは桜井君に「どう?」と飲めるか聞いていますが
桜井君は変な表情をしており、まだ苦いようです。

そこにひょっとこの面を付けたデネブが太鼓を鳴らしながら乱入。
「侑斗ー大変だー。」と言っていますが
デネブの格好とかが一番大変です。

桜井君は慌ててデネブを店の外に押し出して話を聞きます。

店の外の通行人達の方が
愛理さんよりデネブのイデダチを気にしそうです。


デネブは桜井君に良太郎の怪人達が消えそうな事を伝えます。
桜井君は良太郎の様子をデネブに質問。

どうやら良太郎は今度はタイヤを引きずっているようです。
それにしてもデネブ、かなり情報通ですが
その格好で情報収集しましたか。


タイヤを引きずりながら倒れそうになっている良太郎を心配し、
良太郎のせいではないからもう良いと止めに入るハナちゃん。

良太郎は怪人が憑いていなかったらと思う事が何度もあったとハナちゃんに話し、
怪人達から受けた不利益を述べながらも
「それでも、みんなの居るデンライナーが好きみたいなんだ。」
とコメントしダウン。

近くには桜井君とデネブと来ており、良太郎の様子を見ています。
デネブは変な仮装を止めさせられたようです。
あの衣装をどこに置いてきたのか気になります。

良太郎は怪人達のお別れの挨拶の映像が見えたようで
慌ててデンライナーに戻ります。
食堂車には3人の姿は無く、3人の飲み残したアイスコーヒーが残っていました。
怖い色のクリームが乗っているのはアイスになっても変わらないようです。

そして良太郎の体から砂が落ちてきました。
また掃除が大変そうです。
オーナーに拠れば良太郎の体に残っていた
ウラタロス達の欠片のような物で、
何かイメージすれば形が残るかも知れないそうです。


そして良太郎が手にした砂が四角い箱のような形に集まります。
ずっと繋がっていれたら、という事で携帯電話だそうで、
それをセンスがないと言いながら更にシンミリする良太郎とモモタロス。

しかしまあ木彫りのクマとかでなくて良かったかも知れません。


オーナーは良太郎達の様子を見て、何か思う所があるようで食堂車を退出。
ナオミちゃんもカウンターの影で、ハナちゃんも廊下の隅っこで座り込んで泣いていました。

他の乗客とかいたら普通にサービス受けられるのでしょうか食堂車。



 赤い服の泥棒を連れて質屋に行くヒル怪人。
ビックリして尻餅をついた店員をひと蹴りしてダウンさせ
泥棒に宝石を持っていくように言います。

泥棒は困ってしまいますが、自分が売り払った宝石を発見。
300円の値札がついていましたが、いくらで買い取ってもらったのでしょうか。
あと、元々10万円という話では無かったですか。

この人達が7年前に泥棒に入った宝石店が
何を売っていたのか気になります。

彼等はもしかしたらボッタくられる被害者を1人減らしたのかもしれません。



 契約は完了だったようで、ヒル怪人は泥棒を通って2000年5月20日に移動。
公園で空手か何かのサークルの人達をのして喜んだりしています。

空手の人達も怪人が来たら戦おうと思わないで警察か何か呼んでください。
血の気が多すぎます。

そこにデンライナーが到着し、良太郎が降りてきます。
「モモタロス、いくよ。」
「ああ、2人だけとは最初に戻ったみてえだな。」
としんみり変身。

「電王、またコロコロ早変わりして見せるのか。」と
自分の腹を指で示しながら挑発するヒル怪人。

ベルトのボタンを押してフォームを変えると分かっているようです。
しかしベルトを壊そうとする怪人はまだ現れません。

ヒル怪人は相変わらず回避が上手いようで
電王ソードフォームがデンガッシャーを振り回しながら突進しますが
全然当たりません。

逆に反撃を食らい、木の陰に隠れる電王ソードフォーム。
モモタロスに言わせるとどうにもクライマックスにならないそうです。

ウラタロス達も一緒だからやらなきゃと言う
良太郎の言葉を聞いて、
電王ソードフォームは先程の携帯を取り出し、
3人が消えた事を思い出して怒ったようなヤケなような態度になり
ややパワーアップして怪人に反撃。

加勢に入ろうとしていた桜井君はカードを使わずに済みます。


電王ソードフォームが順調に攻撃をしていると
携帯から着信音が流れてきます。
「もしもし?」と電話に出る電王ソードフォーム。
ヒル怪人に一言断ってから電話に出るべきだと思います。

電話からは消えたはずのウラタロスの声が聞こえ、
携帯を使ってみるようにとの指示が入ります。

ボタンを押すと、キンタロスやリュウタロスの声も聞こえてきて
驚いて携帯を落とす電王ソードフォーム。
落ちた拍子に側面のボタンが押され、
携帯からメタリックなプラレールの線路のような物がデロデロ伸びて
電王のベルトにくっ付き、線路が縮んで携帯の本体部分がベルトのバックルまで移動します。

すると電王ソードフォームの周辺に他のフォームのマスクがビュンビュン飛んできて
電王の肩や胸にへばりつきます。

かなりキモイらしく、わーわー叫んでいる電王ソードフォーム。

もしかしたら生温かいのかも知れません。

しかもソードフォームの面も目の部分が左右に移動し、
なかから少し黄色っぽい目が出てきます。
「ワー皮が剥けたー!」と怖がっている電王ですが
自分の顔の状況とか鏡とか見ないでよく把握できます。

あと、モモタロスは怖がってワーワー言っていますが
良太郎からはこの間特にコメントが出ません。
全然平気なのか、プチ気絶しているのかは不明です。

そして電王の体から炎が出て、デンライナーのレールを伝って
デンライナーも火だるまに。

そう言えば小学校の家庭科でトマトに火だか熱湯だかかけて
皮を剥くってのを習った気がしますが
ソードフォームの面が剥けたのも高熱の影響でしょう。


公園の芝生にもちょっと火がついており、あまり良い状態ではありませんが
ウラタロス達が消えていなかった事を喜ぶ良太郎。
尚、電王は全部の怪人が取り付いているらしく、
代わる代わる自分の動きをしてみせて存在をアピールしながら怪人を攻撃。


そしてモモタロスの声でやけくそでクライマックスだと宣言しフルチャージ。
すると肩や胸の仮面が右足に集まります。

電王は飛び上がり怪人に向かってキック。
落下中に一番足先にあるロッドフォームの面の角の部分が下方向を向き、
殺傷力を倍増、ヒル怪人は大爆発しました。

ところでもし電王の足が臭かったら
特にウラタロスあたり大変そうですが
ウラタロスも磯の香りがするらしいので相殺できるのでしょう。


勝利を喜ぶ怪人達ですが、そのたびに電王は肩や胸に引っ張られて転んでしまいます。
ピョ○吉が3匹張り付いているような状態のようです。



 食堂車に戻り、復活を喜んでいる怪人達。
オーナーもシャンパンか何か飲みながら
「どうやら良太郎君の熱い思いがウラタロス君達を繋ぎとめたようですねえ。」
と妙に上機嫌にコメント。
オーナーも何か手を回していそうな気がします。

また、デンライナーが無駄に火だるまになって熱かった事を
遠まわしに伝えている気がしなくもないです。

モモタロスは早速皆に悪態をついていますが
逆に怪人達にいじられております。

皆を振りほどき、風呂でも入ってくると食堂車を出るモモタロスですが
ドアの外に出た途端に泣き出してしまいます。
しかしそこには先客のハナちゃんがいて、
こちらも座り込んで泣いていました。

必死で取り繕ってハナちゃんにこんな所で泣いてたのかよと
指摘するモモタロス。

泣いているのを見られたのが気まずいようです。
正面のハナちゃんがミニスカートで体育座りしている訳ですが
その点については特に動揺していないようで
愛理さんの時と反応が少し違います。

ハナちゃんも泣いているのを見られたくなかったらしく、
あんたこそ、と反撃。

しかしモモタロスは皆に言っちゃおうと
食堂車に戻って行きます。

そのためハナちゃんに殴られ、壁を突き破って外に出てしまうモモタロス。
デンライナーは火に包まれた所為で
外壁が劣化していたのかも知れません。

耐熱タイルとか貼った方が良い気がしつつ次回に続きます。