第43話


 非番で妹さんと一緒に外出しているブルー。
地中からの物音が気になりデカベースに連絡を入れますが、異常は検知されていないようです。
ブルーからSPライセンスを奪い、通信相手のレッドにブルー関連の愚痴を言う妹さん。
そして自分の結婚式にレッドやデカベースの皆を誘います。
レッド達は大喜びですが、全員が同時に時間を作るとなると
スケジュールのやりくりが大変そうです。


 公園のブランコに乗りながら、妹さんはブルーに何故レッドにきつく当たるか尋ねています。
ブルーはお調子者が嫌いとかそう長く仲間じゃいられない気がするとか言っていますが、
妹さんがブランコ漕いでいる間ずっと荷物を持たされているブルー、
多分とにかく早くここでの会話を切り上げたい所です。


 その時メカニックの女性が怪電波の存在に気付き、発信源の捜査に出るデカレンジャー。
ブルーはいち早くその場に到着、皆が来るのを待ち構えていました。
多分妹さんは1人で荷物持って先に帰らさせられました。

そこに戦闘員売りの宇宙人登場。
どうやら状況の説明の為だけに来てくれていたようで、
デカレンジャー達は前回の怪獣に弟がいることと、
怪獣の鳴き声が怪電波隣隕石が再び地球に接近、そのエネルギーで怪獣が繁殖する事を知ります。
卵が沢山埋まっているのでしょうか地球。
そうだとしてもそのうち腐ると思いますが。

ちなみに戦闘員売り宇宙人は増えた怪獣を売って儲ける予定みたいです。
やはり自力で捕まえるのでしょうか。大変ですが頑張ってください。


 そして地中から現れた怪獣を倒す為にデカマシンを呼び出すデカレンジャー。
前回同様にスーパーデカレンジャーロボのガトリングパンチとダイナマイトアッパーで倒そうとした所、
怪獣はアッパーを予測していたかのようにブロック。
そしてスーパーデカレンジャーを殴り倒して地中に潜ってしまいます。
かなり強さのインフレが起きている現状で
前回スーパーデカレンジャーロボだけで怪獣が倒せたのが
そもそもおかしいと考えるべきでした。


 怪獣の鳴き声の所為で巨大隕石が地球に向かっている事を確認するデカレンジャー。
メカニックの女性に拠れば、デカウイングキャノンで隕石を撃てば回避可能との事。
オートコンバインモードを設定すればデカウイングロボを1人で発進させられると確認したブルー、
1人でデカウイングキャノンを撃ちに行くと言い出します。
レッドも同行を申し出ますがブルーに断られました。
それにしてもオートコンバインモードとやらですが、これがあったら
いつぞやのピンクの代わりに白がデカウイングロボに乗ったのとか実現しなかったので
今まで搭載せずにいたのは白への配慮でしょう。

デカウイングロボにはスーパーファイナルバスター1回分のエネルギーしか積めない為、隕石の重心を撃つようにとメカニックの女性から作戦をレクチャーされるブルー。
今まで特に気にしていなかったのですが、2体以上の敵が同時に出現していたら
敵に一直線に並んでもらわないとマトメてデリート出来ないという問題がありそうです。


 そして再び街中に怪獣出現。
ブルー以外のデカレンジャーはそちらの対応に出動、同時にブルーも隕石に向けデカウイングロボで出動します。

そしてライディングデカレンジャーロボ内ではレッドの不在が発覚。
レッドはデカウイングロボの方に行ってたようです。
デカレンジャーロボはレッド不在でも特に支障が無いみたいです。

ライディングデカレンジャーロボはデカバイクロボとデカレンジャーロボに分離して怪獣と戦闘。
合体して駄目なら分離して作戦ですが、いつも分離してて勝てずに合体するので何か間違っている気がします。

スリーブソードやシグナルキャノンを食らった怪獣は倒れるどころか更に巨大化。
急に成長すると関節とか痛くなりそうです。
怪獣が大きくなったので犬責任者もデカベースロボを起動させます。
総力戦の様相を呈していますが、バズーカ犬は姿も見せません。


 デカウイングロボチームは隕石を前にロボをデカウイングキャノンに変形。
隕石の形がコンペイトウのように角が出ており、どう言う環境で出来たものか想像もつきません。
そして隕石の引力の影響で照準が定まらないデカウイングキャノン。
ブルーはレッドに姿勢制御を依頼します。
レッドが乗ってこなかったらどうする気だったのか知りたいです。

そして二人の協力でスーパーファイナルバスターが隕石に命中しますが、
何と隕石の核部分が残ってしまっています。
きっと隕石の中心までの距離が一番長い、
角の先っちょの部分に当たってしまったのでしょう。

ブルーはレッドにパトウイングを分離させて帰還するよう指示。
自分はデカウイングキャノンで隕石の核に体当たりするつもりです。
核が破壊できれば隕石が崩壊するとの読みですが、
下手をするといい感じで今あけた穴が塞がるだけで終わるかも知れません。

しかしレッドは逆にブルーのパトウイングを自動操縦に切り替え、ブルーを帰還させます。
ブルーは操縦をマニュアルに戻そうとしますが、切り替えが不能になっています。
レッドの所でなぜ他機まで制御できるのか不明です。
レッドが自分で他の機体に仕掛けとかしていたのでしょうか。
何だか危険です。

レッドに戻るよう呼びかけるブルー。
デカウイングキャノンの向かった隕石は爆発を起こしてしまいます。
レッドからの交信が途絶え、ブルーはショックを受けた模様です。
ブルーは半ベソで何やらレッドを認めていたみたいな発言をしています。
特凶試験もレッドに負けたくないから資格を取ったみたいで、
白とのカブりぐあいを強化しようと思った訳ではないようです。


 地球では怪獣相手に3体のロボでも苦戦中。
デカベースロボの攻撃も通用していません。
そこにブルーが帰還。
どうやらオートパイロットは解除されているようです。
もし解除されていなかったらデカベースロボに激突でしょうか。
ちょっと嫌な殉職方法です。

ブルーは通信で隕石爆破とレッド殉職の報告。
レッドの弔い合戦として、パトウイングで怪獣に攻撃をするブルー。
結構効いているっぽいのと、怪獣からの攻撃を全部避けていて
下手なデカレンジャーロボより活躍しています。

そしてデカベースロボのボルカニックバスターが怪獣に決まりますが
怪獣はケロリとしていて全く効果なし。

困っている一同に、メカニックの女性が3体のロボのエネルギーを一つに合わせるよう指示。
その時「だったらコレでやろうぜ!」
とレッドからの通信が入ります。

上空から飛来するパーツの欠けたデカウイングキャノン。
レッドは衝突直前に機外に出てディーリボルバーで隕石の核を破壊したそうです。
どうやらデカスーツは宇宙空間でも大丈夫みたいです。
しかし機内の気圧とかすごい事になっていそうです。

そしてブルーのパトウイングもデカウイングキャノンに合流、
他の3体のロボに支えられてエネルギーを送られた状態で放つ
「オールスター・アルティメッドバスター」という技で怪獣を撃退しました。
ちなみに怪獣の周りも火が及んでいますので、
最近宇宙でのデリートが増えて油断していた近隣住民は久々に後片付けが大変です。

あと、今回デカウイングキャノンはエネルギーを使ってしまった状態だったのですが
もしフルパワーだったら更に被害が大きかったと思います。
そして画面8分割でゴッチューと言ってみせる地球署一同。
勿論バズーカ犬の姿はありません。


 牛角で打ち上げをしているデカレンジャー。
レッドとブルーはタン塩の奪い合いで喧嘩をし始めていますが、
イエローが最後のタン塩を没収する事で問題は解決しました。
あと、レッドが白に制服を汚さないよう声を掛けていましたが、
紙エプロンはしないみたいです。
ていうか制服で打ち上げというのも周囲が引きそうです。

犬責任者とメカニックの女性はこの打ち上げに参加していませんが
多分もっと落ち着ける店で飲んでいると思います。