第31話


 誰かから逃げているような女の子。
かなり派手な格好をしています。
追いかけてくる男性を気にしていた女の子は、後ろから来た台車にぶつかってしまいます。

台車を押していた人、前方見てください。
あの派手なのに気付かないのは問題です。
今迄その台車で何人轢きましたか。

女の子は台車にぶつかった拍子に台車の上に乗っかってしまい、
しかも押していた人が倒れてしまったので台車は慣性の法則で進んでいってしまいます。
歩道橋の柵にぶつかって下に投げ出される女の子。
そこに何故か変身したレッドが登場、女の子をキャッチして救出します。

レッドが助けた女の子はどう見てもピンク。
しかし遅れてピンクが合流、他人の空似だと分かります。
どうでも良いですがパトロール中でしょうかデカレンジャー。
皆で似たような所を巡回していて大丈夫なのでしょうか。


 何故かデカベースにつれて来られているピンク似の女の子。
特にしょっ引く理由が無い気がしますので、面白半分で連れて来たのでしょう。
犬責任者も女の子を見て
「この宇宙には自分とソックリな人間が5人居ると言うが、いやあ似ているなあ。」
と感心しています。
世界には似ている人が3人居るとかだったと思いますので、
自分と同じ星に3人、他の星に2人ぐらいの比率でしょうか。多いのか少ないのか良く分かりません。

女の子はトサーカ星の王女で伝統行事の為地球に来ていて捜索願も出ているとの事。
捜索願が出ている段階でピンクソックリの王女の存在が内輪で話題になったりしないのでしょうかデカレンジャー。
意外と資料とか見ていません。


 何故あの場所に居たのか王女に聞くレッド。
王女は言葉を濁しながら怖くて逃げてきたと発言。
デカレンジャーはその言葉を王女が狙われていると言う意味に取り、
王女保護を王家に伝えてしまった後だったので、ピンクを王女の身代わりにする事に。

王家の関係者が滞在しているホテルに到着したピンク達。
はしゃぐピンクをレッドが注意したりしています。
レッドがどんどん常識を身につけてきていて残念です。
あと、本物の王女もピンクの格好をして付いて来ています。

バレないとも限りませんので、王女はデカベースあたりで待機していた方が良いと思います。

2人の侍従に王女引渡し後も引き続き警護を申し出るデカレンジャーですが、断られたため侍従に不信感を持ちます。
ちなみに今回の王女の訪問を知るのは侍従曰く「我々のみ」ですが、
ホテルの予約は偽名でも使ったのでしょうか。
どこからどこまでが「我々」かちょっと疑問です。


 「伝統ある儀式」を受けているピンク。
お堂のような所で正座をして手足を縛られて頭の上に壷を載せて4時間我慢するのだそうです。
何でも王家の先祖が地球で見た風習を混ぜ合わせたものだそうです。
多分それ拷問です。

様子を遠くから見ているデカレンジャーと王女。
王女は儀式を受けるのが自分でなくて良かったと口走っているのでレッドが不審がっています。
ピンクの方は壷を持ってバランス取っていたり滝壷に入っていたり頭の上にリンゴを乗せて撃って貰ったりバンジージャンプしたりです。
ところで侍従のオジサン、アーチェリーの腕が良いです。

訳のわからない儀式が続き、侍従に文句を言うピンク。
しかし本物の王女が普段従順らしく、侍従がピンクの様子が変だと指摘した為、ピンクは大人しくする事に。

バンジーの様子も見ているデカレンジャー。
ロープが途中で切れる仕掛けだったらと心配していますが、ピンクは侍従に押されてジャンプ。
ロープは切れませんでしたが、その様子を見て本物の王女が笑っていたりしているので
レッドは王女を不謹慎だと注意します。
レッドがどんどんマトモになってきています。
王女がピンクの命は大丈夫だと断言した為、「それどう言うことだよ!」とレッドは王女に詰問。
レッドが少し元に戻ってホッとしました。


 ピンクの方は火の輪くぐりをさせられそうになっています。
王女の星の人たちは火に強いので本来なら安全な行事らしいです。
それにしても、ロープとか輪っかとか持って来るのですから侍従も大変です。

侍従のオジサンの方が薙刀を構えてピンクを急かします。
その間にもう一人の女性の侍従がメガネを不自然に外し、反射光でどこかに合図を送っているようです。
メガネってそんなに光りますか。
その様子に気付くピンク。
その時デカレンジャー達がピンクと合流。
本物の王女の方は命を狙われている訳ではなかったとデカレンジャー達に告白したため、
ピンクを回収しに来たようです。

デカレンジャー達が侍従に事情を説明しようとしたとき、ピンクが狙撃されて倒れてしまいます。
本当に暗殺者が居る事が分かり、デカレンジャー達は銃を構えて周囲を警戒。
近くの山の中腹で何かが光ったのを発見する白。男性陣はその場所に急行します。

そこにはライフルを構えた宇宙人が。白が宇宙人の素性を知っているので話が早いです。
ちなみに暗殺者宇宙人はかなりハイテンションで相手するのが疲れそうです。


 一方残留組は王女が入れ替わっている事を侍従に話したので
侍従のオジサンは良かったと喜んでいます。
その様子を聞いていたピンクは怒って飛び起きます。
ピンクは防弾チョッキ着用の為大事には至っていませんでした。
ところで滝壷にも防弾チョッキを着けて入ったのでしょうか。重さで溺れそうです。


 ピンクは侍従の女性を殺人教唆で逮捕。
王女を暗殺して外戚関係である侍従の女性の一族が王家を継ぐ計画だったそうです。
もしかして今回の事件は一族ぐるみですか。

あと、侍従の女性は恐らく儀式中の「不幸な事故」だと自分の責任になるので
暗殺者を雇って王女を狙撃させたのでしょうが、
自分が現場にいる時に思いっきり事件を起こすのもあんまり得策じゃない気がします。
もう自分とは全然関係ない時とか狙えなかったのでしょうか。

よく研究してください。

ピンクは侍従のオジサンや王女に彼らが思考停止状態である事を注意、
何とか怒りが収まったようです。

ピンクはイエローに促されて変身して暗殺者の方へ向かいます。
侍従のオジサンに王女を任せて行ってしまいましたが、暗殺者が単独でなかったらこの面子はアウトです。
その辺大丈夫なのでしょうか。あと、逮捕した女性の侍従はどこに置いていきますか。


 暗殺者は接近戦も強くて苦戦を強いられる男性陣。
しかし到着したピンクが物凄い強さを見せ暗殺者を翻弄。
おそらくピンクが小さすぎて暗殺者の攻撃が当たりにくいのだと思います。
そしてピンクが撃たれた恨みを込めて暗殺者をキック、暗殺者は後方に吹っ飛ばされてしまいます。

ピンクが暗殺者を弱らせた為、他のメンバーも攻撃に参加。
暗殺者はたまらず巨大メカに乗り込みます。

デカレンジャー達もスーパーデカレンジャーロボ使用。
ピンクが指揮を取っているようで、パンチ3発で巨大メカを地に伏せさせます。
そしてジャッジメントはデリート許可。
もう殴りまくって爆発させていました。
暗殺者、遠くの巨大メカまでジャンプできる脚力があったのですから、
メカに乗らずに走ったりジャンプしたりして地味に逃げれば生き延びられたかも知れませんでした。


 デカレンジャーにお詫びをしている王女と侍従のオジサン。
本当に言いたい事は勇気をもってきちんと言うべきだとピンクから学んだと王女。
王女と侍従は星に帰って伝統の何を守って何を変えるか話し合うそうです。

それよりも謀反があった事を公表するか隠蔽するか先に決めた方が良いでしょう。

王女はピンクに最初は暗殺者の話は嘘で、儀式が嫌でピンクに押し付けた事を告白。
それを聞いたピンク、また怒り始めてしまいます。
デカレンジャー達がピンクを押さえますが、5人ともはじき返されてしまいました。

もしかしてピンクは他の5人全員力を合わせても敵わないぐらい強いのでしょうか。
ピンクのターゲットがデカレンジャーに代わったので大丈夫ですが
下手をすると王女がピンクにやられていたかも知れませんでした。