第41話



 石化したシルバーに電極を貼り付けて何か調べているメカニック。
シルバーですが、基地へはビニールのプチプチに包んで持ち帰ったのでしょうか。

メカニックに拠れば、シルバーからは生命反応があるとの事。
しかし石化を解く方法は不明です。
そこにブラックとピンクが戻って来て、海辺の洞窟にプレシャスが残っていない事と
猫系の人達の痕跡があった事が伝えられます。

初期状態の猫系の人達なら毛とか落ちるでしょうが
今のメカっぽい状態ではどんな痕跡が見られるのでしょうか。
ユッケジャンの食べ残しとかですか。

シルバーが石にされた事件が、プレシャスを入手する為の陽動である可能性があり
敵が普段より手の込んだ作戦を立てている事から
今回のプレシャスが重要であると考えるレッド。
兎に角猫系の人達を探すよう指示を出します。

しかしそこにアイスクリームコーンから新たなプレシャスの回収命令が下ります。
シルバーの心配をして反発する一同を押さえるように
命令に了解するレッド。
しかしブルーへは奪われたプレシャスの危険を調査する為に残るよう指示。
ブルーは何故か嬉しそうにレッドの指示に従います。
どうやら目立つチャンス到来なようです。



 何処かの森の中で怪しい塚の前に立って呪文を唱えている白い衣装の人。
地面に変な模様の光が浮かび上がり、塚の一部が壊れて
収納されている杖が取り出せるようになります。

チョロイチョロイと言いながら、掌の上に杖を立ててバランスを取ってる白い衣装の人。
小学生の頃、掃除の時間に箒とか使用してやった遊びですが
ゴードム文明では大人でもやるのでしょうか。

ボウケンジャー達にその辺を撃たれて杖を放り投げてしまう白い衣装の人。
ピンクが杖のハザードレベルを計測し、プレシャスと確認した後に
ブラックがジャンプして杖を奪おうとします。

しかし一般の戦闘員に邪魔をされ、杖を取り損なうブラック。
戦闘員は白い衣装の人にグッジョブと誉められていますが
ブラックは良い所無しです。

戦闘員達と戦い始めるボウケンジャー達ですが、
赤い人達がプレシャスを狙っているという情報が入ります。
シルバー無しでも意外と情報が集まるようです。
しかし赤い人達やプレシャスや、サージェスがプレシャスを保護していると知らないと
的確な通報が出来ないような気がします。

情報源が気になります。

複数の敵が同時に行動している事に戸惑うボウケンジャー達。
敵同士が時間をずらして行動してくれているのを
当たり前と思っていたのでしょうか。

ピンクとブラックにこの場を任せて、イエローと一緒に赤い人達の方に向かうレッド。
ブラックとイエローで残すとちゃんと仕事するか不安なのでしょう。



 基地でブルーに行かなくていいのか聞いているメカニック。
レッドの指示だとして調べ物を続けるブルーですが、
誰も聞いていないのに作業の実況をしている為、
プレシャスではなく敵の位置を調べている事がメカニックに丸分かりに。
それを指摘されると、ブルーはメカニックにプレシャスの調査を丸投げします。

どうやらイチイチ作業工程を言っていたのは
突っ込み待ちだったようです。


一方、石になっているシルバーは
何故か砂丘のような場所で、昔の黒コート姿で目を覚まします。
状況がつかめないシルバーですが、
近くに倒れている人を発見し駆け寄って助け起こします。

助け起こした人物はシルバーの母親らしく、シルバーは尻餅アンド後ずさりで驚いています。
そんなシルバーに抱きついて、シルバーが来た事を喜び
この場所が次元の狭間だと言う母親らしき人。
ここでずっとシルバーを待っていたそうです。
その割に寝ていた訳ですが、ブルーと同じで突っ込み待ちだったのでしょうか。
もうちょっとちゃんと待ち構えて欲しいです。



 溶岩の中から苗木のような物を取って戻ってくる赤い戦闘員。
賢者のハーブというアイテムだそうで、
リーダーっぽいのにそれを渡しています。

そこにレッドとイエローが現れ、プレシャスを渡すように敵に要求。
ところで、名前や見た目的に植物しょうかこれ。
繁殖して何株もあるかも知れません。

特にリーダーっぽいのから指示はありませんが
自発的にレッド達に襲い掛かる戦闘員。

その間にリーダーっぽいのは
プレシャスを持って逃走するチャンスですが
レッドに斬りかかりだします。

部下が気を利かせているのに上司が理解していないような気がします。
そしてリーダーっぽいのはレッドに他の面子はどうしたのか質問。
まさかピンクが居ないのにガッカリしていますか。


そのピンク達ですが、戦闘員を倒して残るは白い衣装の人のみという所まで行きますが
白い衣装の人が杖からビームを出してピンク達を攻撃。
転がった二人を見て「流石はカドゥケウスの杖。さらばじゃ。」と言って去ります。

戦闘員達が全滅する前にビーム出しても良かった気がします。



 ピンクから杖を奪われた事を聞かされるブルー。
ピンク達はレッドと合流するそうです。
そしてメカニックからもメルクリウスの器についての調査結果が知らされます。
錬金術に関係するプレシャスだそうです。

ブルーに拠れば錬金術とは中世に流行した
永遠の命を得ようとして金属から黄金を作ろうとした学問だそうで、
金を作るだけだったら黄金の剣を巨大化させれば良いだけですし
永遠の命もイエローがかなり近い状況になっていましたので
何か身近な感じです。

メカニックに拠れば、カドゥケウスの杖と賢者のハーブも錬金術の宝だそうです。
全て錬金術絡みなのが引っかかるブルーとメカニック。
そこにアイスクリームコーンから博物館のパラケルススの水銀が忍者に奪われたと連絡が入ります。

こちらも錬金術絡みのアイテムだそうで、
ブルーはメカニックに4つのプレシャスの関連のシミュレーションを依頼。
4つで終わりか不明ですが気にしません。

器で他の3つのプレシャスを合成するシミュレーションをするメカニック。
結果何かとんでもない物が出来るようです。

ついでに石になっているシルバーでも入れてみてはどうでしょう。


首尾よく水銀を入手したらしい忍者の元に
猫系の人達が登場し声をかけます。

女忍者は水銀を見せびらかしボウケンジャー達も出なかったので楽勝だと言っています。
ところで容器の中身が顆粒状なのですが
何故水銀呼ばわりされているのでしょうか。
もしかして水銀っぽい成分は揮発済みですか。


男忍者は猫系の人達に対して警戒しているようで
本当にボウケンジャーを倒せるのか念を押しています。
猫系の人達の「約束する」という発言を受けて水銀を渡す忍者達。

そこに白い衣装の人も約束の品を届に来たと登場。
忍者達が居るのを不思議がっています。

忍者達も猫系の人達が他の組織にも何か頼んでいたのを知り
不信感を抱きます。

しかし白い衣装の人はオロオロしており、
猫系の人に言われるままに杖を渡しています。
忍者達は猫系の人達を追いかけていきますが
白い衣装の人は首をひねっております。

杖の受け渡しは戦闘員とかにお願いした方が良かったかも知れません。



 赤い人達と戦っているレッドとイエローの元にブルーが合流。
ブルーはリーダーっぽいのを不意打ちで狙撃して転がし、
その間にレッド達に一連の事件が猫系の人達の差し金である事と
共謀して「とんでもない物」を作ろうとしていること、
賢者のハーブは渡してはならない事を連絡。

しかしその話を遠くの崖の上から猫系の人が聞いていたようで
もう遅いと言って杖からビームを出してボウケンジャー達を攻撃。

耳が良いですが、やり取りを聞いている暇があったら攻撃しても良かったです。

そしてもう1人の猫系の人が超スピードで
赤い人達のリーダーっぽいのの手からハーブを奪い取ります。
目に見えないようなスピードで移動していますが、
ハーブの葉っぱとか取れちゃったりしないか心配です。


猫系の人達を見て、イエローはシルバーを元に戻すように要求し出します。
しかし自力で罠を破らないと元に戻る事は出来ないと言われてしまいます。
当ては外れてしまいましたが、一応情報をくれるだけ有り難いです。

そして忍者達や白い衣装の人もこの場に到着、
口々に猫系の人達に何を企んでいるのか質問。

猫系の人達は自分達が取りに行けないプレシャスを
各組織の得意分野を考慮して取りに言ってもらった事を話し、
器に3つのプレシャスを投入し出します。

ブルーが慌てて器を狙撃しますが、
攻撃は器から出てきた大量の液体のような物にかき消された様子です。
ミキサーみたいな器ですが蓋はしなくて大丈夫です。

液体はボウケンジャー達の周囲を通り過ぎ、少し向こうで巨人の姿になります。
ブルーに拠ればホムンクルスらしいです。
巨人は早速口から炎を出して山を爆破し性能をアピール。
生まれたてですがブルーやブラックよりは目立つ才能ありそうです。

猫系の人達は巨大メカに乗り込み、巨人とメカを合体させ
巨人を制御下に置きます。

ピンクとブラックがレッド達に合流、巨人を見て驚いています。
猫系の人達の操る巨人からボウケンジャー達に向けビームが発せられますが
ビームはどうも巨大メカの方から出ているようで
巨人のパワーを利用しているかは微妙です。

そしてレッドはアルティメットダイボウケンを出動させます。
猫系の人達は巨人を操りアルティメットダイボウケンを殴り、
巨大メカ部分の出っ張りを利用してタックルとかも繰り出します。

そしてアルティメットブラスターを受けてもビクともしない巨人は
メカ部分からのビームでアルティメットダイボウケンを攻撃。
そして口からも炎を出してアルティメットダイボウケンを壊してしまいます。

ボウケンドライバーを持って脱出しているボウケンジャー達。
外に出て振り返り、
アルティメットダイボウケンから火花が散っているのを見て愕然としていますが
ゴーゴービークルはその気になれば爆発するので
もっと激しく逃げた方が良いと思います。



 母親らしき人に連れられて、実家そっくりの家に到着するシルバー。
次元の狭間でずっと1人だったという母親らしき人にシルバーは謝罪。
家にしろ部屋の花にしろ、砂丘のよな場所から急に物資が沸いて出てくるのですが
シルバーは気にしません。

母親らしき人はシルバーにずっと一緒に暮らす事を期待しているようで
シルバーもそれに応じています。
この世界は凄い暇そうなのですが大丈夫でしょうか。


ボウケンジャー達はダイボイジャーを呼び出し再戦。
一斉射撃が効かず、殴り合いでも分が悪いようで
黄金の剣を巨大化させ戦力に加えますが
少々殴りあいに参加しただけで
すぐに炎をくらってしまい剣に戻ってしまいます。

ダイボイジャーのアドベンチャーダブルスクリューも受け止められ、
そのままブン投げられてダイボイジャーはバラバラに。


他の組織の人達もこれに喜び、
白い衣装の人が猫系の人達に
今後の巨人の使い方について協議しようと言い出します。
しかし猫系の人達は他の組織の人達に用無しだと言い放ち、
人間世界をぶち壊す姿を指を咥えて見ているがいいと言って
彼等の足元の地面を殴って彼等を転ばせ去ってしまいます。

悔しがる他の組織の人達。
赤い人達のリーダーっぽいのに至っては
「もはやクエスターを止める者は居ない無いという事だ。」
と何気に悲観論。

良く考えたら、猫系の人達にはゴードムエンジンが埋まっていますので
白い衣装の人がそれを止める方法を思いつきそうな気がしますが
「何でいつもこうなるのじゃ。」とか言っててしばらく無理そうです。


シルバーは母親らしき人に料理を振舞われていました。

2人は大きいテーブルの両端で向かい合っていて
かなり広い間合いが取られていますが
別に牛乳飲んでいる最中に笑わせるとかのゲームではないようです。

美味いと言って料理を口にするシルバーを見る母親らしき人、
何か不穏な雰囲気がありますが
それはともかく、手の込んだ料理とか出さなくても
生野菜山積みにしていれば十分な気がします。



メルクリウスとメリークリスマスを引っ掛けるどころか
ボーナス〜クリスマス商戦向けに販促すべきロボどもが
ことごとく壊れたまま次回に続きます。