第18話


 前回の戦いを思い出している錫杖の人物。
宝探しをしているボウケンジャーを「甘ちゃん」と評し、敵を倒したのはまぐれだと考えているようです。
一般市民も普通に利用する公共の場所で
そんな独り言を喋ったりセロリ齧ったりしてて
どう見ても「近寄っちゃいけない人」なのはご愛嬌です。


 アイスクリームコーンに報告をしているレッドとピンク。
アニマル顔の連中が強敵であるとして、対策が必要だと訴えるピンク。
アイスクリームコーンによると、組織でも警戒はしているが
ボウケンジャーの任務はプレシャスの保護だと釘を刺しています。

ボウケンジャーの装備の大部分が戦闘用な気がしますが
本音と建前な大人社会という奴でしょうか。


 メカニックによる 「出張中 探さないで下さい」という置手紙を見て
残念がるイエロー。
イエローとブルーとブラックの三名は
メカニックにアニマル顔の敵の事を聞くつもりだったようです。

探して欲しくないと言う事は、携帯とかも持って行ってないのでしょうか。
もっとも、部屋に居ないのですから有事の際も対応できないので
連絡が取れても意味が薄そうです。
書き置きより、代理で仕事のできる人を置いていって欲しかったです。

ちなみにイエローは前回手の甲に傷をつけられた為か、現在手に包帯を巻いております。
傷の程度に対して随分大げさな感じですが
海の近くだったのでフジツボでも入ったのでしょうか。

メカニック不在ですので、とりあえずブルーが前回の鏡の解析を始めております。
イエローが錫杖の人物が関わるなと言っていた事を思い出した旨発言、
それを聞いたブラックは錫杖の人物が信用できないので敵の事を任せられないと答えた為
イエローやブルーから正義の味方みたいだとからかわれております。

呪いにマジビビリしてたり、イエローの事を可愛いとか言ってしまったり、
ブラックをからかうネタが日に日に増えていく昨今です。

ブラックが怒って軽く2人を突き飛ばすと、弾みでその辺に積まれたファイルから
ボウケンジャーの装備に関する設計図のような物が落ちてきました。
これが何かの伏線だとしたら、書類の管理が悪いと言わざるを得ません。
ちゃんと鍵のかかるキャビネットなどを購入すべきです。


 報告が終わると、アイスクリームコーンから
ボウケンレッドを辞める決心はついたかと聞かれるレッド。
横に居るピンクはこの話について初耳だったようで驚いております。
ていうか、他に人が居ない時にした方が良さそうな話です。

レッドは「お断りした筈ですが。」と回答しており、
どうやら解雇されるとかではなく、異動か何かの打診のようです。

レッドに考え直すように言うアイスクリームコーン。
従った場合に何か優遇するとか、
従わないとペナルティを課すとか
作戦を立ててみてはいかがでしょうか。


 どこかの工場のような建物内で、手に冷却ファンみたいな装置を持ちながら
ゴードムエンジンの完成だとか言っている白い衣装の人。

そしてその「ゴードムエンジン」を戦闘員達に埋め込んだところ
戦闘員はあっという間に砕けてしまいました。
戦闘員がエンジンの力に耐えられなかった模様ですが
グルグル回っている部品が剥き出しなのも
戦闘員に負担をかけそうな気がします。
ていうか絶対痛いです。


 神社に来ているアニマル顔の連中。
お参りかと思いきや、突然建物を吹き飛ばします。
建物の跡地から「兵の弓」というボウガンのようなアイテムを取り出すアニマル顔の人。
何でも人間がアニマル顔の連中を倒す為に作った武器だそうです。

錫杖の人物は厄介なので、まず「ボウケンジャンだかユッケジャンだか」を倒すそうです。
猫科っぽい人達なので、唐辛子やネギなどが入っている物は食べない方が良いのではないでしょうか。


 アニマル顔の人達が兵の弓を使用し、建物を爆破する事件が発生。
かなり強力な兵器なようで、今までしまい込んでいたのが勿体無かった感じです。
アイスクリームから事件の事と、兵の弓の事を聞いてボウケンジャー出動。
とりあえず変身せずに、矢の飛んで来た方向を手分けして探すそうです。
その間にもどんどん破壊されていく高層ビル。

出来れば変身して行動していただけないでしょうか。

そして倉庫のような建物に入るレッド。
中にいる人物にプレシャスの悪用を止めるように言います。

しかしその人物はレッドの昔の仲間だったようで、
死亡したと思われていた仲間が生きていた事で喜ぶレッド。
しかし昔の仲間は、近寄ろうとするレッドを
キモイので兵の弓で威嚇し止めさせます。

昔の仲間が兵の弓を持っている事に驚くレッド。
ハザードレベルとか確認しないで、見た目だけで兵の弓と判断できるレッドは
やはり凄いのでボウケンジャーから外せないです。

ところで、倉庫の奥から矢を発射して
高層ビルの真中より上とかにヒットさせられる物なのでしょうか。
どんな角度で撃ったのか気になります。

プレシャスがあればレッドが現れると思ったという昔の仲間。
自分ともう1人の仲間を置き去りにして
プレシャスを独り占めにしたレッドを恨んでいるそうです。

助けを呼びに行くつもりだったと言って誤解を解こうとするレッド。
しかしプレシャスの所為で仲間を失った今でも
プレシャス探しを続けているとしてレッドを批難する仲間。

昔の仲間が最近のレッドの様子を熟知しているのも変な話なのですが
そこまで気が回らなくなっているのか、レッドは普通にショックを受けている様子です。
そして昔の仲間がレッドに向けて矢を撃ちます。
咄嗟に変身するレッドですが矢が当たって大爆発が発生。

その大爆発に気付いてボウケンジャー達はレッドの方に集まってきます。
倉庫は壊れてしまったようで、レッドも倒れて変身解除。
ボウケンジャー達がレッドを心配して声を掛けております。
ちなみに近くのタンクみたいな建造物の屋上から
アニマル顔の連中がその様子を見ております。

もし可燃物のタンクだったら、先程の爆発は彼らにとっても
結構危なかったのではないでしょうか。


 病室のような部屋で包帯を巻かれた状態で寝ているレッド。
目を覚まして腹筋を使って飛び起きて、体が痛い事に気付きます。
気付くの遅いです。
部屋にいたピンクから、プレシャスの回収に失敗した事と、ブルーが情報収集している事、
レッドの肋骨にヒビが入っている事と内臓の検査が必要な事を報告。

寝ているうちは検査できないのでしょうか。

レッドはベッドから起き上がり、アクセルラーをピンクに渡してボウケンジャーの指揮権を委譲します。
アイスクリームコーンとの話は断ったのではないかと怒り気味に聞いて来るピンクに
レッドはしょんぼりしながら「資格が無い。」と言って何処かへ行ってしまいました。

探さないで下さいが2人目です。

基地に戻り、他のメンバーにレッドが何処かへ行った事を話すピンク。
イエローがレッドが怪我をしている間だけの話ではないかと聞いてきますが
ピンクはアイスクリームコーンがレッドにボウケンジャーの退任を持ちかけていた事を話し、
「もしかしたら」とコメント。
異動の噂とか凄い勢いで広まるのはどこも一緒なようで
やはりピンクの前で話を振ってきたアイスクリームコーンは少々問題ありそうです。


 レッドは頭に包帯を巻いたまま、また倉庫みたいな建物のある場所に行き
昔の仲間を呼び出そうとしていました。
ところでボウケンジャー辞めるなら
ジャケットも返却した方が良いのではないでしょうか。

呼ばれて物陰から姿を現し、再びレッドに兵の弓を向ける昔の仲間。

レッドはボウケンジャーの装備を置いてきたと、戦う気が無い事をアピール。
昔の仲間の希望があればボウケンジャーも辞めるとして
仲間の死でプレシャスの危険を認識し、
それをを確保し守る仕事に就いたと話します。

その仕事が自分の使命だとしてプレシャスを渡すよう再度訴えるレッド。
しかし昔の仲間はやっぱりレッドを撃って来ます。
そこに錫杖の人物が割って入り、矢を錫杖で叩き返してレッドを連れて離脱。
その錫杖はもしかして高層ビルより頑丈ですか。

そして弾き返された矢は昔の仲間の足元に当たって爆発。
その爆発は基地のボウケンジャー達も察知。
プレシャスがある所にレッドも居ると言って、ピンクに出動命令を出すように依頼する一同。

ていうかレッドが一発でたどり着いた場所に
ボウケンジャー達がなかなか気付かないというのも妙な感じですが、
よく考えたらレッドは倒れてたポイントに兵の弓を持つ者がいたとか
そう言う情報を他のメンバーに伝達していません。

自分だけで回収するつもりだったのかも知れませんが、
失敗した場合などは考えなかったのでしょうか。


 錫杖の人物に助けられたレッド、どこかの廃屋で今回の出来事を話しているようです。
ボウケンジャーの面子には全然知らせていないのに、
会うのが2回目ぐらいの人にはベラベラ喋って
コメントまで求めるのもどうかと思います。
錫杖の人物は資格だの何だのは弱い人間の言い訳だと一蹴。

レッドは事件の概要以外に自分の悩み事までかなり細かく話していたと思われます。
その愚痴っぽい話を最後まで聞いてくれていたらしい錫杖の人物は
かなり良い奴です。

そして錫杖の人物は自分の家系が代々
アニマル顔の連中を監視し滅ぼす事を使命としていると話します。
ちなみに黒い方は錫杖の人物の父親が失敗した奴だそうです。

自分の使命に比べてボウケンジャーの宝探しは好きでやっている遊びだと
錫杖の人物はキレ気味に主張。
そしてレッドに嫌ならとっとと辞めるように
と言って廃屋を去って行きます。

レッドは錫杖の人物の言葉で何か気付いた様子です。
あと、錫杖の人物を誉めていますが、
本人の目の前で言ってあげて欲しいです。


 また倉庫のあるエリアに戻ってくるレッド。
ちなみに近くからアニマル顔の黄色い方がなにやらガスのような物を吐き出して
倉庫一棟分ぐらいのスペースの空き地に充満させています。
かなりの肺活量です。
あと、普段から口臭とか気をつけないと大変な事になりそうです。

やはりいた昔の仲間に向かって
自分は冒険が好きだと語り出すレッド。

ちなみに先に廃屋から出ていた錫杖の人物も
物陰からレッド達のやり取りの様子を窺っています。

昔の仲間達も冒険が好きだっただろうと同意を求めつつ
与えられた使命でないからこそ逃げる訳には行かないとして
冒険を止めないと宣言するレッド。

昔の仲間はレッドの演説を聞いて、「それでいい。」と笑って姿を消し、
代わりにアニマル顔の黒い方が出現します。
アニマル顔の方は姿を見られた事に驚いております。

そして黄色い方のアニマル顔も合流し、アニマル顔2人して
何でレッドに姿を見られたのか分からずに困っています。

一方レッドの方にも錫杖の人物が合流。
状況を掴みかねているレッドに、昔の仲間がレッドの心の迷いが見せた幻だと解説。
レッドは黄色い方の吐き出した毒の霧で幻を見させられていたそうです。

霧が最初から死ぬ毒だったら話は早かったと思われますが、
黄色い方が相手を苦しめてから殺す事に拘っていたので仕方ありません。
次から気をつけて欲しいです。

種明かしを聞かされても
幻ではなく、自分は昔の仲間に会えたと喜んでいるレッド。

そして敵を無視して喜んでいるレッドを見て何かムカついたのか
怒り出すアニマル顔の人。
しかし出鼻を挫くように、敵の足元には小爆発が発生。
残りのボウケンジャー達もこの場に集まってきていました。

ブラックが錫杖の人物に何故此処にいるのかと絡み出しますが
敵がボウケンジャーを狙っていたので
餌にさせてもらったと普通に回答されてしまいます。
レッドも笑って餌にしてもらったと言っています。
レッドと錫杖の人物が凄いナアナアになっており、
餌呼ばわりされても怒るに怒れなくなったブラック。

レッドの調子が戻っている事に気付き喜んでいるブルー。
そしてピンクもレッドにアクセルラーを渡し、指揮権を返還しています。

そして改めて敵と戦闘開始。
敵も足止めされた以上に待っていてくれて有り難いです。

アニマル顔の黄色い方がボウケンジャー達をまとめて相手している間に、
黒い方が遠くに移動して兵の弓をボウケンジャー達に向けます。
仲間にも当たりそうっていうか、
威力を考えたら近くにいただけでも十分危険そうです。

しかし黒い方には錫杖の人物が飛び掛り、狙撃を阻止しております。
6人居るうちの1人に不意打ちを食らうのはまあ理解できますが
相手が2人しか居ないのに、1人消えている事に対し
何らかのリアクションを見せなかったボウケンジャー、
少々注意力散漫です。

そして黄色い方の放ったエネルギーの爆発に飲み込まれるボウケンジャー。
転がってしまうものの、再度立ち上がるボウケンジャーに敵は戸惑っています。
もう一発当てたりとかしません。
どうも予定が狂うと判断力が鈍る性分なようです。

レッドは動揺している敵に
人は自分の限界を超えて未知の世界に挑む事が出来ると演説。
こちらも喋っていないで攻撃して欲しい所ですが、
まだ態勢が立て直せていないので
喋りで時間稼ぎといった所でしょうか。

そしてアクセルテクターを装着し、デュアルクラッシャーをまずミキサーヘッドで発射するレッド。
肋骨のヒビとか気にしません。
薬剤で固まったかに見えた黄色い方ですが、
体内から炎を噴出して拘束を破り、手から出す炎でボウケンジャーに反撃。

錫杖の人物は「しょうがねえなあ。」と言って
黒い方の持っていた兵の弓を強奪し、レッドに渡します。
兵の弓から打ち出される光の矢と、
錫杖から出るビームにサクっと刺さる敵。

しかし敵2名は巨大化してしまいます。
ほぼ隣接した2名が巨大化してぶつからないのが流石です。
元に戻れないという巨大化ですが
こっそり練習してたとしか思えません。

そしてゴーゴービークルを呼び出すレッド。
相手が2体な為か、
いきなりアルティメットダイボウケンに合体させて戦います。

バズーカも巨大化したらしく攻撃に使用する黒い方。
撃たれて隙が出来たアルティメットダイボウケンに
黄色い方が引っかき攻撃をし、更に手を押し当てて炎攻撃。

機内の温度が上昇したアルティメットダイボウケンは上空に飛んで
黄色い方を引っぺがします。

そして黒い方のバズーカをよけながらアルティメットバスターで
2体まとめて爆発させました。
今回は爆破事件が多発していたので
今さら大爆発の一つや二つ増えた所で
誰も気にしないと言った所でしょうか。


 プレシャスを回収しているレッド。
ピンクは皆に押し出されるようにレッドの前に立ち、
レッドに辞めたりしないか聞いています。
レッドはボウケンレッドを辞めないそうで、皆も一安心。
急にじゃれだす一同、そしてピンクはウッカリレッドを小突いてしまい
レッドがもんどりうっています。

錫杖の人物にドツかれた時以上に苦しんでいる様子ですが
ピンクの素の攻撃力が気になります。

そしてその様子を見ながら、「好きだから、か。」と呟いて去る錫杖の人物。
敵も倒した事ですし、ボウケンジャーの様子とか
もう見る必要ない気がするのですが
カウンセリングしてやった相手の事が気になるのでしょう。


 そして必殺バズーカが効かなかったのに
巨大化戦では普通に負けた敵。
前回同様、錫杖の人物に消し去られていましたが
白い衣装の人が呪文を唱えると、その足元に光が集まって
半透明ではありますがアニマル顔の連中が横たわります。
そして冒頭のゴードムエンジンを埋め込むと
2人は実体化し、どうも生き返った風味です。

ちなみに前回死んだ奴はいないようで、少々可哀想な気がします。

レッドの内臓の検査とか
どうでもいい感じで次回に続きます。