第17話


 女忍者の持っている鏡を頂こうと戦っているボウケンジャー。
特に怪人みたいな奴は来ていないのですが、女忍者1人にてこずっているボウケンジャー達。
ちなみに女忍者の持っている鏡は
無数の妖怪が閉じ込められているという伝説があるそうです。

そこに男の忍者も登場、ボウケンジャー達は一通り斬られて転がってしまいます。

忍者達も妖怪の存在は信じていないものの、
鏡にそれだけの力があると考えているそうです。
妖怪を戦力に加えるとか見世物にするとかの作戦ではないようです。

転がっているボウケンジャーを尻目に
徒歩で帰ろうとする忍者達ですが、
稲妻と共に黒くてアニマル顔の人が出現。
「ガイ様、見つけました」と黒い人が言うと、
今度はボウケンジャーや忍者達の周囲に爆発が起きます。

どうやら木の上で別のアニマル顔の人がバズーカをぶっ放したようです。
こんな着ぐるみで大きい荷物持って木に登るのも大変そうです。

女忍者に鏡を守るよう指示を出し、アニマル顔の連中に斬りかかりに行く男忍者。
しかしアニマル顔の連中は後方に素早くジャンプし、その辺の木の幹を蹴る事で方向転換して
元の位置に戻り、男忍者をあっという間に取り押さえてしまいます。

アニマル顔の連中は忍者を見るのが初めてだそうで男忍者に感心していますが、
特に蛇や蛙に乗ったり分身とかして見せていないのに
よく忍者と認識できたものです。

転がされた男忍者を心配して戻ってくる女忍者。
忍者達はそこでまとめてバズーカで攻撃されてしまい、
持っていた鏡は放り出されてしまいます。

転がって休んでいた所、近くに鏡が落ちてきたので
漁夫の利的に拾うボウケンジャー達ですが、
アニマル顔の連中が鏡の所有権を主張。
鏡を使って「アシュ」の時代を復活かなんかさせたいようです。

そしてそこに更に謎の人物が登場。
その気配を察知し、アニマル顔の連中は帰ってしまいます。

鏡を回収しようとするボウケンジャーを止めようとする謎の人物。
右手に錫杖、左手に食物繊維たっぷりセロリと荷物選びのポイントが謎過ぎです。
謎の人物はアニマル顔の連中に関わると死ぬと警告してくれます。

何も知らない方が良いと言って鏡を回収しようとする謎の人物ですが、
ピンクがすかさずケースに鏡をしまい込みます。
謎の人物は笑って錫杖で地面を突いて、姿を消してしまいました。
テレポート能力があるのでしょうか。
荷物がおかしかったのは食事中にテレポートしちゃったからかも知れません。


 先ほどバズーカでぶっ飛ばされていた忍者達ですが無事だったようで、
女忍者が悔しがって座ってジタバタしています。
首領と連絡を取り、お詫びをしながら鏡を取り戻すと言っている男忍者ですが
首領はアニマル顔の連中に手出しをしないようにと男忍者を止めています。

ボウケンジャーも基地でアイスクリームコーンから
アニマル顔の連中に付いて知らされています。
彼らは人類とは別の進化を辿った高等生物だそうです。
モニタに映された進化図を見る限り、サルらへんまでは人間と一緒みたいな感じですが
今回出て来た連中は猫科系に見えました。

彼らは妖怪や悪魔として記録されているものの、実在が確認されたのは初めてのようで
あまり知られていない存在らしく、先ほどの進化図も多分適当なのでしょう。

錫杖の人物がアニマル顔の連中を知っていた事を不思議に思うイエロー。
その人物が鏡に手を出すなと言っていた事をブラックが思い出し、
ブルーが鏡の分析を進めようとケースを開けます。
すると中からは齧りかけのセロリだけが出てきました。

ケースがセロリくさくなっていそうです。


 錫杖の人物はどこかから街を見下ろして
「東京は汚くなっちまったな。ま、どうでもいいか。」とか言いながら
今度は黄色いピーマンを齧っていました。
東京が汚いのは昔からな気がするのですが
この人物、前に東京に来たのはいつ頃なのでしょうか。

そしてビルの屋上にジャンプしてくるアニマル顔の連中。
これ見よがしに鏡が置いてあるので罠かなと思いつつ
ボウケンジャー相手なら問題無いとして取りに来たようです。

しかし待ち構えていたのは彼らの警戒する錫杖の人物。
錫杖の音と共に細いロープが彼らに巻きつき、2名を背中合わせにして縛り上げてしまいます。
不意を突かれて困っているアニマル顔の連中。

アニマル顔の連中に攻撃しようとする錫杖の人物ですが、
そこに登場したボウケンジャーの威嚇射撃で行動を中止します。

アニマル顔の連中はともかく、ボウケンジャーがノーヒントでよく此処に来れました。
ボウケンジャーに引っ込んでくれと頼む錫杖の人物ですが、
レッドは聞き入れずにイエローに鏡の回収を指示。
その際レッドはロープに触ってしまい、
何故かアニマル顔の連中を縛っていたロープが消えてしまいます。
何で出来ているロープですか。

アニマル顔の1人が稲妻みたいなのでボウケンジャー達を攻撃、
もう1人が鏡を持ったイエローを殴り飛ばし屋上から落下させます。

鏡が割れる危険とか考えているか微妙です。
落ちたイエローを追ってアニマル顔の1人が屋上から飛び降り、
イエローを攻撃。
バズーカまで使用していますが、鏡が割れる危険とか考えていないかも知れません。

イエローはアクセルラーも落としてしまい変身解除状態で気絶。
鏡を回収しようとしたアニマル顔の人は、イエローのブレスレットが選ばれた者の証だと気付き
ついでに最高の生贄が見つかったと喜んで、イエローも持って帰ってしまいます。

錫杖の人物が追いかけてきてくれましたが、アニマル顔の連中に逃げられてしまいました。
ところで、敵はイエローを方に担いで行った訳ですが、
これ周囲からスカートの中が見えたりしませんか。
黒スパッツなのは分かっていますが気になります。

遅れて来たボウケンジャー達に余計な事をしやがってと怒る錫杖の人物。
錫杖の人物はボウケンジャーに帰るように言いますが、
イエローは仲間なので帰る訳には行かないと主張するピンク。

自分には関係ないと言って去ろうとする錫杖の人物に
アシュ野郎と言って絡むブラック。
すると錫杖の人物はアシュじゃないと言って
本格的に怒ってブラックを締め上げます。
自分は人間でアシュの監視者だとして、名前を名乗る錫杖の人物。

アシュは昔、人間によって次元と次元の狭間の世界に追放されたそうですが、
今回のアニマル顔の連中はこちら側に残った者だそうで
錫杖の人物は彼らを監視しているのだそうです。

しかし相手は少なくとも2人いましたが、錫杖の人物の仲間とか見当たりません。
敵の2人が別行動を取った場合の対処法が気になります。
ちなみに今回の鏡は敵が探しているので餌に使う為に盗んだそうです。

錫杖の人物をおびき寄せる場合の餌はやっぱり生野菜か何かでしょうか。

アニマル顔の連中は海岸の岩の上に鏡を置き、
イエローに今迄の経緯と今後の方針を説明しています。

ちなみに次元の通路を開く鍵は人間の血なのだそうです。

ボウケンジャーも錫杖の人物から色々教えてもらっているようで
イエローが生贄にされる事や、鏡から数百万のアシュが出てくる事を知らされます。
そしてアニマル顔の人を追放ではなく滅ぼそうとしている錫杖の人物、
ボウケンジャー達の前で突然地面に手をついて敵の居場所を読み取り、そちらに向かいます。
ちなみに読み取りの際、目が緑色になってたりしましたが、これは野菜パワーの影響でしょうか。

ボウケンジャーも錫杖の人物を走って追いかけます。
イエロー達が居たのは海岸でしたので、ビル街の現在地からは多分離れています。
頑張ってください。


 海岸ではアニマル顔の1人がイエローを拘束し、
もう1人が爪でイエローの手の甲を引っかいて傷をつけ、
血液を数滴鏡に落とさせていました。
これだけ?と拍子抜けしているイエロー。
まさか朝から首掻っ切る訳にも行かないと思います。
そしてイエローを用意してあったポールに縛り付けています。

まだ用があるのか、邪魔されたくないからかは不明ですが
気絶させたりとかはせず
妙に対応がソフトになっています。

鏡は変な色に光ったりして、何か起こりそうな様子。
そこに錫杖の人物が現れ、アニマル顔の人と戦い始めます。
続いてボウケンジャー達も登場、イエローの救出とプレシャス確保の為に変身して
敵と戦い始めます。

錫杖の人物はアニマル顔の比較的緑色の人と因縁があるらしく
「しくじるなよ高岡の、オヤジさんのように無様な真似はな。」とか挑発されています。
相手に個人情報がかなり知られている感じです。

苦戦しているボウケンジャーを目の前にして、身動きがとれなく焦っているイエロー。
鏡から手が出てきた為、皆を呼ぼうとしていますが、
ボウケンジャーは戦闘で手一杯になっており、鏡から敵一体の出現を許してしまいます。

新たに出現した比較的黄色い敵は人間のニオイが嫌なようで、ボウケンジャー達に火の玉を投げつけて攻撃しています。
イエローは無視です。

錫杖の人物に拠れば、今出てきたのは悪魔の伝承の元になった最悪の敵らしいです。
悪魔と言う事は多分ヨーロッパとかその辺に居たのでしょう。

敵が増えましたが気合で戦っているボウケンジャー達。
そしてピンクが転がりながらもアクセルラーをイエローに投げ渡し、
イエローは変身して拘束から脱します。

鏡からは多くの手が出ており、次の連中が出てきそうですが
一度に多くの人が出ようとして出口が詰まっているのでしょうか、なかなか出てきません。
よく災害時に施設などの出口に人が集まり過ぎて圧死しているアレかも知れません。
大変危険な事ですが、群集でパニクっている場合は対処が難しそうです。

強い奴は最初に出てこないで、他の連中を誘導していた方が良かったかも知れません。

手が沢山出ている鏡を持ち上げたイエローですが、どうして良いか分からずに
オロオロしています。
海に沈めるのは少々意地悪すぎるので却下なのでしょう。

敵の1人がイエローの行動を止めようと、戦闘を中断しイエローの方に走っていきます。
お陰で手の開いた錫杖の人物、ジャンプして走っている敵の肩を踏み台にもう一度ジャンプ、
落下で勢いを付けて鏡を錫杖で突いて割ってしまいます。

今まで鏡が割れていないのが不思議だったぐらいの状況ですので
ボウケンジャーも敵も驚きすぎです。

敵が錫杖の人物の方を向いて怒っている隙に、
レッドは敵の背後からデュアルクラッシャーを発射。
いち早く気付いた敵の1人が他2名の盾になって攻撃を食らいます。
肉体を捨てると言う攻撃を食らった奴、
比較的緑の人は「そんな事をしたらお前は二度と元の姿には戻れねえ!」と引きとめようとします。

そして攻撃を食らった敵は巨大化。
この姿に何の支障があるのか良く分かりません、
仲間は他に2名だけなので姿が原因で社会に溶け込めないとかの問題も無さそうです。
強いて言えば燃費が悪い事ぐらいなものでしょうか。


 ボウケンジャーはスーパーダイボウケンを呼び、巨大化した敵と戦い始めます。
残り2名は錫杖の人物と戦っているので、スーパーダイボウケンで踏んだりとかは危なくて出来ません。
そうこうしている内に、残り2名はワープ気味に姿を消してしまいました。

巨大化した敵に突進するスーパーダイボウケンですが、押し負けてしまいます。
そこでジェットを呼び出しアルティメットダイボウケンに合体し直し。

敵のビームを掻い潜りながら飛行するアルティメットダイボウケン。
飛びながらアルティメットブラスターを発射し、敵を爆破させます。
爆発した敵からは、紫っぽいガスみたいな物が出てきます。
それを錫杖の人物が何かの技で消し去りました。
普通に爆破させただけでは処理できない相手かも知れません。

もし錫杖の人物無しでこの相手と戦う場合、コンクリ漬けでお茶を濁すとかになるのでしょうか。


 割れた鏡を拾い上げるピンク。
「持って行け、それはもう餌にもならない。」と声を掛ける錫杖の人物。
「あなたにとってはプレシャスもただの餌なのね。」と恨めしげなイエロー。
プレシャスの価値を認めない錫杖の人物に、レッドは人類の宝だと反論。

アレとかアレとか人類かなあって気がしますが、まあ良いです。

「お前にだってあるだろう、大切な宝が。」と呼びかけるレッド。
しかし錫杖の人物には無いそうです。
ちょっと含みがありそうな言い方でしたので、過去にはあったとかそんなんだと思いますが
兎に角、宝がセロリだとか言われなくて良かったです。

割れた鏡は前回の石を復元した要領で
何とかなるような気もします。