第11話


 姿を消したレッドを探してその辺を駆け回っているボウケンジャー。
日が落ちかけるまで捜索を続けていたようですが、成果は上がっておりません。
レッドがダイボウケンに取り残されて敵に捕まっているのではないかと
心配する一同。

あと、その辺で煙を上げているマシンとかの回収も出来ていないようで
こちらも心配して欲しいです。


 海底ですがダイボウケンを引きずって、地図に描かれている島へ向かう
敵の巨大兵器。
ダイボウケン重そうです。浮力の恩恵とかあんまり受けていない様子です。

そしてダイボウケンの中ではレッドがダイボウケンの電源を落としていました。
それにしても、この引きずられている状態のダイボウケンの
乗り心地がどんなんだか気になります。


 基地では残されたゴーゴービークルの修理が行われています。
マシンの復活の目処は立っている物の、ダイボウケンの反応が東京湾沖で消えたとの事で
次にどこに行けば良いか分からない状況です。

ダイボウケンの反応が消えたのは、敵に作動させられないように
レッドがシステムダウンさせたからかも知れないと言うピンク。
レッドの生存の望みがあると分かります。
そしてブラックがレッドの行動がおかしかったと話を振り、
命令を守ろうとする以外に何かがあったのではないかと考えられます。

そう言えばボウケンジャー、命令を守らない場合のペナルティは無いのですか。


 目的の島に上陸し、ダイボウケンを降ろして一息ついている敵一味。
島のどこにプレシャスがあるかは地図が焼失した為分からないそうですが
ダイボウケンを利用して片っ端から掘り起こすつもりな白い衣装の人。
やはり敵から見てもダイボウケンは土木作業向きみたいです。

しかし、ダイボウケンで発掘をしたら、
一回で掘る量が多そうですので
目的の物が出てきても見落としてしまいそうです。

あと、掘った後は畑とか作るといいと思います。


 カンテラを持った戦闘員達と一緒にダイボウケンに乗り込む
白い衣装の人と赤い人達のリーダー。
電気が落ちていますが、入り口は開いているようです。
一同、操縦席に座ってみるものの、ハンドルが一つも残っておらず
操縦方法が分からずにいます。

赤い人達のリーダーが白い衣装の人に操縦法を聞こうとしますが
白い衣装の人も今時の機械の事を聞くなと逆切れされてしまいました。
操縦席に座ったのは単純に疲れていたからだったのでしょう。

ちなみにレッドは既にダイボウケンから降りています。
もしかしたら敵が座った時にシートが一つ温かったかも知れませんが
レッドは敵に見つかっていないようです。


 人形が燃やされていた部屋に入るボウケンジャー達。
ブラックがブルーからレッドが人形を燃やしていた時の状況を聞き、
燃えカスの人形が本当に老女の持っていた人形かどうか
イエローに確かめさせています。

燃えカスを確認したイエローは、それが老女の人形ではないと気付きます。
というか普通のこけしです。
レッド、どうやら人形を摩り替えたようですが、
こけしとか何処から調達したのでしょうか。
買いに行く時間は無かったはずです。

元々持っていたのでしょうか。そのこけし。

そして燃えカスの他にボウケンチップがあるのに気付くボウケンジャー。
チップに光を当てると数字が浮かび上がります。
ピンクは数字の意味が分かったらしく、司令室に戻り
アクセルラーに数字を打ち込み壁に向かって光を当てます。
すると壁の一部に穴があき、ロッカーのような空間が隠されいる事が分かります。
その中には老女の人形が保管されておりました。

ブラックは隠しロッカーの存在を知らなかったようで、
基地の設備とかちゃんと教えておいてやって欲しいです。

レッドが人形を燃やしておらず、安堵する一方で
何を隠しているのか気になる一同。

ブルーはレッドが人形の着物を調べていたのを思い出し、
イエローから人形を借りて着物を調べています。
裏の布を一旦剥がした所為か、簡単に見つかる地図。
人形を普通に持っていて落ちそうなレベルでした。

接着しなおす時間は無かったようです。


 島で崖をよじ登っているレッド。
変身したり、フック付きロープを使ったりとかはせず
フリークライミングです。
体を鍛えたい気分なのでしょうか。
敵陣で無駄に体力を消耗している気がしないでもないですが
レッドなので仕方ありません。

敵の方は幹部は巨大兵器に戻っています。
プレシャスの捜索は戦闘員達が足でしているようで、
幹部達は特に兵器に乗っている必要は無さそうです。
歩くの面倒なだけなようです。


 アイスクリームコーンから、地図に記された場所には
パラレルエンジンに関する秘密が眠っている可能性が高いという
情報を引き出すボウケンジャー達。
何故最初から話してくれなかったのかとアイスクリームコーンに聞くピンク。

コーンに拠れば、サージェスでも知る人が少ない秘密だったそうで
下手に知ると世界中の悪の組織や国家から狙われるため
安全の為に知らせないでいたそうです。

ていうか何人か狙われていますか、この組織の人達。
アイスクリームコーンも姿を変なCGに置き換えているので、
多分狙われているのでしょう。
この前「お出かけ」とかしていましたが。

島の地図だけではどこの島か分からないので
レッドは意図的にダイボウケンに残り、敵を利用したのだろうと考える一同。
そしてレッドが彼らが命令違反をしないように気を使って
人形を焼いたふりをして1人で行動していたのだろうという結論に至り
反省会ムードに。

ところでその人形、もう一度隠し直さなくて大丈夫ですか。


 目的地を目前にしたレッドの背後に敵の戦闘員出現。
レッドは此処にいるのが内緒だという事で、変身して彼らを処理。
一方、白い衣装の人は「時間の無駄だから」自分が下に降りて探すと言い出します。
そんなに探すの得意なのですか。
どちらかと言うと、探すの手伝うより
戦闘員増やす作業とかした方がいいと思います。


 ゴーゴービークルの修理は終わったようで、リミッターも外したそうです。
島の形から場所を特定し出動の準備をするボウケンジャー。
アイスクリームコーンはボウケンジャーにプレシャスを探さないように言いますが
ボウケンジャー達は聞いていないようです。

そしてメカニックがボウケンジャーを擁護してアイスクリームコーンを納得させています。
ちなみに気が付いたら出動の目的がレッド回収と言う事になっています。
それにしても、あまり指導力無いですアイスクリームコーン。


 レッドは目的の物を回収したようで、平たい箱を洞窟から持ち出して
嬉しそうに中身を改めます。
箱の蓋が乗っかってるだけって感じで非常に簡単に開くのですが、
中の書物は不思議と無事なようです。

レッドはデッサンなどが書かれた中に、サージェスの秘密に相当する部分を発見。
しかし突然何かに弾かれて本が手から離れて飛び、
白い衣装の人の手に移ってしまいます。
しかし白い衣装の人が見ても本の中身の意味が分からないようです。

今回、色々と分からない事に直面した白い衣装の人。
多分帰ってから色々な通信教育とか申し込みたい気分になると思います。

レッドは白い衣装の人に、その本がルネッサンスの画家兼発明家の作品だと教えてあげます。
多分暗号とか仕掛けられています。

そしてレッドは変身して戦闘態勢に。
白い衣装の人も戦闘員を呼び出しレッドに倒させています。
赤い人達のチームもここに合流、出し抜いた事について白い衣装の人に対して抗議しています。
しかし白い人がそれを誤解だと言うので赤い人達は追究をやめます。
赤い人達、少し素直すぎです。
もう少し他人を疑っても良いと思います。


 プレシャスの場所の割り出しと戦闘のシミュレートをしているボウケンジャー。
何か気にしている風なピンクを見かけて、ブラックが様子を聞いたりしています。
ピンクはレッドがイエローを気遣って人形を燃やさなかったのに
それを信じてあげられなかった事を悔やんでいるそうです。

ブラックは悪いのは仲間を置き去りにしたレッドだとし、
更にピンクに、レッドを見つけたら殴るようにと言って励ましています。
新入りがベテランをフォローすると言うのも変な状況ですが
ピンクもブラックの発言を嬉しく思っているようですし、
イエローも人形の服の補修をしながら、彼らの様子をニコニコしながら見ています。

ていうか服の補修は今する事ですか。


 レッドは敵から本と、もう一体の人形を回収。
本はともかく、人形がこの場にあったと言うのが良く分かりません。
地図を抜いたらもういらない筈です。
人形を持っていた戦闘員、何かのマニアだったのでしょうか。

レッドはアクセルテクターを装着しデュアルクラッシャーで幹部達を攻撃。
足元に本とか人形とか置いている状態ですので、爆発の炎とかこっちまで来ないように
気をつけないといけません。

敵を片付けてから、隠しておいたボウケンドライバーを手に取り
ダイボウケンに乗り込むレッド。
ダイボウケンを再起動させると、敵の幹部達も巨大兵器に乗って再びレッドの前に現れます。

幹部達、爆発が起きた後に兵器を取りに行かずに
レッドの後を追っていたら、ダイボウケンの動かし方とか分かったかも知れません。
間が悪かったです。

しかし追加装備の無いダイボウケンでは、2体の巨大兵器相手にマトモに戦えません。
自分1人では此処までかと判断しながらも、気合で応戦していってます。

しかし、人形も本も既に取っていますので、ダイボウケンをばらして
ゴーゴージャイロあたりに乗り込んで飛んで逃げても問題無い気がします。


 基地に残っていたボウケンジャーも、団結ムードで出動。
ダイボウケンのピンチに駆けつけます。
とりあえず単体のメカで次々と敵に攻撃していくボウケンジャー。
ミキサーはコンクリでなくビームで戦っており、持ち味を生かせていない感じです。

そして超轟轟合体という事で、追加の4台のマシンもダイボウケンに合体、
スーパーダイボウケンになります。
敵が2体なので、2台のロボになる合体とかの方が
良いんじゃないかって感じです。

早速挟み撃ちっぽくなるスーパーダイボウケンですが、
敵の一体はコンクリ漬けにして動きを封じ、
もう一体はドリルで刺したりショベルで叩いたりして転がします。

そして全てのパラレルエンジンを直結すると言うレッド。
失敗すれば吹っ飛ぶそうですが、それは設計ミスでしょうか。

スーパーダイボウケンは足の裏のタイヤで滑るように敵に突進し
すれ違いざまに殴る攻撃。
地面が凸凹だと危ない技ですが今回は上手く出来たようで、
敵の巨大兵器は2体仲良く倒れて爆発していました。

今後もし足場の悪い場所で戦わなくてはならない状況になったら、
先にコンクリートを地面に流して乾かしておくなど、
一手間かける必要があると思われます。


 プレシャスを小脇に抱え、意味も無く海に向かって立っているレッドに話し掛ける一同。
ブルーがレッドの自分達に気を使った行動を
レッドらしいと評価していますが、
当のレッドは宝の地図を見て熱くなって行動したと言い出します。
半ば呆れる一同。

ピンクは命令してくれれば
付いて行ったのにと言いますが、
レッドは命令されてでなく、自分から動く事を彼らに期待していたようです。

そしてブルーは話題を変えて、プレシャスをレッドから見せてもらっています。
ブルーとブラックは有名人の未発見の本に興奮気味ですが、
レッドに拠ればこれは写本で、オリジナルは恐らくサージェスが保管しているだろうという事です。
この本にはパラレルエンジンの発想の原点が書かれているそうです。

ところで、写本って事は、他にも同じ本がまだあるという事でしょうか。
あと、密輸入するのはともかく、この本を変に隠していたナミエモン。
何の為にこの本を入手したのか気になります。
もしかしたら、ナミエモンもパラレルエンジンとか作っているかも知れません。

そしてピンクがブラックの提案通りレッドを殴って
抜け駆けをしないように言っています。
しかしレッドの魂が抜けかかって慌てる一同。

人形をサージェスが保管する必要がまだあるのか
気になりつつ次回に続きます。