第35話


 ブレイドがキングフォームになっている事を始さんが察知した模様。
「お前はその力を使うな。」とブレイドとは全然居場所が違うので聞こえるべくも無いのですが
とりあえず言ってみる始さん。
しかしわざわざ川に向かって倒れこむのはどういった了見ですか。
家への近道でしょうか。普通のルートで帰ってください。

ブレイドは人造アンデッドと戦闘。
キングフォームは防御も上々で人造アンデッドの変なビリビリも痛くも痒くもない感じです。
そしてブレイドの炎付きパンチで殴られた人造アンデッドは真っ直ぐ後ろに飛んで行き
ビルの壁にめり込みます。

そして人造アンデッドがグロッキーな所でロイヤルストレートフラッシュ。
人造アンデッド、今回は液状化して逃げません。
消滅したっぽい人造アンデッド。
しかし封印できなくても消滅させられるなら、仮面ライダーでなくても戦える相手ではないでしょうか。
一方始さんはジョーカーになりかけながら益々川の深い方に歩いていっています。
かなり混乱されているようです。

人造アンデッドを倒した剣崎君はその場で倒れてしまいます。
ちなみに近くにいた広瀬さんも技の爆風に当たって倒れていますがこちらも多分小ダメージ。
倒れた剣崎君に近寄ってくる少女。
剣崎君に興味を持っているようです。
原色や大きいアクセサリーが好きなお嬢さんらしく、ちょっと浮世離れした感じです。


 広瀬パパの居る研究室で人造アンデッドの反応が消えた事に気付き驚く橘さん。
「私の言葉を理解してくれたかね。如何に融合係数が高くても、13体のアンデッドと同時に融合できる者など居ない。居るとすれば彼は…。」
と言いながら両手に持っていた多分コーヒー入りカップのうち
一つを橘さんの近くに置く広瀬パパ。
カップの予備があったみたいです。
いままで人造アンデッドが使っていたものかも知れませんが気にしてはいけません。

広瀬パパは次の人造アンデッドの開発に着手するようで、橘さんに協力を求めます。
もう1個カップ買ってきた方が良さそうです。


 家に戻っている広瀬さん。
気絶ぐらいはしていましたが自力で帰って来ています。
ちなみに剣崎君は居なくなってしまっているようです。
虎太郎は封印できないアンデッドが復活した可能性を考えていますが
広瀬さんの見立てでは人造アンデッドは完全に消滅したそうです。
かなり爆発とか眩しかったと思いますが、敵の姿をきちんと捉えていたようで広瀬さんは目も良いです。


 事務所跡のソファで目を覚ます剣崎君。
どうやら原色少女が剣崎君を連れてきたようです。
女の子が野郎担いで移動したのでしょうか。

「あなた仮面ライダーでしょう?」
「お前アンデッド!」
「何それ、バンドの名前?ダサすぎるんだけど。」
少女の服装もお世辞にもダサいです。

家が居づらいとかで帰る所がないという少女。

「一日だけ私のヒーローになってくれない?」と剣崎君に言う少女。
あのまま寝ていたらマスコミにも見つかっただろうと恩を着せ
駄目押しに剣崎君のエースのカードをガメていたらしく、それを捨てると脅してみたりしています。
女の子が野郎担いで移動するのも相当目立ったと思います。

剣崎君の携帯に広瀬さんから電話が入りますが、それも少女に奪われ変なことを言われた為
広瀬さんの怒りを買ってしまいました。
剣崎君が凄くピンチです。
しかしアンデッドサーチャーの入ったPC、広瀬さんが一回メンテしただけあって強化されたらしく
広瀬さんのパンチに壊れなかったようです。

そしてサーチャーに反応、学校か何かの施設みたいなところでアンデッドが出現しているようです。
水道管を伝って出現したクラゲ怪人が警備員を襲っています。
そう言えば橘さんも小型のアンデッドサーチャーを持っているはずですが、
これ気付いているのでしょうか。
そしてアンデッドの出現ポイントにジョーカーの姿が。
クラゲ怪人はジョーカーの姿におびえるかのように姿を消します。

て言うか始さんなのですが本格的にジョーカー化してきたようです。
しかし川の中歩いたり全然関係無さそうな所に来ていたりで
どう言うルートで移動しているのでしょうか。
ボチボチ迷子になっていませんか。


 「何でこんな服俺がわざわざ買わなきゃいけないんだ。」とぼやいている剣崎君。
少女の指示で赤っぽい服を着させられているようです。
少女のセンスから言って、本当はマフラーとかも付けたかったのではないでしょうか。
「返して欲しかったら文句言わないでね。」とカードを見せびらかしながら後ろ歩きに道路に出る少女。
毎度おなじみのトラックが迫ってきますが、剣崎君が少女を助けて事無きを得ます。
少女は剣崎君が「マジに」なっているのが何か気に入らない様子。
話をすぐに変えて、他の人が飲んでいるジュースを奪うように剣崎君に指令を下す少女。

しかし不法侵入やら脅迫やら、ちょっとBOARD寄りの人材です彼女。
あと、最近の若い女の子は他人の飲みかけのジュースを平気で飲めるのですか。
昔は電車のつり革に触ったり缶ジュースのフチに直接口をつけるのも不潔がっている人種がいましたが、絶滅したのでしょうか。
隔世の感があります。

剣崎君は流石に強盗はせず、ジュースの売っている場所を聞いてきます。
「戦って獲ってって言ったでしょ、何よ役立たず。」と剣崎君の向こう脛を蹴って先に行ってしまう少女。
剣崎君をビルの事務所みたいな所まで運ぶパワーを持つ少女です、
かなり脚力がある筈ですので、多分痛いです。
あと、ジュースを買いに遊園地に入る訳ですが、
良く考えたら剣崎君ここのところ薬買ったり家出したりで出費がかさんでいます。
大丈夫でしょうか。


 人造アンデッドと戦っているギャレン。
今度の人造アンデッドは銃撃とかしてきます。
どうやらテストか何かみたいです。
人造アンデッドの癖や速射性能、反応パターンが自分と同じ事に気付く橘さん。

「剣崎を安全に捕らえる為に協力するとは言いました。
だが俺のクローンを作るなんて聞いていない!」

ところで体細胞の培養ってどの位時間かかりますか。

広瀬パパは橘さんが眠っている間に橘さんのデータを取ったのだそうです。
橘さん家に広瀬パパが侵入するのは法律的にアウトな気がします。
もっともBOARD職員は法律とか関心なさそうですが。
それとも橘さんはここで寝泊りしていたのでしょうか。

融合係数の高い人間の遺伝子データがアンデッドとの合成に不可欠との事ですが、
それに加えて剣崎君への憎悪を持つ者の情報が必要なのだそうです。

そういうのは普通遺伝子には入っていません。
百歩譲って遺伝子にそう言うのが入っているとします。
人造アンデッドの性能に多大な悪影響を与えませんか、橘さんの遺伝子は。
絶対手のかかる奴になります。
ただ、何でも食べて好き嫌いが無いのは利点でしょう。

あと橘さんは剣崎君を憎悪していないと言っていますが、
広瀬パパは橘さんがライダー適正の高い剣崎君に嫉妬していると断言しています。

橘さんはマッハで暗示にかかるので、剣崎君に悪い感情を持っていなくても
この瞬間から本当に嫉妬とかしそうです。


 以前支配下に置いた店で自分のカードとカリスのカードを見比べている睦月。
黒服がその辺でダーツとかしていて、開店休業みたいです。
ていうか通勤してくる黒服が律儀かつアホです。

「それにこの上級アンデッドだって、俺が封印するはずだったのに。」
とカードをダーツの的に投げて刺す睦月。
それオーキッドのカードではありませんか。
投げるなどとんでもない事です。
そしてアンデッドの気配を感じて出て行く睦月。
留守番の黒服はそろそろ帰ってもいいと思います。


 人を襲っているクラゲ怪人。
「カテゴリー7か。」と声を掛けるお姉さん。
クラゲ怪人はお姉さんの方に向かいますが、ジョーカーが来た気配で逃げてしまいます。
クラゲ怪人、怖い相手に2度目の遭遇をして、(多分そうなのでしょうが)自分が狙われていると思いそうです。
やや不憫です。


 ジェットコースターやらに付き合わされてヘバッている剣崎君。
自分に何をさせたいのか少女に聞く剣崎君。
少女は剣崎君が本物のヒーローか見ているらしいです。
剣崎君をうるさいとカードを捨てる振りをしてまた脅す少女。
そこに少女の持つ剣崎君の携帯に着信が入ります。
携帯を取って電話に出る剣崎君。

アンデッド2体出現したと言う広瀬さんと虎太郎からの連絡。
「そう言うことなんだけどお邪魔かしら?」
と広瀬さん。ここで行かなかったら多分命は無いです。

少女にエースのカードを返してもらい、現場に急ぐ剣崎君。
その後姿を見ながら「ヒーローなんていない。」と不貞腐れ移動する少女。
そう言えば奪われたのはエースのカードだけなのでしょうか。


 剣崎君が到着した所にいたのはジョーカーの方のみ。
剣崎君はブレイドに変身し、ジョーカーと戦い始めます。
ブレイドのパンチはジョーカーにブロックされ、逆に殴り飛ばされてしまいます。
ブレイドが転がった先に居たのは先程の少女。
遊園地と現場が近かったのでしょうか。
しかし少女の脚力をもってすればちょっと離れているぐらいなら行けそうとも思えます。

さらにブレイドに襲い掛かってくるジョーカーですが、ちょっと意識が戻っている時に
「駄目だ、剣崎。」と言ってみたりしています。
しかしすぐに変な光線を乱射してその辺を壊しまわったりで、まだまだ混乱中みたいです。

落下する瓦礫から少女を守るブレイド。
ジョーカーの姿は消えていましたが、ブレイドはジョーカーが何を言おうとしていたか気になるようです。
そう言えば最初に喋っていたアンデッド語は最近流行っていないようです。

少女を気遣いながら散乱した荷物を拾ってやっているブレイド、
荷物の中に少女が家族と写っているらしき写真に気付きます。
ブレイドの手から写真を取り上げる少女。
かなりの早業です。脚力といい、かなり潜在能力が高そうです。


 廃車置場みたいなところで、クラゲ怪人とお姉さんが向き合っています。
それを見ながらレンゲルに変身する睦月。
お姉さんをどかしてクラゲ怪人に襲い掛かります。
レンゲルはブリザードとスクリューのコンボでクラゲ怪人を凍結させて足止め。
そしてカリスの技スピニングダンスで仕留めます。
ただ、カリスの技な為かラウザーが技名を言ってくれないので、
自分でスピニングダンスとか言っています。
これはエースアンデッドの影響って事にしておきたい言動です。

「これが最強のライダーの戦い方だ。」と言いながらクラゲ怪人を封印。
変身を解除し、手持ちのカードが更に充実して嬉しそうな睦月、
お姉さんがまだ近くに居た事に気付きます。

「最低の戦いだな。」と言うお姉さんをアンデッドだと気付いた睦月、封印するつもりが
逆に人間態のままのお姉さんにボコボコに蹴られてしまいます。
軸足を動かさず何発ものキックをヒットさせてますお姉さん。

睦月の頭を踏みつけながらお姉さん、
「私は、私の種族をこの地球の支配者にする為、この戦いに命を懸けている。
君は何の為に戦っているんだ。」と睦月に聞いてきます。
答えられない睦月をエースアンデッドに操られているだけとして見限って何処かへ行くお姉さん。
ジョーカーが現れたので睦月に構っている暇が無いそうです。
クラゲ怪人は構ってもらえたのですが、睦月は駄目みたいです。


 本当かどうか不明ですが、歩けないと言っている少女を両親の所まで送ると申し出る剣崎君。
少女のご両親と兄は地震の際少女だけ外に出させて瓦礫の下敷きになったそうで、
既に亡くなられているとの事。
現在は親戚の家に居候なのだそうです。

親戚の家に帰れば良いだけの話です。

「守ってくれるヒーローなんてどこにも居ない、誰も助けてくれない。」
「みんな自分が生きることしか考えてない。」と言う少女。
しかし彼女もどうも他人のために何かするタイプではなさそうなので
類が友を呼んじゃったパターンなんじゃないでしょうか。


 林の中を苦しみながら歩いているジョーカー。
一瞬始さんに戻りながら「天音ちゃん。」とか言っていますが、すぐにジョーカーに戻ってしまいます。
しかも睦月登場。聞かれたかもしれません。天音ちゃんとか言っているあたり。
「お前のカードが道案内をしてくれた。」とエースのカードを持って説明する睦月。
睦月はレンゲルに変身し、エースのカードをリモート。
カードから放たれた元祖カリスをジョーカーと戦わせます。
しかしこの対戦ですが、元祖カリスが封印されていたカードをジョーカーが使っていた事を考えると
どちらが勝つのかは分かりそうなものです。
睦月と元祖カリスで作戦会議でもしてあるのでしょうか。


 剣崎君達の前には人造アンデッドとか出てきてその辺威嚇射撃をしています。
周囲への被害は考えないのがBOARD流です。
少女を逃がそうとする剣崎君ですが、少女は剣崎君から離れようとしません。
剣崎君は少女を守ることを決意してブレイドに変身、人造アンデッドに向かっていきます。

ゼロ距離射撃に気をつけて欲しいものです。