第26話


 トゲトゲ鉄球とか振り回してパワフルに攻めて来る象怪人。
ハンマーで殴られそうなギャレンを庇ったブレイド、象怪人の攻撃を食らってヘルメット部分が破損。
でも中は痛そうですが一応無事の様で、下手なライダースーツより剣崎君の方が硬いみたいです。

ブレイドに追い討ちを掛けようとする象怪人を後ろからギャレンラウザーで撃つギャレン。
しかし象怪人が鼻部分に相当していそうな器官でギャレンを攻撃、
吹っ飛んだギャレンはブレイドの近くに落下します。
ブレイドはスーツが壊れたまま象怪人に向かおうとしますが、
「無理だ!このままではまずい!」とブレイドを制止するギャレン。
2人とも象怪人の方とか見ちゃいないので、象怪人のブン回すハンマーが2人にヒット。
続いて鼻みたいなのでの攻撃も食らいます。

しかしその攻撃のヒットの瞬間、画面が白くなってライダー達の姿が消えます。
どうやら逃げたようですが、どうやって逃げたかがちょっと分かりませんでした。
象怪人がライダー達を腰抜け呼ばわりしていましたが、
戦うのが嫌いとかさっき言っていた割にやる気マンマンだったようです。


 人ごみの中を歩く一人の男性。
変わった服装をしていて、アジア雑貨ショップか何かやっていそうです。
キャリーケースを引き、鳥かごも持っています。
人通りの少ない道を選んで歩くか、タクシーを利用して欲しいです。


 虎太郎の家でミーティングをしている一同。
橘さんも来ています。
象怪人に対し攻撃が効かなかったので困っているようです。
そこに来客があります。
先程のアジア雑貨男です。

彼は何故か広瀬さんや虎太郎、剣崎君や橘さんの事を知っています。
広瀬さん以外見分けがつくだけでも凄いのに、初対面で見破るのは異常です。
虎太郎は牛乳がヒントだったようですが、後の2人はどうやって判別をつけたのでしょうか。

何とも謎の多い男です。

チベットで所長と一緒だったと言うアジア雑貨男、所長とのツーショット写真を皆に見せます。
所長、なに暢気に旅の思い出作りしていますか。
あと、誰に撮影してもらったのでしょうか。セルフタイマー使用でしょうか。

あと、アジア雑貨男の飼っている鳥ですが、チベットにも連れて行ってたのでしょうか。
検疫とか大変だったと思います。

皆に所長の言葉を伝えるアジア雑貨男。何か精神論続きでちょっと眠くなってきました。
アジア雑貨男が持って来たのが新武器でなくて「ありがたいお言葉」で、
更にしばらく居候に参加するとか言い出しているので皆ますます疲れました。

それに気付いたアジア雑貨男、ありがたいお言葉を皆に復唱させます。
その時うまいぐあいに橘さんの携帯が鳴り、橘さんは部屋を出ます。
ちょっと電話に感謝です。


 電話の主は睦月だったようです。
川岸みたいなところで待っている睦月に合流する橘さん。
待ち合わせ場所の指定をどう表現すれば相手に伝わるのか見当がつかない場所です。
あと、屋根が無い場所なので、にわか雨とか来ると大変です。

どちらが指定した場所かは知りませんが、ちょっと問題あります。
睦月は象怪人に敵わずに逃走した橘さん達を批判。
どうやらカテゴリーエースの影響で戦いたいモードのようです。
夏休みは子供の非行に気をつけたいです。

睦月は象怪人を倒し最強のライダーである事を見せると言って走って去ります。
トークで済む内容だったら電話なりメールなりだけでもいいと思います。
あんまり現代っ子してません睦月。

橘さんは睦月を呼び止めようとしますが、付けて来たっぽいアジア雑貨男に無駄と言われてしまいます。
アジア雑貨男に拠れば、睦月はカテゴリーエースの力を無理やり剥がそうとすると、
心が壊れる危険があるそうです。
その言葉を深刻に受け止めているような橘さん。やはり経験者なので重大性が分かるのでしょう。


 街中で写真を撮っている始さん。
主にチビッコを撮影しているのが気になります。
そこに象怪人登場、決着をつけたいようです。
場所を変えて戦おうとする始さんに、象怪人は「アンデッドの癖に人間の心配か。」
と皮肉を言いますが、一応要求はのんでくれるようで地下通路に移動します。

変身して戦う両者。象怪人に殴られて吹っ飛ばされたカリスは、空中の見えない壁に激突。
象怪人はバリヤーを張って、邪魔が入らないようにしたのだそうです。
ブレイドやギャレンに逃げられたのが余程悔しかったのでしょう。
それはそうと、普通に地下通路使いたい人は遠回りを余儀なくされるので大変です。


 虎太郎の家の庭で、アジア雑貨男が立ちながら瞑想している感じです。
素麺をもって来た剣崎君は、その様子を見て固まってしまいます。
しかもカリス達の戦闘を察知しているらしいアジア雑貨男。
アジア雑貨男に拠れば、象怪人はカリスの能力を測るための戦いをしているそうです。

そして話題のカリスですが、象怪人の攻撃で右手負傷、さらに攻撃を受けそうになります。
しかしカリスのベルトが光って象怪人はビックリ、攻撃を止めて人間態になります。
象怪人はカリスの正体に心当たりがあるらしく、もしそれが当たりなら戦うのは最後に回すそうです。
ところで、カメラを肩に掛けたまま変身した始さんですが、変身を解いたらカメラがどこかに行っていました。
壊れたら大変なので隙を見て人間の目では捕らえられないスピードで安全な所に避難させたのでしょうが、
もしかしたらすっかり壊れてて粉々になり過ぎてて見えないのかも知れません。


 どうすれば象のアンデッドに勝てるか聞いている剣崎君。
アジア雑貨男は戦う事を使命や義務と考えていては強くなれないと剣崎君を諭しています。
しかし剣崎君、何で外でアジア雑貨男と2人で素麺を食べているのでしょうか。
最近ここの連中は分かれて食事を摂りたがる傾向がありますが、
素麺は別に音を立てても変じゃないので橘さんも呼んであげてください。


 象怪人が次々にライダーを倒すイメージ映像が流れます。
どうやら象怪人がイメージトレーニングをしているようです。
他のアンデッドを倒すよりライダーを倒したい気分に変わってきているようです。
あと、いつもの服装のまま水に浮いていますが、上がった後が気持ち悪そうです。

タオルや着替えを用意してある事を祈ります。
あと、近所のガキとかにタマちゃん呼ばわりとかされそうです。
最近見かけませんねタマちゃん。


 ハカランダで虎太郎の姉や姪と雑談をしているアジア雑貨男。
チベットネタで虎太郎の姪に気に入られたようです。
どんな話をしていたのか気になります。
「ダライ・ラマが帰ってきた。『ダライラマー!』。」
とかでしょうか。
厳しいです。

そこに始さんが帰って来ます。
アジア雑貨男は始さんの前に行き、自己紹介しながら握手。
始さんは何かに気が付いた様子を見せ、アジア雑貨男も何か含みがある表情をしています。
そう言えば始さん、象怪人と戦った時に腕を負傷していましたが、もう治っているのでしょうか。


 虎太郎からアジア雑貨男がハカランダへ行った事を聞かされる剣崎君。
その時広瀬さんが悲鳴を上げます。
アジア雑貨男のキャリーケースから蜘蛛がワラワラ這い出してくるのを見て驚いたようです。
アジア雑貨男に疑念を抱く一同。
しかし誰一人蜘蛛を捕まえようとしないのですが、放っておいて良いのでしょうか。


 帰途に就くアジア雑貨男を先回りして待ち構えている始さん。
始さんはアジア雑貨男に正体を現すように言い、カリスに変身し攻撃を仕掛けます。
アジア雑貨男はカリスの攻撃をことごとくかわし、
体を回転させて竹とんぼのように体を浮かせて移動したりしています。
そこに剣崎君と虎太郎も到着。
剣崎君はアジア雑貨男の動きがただならないので驚いているようです。
アジア雑貨男の一連の動きを見る限り、目を回さない事が一番すごいポイントな気がします。

アジア雑貨男は戦うつもりが無いと念を押してタランチュラ怪人の姿を見せます。
タランチュラ怪人は飛び掛ってくるカリスを糸を巻きつけて落とし、変身を解かさせます。
戦うつもりは無いと人間態に戻るアジア雑貨男。

アジア雑貨男に目的を聞く一同。
そこに始さんを探して虎太郎の姪が通りかかります。
始さんはここの所、かなり勝手に外出しているように見えるのですが、
いつもこんな感じで姪が探し回っているのでしょうか。

始さんは剣崎君たちに後を任せると、虎太郎の姪の方へ行ってしまいます。
ちなみにカリス達が戦っていたのは草むらの中で、そこから出て行く形になった始さん、
虎太郎の姪にトイレだと思われた事でしょう。


 自分はアンデッドだが戦いを終わらせたいと言うアジア雑貨男。
しかし剣崎君と虎太郎は信用できないようです。
「お前達アンデッドは全部人類の敵だ!」とまで言っている虎太郎、
相手が美女でなくオッサンなので言葉もきついです。


 その時アジア雑貨男が象怪人の出現を察知、剣崎君が広瀬さんに確認したところ間違いないようです。
虎太郎にアジア雑貨男の正体が分かるまで関わらないように言い、象怪人の方に向かう剣崎君。
虎太郎をアンデッドの怪しい奴と一緒に置き去りにするのは酷いです。
自分の身は自分で守れと言う事でしょうか。セルフサービスですか。


 同じく象怪人の出現を察知している橘さんと睦月。
橘さんは象怪人の方に向かいながら睦月を止めようとしますが、反抗期なので聞いてくれません。
結局スタジアムで暴れている象怪人の前に現れるレンゲルとギャレン。
レンゲルは象怪人にかかって行きますが、エースアンデッドの意思が強まっている状態にも関わらず歯が立ちません。
あれよあれよと言う間に変身解除の橘さんと睦月。

剣崎君が駆けつけた時は、象怪人がハンマーをブン回していてかなり危険な状況。
しかも剣崎君がバイクで乗りつけたポイントはスタジアムのグランド挟んで向かい側です。
ちょっと入り口のチョイスがまずかったかも知れません。

剣崎君はブレイドに変身して大ジャンプ。
象怪人に飛び掛ります。ちょっと目測を誤るとすぐそばの橘さんや睦月に当たりそうです。

しかし良い所はそこまでで、あとは殴られまくるブレイド。
ダメージを受けて倒れたブレイドですが、スタジアムの席に子供が隠れているのに気付きます。
象怪人も気付いたようで、子供の方に攻撃をしますがブレイドが子供を庇い逃がします。

「分かった、俺の体を動かすのは義務とか使命なんかじゃない。そこに居る人を守りたいと言う思い。
そうだ、人を愛しているから俺は戦っているんだ。」
ブレイド、誰も聞いていないのに一人で演説。

とおもったらアジア雑貨男が何時の間にか来ていて聞いていてくれてました。
「そうだ、それだよブレイド。」とアジア雑貨男はブレイドにラウズアブゾーバーを投げ渡します。
とてもコントロールが良いです。
「それは烏丸所長から預かったものだ。」と言うアジア雑貨男の台詞で何から何まで全て理解したらしいブレイド、
何だか分からないアブゾーバーを迷わず腕に装着し、ブレイラウザーからQとJのカードを引き抜き、
Qのカードを差し込んでJのカードをリーダーに通します。

するとブレイドはジャックフォームにチェンジ、羽が生えて塗装に金色の部分が増え、
ブレイラウザーの刃渡りも少し長くなります。


 フォームが変わったブレイドは基本攻撃能力がかなり上がっているようで、
普通に斬りつけるだけで象怪人にダメージを与えています。
そしてサンダーとスラッシュのカードをラウズしたブレイドは空を飛んで降下しながら
象怪人を斬りつけ封印。
自分が飛べる事にブレイドは何時気付いたのか気になるところです。

そしてアジア雑貨男がハカランダからの帰りに始さん絡まれてた時点までは存在が確認できたカナリア入りの鳥かご、
自転車で来ていた虎太郎では持ち帰るのに苦労しそうです。