第20話


 ロッカーの扉を開けて手を入れてくる蜘蛛怪人の夢を見てビビル睦月。
しかしその直前で見たであろう
蜘蛛怪人がコインロッカーにお金入れたりとか映画館に行ったりとかパチンコ屋でちょっと擦ってたりとかコンビニで立ち読みしてたりとかコインロッカーに戻ったけど鍵をどこに仕舞ったか忘れてアワアワしてたりとか
その辺までは半笑いだったと思われます。

そこにやってくる睦月の彼女。
睦月が寝て待っていたのでクレームを付けていますが、睦月の様子がおかしいと気付きます。
睦月は彼女が遅かったからと言い訳をしていました。


 校門の外で睦月を待ち構えていた剣崎君。
そろそろ他の生徒から学校側に不審者がいると相談が入りそうです。
ベルトを帰すように迫る剣崎君ですが、睦月は逃げてしまいます。
彼女が剣崎君に説明を求めますが、剣崎君は説明が出来ないので、とにかく睦月を追いかけることにします。
剣崎君に説明を求めるのがそもそも間違いですが、彼女の方はまだそんな事は知らないです。

睦月はこっそりレンゲルに変身し、ムカデ怪人を解放。
変身を解いた状態で逃げる睦月を発見し、追おうとした剣崎君ですが
解放されたムカデ怪人のパンチを食らいます。
掴みかかってくるムカデ怪人を変身時に出る光の壁で弾き飛ばす剣崎君。

剣崎君、何時の間にか怪人のパンチを素で浴びて平気な所まで来ていました。

ブレイドはムカデ怪人にサンダーで攻撃をしますが、それによって飛ばされた怪人の姿を見失ってしまいました。
ちょっとふっ飛ばし過ぎました。


 自室でレンゲル戦のリベンジを誓う始さん。
そこに姉に頼まれて食事を持って来た虎太郎が入ってきます。
サラダが激しく大量な気がしますが健康にはよさそうです。
徹夜明けの朝にステーキを出す虎太郎と姉とでは感覚がだいぶ違いそうです。

虎太郎は始さんに何故この家に来たのか聞いて来ます。
答えない始さんに切れかけて大声を出して回答を得ようとする虎太郎。
しかし部屋の外で聞き耳を立てていた虎太郎の姪が乱入し、
虎太郎を突き飛ばし(パンチ力:2トン)たのでマッハで尋問終了。

今の虎太郎の姪だったら、ムカデ怪人倒せそうな気がしてきました。


 剣崎君から逃げおおせた睦月、河原でバッグを投げたり寝転んだりで1人でハイになっています。
高校は授業の予習とか塾とか行事とかで結構忙しいものですが、
部活やバイト等もこなしていてこの暇さは奇跡です。

暇が暇を呼ぶのか、睦月の元に橘さんがノーヒントで登場。
橘さんもレンゲルのベルトを回収に来たようです。
睦月が不自然に鞄を持つのに気付いた橘さん、鞄を取り上げるとバックルが落下。
筆箱とかテキストとかは全然落ちてきません。
バックルを鞄の外ポケットにでも入れていたのでしょうか。
電車やバスの網棚に置くときは注意したいものです。

睦月は力ずくでベルトを取ったら良いと、レンゲルに変身。
橘さんは上手にレンゲルバックルから出る光の壁を避けます。
そして橘さんもスペック的に不利と知りつつ睦月を止めようとギャレンに変身。

レンゲルのパンチを全部貰っている感じのギャレン。
しかしレンゲルはまたちょっと苦しみだし、そのあと再びギャレンを殴り始めますが、
ギャレンが「目を覚ませ!」と叫びながら繰り出した1発のパンチで吹っ飛んでしまい、
バックルが落ちて睦月の姿に戻ってしまいます。

睦月レンゲルも意外と打たれ弱いですが、やはり殴られ慣れていないからでしょう。
変身が解けたのを不思議がる睦月に、カテゴリーエースの邪悪な意思が睦月を弄んでいるのだと指摘する橘さん。
しかし睦月は強くなりたいんだと走って去ってしまいます。
だったらバスケ部より地味ですが空手部とか柔道部とかに入れば良かったのでは無いかと思いますが、
バスケ部は先輩とか異様に優しいので、出たくない気持ちも分かります。


 林っぽくなっている公園かなんかで人を襲っているムカデ怪人。
そこに東京タワーの電波を浴びながら奇声をあげて歩いているオシャレな男性が登場。
落ち葉の上を踊りながら歩み寄ってくる男性に身の危険を感じたのか、
先手必勝とばかりにムカデ怪人は男性に襲い掛かります。
しかし男性はムカデ怪人の攻撃を受け止め、
「君クラスじゃ私は倒せない。」と口から青い爆炎を吐き出し、ムカデ怪人にダメージを与えます。
男性はムカデ怪人と遊んでいる暇は無く、仮面ライダーを探さなくてはならないそうです。
明らかに男性が自分から遊びに来た感じですが、ムカデ怪人は男性より格下らしく文句が言えなさそうです。


 家でへこんでいる睦月の元に、心配した彼女から電話がかかって来ます。
お互いが友達であると確認しあう2人。
ここで「え?恋人じゃなかったの?」とか言っちゃうと彼女に逃げられかねないので
苦しいところです。
それにしても彼女、まだ下校途中のようで、家が遠いようです。

そして彼女から元気を分けてもらった睦月、
晴れ晴れとした顔で締め切っていたカーテンを開けますが、
家の前で橘さんが思いっきり張り込んで居るのを目撃、
また鬱になってカーテンを閉めてしまいます。

橘さんのコントスキルが日に日に上達していくのが分かります。

橘さんの所に剣崎君も合流。
ベルトを取り返したいと考える剣崎君ですが、
橘さんは睦月の心の闇にカテゴリーエースが目を付けているので
取り返してもベルトは睦月の元に戻ると予想。
橘さんは睦月の力になってやりたいと考えているようです。

大変嫌な予感がするのは今までの本人の実績と上司の実績を考えれば仕方の無い事です。


 ハカランダ近くで車を停め、カリスの居場所を確認する男性。
どうやら先程ムカデ怪人に絡んできたのは、この情報を得るためだったのかも知れません。
カードにしたアンデッドにプライバシー漏れ漏れと言うのも考え物です。
今後しゃべる奴が増えてくる訳で、それらがまた解放されたりすると手がつけられません。
特にロ●コン。

その時店から出てくる虎太郎と姉。
姪の機嫌を損ねた為か、虎太郎は自宅に戻るようです。
虎太郎の姉は虎太郎が始さんの秘密を知っていると感じているのですが、
それを聞く勇気が無いとかで、虎太郎のフォローに入っているように見せて
出て行けと遠回しに言っている気がしないでもないです。

他のアンデッドの気配を察知して、周囲を見に部屋を出て周囲を見る始さん。
しかし既にオシャレな男性が立ち去ってしまったようです。
店の中に戻る始さんに、虎太郎の姉は虎太郎が用事があるから家に戻ったと伝えます。
何か、虎太郎の姉が一番虎太郎を避けている気がしてきました。

そこに戻ってくる虎太郎の姪。
小学生が学校から帰ってくる時間はオヤツタイムです。
その時間帯に客が居ないハカランダ、そりゃ追い返されます虎太郎。

学校で描いたと言う絵を始さんに見せる虎太郎の姪。
その絵は始さんと虎太郎の姪が並んで笑っている図で、
色彩も美しく明らかに達者な類に入るものです。
授業で作成したものなら、展示用として学校側にキープされるレベルです。
それがそのまま持って帰らされたのなら、学校の休み時間とかカリキュラムに関係なく作成したものか、
背景に白い所があるのを認めない先生に当たったかです。


「あいつがアンデッドだって言うのは簡単だけど、
本当にそれで問題が解決するのかどうか。」
とつぶやきながら自転車を押す虎太郎。
始さんがアンデッドだと言っても、始さん居候続行アンド
姉や姪からの虎太郎に対する風当たり増量と言うパターンが予想されているようです。

そんな虎太郎の前に、車の故障で困っている美女登場。
手助けに駆け寄る虎太郎。
虎太郎によれば、美女はいい匂いだそうです。
初対面で何を言い出すかと思いそうなものですが、
美女は香水をつけ過ぎたのだと軽く流します。
美女、何かに慣れています。強いて言えばオッサンの扱いに慣れている感じです。

そしてそれを見ているオシャレな男性。
始さんは虎太郎の姪の絵を満面の笑みで飾りながら、
アンデッドの気配を察知したらしく険しい顔に。
誰も見ていないから良いようなものの、百面相状態です。

アンデッドの気配がしたポイントに到着する始さん。
今回も既に誰も居ない状態ですが、オシャレな男や虎太郎や美女がここに居たと言う
ビジョンが見えたようです。
何か便利そうな能力をサラリと初披露している始さん。
そう言えば拾われたとはいえ、住み込みでバイトをしている始さん、履歴書の一通も出している筈です。

特技欄に便利な技が並んでいるので店で優遇されているのかもしれません。


 美女を家に連れてきた虎太郎。
アンデッドサーチャーのプログラムが入っているコンピューターを、
作品を見せる為といって美女に見せています。

剣崎君や広瀬さんが機密の漏洩を気にしていますが、虎太郎は気にしていません。
しかし色々弄ってまた変なオッサンの立体映像とか浮かんできたら
美女に気味悪がられるとかぐらいは懸念しても良いのではないでしょうか。


 美女とどこかへ出かける虎太郎。
剣崎君と広瀬さんは虎太郎が楽しそうなので喜んでいるようです。
その時広瀬さんの携帯に橘さんから連絡が入ります。
橘さんのアンデッドサーチャーに反応が有ったのですが、
詳しい場所がわからないので、広瀬さんに調べてもらいたいようです。
しかし虎太郎の家にあるアンデッドサーチャーがエラーを出しています。
他人が触ったコンピューターです。
ローマ字入力がかな入力になっているとか色んな罠が仕掛けられていると思います。

その頃、どこかの幼稚園バスをムカデ怪人が襲っています。
何か皆バスの中に避難してしまって、被害が拡大している模様。
結局橘さんのアンデッドサーチャーで場所を特定、剣崎君もその情報を元に現場に向かいます。

あと、橘さんに連れて行って貰いたがっている睦月。
レンゲルは危険すぎると、睦月を止める橘さん。
睦月、さっきまで家の前で張り込んでいた橘さんに引いている感じでしたが、
何時の間にか橘さんに懐いています。

あと、グリンクローバーも睦月に懐いていました。
親御さんは家のガレージに訳のわからない改造を施されたバイクが置いてあってさぞ驚いたでしょう。
それとも適当な所に路駐でしょうか。
油断しているとシートに空き缶とかが置かれてたりするので止めたほうが良いです。


 現場に向かう剣崎君の前に始さん登場。
始さん、アンデッドでもない剣崎君の場所もだいたい分かるようです。

虎太郎が上級アンデッドに狙われていると知らせる始さん。
剣崎君が始さんに何故その事を教えてくるのか聞くと
始さんはムカデ怪人が自分の獲物であるとし、
戦いの邪魔をされたくないと理由をつけています。

しかし出先を待ち伏せするのは時間のロスです。
今後の事も考えて、携帯番号を教えておくなりして連絡網を作っておいた方が良いです。


 橘さんの後をグリンクローバーに乗って付いて来る睦月。
自分の解放したアンデッドが人を襲っている責任を取りたいそうです。
橘さんは睦月に戦い方を見ているだけで手を出さないようにと厳命。

やはり体育座りによる見学でしょうか。


 ムカデ怪人には警察が応戦していますが、拳銃も効かず、
警官はムカデ怪人に普通に殴られてダウンもしくは死亡している感じです。

やはり剣崎君の打たれ強さはおかしいようです。


 虎太郎の行き先に着いたらしい剣崎君。
美女の乗っていた乗用車を確認し、虎太郎たちを探しに走ります。
虎太郎と美女の姿を捉える剣崎君ですが、オシャレな男性に首を掴まれて投げ飛ばされてしまいます。
多分普通の人だったら首の骨とかやっちゃってアウトでしょうが、剣崎君は大丈夫。
「誰だお前は!」と叫んで元気に立ち上がります。
ついでに、ムカデ怪人をも吹っ飛ばした青い爆炎も食らいますが、
ちょっと痛そうにしながらも立ち上がる剣崎君。
ちなみに剣崎君、変身していません。

やばいです剣崎君、頑丈すぎてやばいです。

剣崎君が虎太郎を狙うアンデッドかと尋ねると、肯定するオシャレな男性。
オシャレな男性はヤギ怪人に姿を変え、ブーメラン状の武器を投げてきます。
さすがにこれは危ないので避ける剣崎君。
続いてヤギ怪人のキックをバク転で避けます。
さっきの攻撃で痛そうにしていたわりに大技です。
かなりダメージが少なかったようです。

そしてブレイドに変身してヤギ怪人と戦闘。
相手は上級アンデッドで、どうもブレイドより強い感じですが、
ブレイド的に一番ダメージがキツイのは多分奇声攻撃です。


 ムカデ怪人の方に到着した橘さんと睦月ですが、既にカリスが戦っています。
カリスはカード3枚コンボの必殺キックでムカデ怪人を倒し封印。
それを2人揃って見学していた橘さんと睦月。
カリスは橘さんを見て、ギャレンに半殺しの目に遭った事を思い出していました。
これから一波乱あるかも知れません。

ブレイドの方はラウザーで斬り付ける攻撃に切り替えてヤギ怪人と戦っています。
見た感じ、互角の所まで持ってきているようですが、
相手の実力がまだ分からないので油断できません。

家で1人コンピューターを直している広瀬さんが多分一番大変な感じで次回に続きます。