第34話


 白い人に追いかけられている女性。
ブラックと一緒に爆発に巻き込まれた女幹部のようですが、衣装は違います。
どうやら女性は女幹部状態の時とはコンディションが違うらしく、白い人に怯えている様子。
白い人は爆竜チェンジをし、女性との間合いを一気に縮め、変身するよう言います。
しつこいナンパかと思いましたが違うようで、どうやら戦いたいとかそんな感じです。

そこにアバレンジャー登場。
白い戦士がアバレンジャーに攻撃しますが、いつもの超スピードで斬りつける攻撃ではなく、割と普通に戦っています。

このように白い戦士、最近ちょっとヘタレ化しているので、女幹部相手に戦闘の練習をするつもりだったのでしょう。
そう言えば白い人、実は努力型でした。
白い戦士は女性が女幹部状態の時と様子が違うので、興味を失って帰ってしまいます。

女性の元に駆け寄るアバレンジャー。
アバレンジャー達は女性の頬に爪がついているので、女性が女幹部であると認識しますが、額に痣が無いのでちょっと違うとも思ったようです。

顔では個体を判別しません。


 またダイノアースに戻っている白い人。
ワニはまた留守番でしょうか。
白い人は敵幹部に怪獣を作るよう命令しています。
後なんか敵首領に喧嘩売られていたような感じですが、今は口喧嘩レベルで済んでいます。


 恐竜やに女性を連れて帰ったアバレンジャー。
女性は記憶喪失のようです。
女性はブラックのダイノハープを見せられ、自分がマホロと呼ばれていたことを思い出します。
更に女性の持つ草っぽい腕輪を見て、ブラックの結婚相手のマホロだと確信するアバレンジャー。
ブラック、自分の結婚話を事細かく回りに言っていたようです。
話し相手が未婚の人ばかりで反応が面白かったに違いありません。


 その時、中央宇宙局管制センターとやらに怪獣出現。
良い出来の怪獣らしく、作った幹部は
「お前のリクエスト以上の出来を見て驚け」と白い人に言ってます。
「ほう、なかなか面白そうだな」と白い人。
幹部を誉めてあげるのを忘れません。

脅したり誉めたりと、なかなか人を使うのが上手いです。


 怪獣は管制センターに取り付き、管制室の制御権を奪います。
アバレンジャーは管制センターに到着しますが、敵戦闘員が邪魔をして建物内に入れません。
更に白い戦士登場。
白い戦士によると、怪獣は木星を太陽みたいに燃やした上、地球に呼び寄せるのだそうです。
木星は質量不足で継続的な核融合に至らなかった星なので、
いつもの怪人巨大化システムで木星を大きくすればOKなのでしょう。
大掛かりに見えて、通常使用している技術の延長かもしれません。

ちなみに管制センターのアンテナから出された電波みたいなのは、きっと光より速いスピードで進んでいます。
地球と木星の距離は一定ではありませんが、光の速さレベルで進んでも木星までは多分5〜60分ぐらいです。
計算が面倒なので目分量で申し訳ないですが。

で、木星がどうこうを防ぐには白い戦士を倒して怪獣の心臓部を切り裂くしか無いそうです。
イエローとブルーは白い戦士に速攻のされ、白い戦士とレッドがタイマンモードです。
白い戦士が自分や他人の生命を軽視する発言をしているのに対し、とうとう切れるレッド。
アバレモードで白い戦士に猛攻撃。
でも、白い戦士はそもそも大爆発する奴なので、
それが東京規模から地球規模になっているだけで、白い戦士の考え方は最初から変わっていないようにも思えます。

レッドはその辺り忘れていたのでしょうか。
と言うか、爆発の件を忘れていなければ、白い戦士に猛攻撃は出来ません。

あと、レッド暴れすぎて白い戦士にときめかれてます。
ホドホドにした方が良さげです。
そこにイエローとブルーが復帰。
はしゃぎ過ぎるレッドを止めると思いきや、更にけしかける感じです。
今迄歯止め係だったレッドが切れているので、アバレンジャーが全体的に好戦的です。
そんな訳でレッドはアバレマックスになります。
マックスフィールド内なら思い切りやれるそうです。

今までもあまり手加減しているようには見えませんでしたが、気のせいだったようです。


 マックスフィールド内では白い戦士もアバレモードとなりますが、
アバレマックスのスラッシュマキシマムに倒れ爆発します。
でも半径5メートルぐらいの爆発です。


 イエローとブルーは管制室の怪獣の心臓部をアバレイザーで攻撃しますが、新しい心臓が出来かけているとかで、ちょっと離れた所で実体化しています。
アバレマックスを踏みつける怪獣。
しかしアバレマックスは片手で怪獣を押し返し、怪獣をこけさせます。
そこにスティラコサウルスまでやって来て、マックスオージャ完成。
怪獣はマックスオージャのマックスサンダーなんとかで倒されました。

怪獣、アバレンジャーの相手をしないで場所を変えて作戦を実行するべきでした。

怪獣が倒され木星の軌道も戻ったそうです。
一回軌道が外れたなら、同じ力を逆に掛けないと元に戻らないような気がしますが、とにかく戻りました。


 白い人は生きていましたが結構ダメージ大きい感じです。
白い人をクチバシの先に乗っけて飛び去るトップゲイラー。
白い人が落ちるのではないかと思いますが、
もしかしたらトップゲイラーのクチバシは凄いネバネバして、いい感じでくっつくのかも知れません。

トドメを刺していなかった事を残念がるアバレンジャー。
割とこちらも人命軽視。
「俺の甘さのせいかも知れません。でも一方でそんな自分にホッとしている俺がいます」とレッド。
以前の博愛主義みたいな感じは「一方」扱いで追いやられてます。


 恐竜やに戻るアバレンジャー。
そこではマホロさんも混じってスキヤキの準備をしていました。

頭を下げるたびにテーブルにオデコをぶつけてしまうマホロさん。
地球とダイノアースとでは重力が違うのでしょうか。
地球とダイノアースは元々同じ星だったのが分離したものだった気がしますが、質量は均等に分かれていなかったのかも知れません。


ブラックとマホロさんは、どうやら似たもの夫婦と分かった所で次回に続きます。