第24話


 白い戦士に色々言われて落ち込んでいたレッドでしたが、メガネ女子高生の百面相で元気を取り戻しました。
そんな中、ブルーが白い人の潜伏していそうな場所のリストを手に入れたとかで、攻め込みに行こうとしています。
一斉に止める一同。
自分もブラックに言われるまで白い人のブレスが爆発すると大変だと言う事を忘れていました。
白い人を信じようとするレッドに反発するブルー。メガネ女子高生に白い人と同じ事を言っていると指摘されます。
ブルーは周囲の反対にも拘らず、一人で白い人の潜伏先を探しに行ってしまいました。

そういえばブルーまだ父親と和解してませんが、最終回までに何とかするのでしょうか。
あんまり後回しにされると、見ている方がその辺りの確執を忘却してしまいます。


 最強の怪人作成のアイデアを拾う為に、地球に降り立つ敵幹部2名。
普段鍵盤を叩いて怪獣を作っている幹部は、家電量販店の展示品のキーボードで見事なトルコ行進曲を披露。他の買い物客の賞賛を浴びています。
店員は多分無視を決め込んでいます。
そして、もう一人の幹部が資料になりそうな物を「ミケラ図鑑」に取り込んでいきます。
店員は多分、尚も見ない振りをしています。
盗難保険を掛けているのでしょう。


 次は何をコレクションするかな、と楽しそうに話しながら道を歩く幹部2名。
一見小金持ちの派手なオバサン達のようです。
そこに白い戦士登場。例の変な怪人も付いてきています。
一触即発の両者。
そのとき何処からともなく女子高生の軍団が現れ、敵幹部2名を取り囲み、騒ぎながら携帯で写真を撮ったりペタペタと触ったり。

千葉の某マウス状態に戸惑う敵幹部達。
白い戦士によれば、女子高生は地上最強の生物なのだそうです。
今後、女子高生に負ける白い戦士の姿が拝めるかも知れないと言う期待が持てる発言です。

女子高生を追い払おうとする白い戦士でしたが、敵幹部の図鑑に取り込まれてしまいます。続いてお供の怪人もついでに取り込まれました。
女子高生はそんな出来事も楽しんでいるようで、敵幹部を取り囲んではしゃいでいました。


 恐竜やではブルーと介さんを除く面子でカキ氷を食べています。
ちょうどその時メガネ女子高生の携帯が友人からの映像メールを受信。
そこには敵幹部の姿が写されています。
ブルーへの連絡をメガネ女子高生に任せ出動する一同。
しかし連絡を受けたブルーは事態を他のメンバーで片付けられると判断し、白い人の潜伏先探しを続行します。


 ブルーを除くアバレンジャーが向かった先では、敵幹部が女子高生にアンケートを取っていました。もうガングロはいないそうです。
そう言えば一昨年あたり繁華街で一人見かけましたが、彼女がラストガングロだったのかも知れないと思うと写真でも撮っておけば良かったと悔やまれます。

ところで、この手のブームの最後の一人になった人は、どういう心境なのでしょうか。
ブームが終わっているのに気付かず続けているのか、何か信念があって敢えて続けているのか気になります。


 駆けつけたアバレンジャー(ブルー除く)にビームを浴びせる敵幹部。
女子高生達は悲鳴をあげてその場から走り去ります。
危険を察知して逃げたのか、その辺をジャ〇ーズタレントでも通りかかったのかは判断付きかねます。
アバレンジャーは敵幹部と戦闘に入りますが、レッドとイエローが図鑑に取り込まれてしまいます。
トリカラから知らせを受け、「あいつら何やってるんだ」と現場に向かうブルー。
しかしブルーが到着した時には、既に最後に残っていたブラックも図鑑の中に取り込まれた後でした。
爆竜達も連絡係に落ち着いていないで助けに入っても良さそうですが、図鑑に取り込まれる事を警戒したのでしょうか。


 ひとり恐竜やに戻るブルー。
皆ブルーが来てくれると信じていたのに、となじるメガネ女子高生。
「信じてくれなんて頼んでいない」と反論するブルーにメガネ女子高生のビンタ(片道)。
さらにブルーのダイノブレスを奪おうとするメガネ女子高生。
変身する事が出来ない事を介さんとブルーに指摘されますが、メガネ女子高生はだからこそブレスに選ばれたブルーのダイノガッツを信じると言います。

相手の発言を誘導して自分の用意した結論に持ってこさせるメガネ女子高生。
ディスカッション慣れしてます。

ここで気をつけたいのは「ダイノガッツ」という用語の取り扱いです。
ここではダイノガッツがあるから良い人(信じる事が出来る人)みたいな意味を含んでいるようですが、その件に関しては証明に至っていないので(白い人の件)、その辺りで
「白い人はダイノガッツ持ちだが悪い人だ」「いや実は白い人は良い人だ」
みたいに収拾がつかなくなる可能性もあります。

しかし結論の誘導に成功したメガネ女子高生は勢いに乗り、ブルーに
「信じ合える仲間が欲しいからアバレンジャーになったんでしょう?」と指摘。
ブルーは多分「そう言われるとそんな気になってしまう」レベルで考えてしまいます。

そこに恐竜やの電話のベルが鳴り響きます。
電話にはチビッコが「ハイ恐竜やです」と正しく応対。
イエローより上手に電話に出ます。
図鑑に取り込まれたレッドが、一緒に取り込まれた怪人の能力を利用して掛けた電話でした。
イエローが恐々と怪人の頭のダイヤルを撫でています。
嫌いなものの克服に余念がありません。

レッドからの電話に彼らの救助を決心するブルー。
今回冴えまくりのメガネ女子高生の出したプランを決行します。


 道端でサンプルの女子高生を捕まえに行こうかと話し合っている敵幹部。
その前にメガネ女子高生と、変装したブルーが登場。
ブルー、本気爆発のスカート丈。膝上20センチくらいです。

2人のファンだと言って幹部に取り入ろうとするメガネ女子高生とブルー。
幹部にも気に入られたようで(特にブルー)、2人は怪人の材料になる事に話を持って行き、幹部の持つ図鑑を見せて貰える状況を作ります。

図鑑を持ち、中にアバレンジャーが居る事を確認するブルー。
その一方メガネ女子高生が巨大化させられました。
しかしメガネ女子高生は幹部を脅迫しすぐに元に戻ります。
この状況では思わず幹部達を踏み潰しそうなものですが、仲間を助けられなくなる危険があるので止めたのでしょう。
メガネ女子高生冴えてます。


 幹部達がメガネ女子高生に気を取られた隙にブルーは図鑑を持ったまま隠れます。
しかしそこに女幹部が現れ、ブルーに剣を向けます。
女幹部に言われて初めてブルーの変装に気付いた幹部2名。
自分らの人間の個体識別能力の異常なまでの低さを棚に上げて「騙したな」と怒ります。

ブルーは図鑑を奪い返され、メガネ女子高生と共に敵幹部に拘束されます。
図鑑のコレクションに加えられそうになる2人ですが、ブルーが鏡を使い図鑑のビームを反射。逆にもう一人の幹部が図鑑に吸い込まれてしまいます。
幹部が図鑑に吸い込まれた事で拘束が解けるメガネ女子高生とブルー。
一方図鑑の中ではアバレンジャー達が幹部にしがみ付き、幹部と一緒に図鑑から出て来ます。

再びアバレンジャー達を図鑑に取り込もうとする幹部。
ブルーがすかさず爆竜チェンジし、アバレイザーで図鑑を攻撃。
図鑑は爆発し、中に残っていた怪人やその他の物が出てきます。

図鑑はどうやら爆発させれば中の物が出たようです。
無駄に嫌な変装をしてしまったブルーには、掛けてあげる言葉も見つかりません。


 虚弱体質のブラックが最強のメガネ女子高生を避難させ、爆竜チェンジしたアバレンジャーと白い戦士が幹部2名に攻撃。
幹部は図鑑から出てきたガラクタを怪獣化させて退散します。
そこに爆竜たちが駆けつけ、アバレンオーに合体。
ブラキオの指名でアンキロベイルスも出動。
アバレンオーベイルスを完成させ、怪獣に挑みます。
トリケラ、ブルーが大活躍なのに即座に外されてます。
何故かキラーオーも参戦、アバレンオーベイルスと2体で怪獣を挟み撃ちにしてさっくりと倒します。


 メガネ女子高生と、トリケラ以上に外されていたブラックがアバレンジャー達3人と合流。
「アバレキラーはまた爆竜を狙ってくるでしょうか」と不安そうに問い掛けるブラック。
「あいつも信じ合える仲間がいれば目が覚めるかもな」とブルーが返答します。

白い人の仲間は今の所おかしな怪人と凶悪な爆竜です。
白い人も相当おかしな人なので、このメンバーで信じ合ってたら逆に厄介な敵になりそうです。

そして、メガネ女子高生は変装したブルーを撮影していたので、後で友人に一括送信するものと思われます。


 まだ地球にいた敵幹部2名は、おでん屋台に居合わせた恐竜やの常連のオジサンに捕まって飲み直しだそうです。
恐竜やの常連のオジサン、これから何となく世界を救うかもしれません。