映画


  15年前のダイノアース。
子供時代のブラック達に「一万五千年前に、悪い爆竜を王女フリージアが自分の命を宿した剣で封印した話」の本を読み聞かせるオジサン。
(ちなみにアカレンジャーの人らしいのでオジサン呼ばわりをすると危険かも知れません)
他の子供は話が終わったらとっととお休みですが、ブラックだけ本を見つめています。
本はカラー挿絵付き。
事あるごとに敵に襲われたりしている状況で、こんな本をわざわざ作成していると言う事は余程重要な内容を含んでいるのでしょう。
それにしても印刷か手書きか気になります。


 場面は現代の地球に変わります。
半年前に南極に突如現れた氷山を探査するヘリ。
その氷山には例の悪い爆竜がいたみたいです。
悪い爆竜は下手に封印するから長生きです。
放っておけば老衰してました。


 天気も微妙で寒そうなビーチでカキ氷を食べているレッド、チビッコ、介さん。
介さんは日焼けを防ぐ為か寒いのか柄物のシャツを着用しています。
イエロー、メガネ女子高生、ブルー、ブラックはビーチバレーに興じてます。
そのこぼれ球をキャッチしようとするレッド。
しかしボールは見知らぬ少女(凄い格好)がキャッチ。
突如現れて「やっと見つけた」とレッドに抱きつく少女。
ブラックは少女に見覚えがある様子です。
多分ブラックが覚えているのは少女の顔でなく格好です。


 そこに去年のサタラクラそっくりの怪人登場。
モチーフになっている物が6つあるヘキサノイドだそうです。
メガネ女子高生がヘキサがギリシャ語で「6」を表す事を画面の前の良い子のお友達に教えてくれます。
そこを怪人が突っ込みがてら変なビーム発射。
アバレンジャー達は何故かビキニ姿に。
野郎どもの乳バンド姿は映倫の存在に疑問を投げかけます。
あと、ブラックによればレッドは「似合う」そうです。
さらに怪人は別の攻撃(針?)を仕掛け、それに当たったメガネ女子高生は石膏像みたいになってしまいます。
アバレンジャーは変身してアバレイザーで戦闘員を一掃、その場は収まります。


 少女はアバレンジャー達に迷惑をかけてすみません、と謝罪。
「全然」とレッド、ノープロブレム。
メガネ女子高生は石膏像みたいなままですがノープロブレム。
バクレイザーという剣(折れている)を持つ少女(=フリージア王女)によれば、剣の力が尽きたので剣から出て来てしまったのだそうです。
で、ダイノガッツが必要でアバレンジャーの元へ来たそうです。


 悪い爆竜は赤道辺りまで来ていたらしく、赤道の海面に雪が降っています。
その気配にブラキオの中の爆竜はパニック。
そのためブラキオの腹がサザエさん一家が一列で乗り込んだ高床式住居のようにグニャグニャと歪みます。


 曇り空の下、オープンカーで話をする王女とアバレンジャー。
悪い爆竜を送り込んできたのはいつもの敵組織だそうです。
その時、前方から攻撃。怪人がまた来ました。
レッドと姫だけ先に進み、残りのメンバーで怪人に向かいます。
敵の攻撃でブルーが小さくされ、イエローが増殖。
増えたイエローは元のを除いて戦う気が無いようで、イエローは精神的に参ってしまいます。
ブラックは特に変な攻撃を受けず、いつも通りです。
仲間ハズレもたまには良いものです。


 そのころ、剣の破片を探してテレ朝付近に来ているレッドは王女を呼び捨てにしていました。
釣りバカには「ちゃん」のあと「さん」まで付けていましたが、レッド的に何か思う所があるのでしょうか。
そこに敵の女幹部登場。レッドとの戦闘に入りますが、レッドは観覧車に何かロープ状の物を引っ掛けてターザンのように王女を連れて戦闘から離脱。
レッド達はTV局に不法侵入し剣の破片の所まで到着。
剣の破片の入った箱を壊し、自分たちの持つ剣にくっつけ修復します。


 怪人と戦う残りメンバー。
イエローの増殖分は元のイエローの誘導で何処かへ行ってます。
怪人の足元にラジコンカーが突進。小さくなったブルーの仕業です。
ブルーはイエロー達に合流し、イエローのアバレーザーの攻撃(オヤユビユキトがどうのこうのという長すぎる口上でメモが間に合いませんでした)に乗って怪人の口の中に突撃。
体内からのブルーの攻撃に怪人は爆発。ブルーは元に戻ります。
怪人は能力を増やしすぎて巨大化できないのだそうです。
アバレンオーのビキニ姿は幻となりました。


 テレビ局では剣を狙って白い人までカメラのクレーンに乗って登場。
白い人、待ち構えている際暇すぎてこんな所に登ってたのでしょうか。
さもなければ後から来て周りに気付かれないようにクレーンに乗ったのでしょうか。

いずれにしても、凄いです。

白い人とレッドが戦闘になりますが、王女がレッドの元に再生された剣を持って現れます。
しかし王女は突如レッドを攻撃。
このタイミングでアバレンジャーの残りメンバーがレッドの元に駆けつけます。
王女は実はガルヴィディという悪者が変身していた偽者だったそうです。
この悪者、騙す為とは言え野郎に抱きついたりしていたのです。
悪者も楽じゃありません。

この苦労の多い悪者は結構強く、
悪者を「仲間にしてやる」と攻撃してきた白い戦士を逆に倒してしまいます。
ちなみに、この悪者はいつもの敵組織とは関係無い人みたいです。


 悪者の元に悪い爆竜2体がやって来ます。
アバレンジャーも爆竜達を呼び出しますし、白い人もトップゲイラーとステゴスライドンを「後を任せる」と言う形で戦闘に参加させます。
悪者は拳から爪を出してアバレンジャー達に攻撃してきます。
「楽しい夏休みを今日で終わらせてたまるか」とアバレモードになるアバレンジャー達。
自分が見に行ったのが8/30という結構ギリギリな時期だったので、暴れて夏休みが伸びるなら伸ばしたい所です。

アバレンジャーのスーパーダイノボンバーを逃れ、爆竜の中に入る悪者。

悪い爆竜達の出す吹雪をトップゲイラー達がブロックし、そのお陰でティラノ達はアバレンオーに合体。
向こうの悪い爆竜達が合体した奴はバクレンオーと言うそうです。
バクは爆竜の爆、オーは王でしょうが、レンが謎です。

あと、東京が南極みたいになってます。
足元とか滑らないか心配です。

悪者はバクレンオーの威力を見ろと普通に殴ってきます。
アバレンオーはドリルスピンを出しますが、バクレンオーは上方に回避。
しかもアバレンオーのドリルを奪い、両手にドリル状態になります。
バクレンオーは二つのドリルで横方向に飛んできて攻撃。
超電磁スピンと言って若い人を置いてけぼりにするのも何ですが、そんな感じです。


 その頃、暇なブラックは凍りついた爆竜達をファイアーインフェルノで解凍。
バキケロ達がバクレンオーからドリルを取り戻すと、トップゲイラー達も巻き込んでキラーアバレンオーに合体。

もしかして映画のトップゲイラーは映画のジャイアンポジションでしょうか。

ブラキオの尾の先に乗ったキラーアバレンオーはそのままブラキオの背を滑り降り、百烈拳みたいにタップリの手数で攻撃。
バクレンオーは爆発し、悪者と剣も放りだされます。

レッドはその剣を取ると、ティラノの尾で自分を打ち飛ばさせて、その勢いでバクレイザーソードスラッシュで悪者を攻撃。
悪者も倒されます。


元に戻る東京。
不在と思われた王女ですが、剣から映像が出てレッドにキスの身振り。
今迄目の前に偽者が居たのに本物の王女が黙ってたのは、寝てたか何かしていたからでしょうか。 
あと、王女は剣から出られないのだそうです。
剣と共に姿を消す王女。
悪い爆竜は爆発していますので、やる事はなさそうです。
あと、メガネ女子高生は元に戻れました。
結構長時間石膏像状態だったので、本人はともかく周囲は見張りとかで大変だったと思います。


いつもの敵組織では追加の怪獣が出来ましたが、遅かったみたいで仕方ないので555に出すつもりらしいです。
大変です、オートバジンやサイドバッシャーで怪獣サイズの奴を倒せるとはちょっと思えません。